フィリピン・スービックからの3泊4日のショートトリップ! ~1日目:スービックからパオアイへ移動編~
海外留学を検討している方は勉強環境だけでなく、滞在期間中にどんなレジャーがあるかを比較する方も多いと思います。滞在先のレジャー情報も大事ですが、滞在先から週末などを利用して遠出できるレジャー情報も知りたいですよね。
今回は休暇を利用して世界遺産を巡る旅行をしてきたので、その様子をレポートしたいと思います。フィリピンを訪れる方は学生も多いので、費用面も気になるところだと思います。
旅の費用を全て公開しますので、参考にしてください。現地の旅行情報は限られているので、是非この記事を参考に休日をうまく活用してフィリピンライフを楽しんでください。
今回の旅行の概要
今回の旅行は、私が学生マネジャーを務めているiYES Language School(iYES)があるフィリピン・スービックからスタートです。
1993年に世界文化遺産に登録されたバロック様式教会群の「サン・オウガスチン教会(パオアイ)」と「ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会(サンタ・マリア)」を訪れました。
また、1999年に世界文化遺産に登録された「ビガン歴史地区」にも行きました。
世界遺産には指定をされていませんが、避暑地として人気のバギオにも最後に立ち寄りました。
今回訪ねた場所は、首都マニラのあるルソン島の北部にあります。バスを使いバギオ経由で北上する方法と、マニラを経由してニノイ・アキノ国際空港(以下NAIA)から飛行機で北上する2つの方法があります。
フィリピンは道路状況が悪い場合が多くて車移動では時間が読みにくいこと、バス移動だと15時間程度の時間がかかってしまうことから今回は飛行機移動を選択し、そこからバスで各世界遺産を尋ねながらスービックまで戻ることにしました。
スービックからNAIA(ニノイ・アキノ空港)へ
旅行当日は学生マネジャーとして午前中は業務をし、昼の12時半過ぎにiYESを出発しました。徒歩でオロンガポのSM City Olongapo Downtown付近まで移動し、トライシクルを拾ってVictory Linerというバス会社のターミナルへ。(下記、Googleマップ参照)
10分くらいでバスターミナルへ到着しました。窓口でマニラのパサイというエリアのバスターミナル行きチケットを購入し、近くのコンビニで水を購入後にバスに乗りました。13時半くらいにバスが出発しましたが、マニラに入ってからは渋滞につかまり、バスターミナルに到着したのが17時15分過ぎでした。
フライトが19時05分発で、登場チェックインは45分前まで。急いでタクシーに乗り込みましたが、全然渋滞で動きません。運転手が途中で「空港スカイウェイという有料道路を使うか?」と聞いてくれたので、一か八か使ってみました。すると渋滞を見事に避けることができ、18時前にNAIAのターミナル2に到着しました。
チェックインからフライトまで
搭乗手続き待ちの人が多かったですが、ギリギリチェックインができました。手続き後すぐにフライトと思いきや、機材トラブルの関係でフライトが遅延に。結局フライトは21時半くらいになってしまいました。そのためラワグの空港に到着したのは、22時半過ぎになってしまいました。
フライトを待っている間は出発がいつになるかわからなかったのでサンドイッチを購入し、Googleが提供しているWi-Fiを使用しながら時間を潰していました。マニラの国内線のターミナルのこのGoogleのWi-Fiは、国際線があるターミナルのWi-Fiよりも接続が悪かったです。
ニュースサイトを見ることはできましたが、通話などはできませんでした。サンドイッチもフィリピン国内の物価を考えると2倍くらいの値段だったので、時間に余裕がある場合は空港に到着前に軽食をとっておくと良いと思います。
ラワグ空港からパオアイのホテルへ
ラワグの空港はすごく規模が小さく、私が到着した時は殆どタクシーがいませんでした。事前にホテルに連絡をして、空港ピックアップサービスに申し込んでおくことを強くお勧めします。
サン・オウガスチン教会のすぐ近くにホテルを取っていたので、そこまでホテルに手配をお願いしておいたタクシーを使って移動しました。
ラワグ空港からサン・オウガスチン教会のあるパオアイへは、車で30分ほどでした。私が住んでいるスービックや以前訪れたことのあるマニラやセブとは違い、全然街灯やお店がありませんでした。
ホテル付近の行きたいレストランを調べておいたのですが、到着時間が遅かったので残念ながら既に閉店していました。そこで仕方なく、セブンイレブンで買ったカップ麺を食べて、その夜はしのぎました。非常に治安が良いエリアだったので、夕食後は移動で固まった体をほぐすことも兼ねて、サン・オウガスチン教会まで散歩をしました。
泊まったホテルはスタッフさんが丁寧に対応をしてくれました。案内された部屋が1階だったということもあってかシャワーの水圧は殆ど問題ありませんでしたが、Wi-Fiが非常に弱かった点が残念でした。
東南アジアの旅行ではホテルのWi-Fiが弱いケースが多いので、事前に極力Google Mapのオフライン地図をダウンロードしたり、必要な情報はスクリーンショットを撮っておいたりすることをおすすめします。
1日目の費用の内訳
内容 | 費用(フィリピンペソ) | メモ |
飛行機のチケット | 2,169ペソ | 手荷物7kgのみのチケット料金 |
トライシクル | 40ペソ | オロンガポ→バスターミナル |
バス | 242ペソ | オロンガポ→パサイ |
タクシー | 190ペソ | パサイのバスターミナル→マニラ空港 |
夕食 | 327ペソ | サンドイッチ、カップ麺、水 |
タクシー | 380ペソ | マニラ空港→ホテル |
ホテル | 695ペソ | – |
合計 | 4,043ペソ | 日本円で8,894.6円(2.2円計算) |
まとめ
今回のコラムではスービックからマニラ空港を経由して北上し、世界遺産のあるパオアイのサン・オウガスチン教会までの移動方法と費用を紹介しました。
飛行機を使用したので多少費用はかかっていますが、それでも一般的な旅行と比べると非常に安いと言えるのではないでしょうか?これもフィリピンの魅力の一つだと思います。
次のコラムではサン・オウガスチン教会の観光やラワグの観光、旅の一番の目的であったビガン歴史地区の観光などを紹介していきます。