フィリピンの語学学校を迷っているあなたにおすすめしたいMMBSという語学学校
「フィリピンに留学することは決まったけど、学校が多すぎてどこにすれば良いのかわからない。」
一説によるとフィリピンには500校以上の語学学校があると言います。
検索しても次から次へと違う学校が出てきたら、確かにお手上げ状態になりますよね…。
この記事では、以前私が通ったターラックにある「MMBS」という語学学校の紹介をしていきたいと思います。少しでも学校選びの参考になれば幸いです!
MMBSってどんな学校?
MMBS(Man To Man Boarding School略)は、ターラックというルソン島の北部に位置します。
ターラックという都市は、のどかで穏やかな田舎町なので治安も比較的良く、初めての海外で不安という方にも十二分におすすめできる都市です。
英語力の向上に実績のあるMMBSはTESDAの認可校であることはもちろんですが、フィリピンの語学学校の中の模範校としても認められています。
そんなターラックにあるMMBSのおすすめポイントを4つ紹介していきます。
キャンパス型学校の利点
1つ目のおすすめポイントは、ビレッジタイプのキャンパス型語学学校という点です。
フィリピンの語学学校は、ビルの中に学校施設が全て収まっているタイプと、広い敷地に学校を構えているタイプがあります。ビル型は土地が限られるセブに多く、郊外の学校はキャンパス型が多くなります。
MMBSの敷地は本当に広く、なんと3ヘクタールもあるんです!その中には、教室や寮はもちろん、プール・バスケットコートや売店まであります。
学校内だけでも十分生活できるようになっている充実した校内設備です。
そしてキャンパス型のこの学校では、ビル型と違い、どこで授業をしてもOKということになっていました。
なので、私は授業前によく先生に、「I want to go to Bahay Kubo!」と言い、“バハイクボ”で授業を受けさせてもらっていました。
バハイクボとは、南国に良くある風通しの良い日よけ小屋になります。(下写真参照)
教室での授業も良いのですが、自然豊かな南国の雰囲気を味わえるバハイクボの中での授業はまた一味違うものがあります。
心なしか気持ちまで開放的になり、いつもよりおしゃべりになっている自分がいました。(笑)
このような環境の変化も英語の学習には効果的であると言えます!
授業だけではなく、自習の時間や息抜きの時間、また外で軽食を買ってきてバハイクボの中でピクニックのように食べるなど活用していました。
私は睡眠時以外ほぼバハイクボの中で過ごしていたと言っても過言ではないくらい、バハイクボを愛していました。(笑)
このように、野外で息抜きができる場所があるということが、MMBSの良さであると言えます。
ビル型の学校だと屋外施設が無いので、外の空気を気軽に吸える環境が無いのがネックですね…。
ですから、ビルの中で半日以上の時間を過ごしていれば、当然外の空気を吸いたくなりますし、体だって鈍ってくるので、どうしても放課後に遊びに行く頻度が増えてしまいます。
一方で、MMBSは学校内に屋外スペースがたくさんあり、外の空気をいつでも吸える環境や1人になれるスペースもあるので、あまり平日に外出する人はいません。
そういったところが、ビル型とキャンパス型の違いですね。当然、余計な外出もないので無駄なお金も使いません。
深い関係になれるバッチメイトの存在
2つ目のおすすめすべき点は、バッチメイトと仲良くなれることです。
フィリピン留学では、同日に入学した生徒同士をバッチメイト(Batchmate)と呼びます。多くの人が、一人で留学をして、初日を迎えると思います。
初めての土地、聞きなれない言語に緊張や不安など様々な感情を抱えるかと思いますが、そこで出会う同じ境遇の仲間の存在は、あなたにとってかけがえのないものになります。
どこの学校にも少なからずバッチという制度はあるかと思いますが、ここMMBSではその絆が特に強いように感じました。
ここで出会う人々は、「みな英語を話せるようになって海外の学校に行きたい!」や、「海外で働きたい!」や「世界一周をしたい!」などと、夢を持った人たちばかりなので、一緒にいるだけで本当に刺激になりました。
MMBSがあるターラックはビーチリゾートがあるワケでもないですし、有名な観光地や手間パークがあるワケでもありません。留学しに来る学生の目的はただ1つ。
英語力をしっかり伸ばして、「次のステップにつなげたい!」という全員が同じ目標を持ってMMBSに入学してきます。
ですので、生徒同士の目的意識が非常に近いので、意気投合しやすい環境なんですね。ターラックにはビーチリゾートのイメージも無いですし、夜の街遊びの目的でMMBSに来る人はいませんので!(笑)
私自身、バッチメイトと週末にショッピングセンターへ行ったり、ほんの空き時間にカフェでおしゃべりをしたり、たわいもないことから真剣な相談までするくらい深い仲になりました。
一番仲の良いバッチメイトとは、帰国してからは北海道と東京という簡単には遊びに行けない距離になってしまったのですが、お互いの家に遊びに行くことや近況報告は欠かさず行い、4年経った今でも大切な友人のうちの一人です。
人気のセブに比べると費用が安い!
3つ目のおすすめすべき点は、費用の安さです!
ご存知の通りフィリピンには沢山の語学学校があります。費用も場所によってそれぞれですが、中でもMMBSはかなりお手頃な部類に入ると思います。
セブ島にある学校に1ヶ月間のフィリピン留学を想定すると、おおよその予算目安は以下の通りになります。
セブ島の某人気語学学校の場合
・期間: 1ヶ月(4週間)
・部屋: 2人部屋
・カリキュラム: マンツーマン5コマ・グループ2コマ+オプション
2. 現地支払費 : 3万円
3. 生活費 : 4万円
4. 航空券代 : 5万円
これでも欧米などの留学費用に比べると十分安いと言えますが、ターラックにあるMMBSはさらに安くなります!
では、見ていきましょう。
MMBSに通った場合
・期間:1ヶ月(4週間)
・部屋:2人部屋
・カリキュラム:マンツーマン5コマ・グループ1コマ
2. 現地支払費:3万円
3. 生活費:2万円
4. 航空券代:5万円
いかがでしょうか。
1ヶ月という短い期間でも、これほどお得に留学ができちゃうんです!
ここでは、2人部屋を紹介していますが、4人部屋でも大丈夫という方はさらに予算を抑えることができます。
部屋タイプが大部屋になればなるほど、費用は割安になっていく仕組みです。実際私も4人部屋で生活をしましたが、愉快な友達もできましたし、光熱費もその部屋の人数で折半することになるのでその分節約にもなりました。
ちなみに、時期にもよりますが、閑散期などは生徒が少ないため4人部屋にも関わらず、1人で使えるというようなこともあるようです。
ルームメイトが違う国籍の人だった場合、英語を使うことにもなるのでもちろん英語の勉強になるという点でもおすすめできます。
授業の質が高い!
4つ目のおすすめポイントは、授業の質の高さについてお話したいと思います。
やはり、せっかく英語を学ぶのであれば先生の質は気になりますよね?
日本の一斉授業と違い、マンツーマンで授業を行う分先生の質や性格が、授業内容ひいては自分のやる気を大きく左右すると思います。では、MMBSはどうなのでしょうか。
実際MMBSの先生は熱心な人が多く、英語教授法資格(TESOL)修了など、熱意だけではなく先生の質も高いという印象です。
先生の性格は、陽気な方が多く、いつもジョークを言ったり時には急に歌いだしたりするユニークな先生ばかりでした。(笑)ちなみにフィリピン人は歌がうまい人が本当に多いです。
なので、50分という1コマもあっという間に終わってしまい、次の授業が楽しみで仕方ありませんでした!
また、MMBSの時間割は一人ひとり異なっているため、卒業後の目的に合わせて英語を学ぶことができるのです!マンツーマン授業主体ですので、自分の学びたい科目を選択し、それに集中して勉強を進めていくことができます。
例えば、世界一周に必要な英語力と、就職に活かすビジネス英語では、違う種類の英語力が必要になってきます。そのため、全員が同じ授業内容だと自分が求めていない分野を勉強することが起きてしまいます。
そのようなことが起こらないために、MMBSでは入学時に自分が学びたい科目を選択してからスケジュールを組みます。もちろん、後からのカリキュラムの変更も可能です。自分の学びたい科目に合わせて集中的に勉強することができるのは、MMBSの強みであると言えます。
また、現在(2020年2月時点)は日本人比率が15%と低い割合になっているので、「日本人のいない環境で英語を学びたい!多国籍の友達を作りたい!」という人にとって、おすすめの学校と言えるでしょう。
【まとめ】 地方の語学学校は穴場です!
いかがだったでしょうか?
今回は、以前私が行ったMMBSの紹介をさせて頂きました。
MMBSは本当にあたたかい学校です。今回の記事をご覧頂いて分かる通り、本当に良い思い出ばかりです。
もし今、語学学校選びに悩んでいる方がいましたら、一度調べて検討してみてください。
先生やスタッフ、同じ目標を持った生徒が、きっと支えてくれます。あなたの留学生活は素晴らしいものになること間違いないです!
それではまた次回の記事でお会いしましょう。