フィリピン・スービックからの3泊4日のショートトリップ! ~3日目:ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会、バギオ編~
旅の3日目は、世界遺産ビガン歴史地区から世界遺産サンタ・マリアのヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会へ移動し、バギオまで旅をしました。
バギオまでのアクセスは日本語で簡単に調べられますが、世界遺産サンタ・マリアのヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会への移動情報に関しては殆どみつけることができませんでした。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教に訪問したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ビガン歴史地区からサンタ・マリアのヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会へ
3日目の朝は、朝7時半過ぎにホテルを出ました。空腹の状態でバンでの移動は車酔いするだろうと思い、コンビニで水とカップラーメンを購入して素早く腹ごしらえをしました。その後、バスターミナルまでトライシクルで移動しました。
8時前にビガンのバスターミナルへ到着したのですが、すでにバンは結構な人数がいました。(下記Googleマップ参照)満員になるまでは出発しないとのことで、15分くらい待ってから出発となりました。バンには運転手を除いて最大で20名も乗り込んできて、車内はぎゅうぎゅうでした。
エアコンも効いていない車内で、1時間くらいの移動はかなり大変でした。このようにエアコンが使えない可能性も想定して、ビガンからサンタ・マリアの移動は早朝にすることをお勧めします。また、何か胃の中に入れておかないと車酔いはしやすいと思うので、事前に何か食べることを強くすすめます。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会
幸運なことにバンが教会の前を通過するルートで、9時過ぎには到着できました。観光客が少ない時間帯なのでゆっくり観光できるかなと思っていたところ、当日は結婚式が行われるとのことで多くの人がいました。
教会の周辺はお祝い事で賑やかでしたが、世界遺産を使っての結婚式を見ることができてかえって良かったです。現地の人の生活を垣間見ることができるのも、バックパックの楽しみだと思います。
教会自体はこぢんまりとしていますが、周りに大きな建物などがないので歴史の重厚さを感じることができました。教会の中の装飾も綺麗でしたが、この教会は外観が個人的にはおすすめです。
教会の正面入り口からの眺めよりも、その裏側からの眺めがすごく綺麗でした。正面入り口は道路が舗装されていて東南アジアの雑多な雰囲気が感じられてしまうのですが、裏側はいまだに周辺が畑で建物がありません。
そちら側からの眺めは、ここがフィリピンであることを感じさせないものでした。私が旅行をした時点で裏側も少しですが工事が行われていました。古き良き教会の佇まいを見られるのは、今だからこそです。
フィリピンに来る機会があれば、早いタイミングで訪れてほしい観光地です。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会からバギオへ
次なる目的地のバギオへは、バスで移動をしました。ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会の正面入り口にトライシクル乗り場があるので、そちらからバギオ行きのバス停までと伝えると連れていってくれます。(下記Googleマップ参照)大体5分くらいと非常に近いところにバス停はありました。
バス停に着いたのは10時過ぎでしたが、バス移動に備えて近くの中華のファーストフード店で軽食を取りました。これが大正解でした。バスに乗車してからバギオに到着するまで約5時間かかったからです。
軽食と車内で飲むための水の購入はマストだと思います。トイレ休憩は途中に一回ある程度でしたので、水分はとり過ぎない方が良いでしょう。
バギオは標高が1,400mくらいの山間部です。移動中はクネクネとした山道を登ることになるので、車酔いしやすい人は必ず酔い止めを飲むようにしてください。
バギオの絶品タンシチュー
バギオに到着したのは16時くらいでした。お腹が空いていたので、事前に調べていた「Hill Station」というお店にすぐに行きました。こちらはフィリピン料理だけでなく、いろいろな国の料理が食べられます。
オススメのメニューを聞いたところ、タンシチューが良いと言われたので、頼んでみたところこれが大当たり。すごく柔らかく煮込まれていて、本当に美味しかったです。
デザートにアップルパイのアイクリーム添えとコーヒーもいただきました。アップルパイはこれでもかというくらいリンゴが入っていて、もはやパイ感はありませんでした。(笑)
フィリピンは非常に甘い味付けが多い中で、こちらのアップルパイはそこまで甘くなくて美味しかったです。また、こちらのお店ではフィリピンで収穫されたコーヒーを飲むことができます。こちらもぜひ試してみてください。
メインメニューは400ペソ前後で食べられますし、デザートも150ペソ前後で食べられます。フィリピンの方からしたら高級レストランの部類に入りますが、日本人にとってはお手頃な価格です。
お店の雰囲気もすごく良いので、ぜひバギオ観光の際には立ち寄ってみてください。
バギオで市内散策
食事の後は、市内を散策しました。最初にバギオ大聖堂に行きました。中を見たかったのですが、ちょうどミサの最中で凄い人の数で断念しました。外観だけでも十分綺麗なので、時間のある人は見学をしてみると良いと思います。
レストラン「Hill Station」から徒歩で10分もかからない場所にあるので、食後の散歩を兼ねて行くのがオススメです。
その後はバーンハム公園に行きました。バギオ大聖堂から徒歩でこちらも10分程度のところにあります。公園の中央にある池でボートに乗ったり、レンタルサイクルでサイクリングをしたりできます。すごく広いので、ボール遊びをしたり、ピクニックをしたりすることもできます。のんびりと過ごすのにオススメです。
バギオ ・クラフト・ブリュワリー
ランチ後の散策で少し小腹が空いたので、ディナーを兼ねて「Baguio Craft Brewery(バギオ ・クラフト・ブリュワリー)」というレストランへ。こちらのレストランは街中から少し離れたところにあります。タクシーで大体100~150ペソくらいの距離だと思っていてください。
このお店ではバギオの地ビールが飲めます。お店に入るとカウンターの裏に、たくさんのサーバーが見えます。たくさん種類があって悩むと思いますが、店員さんに言えば試飲をさせてもらえるので大丈夫です。
こちらではいちご風味のビールなど、個性的なビールも飲むことができます。いろいろなビールを試飲させてもらって、お好みのビールを楽しんでください。運が良ければ店内でバンド演奏などが行われているので、そちらもぜひ楽しんでください。
ナイトマーケット
バギオでは毎晩21時からナイトマーケットが行われています。衣類が大半を占めていますが、靴やアクセサリーも売られていました。古着なども多く売られているので、興味のある人はぜひ行ってみてください。
ただ、多くの人の出入りがあるのでスリなどの犯罪には気をつけてください。私はお酒を飲んでいたこともあって、少し見学をしてすぐに帰ってしまいました。
旅では身の安全を第一に行動をしてください。特にアルコールを飲んだ後は注意力や警戒心が落ちていることが多いので、食後は要注意です。
3日目の費用内訳
内容 | 費用(フィリピンペソ) | メモ |
水 | 35ペソ | 1日分 |
軽食 | 135ペソ | 2回分(カップ麺、中華ファーストフード店) |
トライシクル | 30ペソ | サンタ・マリア行きバスターミナルまで |
ミニバン | 50ペソ | – |
トライシクル | 20ペソ | 教会→バギオ行きバスターミナル |
バス | 296ペソ | バギオまで |
ランチ | 614ペソ | チップ代100ペソ含む |
タクシー | 200ペソ | クラフトビールレストラン往復 |
ディナー | 900ペソ | キャッシュオンスタイルでチップなし |
ホテル | 945ペソ | – |
合計 | 3.245ペソ | 日本円で7,535円(2.2円計算) |
まとめ
今回のコラムでは、世界遺産サンタ・マリアのヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会観光や、バギオへの移動や観光などをレポートしました。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会は世界遺産に指定をされているものの、メジャーな観光地ではないのでネットでもなかなか情報が出て来にくいです。特に現地のバスやバンを利用した交通手段は、行ってみるまでわかりませんでした。実際に旅をしたこの情報を使って、ぜひ世界遺産を周って欲しいなと思います。
3日目は移動に多くの時間を使ってしまったので、バギオでは美味しい食事を食べることが主になってしました。旅の最終日である4日目はバギオの有名観光スポットの周り方とスービックまでの帰り方などを細かくレポートします!次回もお楽しみに!