フィリピン・スービックからの3泊4日のショートトリップ! ~4日目:バギオ観光、スービック帰還編~
今回のコラムは、旅の最終日のレポートです。
バギオの観光地巡りや、iYES Language School(以下iYES)があるスービックまでの帰り方などを詳細にレポートしています!
ぜひ旅のプラン作りの参考にしてみてください。
※上記写真は、バギオの「ザ・マンション」の巨大な門。コチラの門は、ロンドンにあるバッキンガム宮殿をイメージして造られたそう。
帰りのバスの予約へ!
以前バギオで英語留学をしてからiYESのインターンプログラムに来てくれていた航平君から朝の段階で帰りのバスを予約することを勧められていたので、観光の前にバスの予約に行きました。
ちなみに、航平君のインタビュー記事もあるので、読んでない方は是非ご覧ください!
実際、行ってみるとその理由がすぐにわかりました。朝8時の段階ですでに窓口に列ができていました。フィリピンのバスは、当日でないとチケットが買えない路線が多くあります。ちなみに、インターネットで購入できる路線に関しては事前購入が可能です。
バギオからオロンガポの路線は事前購入ができない路線なので、当日購入しかありません。そのため、朝から30分以上並んでチケットを購入しました。バスターミナルの位置は、下記Googleマップを参照ください。
朝の段階でも夕方の便は満席でした。そのため14時過ぎのバスに乗ることにしました。帰りのバスに乗る時には、朝の5倍以上の人数が窓口に並んでいました。予想では、窓口に辿り着くまで2時間近くかかると思いました。
必ず朝の段階でチケットを購入した方が良いです。最悪の場合、当日分のチケットが購入できない可能性があります!
マインズビューパーク
チケットを購入してから、早速バギオの観光開始です。基本的にはローカルの交通手段を使いたいのですが、時間が限られていたのでバスターミナル付近からタクシー移動をしました。マインズビューパークまでは約15分くらいでした。道路の交通状況によっては、もう少し時間がかかると思います。
マインズビューパークは名前の通り、絶景を見ることができます。パーク内では民族衣装の貸し出しサービスや、馬に乗って記念撮影をするサービスがあります。こちらは有料ですが、すごく安いのでぜひ体験してみてください。
観光スポットとして有名なので人が多く、ゆっくりするような場所ではないです。私は民族衣装を着て馬に乗って写真を撮ってすぐに出ました。観光する時は、1時間くらいを見積もっておくといいと思います。
Cafe By The Ruins Duaで朝食
コチラのカフェ「Cafe By The Ruins Dua」は、マインズビューパークでのタクシーの移動中に朝ごはんを食べられる場所をインターネットで調べていたら、おすすめで出てきたので行ってみました。マインズビューパークから歩いて15分くらいでした。
タクシーでの移動もできますが、マインズビューパークに行くまでに道が混んでいることに気づいていたので、歩いた方が早いと思って歩いて行きました。基本的に道路は下り道でしたので、バギオの気温が涼しいことも重なって、歩いても全然気になりませんでした。
また、マインズビューパークの付近は街並みが綺麗だったので、歩いて景色を楽しむのも良いと思います。
カフェのおすすめはエビカレーということだったので、早速そちらを注文しました。エビがプリプリで、カレーもココナッツの風味がして美味しかったです。
フィリピンの料理は日本人にとって量が多すぎることが多いのですが、こちらのカフェではちょうど良い量が出ました。朝からカレーを注文しても、ここのお店なら大丈夫だと思います。
食後にプリンとフィリピンのコーヒーを勧められたのでこちらも注文しました。プリンは甘さが控えめで、硬さも程よくてとても美味しかったです。コーヒーとの相性も抜群でした。聞いたところ、お店でコーヒー豆の焙煎をしているようです。コーヒーが好きな人はぜひ訪れてみてください!
ザ・マンション
バギオにいる間にしっかりとランチを食べてから帰りたいと思っていたので、お腹を空かせるためカフェから歩いて向かいました。こちらもカフェから15分ぐらいで着きました。こちらも下り道ばかりだったので、歩いても気にならない距離でした。
ザ・マンションは入り口の門が最大のフォトスポットとなっています。(記事トップの写真)11時半前に行ったのですが、あいにくの逆光となってしまいました。写真を撮りたい方は時間の余裕があれば午後に行く方が良いと思います。門の横から中に入ることができますが、中はほとんどが立ち入り禁止エリアとなっています。
写真スポットという感じで、観光の時間はほとんど考えなくて良いと思います。ただ、道路を挟んだ反対側は庭園みたいな感じになっており、こちらは少し散歩ができます。ここで踏まえて30~45分くらいが観光時間の目安でしょう。
ボタニカルガーデン
ザ・マンションを見学しても全然お腹が空いてなかったので、ボタニカルガーデンまで歩きました。こちらも基本的には下り道で、歩いて15分もかからないくらいでした。
入り口の看板の前では、民族衣装を着た女性と写真が撮れます。行列ができていたので、一緒に写真を撮りたい人は時間に余裕を持って行ってください。公園の奥の方には第二次世界大戦時に日本軍の野戦病院として使用された防空壕がそのまま残っているそうなのですが、そこに到達する前に飽きてしまってすぐに出ました。
個人的には、時間があれば行くレベルの観光スポットという認識でいいと思います。ゆっくり見たとしても1時間もあれば足りると思います。
またしても「Hill Station」へ!
ランチは昨日と同じ「Hill Station」へ行きました。ご飯がすごく美味しかったことと、バスターミナルに近いという理由で決めました。ボタニカルガーデンの目の前の道路からSMモールの付近までジプニーが出ています。お店がSMモールの付近なので、ジプニーで移動しました。10分もかからないくらいだったと思います。
ランチではカンボジアのチキン料理を食べました。パンだけでなく、赤米入りのライスもついていたのが良かったです。味は美味しかったのですが、説明が難しい味でした。(笑)どの辺りがカンボジア風なのかもよくわかりませんでした。(笑)是非自分の舌で感じてみてください。
昨日に続いてデザートも食べました。チョコレートブラウニー的なものにアイスクリームが乗せてあるものと、コーヒーをセットで頼みました。こちらはかなり甘かったですが、チョコレートのこってりした感じが美味しかったです。短期滞在でしたら毎日行っても良いなと思うレストランでした。バギオ観光の一番のオススメです!
バギオからスービック経済特区中心街へ!
「Hill Station」からタクシーで5分もしないところにバスターミナルはあります。初乗り料金くらいで行けるので、時間を節約するためにタクシーで行きました。
すでに朝の段階で乗車券を買っていたので、すぐバス乗り場に行きました。人もバスの数も多いので、少し遅延していました。
ちなみに、バスの停車場所は決まっていなさそうだったので、しっかりとスタッフの人に目的地を伝えて、どこのバスかを確認するようにしましょう。
実は旅の中で一番きつかったのが、バギオからオロンガポへのバス移動でした。グーグルマップ上では5~6時間程度で移動できると書いてありましたが、全くそんなことはありませんでした。
まずバギオから40キロくらいの地点に到達するまでで3時間くらいかかり、そこで1度目のトイレ休憩がありました。そこからさらに3時間くらい移動したクラークという街のバスターミナルでトイレ休憩がありました。
そして最後にオロンガポまで2時間くらいかけて移動しました。今回のバスは、この旅で使用したバスの2倍くらいの料金設定でした。そのため、勝手に有料道路を使って早く帰れるかと思っていましたが、大きな間違いでした。
普通に路線バスのように一般道を使いながらの移動に加え、途中で道端の乗客を拾いながらの運行でした。しょっちゅう道端の人を拾っていたので、かなり時間がかかりました。
疲れたタイミングで乗る帰りのバスが一番しんどいので、そのことは知っておくと良いと思います。
長距離バスの対策としては、リラックスできる服装に着替えることや、クッションやアイマスクがあると便利です。
オロンガポのバスターミナルには、夜10時くらいに到着しました。
そこからはトライシクルでSMモールオロンガポの付近まで移動し、スービック経済特区中心街に戻りました。最終的に夜の10時半前にはiYESに戻ることができました。
治安のことや翌日以降のスケジュールを考えるとバギオを出発するのは14時台のバスで結果的に良かったと思います。
4日目の費用内訳
内容 | 費用(フィリピンペソ) | メモ |
水 | 15ペソ | 1日分(ホテルで500ml一本もらったの含む) |
タクシー | 150ペソ | バスターミナル→マインズビューパーク |
民族衣装レンタル | 30ペソ | – |
乗馬写真 | 50ペソ | 3ショット分 |
朝ごはん | 561ペソ | チップ代500ペソ含む |
ジプニー | 9ペソ | ボタニカルガーデン→SMモールバギオ |
ランチ | 654ペソ | チップ代80ペソ含む |
タクシー | 39ペソ | レストラン→バスターミナル |
バス代 | 488ペソ | バギオ→オロンガポ |
トライシクル | 50ペソ | オロンガポバスターミナル→SMオロンガポ |
合計 | 2,046ペソ | 日本円で4,502円(2.2円計算) |
まとめ
今回の旅の費用は、4日間で12,254ペソ(日本円で26,959円) でした。
世界遺産を3箇所(パオアイのサン・オウガスチン教会、ビガン歴史地区、サンタ・マリアのヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会)も巡って、3万円もかからないのは、物価の安いフィリピンでの旅行の醍醐味だと思います。
今回は何度かお酒を飲んだりしたので、この部分を減らせばさらに少ない資金で旅をすることもできると思います。学生など予算に制約がある場合は、この辺りを調整してみてください。
日本ではフィリピン留学といえばセブ島・海のイメージがあり、今回紹介したような歴史的な観光スポットについてはあまり知られていません。しかし、実際のところフィリピンは島国なので、どのエリアに留学してもマリンアクティビティは楽しむことができます。
海ではしゃぐのも楽しいですが、せっかく留学をするのであれば留学先の歴史的観光名所を巡ることにもチャレンジしてほしいと思います。語学学校で学んだ英語を使って旅をするのは、英語学習の大きなモチベーションになると思います。
様々なアクティビティでリフレッシュしながら留学を楽しんでください!