【フィリピン留学】急成長の都市!フィリピン留学の穴場イロイロについてご紹介します!
初めまして。
コロンブス語学院(Columbus English Academy)で日本人マネージャーとして勤めておりますMAHOと申します。コロンブスは、フィリピンのイロイロにある語学院です。
みなさんは、イロイロという都市をご存知でしょうか?
最近英語留学の国として、人気急上昇中のフィリピン。その中で思い浮かべる都市と言えばやはり、首都であるマニラや観光地として有名なセブだと思います。
もちろんマニラやセブは観光地で、娯楽施設や綺麗なビーチがたくさんあるのでもちろん魅力的ですが、私のいるイロイロもたくさんの魅力溢れる都市なんですよ!
ぜひこの記事を読んで、イロイロの魅力を感じて欲しいです。
イロイロってどんな都市?
まずイロイロという名前。
日本人であれば、色々?イロイロ?と2度聞きしてしまう名前ではないでしょうか(笑)
イロイロ(iloilo)は、フィリピン中央部のピサヤ州、ピサヤ地方にあるパナイ島の中心都市で、パナイ島で最も古い歴史を持つ都市であり、商工業の中心地でもあります。
イロイロは、”City of Love”「愛の街」という愛称を持っています。
人口は約43万人(東京都町田市と同じくらい)の地方都市です。
イロイロの地名は「イロン-イロン(Irong-Irong)」に由来し、それが短縮されてイロイロと呼ばれるようになりました。
1500年代にスペインの植民地になりますが、その後独立、アメリカの植民地化、日本軍の駐屯などの歴史を持ちます。現在では、砂糖やマンゴー、バナナなどの輸出が盛んです。
日本でよく見かけるフィリピンバナナは、実はイロイロの港から輸出されているんです。
2015年に開催されたAPEC会議(アジア太平洋経済協力会議)では、マニラやセブの大都市に加え、イロイロでも行われました。
最近ではホテルや大規模な施設の建設も頻繁にされ、今後経済発達が期待される都市です。
イロイロが位置するのは、首都マニラがあるルソン島よりも左にあり、セブに近いです。
日本からイロイロへ留学する際は、直通便は出ていないので、通常はマニラから国内線で乗り換えてイロイロまで行く流れになります。
セブの空港からも国内線があり、約40分で行くことが出来ます。なので、日本からイロイロまでは5~6時間ほどで行く事が出来ます。また空港から市街地までは、タクシーで約30分とアクセスも便利です。
イロイロはフィリピンの他の都市同様雨季(6~11月)と乾季(12~翌年5月)の二シーズンに分かれます。
年間の平均最高気温は30度前後、年間を通しても暖かで、過ごしやすい気候が特徴です。
シティー・オブ・ラブ・イロイロ
イロイロは、”シティー・オブ・ラブ(愛の街)”という愛称通り、現地の方々も優しく温かい方が多いです。
また、イロイロはフィリピン政府が行った国民生活満足度の調査「最も住みやすい街ランキング」で第1位に輝いたことがあるほどで、治安も良く安心して滞在する事が出来ます。
その上、”NOカジノ、NOスラム、NOストリートチルドレン”を掲げ、安全な街づくりに積極的に取り組んでいます。
セブやマニラは観光客も多いため、比較的お金を持っている外国人観光客を狙った犯罪も多く、移動にも十分に気を付ける必要があります。
しかし、イロイロは他の地域に比べると、安心して出歩く事が出来ます。のどかな雰囲気で、勉強に励みたい人にはぴったりです。
しかし、いくら治安が良いとはいえ、海外は海外。最低限の注意は計りましょう。
教育学園都市イロイロ
フィリピン留学を検討する際に、日本人留学生の多くが心配されるのは、ネイティブスピーカーではないフィリピン人から英語を学び、訛りや発音は大丈夫なのか?という点だと思います。
実際にフィリピンはフィリピンのローカル言語があるため、100%ネイティブが使用するスラングを使用するとは言い切れません。
留学生にとっては、発音や訛りが気になるとは思います。フィリピン訛りも幾分ありますが、それ以外にもオーストラリア訛り、スペイン訛り、インド訛りなど英語には様々な訛りが存在します。
綺麗な発音は音楽や映画などで、気軽に触れることはできます。しかし、今後グローバル社会における日常で使える英語を身につける上で、様々な英語に触れ、相手が綺麗な発音でなかったとしても相手の発言をきちんと理解できるリスニングスキルを身に付けることが重要です。
とは言っても、「フィリピンの英語はどうなの?」とやっぱり気になるという方もいらっしゃいますよね。イロイロにはアメリカやカナダ、イギリスなどのコールセンターがたくさんあります。そういう事情からも、イロイロはその他の地域に比べて英語力が高いと言われています。
その証拠として、イロイロは教育学園都市と呼ばれており、国連が保健、教育、所得の側面で国や地域ごとの平均達成率を測るために設けた指標であるHDI(人間開発指標)、この指標の教育部門の数値では、イロイロはフィリピン全体の0.88よりも高い0.942となっています。
留学先で有名なセブやクラークよりも高いことからも、イロイロという地域の教育水準が高いことが伺えます。
その理由として、フィリピンの中でもトップクラスと言われているフィリピン大学をはじめ、名門と呼ばれる大学が30校以上も集まっています。
さらに他の地域に比べてイロイロには語学学校が少なく、先生も優秀な人材を確保しやすいため、教師の質が高いとされています。
さらに留学する際、日本人比率が少ない学校を選ぶ生徒も多いのではないでしょうか?
イロイロは観光地としてもマイナーな事や、語学学校自体少ない事から、日本人留学生の認知度が低く、日本人比率が少ない学校が多いです。
英語だけで過ごす、しっかりと学べる厳しい環境に身を置きたい方にはピッタリです。
フィリピン留学先として最も人気のあるセブは、自分が勉強目的で行っても勉強よりも遊び優先で来る学生もいます。同じ校内で共同生活している分、その誘惑や誘いに断りづらい側面があります。
また、「友達は遊んでいるのに…。」という周りの影響を受けることも多々あることでしょう。
イロイロには遊びのイメージはなく、勉強第一で来る学生がほとんどです。そもそもイロイロがどんな街すら知らない人が大半ですし、遊びのイメージを持って留学する人はほぼいません。
周囲の空気は感染していきますので、学習環境は非常に大事なのです!
周りの意識が高ければ、自然と意識高く勉強に励めます。一方で、周りが遊んでいると、同じように遊んでしまうのが人間です。
例えば、中学受験する方は、なぜ私立中学を選ぶのでしょうか?それは、意識の高い人だけが敢えて受験をして集まってくる環境だからですよね!誰でも入学できる公立中学だと、流されてしまうリスクがあるので、私立中学のニーズがあるのです。
それと同じで、英語力アップを第一に考えた場合、学習環境こそが何よりも重要であることを頭の片隅に置いて学校選びをしましょう!
その点、イロイロは誘惑も少なく、勉強意欲の高い人が集まるため、周りがあなたの学習意欲をさらに高めてくれ、いい影響を与えてくれるでしょう。
私のいる、コロンブス語学院も一律して日本人比率10%以下で、生活する上で日本語を使うことはほとんどありません。
コロンブス学院は意識の高い生徒様が多いため、私自身も学院ではできる限り日本人生徒さんにも英語で会話するように心がけています。
物価が安く住みやすい
留学中は先生や友達と遊びに行ったり、外食に行ったりと、どうしても出費がかさみがちですよね。
もともと物価は安いフィリピンですが、地方都市であるイロイロは、観光客が多い都市部に比べて物価はさらに安く、タクシーの初乗りは40ペソ、ジプニーは8ペソ、 ストリートフードは5ペソ~、 食堂50ペソ〜となっています。(1ペソ=約2.2円)
観光地化されていない分、マニラやセブの大都市に比べ物価が安いのが特徴です。また、セブのような観光地ではないので、外国人に対して法外な額を請求されることもほとんどありません。
語学学校自体も都市の学校に比べて安いため、他の地域より安く過ごす事ができます。
また、留学に行くと海外ということもあって、どうしても羽目を外したくなってしまうこともあると思います。
しかし安心してください。イロイロは上記でも記載した通り、カジノなどの施設は営業が禁止されており、遊びの誘惑が都市に比べ少ないです。そのため、つい誘われてやってしまうといった、無駄な出費も抑えることができるでしょう。
しかし、ショッピングモールやカフェなどの必要な娯楽施設は十分に揃っているので、日常生活を行う上で、不便を感じることはありませんよ!
有名なビーチに気軽にアクセス!
フィリピンと言えば、綺麗なビーチを想像する方も多いのではないでしょうか?
イロイロは観光地として有名ではなく、ビーチも無いとお思いの方もいらっしゃると思います。
実際に私も留学先にイロイロを選ぶ際、綺麗なビーチを見れる期待は全くしていませんでした。(笑)
イロイロ自体には有名ビーチはありませんが、近くにはたくさんの綺麗なビーチがあります。
ギマラス島はイロイロから船で15分ととても近く、週末に気軽に行くことができます。
ギマラス島は綺麗なビーチですが、セブのように人が多くないのが最大のウリです。ですから、プライベートな空間で、のんびりビーチを楽しみたいという方にオススメです。
また観光客が少ない分、アクティビティも現地の価格帯でリーズナブルに楽しめます。
日本人にはあまり馴染みの薄いボラカイ島ですが、以前世界のベストビーチトップ10にも選ばれたほどで、実は絶好のリゾート地です。
特に有名なのがホワイトビーチでボラカイ島の白浜はキメが非常に細かく、裸足で歩いても痛くなく、むしろ気持ちがいいほどです。
海は綺麗なエメラルドグリーンとブルーで、下が透けるほど透き通っていて綺麗です。
真面目に勉強できる穴場の留学地!
いかがでしょうか。
イロイロの魅力を感じて頂けたでしょうか。
治安がいい上に、物価も安く、日本人も少ないので勉強するにはもってこいの環境です。
また、近くには魅力溢れるリゾート地がありますので、息抜きの場所に困ることもありません。
これだけの環境が整っているにもかかわらず、日本から直行便が出ていない都市だからこそ、穴場の留学地たる所以かも知れませんね!
しかし、マニラやセブからも飛行機で約1時間とアクセスが良いため、ちょっと行き帰りの手間はありますが、学習環境は本当に抜群です!ぜひ一度イロイロに訪れて、ご自身で実感してみて欲しいと思います。