【フィリピン留学】行かなきゃ損!フィリピン映画館へLet’s Go!
こんにちは!
フィリピン滞在中に、ぜひ行っていただきたいのが映画館!
日本にいる時は、1年に1回行くか行かないかくらいだった私が、フィリピンでは3か月で3 本の映画を観に行きました!
つまり、毎月行ってました!本当はもっと行きたかったくらいです。
何でそんなに良いかって!?
フィリピン映画館の魅力、たっぷりご説明しまーす!
フィリピンの映画館は驚きの安さ
映画を観るのは元々好きなのですが、日本の映画館は単純に高くないですか?
大人一人1,800円くらいかかりますよね!
なので、日本では余程観たい映画でない限り我慢していました…。
しかし、フィリピンならば、激安で最新映画が観れちゃうのです!
映画1本の料金は映画館と、その映画自体にもよるのですが、大体200~250ペソ(日本円で約400円~500円)程度です。
正直、映画一本500円ってやばくないですか?(笑)日本の3分の1以下の値段です!
フィリピンの映画館ってどんな感じ?
みなさん、フィリピンの映画館が安いからって、すごくボロくて、小さくて汚い映画館を思い浮かべませんでしたか?(笑)
私も最初は、日本の映画館と全然違うんだろうな…って思っていました。
いいえ、全くそんなことはございません。
日本の映画館とクオリティーは変わりません!
ちゃんと、1人がけの分厚めのシートと背もたれのイスがあり、みんな大好きな定番のポップコーンとジュースを置けるホルダーもあります。
もちろん、映画館でポップコーンとジュースも販売されていますので、映画館の醍醐味もちゃんと味わえますので、ご安心ください。
以下では、フィリピンの映画館が魅力的な理由を解説していきたいと思います。
理由1) 宣伝が少ない!
良かった点は、本番前の宣伝が少ないことです。
日本の映画館で誰もが感じることだと思いますが、違う映画の予告編が次々と流れて、「まだ始まらないの!?」って。たまに上映時間ギリギリに来て、まだ本番始まっていなくて助かったぁってこともありますが…。(笑)
フィリピンの映画館も広告映像が流れますが、日本に比べて圧倒的に少なく、意外とすぐに本番が始まります。
日本では定番の、あの”NO MORE 映画泥棒”のカメラ人間なんかも、もちろんでてきません。あれはあれで、面白いですけどね。(笑)
だからって、撮影は絶対ダメですよ!
理由2) 映画の公開が早い!
あと、声を大にして言いたいのが、日本よりも公開が早いので、いち早く内容を知れちゃう優越感を味わえます。海外の映画を日本で公開するには、日本語への翻訳や日本語の吹替えの声優さんも必要となり、それに伴う様々な準備の時間が掛かります。
ですので、どうしても吹替や字幕対応が必要になる国は公開までワンテンポ遅れることになります。その点フィリピンでは、その必要がなく英語のままで公開されるので、早いのだと思います。
日本にいる時は、英語字幕版と吹き替え版、両方公開されているのが当たり前だったので、深く考えた事はありませんでした。よくよく考えてみると、字幕つけて、吹き替え版も作るの、大変ですよね…。日本の映画が高い理由も、こうした手間賃も含まれていると思うと少し納得です。
理由3) 暇つぶしをしながら英語の勉強!
語学学校は、週末や祝日に授業がありませんので、1日中フリーです。どのように時間を過ごすのも個人の自由です。
平日は授業で缶詰め状態となり教室で英語の勉強をして、放課後は予習復習や宿題などをこなす、いわば机の上での勉強がメインとなります。
土日祝日は自由に過ごせるわけですが、その時間も英語に触れる環境に身を置くことができれば、その時間も英語力アップにプラスに働きます。
学校がお休みの日は、楽しみながらリラックスして英語に触れられる映画館は、非常に友好的な時間の過ごし方と言えますね!
ココが違うよ!フィリピン映画館
施設的な面での違いは感じられなかったものの、日本の映画館と違うと思ったところは、上映中もお客さんが構わずおしゃべりすることです。娯楽施設とはいえ公共の場なので、日本の映画館だと館内に入った途端に、みんな声のボリュームを下げますよね。
しかし、フィリピンでは映画館で上映中でもみんな大声で笑うし、友達や家族とも映画の内容をその場でシェアするし、何か食べたり飲んだりする音も普通に聞こえてきます。ポテトチップスを袋からバリバリと食べてる音も…。(笑)
後からフィリピンの先生に聞いたら、フィリピンではこれが普通なのだそう。会場にいるみんなで、映画を楽しむという感じですかね!
あとは、上映開始後も人の出入りが激しいことも特徴的です。
日本だと、トイレ行きたくても結構みんな我慢するじゃないですか。映画館の暗闇で、他のお客さんの前を通りすぎることも申し訳ないですしね。途中に抜けることで映画の内容がわからなくなるのが嫌だからっていうのもあります。
フィリピンでは、みんなスマホのライトで足元を照らしながら上映中に歩きます。スマホのライトは確かに良いアイデアだと思いました。当事者以外には眩しいだけですけどね…。
トイレだけじゃなく、食べ物や飲み物を買い足しに出入りする人もいるので、正直言って気が散る時もあります。でも、それもこちらの文化、そして、安いから仕方ない。(笑)
物価に比例して、フィリピンではあの値段だから、家族で映画を観に来れる訳ですし、国が違えば、映画館の楽しみ方も違います。当たり前です。
そして、結果的にフィリピンの映画館、私もとっても楽しめたので、大満足!
最初は抵抗ありましたけど、大声で笑うことが許されているのならば、私も声出して笑います。
そして、何なら私はビビリなので、びっくりした時の素のリアクションが大きいのです。日本だと恥ずかしいのですが、フィリピンでは恥をかかなくてよかったです。(笑)
映画館で国家斉唱!?
これは先生から聞いたのですが、フィリピンの映画館では、たまに上映前にフィリピン国家が流れるそうです。
私はフィリピンで過去3回映画を観た経験がありますが、その場面に遭遇しませんでした。ですが、もし国家が流れた場合は、全員起立してフィリピン国家を歌うとのこと。
なので、その時は会場のお客さんに見習って頑張ってください!一緒にやらないと、結構白い目で見られるみたいですよ!起立して口パクくらいは誰でもできますよね。
映画館はどこにあるの?
フィリピンの映画館も日本と同様、ショッピングセンターのなかに併設されていることが多いです。
なので、休日に買い物しがてら、映画を観ることができます。
私はフィリピンのルソン島、パンパンガ州の EG Academy という学校に行ってきましたが、自分のスケジュールに合わせて、どこの映画館で観るかも選べるくらい、周りにいくつか映画館がありました。
なので、学校終わりに複数の映画館に観に行くこともできちゃう環境でした!
ちなみに、映画のスケジュールの確認もネットで映画館と見たい映画の名前を調べれば出てきますので大丈夫です。3D や4D, IMAXなんかも選べちゃいますよ!
映画館によっては、チケットの事前購入もできます。話題の映画公開直後は満席で取れないこともあるので、利用するといいかも!
ライオンキング公開時は、フィリピン先生達も事前購入でチケットをゲットしていました!
私がフィリピンで観た映画
ちなみに、私は留学してしばらくして、実写版のアラジンを、次にトイ・ストーリーを、そして最後にライオンキングを観ました♪
もちろんすべて英語なので、これも貴重な英語学習の時間です!私の感覚だと、トイ・ストーリーが1番英語を聞き取れた気がします。
ライオンキングは、スカーの低い声とティモンとプンバのテンポが早い会話は、やはり理解するのが難しかったです!
英語字幕もついていませんので、まさにリスニング力が試されます!
私はトンチンカンなので、英語で映画を観ると言っても、日本で観るような英語字幕はついていると勝手に思い込んでいました。当たり前ですが、英語の字幕なんてついていません…。(笑)
普通に考えたらそうですよね、日本でも邦画を観る時にいちいち日本語の字幕ついていたらむしろ、邪魔ですもんね。
映画に字幕も吹替もついていないことを見ても、フィリピンは英語圏であることが改めて分かりますね!
上手く英語を聞きとることが出来ずに何となく雰囲気で、話の展開をつかもうとしている時に会場のみんなが一斉に笑うと、「あ、なんか面白いセリフ言ったんだな、聞き取れなかった…悔しい!」っていう場面は何度かありました。
私が観たのは、子供も楽しめる映画ばかりだったので、そんなに難しい英語は使われていないはずなのに…と思いつつ。
でも、何となくこういう事言っているんだろうなぁ…ってのが分かれば、映画は楽しめるのでOKです!(笑)
分からなかった英語は、後から調べて今後に活かすことも大事です!
英語の映画を観るっていうのは、1番楽しみながらできる学習法だと身を持って感じました♪
覚えているもので言うと、私はアラジンの映画を観て、speechless(無言)っていう単語を知りました。
これは、映画の中でジャスミンが歌う歌のタイトルでもあり、文字にすると意味が分かり易いです。しかし、音楽として聴くと最初理解できなくて、映画を観ている時は完全に雰囲気で理解しようと頑張っていました。(笑)
【まとめ】 フィリピンの週末は映画館へ!
フィリピンで映画を観るって、いったい一石何鳥なのでしょう!(笑)今はオーストラリアに滞在しているのですが、オーストラリアの映画は基本的に日本と同様、値段が高いのです。(泣)ただ、学校に通っている時は、学割があるので利用するべし!
オーストラリアなんて母国語が英語だし、翻訳なんて必要ないはずなのに、「何で、そんなに高い!?」って思います。ちなみに、フィリピンの母国語はタガログ語ですが、翻訳や字幕はありません…。
オーストラリアの場合は、単純に物価が高いのが理由です。そのため、オーストラリアで映画を観る時は、「フィリピンに戻りたーい!」って思います。
フィリピンの製品やサービスって、安くても良いものもたくさんあるし、日本と変わらない部分もあります。
今回紹介した映画なんてまさにそうで、安くて同じように楽しめるって、素晴らしいですよね!
フィリピンにいる皆さん、これから行かれる方、フィリピンで存分に映画を観て楽しんできてください!