【フィリピン留学】交通手段についてご紹介!気をつけるべき点も渡航前に予習しましょう!
こんにちは!バコロドの語学学校OKEA日本人マネージャーのジェシカと申します!
今回の私のコラムは、バコロドの交通手段のご紹介です。
渡航前にしっかりと基礎知識をつけて、留学生活を思いっきり充実させましょう!
フィリピン(バコロド)の交通事情について
まずはフィロピン、バコロドの交通事情について基本知識をご紹介したいと思います。
フィリピン全体に言えることですが、バコロドも同様に信号機がないとことが非常に多いです。
大きな道路でも信号機がないこともあり、日本の常識では信じられないかもしれません。
また信号機があったとしても、壊れている場合がありますので、正常に機能しているかどうか、表示は注意深く確認するようにしましょう。
横断歩道もありますが、日本のように多くはありません。
そして歩行者用信号も、ほぼ設置されていないので、道路を横断するときはタイミングを見極めることが大切になります!
交通量が多く、タイミングがどうしても掴めない場合は、プロフェッショナルである現地の人を盾にして、素早く渡りましょう。(笑)
ちなみに、バコロドの人たちは優しいので、なかなか横断できずに困っていると、一緒に渡ろうと言ってくれる人もいますよ!
そして、ドライバーも歩行者の急な横断に非常に慣れている様子で、こちらが横断したいと意思表示をした場合、停車してくることもあります。
あと、道路には車線がほとんどありません。消えかかっているものがほとんどで、現地の人はかなり自由に運転をしています。
対向車が反対車線に普通に飛び出して走行してくるので、タクシーなどに乗車した際は少し怖い思いをするかもしれませんが、皆意外に(?)運転が上手で事故はあまり見かけません。
バコロドはマニラやセブなどの都市部に比べて、交通量が多くないのでそういった部分で事故が少ないかもしれません。
そして交通量が少ない道は、皆かなりのスピードを出して走行します。
普段のんびりしているように見えるバコロドの人たちも、運転の際は少し性格が変わります。(笑)初めは少し怖いですが、不思議と慣れていくのでご安心を!
では、ここからは具体的な現地の交通手段についてご紹介していきたいと思います!
お釣りの準備から
これは交通機関を利用する場合に限らず、フィリピン生活では必要不可欠な準備です。
それは、どこか出かける際は、常に細かいお金を準備することが大切です。
フィリピンではお釣りを十分に用意しているところが、とても少ないです。運転手もお釣りを用意していないので、まずは細かいお金を準備して乗車してください。
大きなお金を渡しても、細かいお釣りがない場合、大まかにしかお釣りが返ってこないこともあります。
両替所では、1,000ペソや500ペソの紙幣を受け取りますが、その紙幣でタクシーやジプニーに乗ったら「お釣りが無い!」と言われ、トラブルになるので気を付けましょう。
日頃からコンビニや大きなショッピングセンターなどで小まめに高額紙幣を利用し、硬貨や50ペソ、100ペソなど貯めておくことがとても大切です。
ジプニーについて
バコロドで現地の人たちの足といえば、フィリピン全土で有名なジプニー(乗り合いバス)です。ジプニーはバスといっても、バンほどのサイズで大きくなくて、最大15名ほどで満席になります。
乗車すると、両サイドに電車の座席のような長椅子に座るスタイルです。また運転手の横、助手席にも乗ることができます。
運賃は乗車した際に、運転手に渡します。運転席から離れた座席に座った場合は、近くのお客さんに運賃を渡すとリレーのように、また次のお客さんがそれを受け取ってくれて、最終的に運転手まで届けてくれます。
またあらかじめ決められたバス停に止まるのではなく、決められた走行区間内であれば、どこで持っても降りても大丈夫です。
運賃は誰かに渡す際、「バヤード」と運転手に向かって声をかけるのがルールです。
その際に「バヤード、○○ショッピングセンター」など目的地を言っておくと、運転手が意識をしてくれるので、降車の際にスムーズです。
料金は距離に関係なく、ここバコロドでは語学学校の学生ならほとんどの場合1回7ペソ(約15円)です。
街には様々なジプニーが走っているのですが、ますは車体の横に表記がある走行区間を確認するようにしましょう。行き先が本当にあっているか、不安な場合は運転手に目的地を告げて、そこまで行くか確認しましょう。
バコロドの運転手さんは、留学生がよく行く場所をあらかじめ把握しているので、向こうから「〇〇に行く?」と聞いてくれることも多いです。
降車する際は、目的地が近くなったら「ルガラーン」と言うと、適時路肩に停まってくれます。
座席からいきなり声を出すのは少し勇気がいるもので、大きな声が出せずに運転手まで声が届かない場合もあります。
そんな時が現地の人たちが、代わりに「ルガラーン」と伝えてくれたり、「このお客さん、ここで降りるって言ってるよ!」と運転手さんに言ってくれたりするのでご安心を!バコロドの人たちは、とても親切です。
ジプニーに乗ると現地の人たちの生活も肌で感じることができるので、バコロドに来た際は利用してみてくださいね!
ただ、フィリピンでも都心部など治安が良くない場合、語学学校によっては乗車を禁止にしている場合もあります。セブやマニラでは、ジプニー乗車を禁止にしているケースが多いです。
治安がいいバコロドでも、やはりスリはいます。ジプニーに乗車する際は、ここは外国であるという意識を常に持って、自分の荷物から目を離さないようにしましょう!
タクシーについて
大きな道路では、タクシーは多く走っているので気軽につかまえることができます。
またタクシーを探す素振りをしていると、向こうから「乗るの?」とクラクションを小さく鳴らしながら、こちらに近づいて来ます。
初乗りは40ペソ(約87円)と格安なため、気軽に利用することができます。
夜は治安面からも、帰宅が遅くなってしまったらタクシーを利用するようにしましょう。
ただタクシーに乗車する際は、乗る前にメーターがついているか必ず確認が必要です。
そしてメーターがきちんとあっても、電源が入っていて初乗りの価格が表示してあるが、さらにチェックが必要です。
それが確認できなければ、ぼったくりタクシーの場合が多いので、乗車はおすすめしません。
またフィリピンには、タクシー配車サービスのアプリ(Grab)が使えますので、現地に着いたらアプリの登録がおすすめです。
Grabだとあらかじめ、目的地までの経路や料金を確認することができるので安心です。
支払いもクレジットカードを登録する必要もなく、現金で精算が可能です。
トライシクルについて
トライシクルは、バイクの側面に乗客用の荷台をつけた乗り物で、フィリピンではどこにでも見かけます。
運賃は運転手との交渉で決まります。まずは目的地を告げて、運転手から提示される価格を聞いて値下げ交渉を行います。
初めは高額な場合が多いので、焦らず落ち着いて交渉をしましょう。
トライシクルは、整備が十分でない道も走ることができるので便利な交通手段ではありますが、その分車体の揺れが激しいです。またヘルメットなども支給されることはないので、手すりにしっかりとつかまり、個人で安全管理を徹底する必要があります。
雨の場合、運転手によって対策は様々ですが、レジャーシートのようなもので座席全体をカバーします。ただハイスピードで走行すると、レジャーシートはどこかに飛んでいきそうになるので、乗客自身がレジャーシートを手で押さえながら、乗車しないといけないこともあります。
スコールの場合は、ずぶ濡れになるアトラクションのようになるので、一度の経験としては楽しいかもしれません。(笑)
交通事情のまとめ
交通事情に関しても発展途上国のフィリピンでは、日本の常識は通じません。
整備されていないデコボコの道路や、バイク乗車の際のノーヘルメットは日常茶飯事です。
あらかじめ「日本ほど交通整備がしっかりとされていて、皆が交通ルールを守る国はない!」ということを念頭におき、現地のスタイルに柔軟に適応することが大切です。
ただこちらでは、日本にはない開放的なフィリピンスタイルを味わうことができるので、とても貴重な体験ができると思います!
現地ルールを意識しながらも、日本で身につけた安全対策をしっかりと行い、楽しいフィリピン留学生活を送ってくださいね!
最後まで、こちらのコラムを読んでいただき、ありがとうございました!