フィリピンペソはどこで両替したらいいの?フィリピンのお金事情を徹底解説!
みなさんこんにちは。
外国に行くとなると、お金に関する事気になりますよね?
フィリピンでは「フィリピンペソ」という通貨が使われますが、日本円からフィリピンペソへの両替が必要です。
初めての海外経験であれば、両替の経験も無ければ、為替レートのこともチンプンカンプンだと言う人も珍しくありません。
これからフィリピン留学を控えている多くの方にとっては、「換金はどこでするのがいいの?」とか「外国に行く時にどれくらいのお金を持ち込みできるの?」という疑問があるかと思います。
ですので、今回はフィリピンの通貨、ペソについてのお話や日本とフィリピンのお金の持ち込み規制、為替レートの良い換金場所など説明したいと思います。
早速行きましょう!
フィリピンのペソについて
最初に、フィリピンの通貨である「フィリピンペソ」についての説明をさせていただきます。
みなさんは、フィリピンと聞いて何を思い浮かべますか?
多くの方は、フィリピンは物価が安いというイメージがあるかと思います。物価が安いと言うことは、当然学校の費用も他国に比べてリーズナブルになります。
この物価の安さこそ、フィリピン留学が人気の理由の1つでもあります。
実際に僕が暮らしていて、フィリピンの物価は日本と比べるとかなり安いと思います。
例えばこちらのチキン、どこのお店でも100ペソ(約219円)で食べる事が可能です。結構なボリュームがあり、成人男性でもお腹が膨れるくらいの量はあるかと思います。
僕が住んでいるのは地方都市のバコロドなので、物価が高いセブやマニラだともう少し割高だとは思います。
ご飯はだいたい20~30ペソ(約44~66円)くらいが相場かと思います。こちらはガーリックライスなので少しだけ値段が上がりますが、50ペソ(約110円)を越えるお店は未だみた事がありません。
チキンに限らず、食べ物に関しては、だいたい安いかと思います。ビールもお店により値段は変わりますが、飲食店の相場は1本50~60ペソ(約110~132円)くらいかと思います。
ただし、バーに行くと、もう少し値段は上がります。飲食店の相場はだいたいこのような感じです。お店により変動はあるのでそこは注意が必要です。
フィリピンの通貨について
次にフィリピンの通貨について説明していこうと思います。
まずは、フィリピンで流通する通貨であるフィリピンペソについて説明していきます。現在フィリピンにはこのような紙幣があります。
こちらは、上から50ペソ(約109円)、20ペソ(約44円)です。金額だけ見ると小額紙幣のように見えますが、そもそも物価が安いので、どちらもフィリピンでも非常に良く使われる紙幣ですね。
フィリピン人は500ペソや1,000ペソと言った高額紙幣をほぼ使わないので、これらの小額紙幣を多く持っていた方が買い物などの際に非常に便利です。
特にタクシーやジプニーなどの移動の際は、小額紙幣は必須です。高額紙幣しか持っていないと、ドライバーから「お釣りが無い!」と言われることが多いので注意が必要です。
上から200ペソ(約436円)、100ペソ(約218円)です。100ペソは良く使う紙幣ですが、200ペソ札はほとんど見る事がなく、非常にレアな紙幣です。日本でいう2,000円札のような感覚ですね。
200ペソに関しては、日本だと2,000円札を取っておく人は多いかと思いますが、フィリピンの人は結構普通に使っているイメージがあります。
200ペソは少し珍しいのでみんなとっておくものかと思っていたんですが、レアな紙幣とは言え普通に使っているのを良く見かけます。
上から1,000ペソ(約2,178円)、500ペソ(約1,089円)となります。フィリピンでは、1,000ペソ札が一番高い紙幣です。
上記でも触れた通りですが、フィリピンでは500ペソと1000ペソの高額通貨は、使えるお店が限られてきます。
フィリピンでは、高額紙幣を出すとお釣りがないと言われる事が多くあるからです。大げさでもなく、かなりの頻度でお釣りがないと言われます。
例えば、乗り物です。タクシーやトライシクル(バイクタクシー)、ジプニー(乗り合いバス)と言われる乗り物がフィリピンでの移動手段となります。僕の経験上では、ジプニーと言われる乗り物に関しては、お釣りが出ています。
ですが、タクシーとトライシクルは、共にお釣りがないと言われる事がよくあります。ちょうど持っていない場合、チップとしてこちらがお釣りを諦めるケースが多くありました。
だいたい小銭がないと言われるパターンが多くあります。まあ小銭だとそこまで大した額ではないので僕としては構わないのですが…。それでも嫌な人は嫌ですよね?
お釣りが出る場所で高額紙幣を崩しておこう!
そこで、僕の経験上で、お釣りが確実に出るであろう場所を紹介していきたいと思います。
まず、スーパーに関しては確実にお釣りが出ています。僕の周りの人達は、大体スーパーで1,000ペソ札を出しているパターンが多いですね。そして、コンビニもだいたいお釣りはでます。さらに、ショッピングモール内でも、大体お釣りは出ます。
一方、注意点もあります。スーパーやコンビニで買い物した場合、端数を持っているか聞かれる事があります。例えば、「1ペソある?」とかですね。しかし、僕はあえて出さずに小銭をもらうようにしています。
他のお店や乗り物に乗った時に使えるように、小銭や小額紙幣をストックしておく必要があると僕は考えているからです。
フィリピン留学の際は、小銭や小額紙幣が重要である意識を持ってくださいね!
次に小銭のご紹介をしていきます。小銭は、主にこのような種類の物が多くあります。
10ペソ(約21円)、5ペソ(約11円)、1ペソ(約2円)が主に使う小銭ですね。
これらの小銭は、フィリピン生活の中ではかなり必要となってくるので、僕は出来る限り使わないように貯めています。
例えばジプニー。バコロドでは学生は7ペソ(約15円)から利用できます。通常の大人は8ペソ(約17円)です。
距離が伸びるにつれて値段は上がっていきますが、だいたい10ペソ(約21円)くらいまでですね。ですから、高額紙幣なんか使うのは、もっての外であることが分かりますね!
そして、こちらのジプニー、申告しないとお釣りが返ってきません。
例えば、今10ペソ硬貨しか持っていません。行き先は8ペソで行ける所です。このような場合、通常は自分からどこで降りるよとか、2ペソ返してと言わない限り返ってきません。
これはジプニーに関する補足なのですが、ジプニーは乗った車両によって行き先が変わりますので乗る際に注意が必要です。
そして、最後にセントの紹介です。25センティモ(0.25ペソ)、10センティモ(0.1ペソ)、5センティモ(0.05ペソ)、1センティモ(0.01ペソ)と4種類の硬貨があります。
アメリカで言う、ドルとセントのような感じだと思います。
そしてすみません。こちらは持ち合わせがなく、写真が撮れていません。なぜ持ち合わせがないかって?それは、それくらいセンティモを使う機会がほとんどないからです。
センティモに関しては、スーパー以外で僕は受け取った事がありません。そのため、センティモ以下は、繰り上げして買い物をする事が多いです。
持ち込み、持ち出しできる金額について
次に持ち込み、持ち出しできるフィリピンペソと日本円について説明していこうと思います。
まず、日本から海外に行く際、持ち込みと持ち出しどちらも限度額は「100万円まで」と決まっているようです。
それ以上の持ち出しの場合、申請が必要になります。まあ、僕は大金の持ち出しや持ち込みをした事がないので詳しくはわかりませんが…。カジノが目的でもない限り、100万円以上の現金で持ち出すような事はないでしょうし、留学生にとっては一般的ではありません。
100万円以上の持ち込み、持ち出しをされる予定の方は空港のスタッフさんに聞く、もしくはネットで調べるなどの方が早いかと思います。
次にフィリピンに持ち込みできるペソ、フィリピンから持ち出しできるペソについての説明です。
こちらは、どちらも「1万ペソまで」となっています。ちなみに、1万ペソを日本円に換算すると約2万円くらいです。かなり少なく感じるかと思います。
ですが、フィリピンで1万ペソあれば、しばらく暮らしていけるかと思います。
日本でフィリピンペソを両替して入国する時、1万ペソ以上にならないように両替しましょう。
あと、フィリピン留学の終わりの時の帰国時は、あまり多くのお金を持ち過ぎないように気をつけてください。
見つかると没収される可能性もあるそうです。
換金(両替)場所について
換金場所に関してですが、日本での換金は基本どこもレートは良くはないです。
一概に悪いとは言えないかもしれませんが、良くはありません。特に空港の両替所のレートは、良くありません。
僕の見てきた中では、観光地もレートは悪いです。では、どこがいいのでしょうか?
僕が換金を行っていたのは、ショッピングモールに入っている両替所や街中にあるような両替所です。
他の場所よりも、これらの方が両替所の方がレートは良いイメージです。そして、同じショッピングモール内にある両替所であっても、比較をしてみると少しレートが変わってきます。
なので、時間に余裕があれば、いろんな換金所を見て回るのもありかと思います。また、語学学校の日本人スタッフは現地で生活している時間が長いので、よりお得なレートの両替所を知っているケースが多いので、換金の際は聞いてみましょう。
両替所もレートは全然違いますので、せっかくなので現地滞在中に色々な場所を調べてみましょう。
【まとめ】 為替レートで損しないように!
今回は、フィリピンでのお金の事を解説してきました。お金に関しては誰にでも関係してくる部分ですし、気になる方も多いかと思います。
フィリピンは物価が安いと言っても、貴重なお金なので少しでも無駄な浪費は抑えたいものですよね!
「お釣りが無い。」と言われて妥協することのないように、今回の記事で、日常生活での小額紙幣の重要性は分かって頂けたんじゃないかと思います。
特に各両替所での為替レートは結構な大きな違いがあるので、できる限りレートの良い両替所を見つけて換金するように心がけましょう!
なお、為替レートに関する事や、持ち込み制限に関する事は2020年2月現在のお話です。
時間の経過と共に為替レートが変わってくる可能性はありますので、その時の為替レートをご確認ください。