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カテゴリー:現地生活情報

【フィリピン留学】絶対必要な現地費用はいくらかかる?気になるお金のコトを確認しましょう!

公開:2020/03/06 著者:渡瀬 純子 238 Views

こんにちは!

バコロドのOKEAで、日本人マネージャーをしておりますジェシカと申します!

 

みなさん、フィリピン留学を考える時、「現地費用って一体いくらかかるんだろう…?」と不安に思ったことはありませんか?

 

現地でしっかり勉強に集中するためにも、お金の心配なんてしたくないですよね!

今回の私のコラムでは、本校OKEAを例に実際留学生たちがどのくらい現地でお金が必要か、ご紹介したいと思います!

 

SSP費用について

始めにご説明したいのが、フィリピンに語学留学する際に必要になる「SSP」です。

このSSP費用は、滞在期間に関わらずどの語学学校でも、ほとんどの場合現地で支払います。

 

SSPとは「Special Study Permit」の略で、フィリピン政府が発行する「特別就学許可証」のことです。

 

SSPはイミグレーション(フィリピンの移民局)が発行していて、各語学学校もイミグレーションにてSSPを取得しています。そして、留学生個人もSSP取得が必要です。

SSPの有効期限は、取得から6ヶ月間です。よく、みなさん混同しがちなのですが、SSPは滞在ビザではありません。

そしてフィリピンを一度出国した場合でも、SSPの有効期限は失効されませんよ!

 

ただフィリピンに6ヶ月以上滞在する場合や、途中で語学学校を変更する場合、再び申請が必要になります。

 

→ バコロドのイミグレーションには庭があり、なぜか鳥が飼育されています。

 

SSPの申請は個人ではなく、フィリピン政府に登録された学校しかできませんので、学校スタッフが全て代理で行っています。

SSP申請に必要なものは、「証明写真(5×5cmの白背景の証明写真)」、「費用6,200ペソ※(約13,150円程度)」、「パスホートのコピー」です。

写真は日本で事前にプリントアウトして持参することも可能ですが、現地のショッピングセンターに行けば約120円程度(バコロドの場合)で、簡単に撮影することが可能ですので、ご安心くださいね!

 

※申請費用は2020年3月現在本校OKEAでのものです。各語学学校によっては、代行料等が入り金額が違います。

 

たとえ1日でも、SSPを取得しないで授業を受けてしまうと、入国管理法違反となり、フィリピン当局から処罰を受けることになります。

留学生には2万ペソ(約5万円)の罰金が科せられ、強制送還処置が取られます。

あってはならないことですが、語学学校の中には、現地で生徒から回収したSSP費用を着服してしまい、留学生が知らないところでSSP未取得の違法状態になっている学校もあるようです…。

 

学校の未届けにより、過去に数百人の留学生が一斉に強制送還となった事例があるようです!

 

留学ドットコムさんのように、大手エージェントさんの紹介する語学学校は安心ですが、自分自信で語学学校を選ぶ際は、念のためSSPが取得できる学校の証である「TESDA」認可校かどうかを、事前に確認するようにしましょう!

 

※TESDAとは、Technical Education and Skills Development authority(フィリピン労働雇用技術教育技能教育庁)の略称で、授業カリキュラム、学校設立に関する運営、税金処理など、とても細かい審査を通過しないと認証されません。

 

滞在ビザについて

フィリピンでは日本人の場合、観光等が目的であれば、ビザなしでフィリピンに最大30日間滞在することができます。

ただその場合、入国時に必須条件があり、滞在期間30日以内に出国する往復航空券もしくは、第三国への航空券を持っていること。そして、パスポートの残りの有効期限が滞在日数に加えて、6カ月以上必要です。

 

日本への帰国日程が決まっていないからと、帰りの航空券を購入しなかった場合、空港でチェックインを受け付けてもらえず、飛行機に乗れない…なんてことも起こりえます。

 

その辺りは、忘れずにしっかりと準備をしておきましょう!

フィリピンの出国日が未定の場合は、少しもったいないですが格安の捨てチケット(実際には搭乗しないチケット)を購入するなり、購入後日程変更ができるチケットを購入しましょう。

ちなみに捨てチケットは日本行きのものより、フィリピンの隣国のマレーシア行き等が価格を抑えられるのでオススメですよ!

 

そして、ここから具体的なビザの費用などについて、ご説明します。

フィリピンに60日以上滞在する場合は、滞在ビザを現地で延長する手続きを行うルールになっています。

多くの語学学校では、手続きを代行して行ってくれます!本校OKEAでも、専門のスタッフが手続きをしっかり行っていますよ!ビザ延長費用は、学校によっては代行料等が入る場合あるため、学校毎に多少費用が変わります。

 

OKEAのビザ延長費用

滞在期間費用
入国から30日間無料
滞在期間(8週)3,330ペソ(約7,080円)
滞在期間(12週)7,930ペソ(約16,850円)
滞在期間(16週)8,630ペソ(約18,340円)
滞在期間(20週)11,260ペソ(約23,950円)
滞在期間(24週)11,960ペソ(約25,450円)

※2020年3月現在の費用

 

この観光ビザはSSPとは異なり、一度フィリピンを出国するとリセット(失効)されます。

 

ですので、フィリピン留学中に隣国に旅行などに行かれる場合、ビザの費用の件を忘れないようにしてくださいね!

 

ACR-I Cardとは?

ACR-I Card(Alien Certificate of Registration Identity CARD)とは、語学留学となどを目的として、フィリピンに59日間以上滞在する外国人に、取得が義務付けられている外国人登録カードのことです。

このカードは、フィリピンのイミグレーションから発行されます。ACR-I Cardは、2回目の滞在ビザの延長と同時に申請し、申請時には「パスポート」、「申請費用3,400ペソ(約7,250円程度)」が必要となります。

ACR-I Cardの有効期限は1年間です。

 

本校OKEAでは、スタッフ同伴のもと留学生とイミグレーションに行き、届出を行っています。

イミグレーションでは簡単な指紋登録等がありますが、作業自体に時間はかかりません。

カードは申請後、1週間程度で発行されることが多いようです。

 

カードはフィリピン出国時に空港で返却する決まりとなっていますが、実際には空港で返却を求められることは稀なようです!

ちなみに私もこれまで、一度も返却を求められたことがありません。

ちなみにこのカードは、フィリピン国内ではパスポートの代わりに身分証明としても使用できます。このカードがあれば、ほとんどの場合パスポートなしで両替できますよ!

 

→ イミグレーション内部。右下の機械で指紋を読み取ります。

 

現地のお小遣いについて

最後は現地での生活費についてです。

フィリピンは物価が安い…とは聞くけれど、実際のところいくらお金を準備したらいいのか気になりますよね!

フィリピン留学では、ほとんどの場合毎日3食付きが費用に含まれています。なので、基本的に食費はかかりません。

 

そして、本校OKEAの場合、週3回の洗濯・週2回の掃除・週1回のベットシーツの交換が費用に含まれています!

ちなみに学校によっては、洗濯1回◯◯ペソと別料金がかかる場合がありますので、事前に確認しておくようにしましょう。

上記により、現地で必要な経費は「外食代」、「買い物代」、「週末プチトリップ代」等だけです。なので、どれだけ買い物するか、週末に遊びに行くかで個人によって変動します。

 

一般的なお小遣いとしては、バコロドでは1ヶ月2~3万あれば、余裕を持って生活していけるかと思います。

 

物価の安いバコロドでは、約600円で美味しいサムギョプサルが食べ放題のお店もあります。

またバコロドはチキンが美味しくて有名なのですが、約200円でボリームたっぷりのチキンを提供しているお店など、安くて美味しいレストランがたくさんありますよ!

イメージとしては、例えばセブでは一皿100円の料理は、バコロドでは20円ほどで食べることができます。

 

現地費用を抑えたい留学生には、お財布にも優しいバコロド留学はかなりおすすめです!

 

現地費用まとめ

 

私が現地にいて感じることは、現地費用についてきちんと理解して来る留学生は、実際のところ結構少ないということです。

そうなると、現地に到着後に今の自分の手持ち資金で賄えるのかな…と、不安になってしまうことがあるかもしれません。

現地で使うお金に関しては、本校留学生からも、よく問い合わせを受ける項目の一つです。

 

事前に大まかでもいいので、自分の滞在日数に合わせたビザ代などを把握しておくと、現地で焦ることもないので安心ですね!

 

自分で調べることができなければ、エージェントさんに確認すると、きっと丁寧に教えてくれるはずです。

日本を出発前に事前準備を万全にして、これから皆さんのフィリピン留学が、より充実するように願っております!

最後までこのコラムを読んでいただき、ありがとうございました!

 

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