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カテゴリー:留学の準備

【短期留学】1ヶ月のフィリピン留学で僕が持って行ったバッグで大後悔…要な衣類や履物を紹介!

公開:2020/03/18 著者:蒲地 康平 1649 Views

紹介!フィリピンと聞くと、あまり海外旅行でも行かない国なので、東南アジアの方に位置していて暖かい気候のイメージくらいしかないかも知れません。

そのため、普段どんな格好がいいんだろう?治安っていいのかな?食事って口に合うのかな?など疑問が出てくると思います。

そして、フィリピン留学する者にとっては、特に気になるのは持ち物です。

 

僕は1ヶ月のフィリピン留学だったので、どこまでの荷物を持って行くか悩みました。

 

1ヶ月と言えば、海外旅行の少し長くなったくらいのイメージです。

そのため、荷物は最小限にして渡航したのですが、それが裏目に出ました。現地に行ってから後悔することもあったので、特に短期留学の方には是非参考にして頂きたいです。

今回は自分が実際にフィリピン留学した際に、必要なかったものと行ってから持っていけば良かったと感じたものを紹介します。特に持っていくバッグと服装や履物にフォーカスしたいと思います。

バックパック1つで渡航して大後悔…

僕はセブパシフィック航空という格安航空会社(LCC)を利用してフィリピンに行きました。

航空券代を抑えたかったので手荷物の預け入れはせず、バックパック一つで渡航しました。

バックパックには、かなりパンパンに詰めたので重さもギリギリで、実際は重量オーバーしていました…。しかし、繁忙期ということもあったのか、行きも帰りも機内持ち込みのバッグの重量はチェックされることはありませんでした。

 

→ フィリピン留学の際に持って行ったバックパック。

 

1ヶ月の短期留学とは言え、バックパック一つだったこともあり、荷物の少なさにルームメイトも驚いていました。

航空券代を安く済ませられたのでそれ自体は良かったのですが、フィリピンに着いてから後悔したので、その辺を詳しくお話ししていきたいと思います。

セブパシフィック航空の場合は、機内持ち込みの重量は7キロ以下と決められています。(航空会社によって異なる。)嵩張る衣類が半分以上を占めるので、大きめのサイズで問題ないと思いますが、1ヶ月分の荷物でも重量はオーバーするのが普通だと思います。

 

自分のようにバックパック一つでも生活していくことはできますが、結論としてはキャリーケースを持って行き、手荷物を預ける代金をケチらない方がいいと思います。

 

自分も次行くとしたらキャリーケースで行くと思います。それほど後悔しました…。

手荷物預け入れの代金が勿体ないと思い、バックパックを選択したワケですが、当然帰りのお土産もたくさん買うことはできません。

また、機内持ち込みの液体物は100ml以下の容器でジップロックにまとめないといけないなどの制限があるので、大きな液体のお土産は買えなくなってしまいます。

 

セブ島のお土産で有名なココナッツオイルを買ったのですが、1容器100ml以下にするため飲み終わったペットボトルに詰め替える羽目になりました。

せっかくのお土産なのに開封しないといけなくなり、開封してしまったらお土産として渡せません…。

また、容器もすぐ準備できなかったので、飲み終わったペットボトルです。使用済みペットボトルに入ったココナッツオイルを渡せるのは、身内くらいなものですよね…。

 

結果的にキャリーケースの方が、機内持ち込みだけのバックパック一つよりも安くて余裕ができます。

 

荷造りは本当に難しいもので、現地で手に入るものなのに日本から持って来てしまうものがどうしてもあります。

また、バックパック1つだと、衣類なども相当断捨離しないといけませんから、当然余裕を持った荷造りはできません。

尚且つ、帰国時のお土産も最小限しか買えず…とキャリーケースの有難みが痛いほど分かりました。

 

フィリピン留学(セブ)に持って行く衣類

 

次に、そのキャリーケースに何を入れて持っていくかですが、まずフィリピン(セブ)の気候は簡単に言うと1日中、年中ずっと温かいです。そして乾燥しています。

そのため、基本的に服装は夏服で大丈夫です。ただ、半そで半ズボンは現地の人には少なく、半そで長ズボンが多かった印象でした。

外出する時には、現地の人に溶け込む方が違和感もないので、半そではTシャツやポロシャツで、長ズボンはデニムのようなものがいいと思います。

 

特に、夕方になるとスコールといって数分だけ豪雨のようなどしゃぶりの大雨が降るので、もし濡れた場合にすぐ乾く薄い生地のものがいいと思います。

 

スコールは数分で止むので、フィリピン人もみんな屋根の下で雨宿りして待ちます。

雨が止んだ後は、嘘みたいにカラッと晴れるので、もし服が濡れてしまった時でも薄い生地だったらすぐに乾かせるのでお勧めです。

また、日本の夏休みあたりに渡航する場合は、蚊に刺されることよって広がる「デング熱」が流行ります。

 

虫よけスプレーはもちろんですが、デング熱対策として「長ズボンの着用」をお勧めします。

 

できれば長袖のシャツなどを着て、肌の露出を控えた方がいいかと思います。夏のような日差しと気温ではありますが、空気が乾燥しているので汗もあまり出ることもなく、長袖でもシャツくらいなら意外と大丈夫です。

というのも、自分がある日、デング熱に似た症状になり3日間入院しました。詳しくは今後の記事で書きたいと思いますが、一緒にショッピングに行った友達や語学学校のスタッフなどもデング熱にかかっていました。

このように誰にでもかかってしまう病気なので、対策の一つとして肌の過度な露出は控えたほうがいいと思います。

 

また、スーパーや映画館など施設内はかなり冷房が効いていて、鳥肌が立つくらい寒いので、羽織れるものを絶対持っていくべきです。

 

よくカーディガンとかをお勧めしている方もいらっしゃいますが、自分のように荷物を最小限にしたい場合はブランケットとかでもいいかとは思います。

Tシャツはフィリピンで日本より安く手に入ります。ポロシャツも同じく日本より安く手に入りますが、Tシャツより少し高い感じです。

近くのスーパーにある衣服売り場のものは安っぽい質のものや、ブランドのロゴを勝手に使っていると思われる安物の服しかありません。

 

大型ショッピングセンターであるSMモールやアヤラモールなどに行くと、BENCHやPENSHOPPEなど現地のブランドで日本より安い服を買うことができるのでお勧めです。

 

自分の場合は、フィリピンで日本より安く服が買えると聞いていたので、2枚くらいしかTシャツを持って行きませんでした。しかし、週末以外はモールまで行く時間はなかったので、最低限の衣類は持って行った方が良いと思います。

デニムも日本で買うより安く手に入ります。しかし、当たり前ですがTシャツなどよりは高いので、その時は買う気が起きませんでした。

服に限らず食品など物価が日本より安いので、全体的にお買い得って感覚はあります。しかし、しばらくすると感覚が狂って、安い中で比較してしまいますね…。(笑)

 

その後、日本に帰ってきて思ったことは、ユニクロとかでデニム買うより安かったのでフィリピンで買っておけば良かったと思いました…。

 

ちなみに、セブには、ユニクロやGAP、Adidasなどのスポーツブランドなど日本でも見かけるようなお店もたくさんあります。

しかし、そのような海外ブランドのお店は安くないです。特に、ユニクロの場合は、日本で売られている値段よりも高いです。語学学校の先生に「今着ている服はユニクロで買ったものだよ!」と言うとお金持ちだねと言われました…。(笑)

ユニクロの場合は、現地ブランドのお店に売られている服よりも高いので、フィリピン人にとっては「日本製の質のいい少し高めな服」という印象みたいです。

 

ちなみに、さきほど挙げた現地のブランドのお店では、「buy1 get1」という表示がされていることが多々あります。これは、1つ買うと、もう一つを無料でもらえるというものです。つまり、1個当たりが半額で買えるという意味なので、かなりお得です。

自分は大きいバックパック1つしか持ってきていなかったので、授業にテキストと筆記用具だけを持っていけるような小さいバッグが欲しいと思い、折りたためるコンパクトなナップサックを購入しました。

おしゃれでコンパクトで生地も良くて400円ほどだったのですが、レジに持っていくとこれは「buy1 get1」の商品だからもう一ついいよと言われました。

 

400円ほどで1つ買えることで既に満足していたので、お得感が増して嬉しかったのですが、同じ色の同じナップサックしか選べなかったので、正直いらなかったです…。(笑)

このような感じでもう一つもらえたり、2個目から割引になったりするケースがフィリピンでは多いです。

日本人からしたら、元々安い値段なのにさらにお得になる制度が充実しているので、買い物が楽しくなります。

 

フィリピンでの履物について

次に靴(履物)についてですが、足底が低くない靴に加え、サンダルがおすすめです。

 

なぜかというと、先ほどもお伝えしたようにフィリピンではスコールがあります。

スコール後は晴れるのですが、バケツをひっくり返したような雨の量なので道には泥を含んだ汚い雨水が流れていたり、たまっていたりします。

ですので、足底が低い靴だと雨水ですぐに濡れてしまうので、底がある程度高めの靴がオススメです。スリッポンとかは足底が低いので、お勧めしません。

 

また、フィリピンのトイレは、だいたいどこでも床になぜか水たまりができています。掃除の時にできた水なのか、小便なのか、それとも便器からあふれた水なのか…。

未だに何かは分かりませんが、みんなが靴で踏むため泥水になっていたりします。個人的にはこれが一番衛生面で最悪でした。

こうした状況があるのでショッピングセンターや観光に行く時は、浸水のし難い底が低くないシューズがいいと思います。

 

しかし、近くのスーパーに行く程度であれば、サンダルが便利です。

フィリピン人もサンダルで買い物に来ている人が多いですし、スコール後の水たまりも気にせず歩けますし、語学学校の授業に行く時はいつも履いて行っていました。

僕が通っていた語学学校TARGETの部屋の場合は、シャワーの横まで土足なのでサンダルのように脱いだり履いたりが楽にできるものは必須でした。

 

 

→ TARGETの学生寮のバスルーム。

 

サンダルは現地で買ったほうが安いと思っていたので、日本からは持って行きませんでしたが、そこまで安いというわけでもありませんでした。荷物に余裕があるなら、日本から100均で買って行ってもいいかもしれません。

ただ現地のサンダルは様々なデザインのものが売られており、底が厚く質も良かったので、現地で購入した方がフィリピンに適したものを手に入れることができるかもしれません。

下の写真のサンダルは自分が学校近くのスーパーで購入したものです。88.5ペソなので、日本円で220円くらいですね。

 

→ セブで購入したサンダル。現地のとてもいい匂いのするシャンプーとボディーソープと共に。

 

ちなみに現地のお店では、シューズ売り場の記憶はあまりありません。

サンダル売り場がどこに行っても充実しているイメージでした。年中暑い気温の地域ですから、もしかしたらシューズ自体あまり扱っていないのかもしれません。

シューズのデザインや機能性にこだわりがある人は、日本から買って持って行った方が良いと思います。そこまでこだわらない人にとっては、現地購入でも良いとは思いますが。

 

短期留学でも余裕を持った荷造りがお勧め!

1ヶ月前後の短期留学だと、僕のように必要最低限のもので渡航しようと考えている方もいると思います。大は小を兼ねるではないですが、出発の段階でかばんがギリギリやパンパンになっている状態であれば、それは考え直した方が良いかも知れません。

帰国時の方がお土産などで荷物が増えているので、行く時にパンパンの状態だと帰国時には殆ど何も持ち帰ることができないためです。

今回の記事の教訓を以下にまとめました。

 

・フィリピンに荷物を詰めて持っていくバックは、バックパック一つでは足りない。手荷物預け入れをするくらいの大きさのキャリーバックでの渡航がお勧め。
・服装は夏服でいいが、半そで長ズボンのスタイルがおすすめ。
・靴は浸水を防ぐため、足底が低すぎない普通の運動靴と、近場の移動に便利で洗いやすいサンダルの2つを準備しておくと快適に過ごせる。

 

今回はどのようなバッグで渡航し、どのような服装がおすすめなのかを書きました。自分がフィリピンに行ったのは7~8月の時期です。

その他の時期に渡航する場合は、あらかじめ気温や天候を自分で調べるなどして、荷物の微調整をして頂ければと思います。

 

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