【フィリピン留学】バコロドのコロナウイルス対策について!現地の状況やOKEAの取り組み状況などをご紹介します!
みなさん、こんにちは!バコロドにあるOKEAで、日本人マネージャーをしておりますジェシカと申します。
WHOより「新型コロナウイルスは、パンデミック(世界的な大流行)と言える。」と発言があり、世界中で対策が急がれているコロナウイルス。
ここバコロドでは、コロナウイルスの蔓延を防ぐため、先日フィリピン政府より突如バコロド空港と島内の全ての港が封鎖されてしまいました。
フィリピン国内での国内線利用が徐々に停止されていたので、もしやバコロドも…と思っていた矢先の話でした。
深夜にも関わらずフィリピン政府より措置が発表され、尚且つ即時封鎖が施行されたので、現場は少々パニックになっていました。
こちらでは日本では考えられないスピードで、日々フィリピン政府の様々な決定がなされているので、毎日の情報収集が欠かせない状況です!
今回の私のコラムは、現在のバコロドの状況や、本校OKEAで行っているコロナウイルス対策などについてご紹介していきたいと思います!
バコロドの現在の状況について
現在バコロドでは、幸いコロナウイルスの感染者は確認されていません。
ただ、いつもはのんびりしている現地の人たちも、世界的な混乱の影響を受けているようで、コロナウイルス対策に関心を示している人が、かなり多くなっているように感じます。
現在バコロド市内では、午後10時~午前4時までの間、不必要な外出は制限されています。
フィリピン政府のコロナウイルス対策が、地方都市のバコロドでも浸透しています。
もともとフィリピン人は、アルコール消毒が大好きなお国柄(みんな携帯用アルコール消毒を持ち歩いて、事あるごとに使っている)です。
スーパーなどには、常時大量のアルコール消毒液が陳列してあるのですが、今は多くの方がまとめ買いをした影響もあり、アルコール消毒液がかなり不足しています。
またマスクも入手が困難になっています。本校の先生も、ドラックストアで並んでやっと手に入れたと言われていました。
トイレットペーパーも、よく行くスーパーでは、いつもより在庫が少ないように感じます。世界中、今は同じような状況になっていますね…。
こういった状況になり、改めていつも安定して物資が供給されることが、いかに有難いことなのか感じさせられます。
世界中の様々な物流システムのおかげで、日々の私たちの暮らしが支えられていると気付かされます。
フィリピンでは、欧米人と同じで普段はマスクを付けている人をほとんど見ないのですが、ショッピングモールなど人が多く集まる場所では、マスクの着用率が上がっています。
ちなみに本校OKEAでも、学内外問わず可能な限りマスクを着用するようにアナウンスしています!
そして多くの飲食店などが立ち並ぶバコロドのメインストリートも、最近は以前より人が少なくなってきています。
しかしマニラのように、大型のショッピングモールの閉鎖などの措置は取られていません。バコロドで一番大きいショッピングモールである、SMモールも時短営業(11時~19時)にはなっていますが、お店自体は営業をしています。
そういった状況なので、特にお買い物に困るということはありません。いつも通り、バコロドでは便利な生活は送ることができていますよ!
ただ、多くの人々は、意識して不必要な外出をしないようにしているのかな…と感じられます。
よく私が行くメインストリートのスターバックスも、いつも週末は人で溢れているのに、先週末はかなり席に余裕がありました。
OKEAでのコロナウイルス対策について
現在フィリピン国内でのコロナウイルス感染者の増加に伴い、本校OKEAでは以下の対策を実施しています。
そして学内各所に学生向けに最新情報等の掲示を行い、衛生管理上の注意喚起に日々努めています。
また、各国の学生グループLINEでも、バコロド市内の最新状況などを発信していますよ!
まずは基本中の基本ですが、学内各所にアルコール設置し、学生たちに常に手元を消毒するように呼びかけています。そして、食事の前は必ず手洗いを行うようにアナウンスしています。
当たり前のことですが、アルコール消毒だけでは不十分と言われているので、みなさんも小まめな手洗いをお願いしております。
そして、マンツーマンで使用する個別教室、グループ教室も専用スプレーにて、毎日消毒を行っています。
また、現在OKEAでは、学生たちの免疫力アップのため、カフェテリアにてビタミンC等が豊富なカラマンシードリンクを毎日無料で提供しています!
「カラマンシーって一体何?」と思われた方も多いと思いますので、簡単にご説明させていただきますと、フィリピンではかなりメジャーなフルーツです。
見た目はすだちやライムに似ていて、小さくてとても酸っぱいフルーツです。
日本では、まずお目にかかれないカラマンシーですが、「奇跡の果実」と呼ばれるほど、栄養価が高いことで知られています。
フィリピンでは肉料理を食べる際に調味料に混ぜたり、ドリンクのアクセントとして混ぜたりと、とても人気ですよ!
カラマンシーのビタミンCは、シークヮーサーの約8倍とも言われています!
ちなみにこのカラマンシードリンクは、カフェテリアスタッフが、学生、講師、スタッフの健康を考えて、毎日ハンドメイドで作ってくれています。
100%果汁で、もちろん砂糖など入っていないので、これはかなり酸っぱいです…!
こちらは、みっちり勉強をした後に「気分をリフレッシュしたい!」という学生さんにも人気で、「酸っぱい刺激で目が覚める!」と好評でもあります。(笑)
そして全学生、講師、スタッフについて、 毎朝体温チェックを実施して、安心して英語の勉強に集中できる環境を心がけています。
これからもOKEAでは、バコロド市役所や地元の医療機関とも連携を取り、可能な限りのコロナウイルス対策を実施していきたいと思います!
バコロドの現状まとめ
バコロドの状況や本校OKEAの様子について、少しはイメージしていただけたでしょうか。個人的には、一人ひとりができる限りの予防対策を取り、自分自身に責任を持って行動して行くことが、大切なのではないかと思います。
コロナウイルス対策については、「防ぎようがない!」、「マスクをつけても無駄!」などと諦めず、今一度個人でできる対策を皆さんも確認していただけたらと思います!
またフィリピン留学、その他の国への留学をお考えの方は、日々発信されているコロナウイルス関連のニュースを見て、頭を悩ませている方も多いと思います。いつこの状況が終息するのか、誰にも先が見えない状況ですが、いずれ終息するのは明らかでしょう。
暗いニュースに惑わされて自分の目標を見失うことなく、渡航にベストなタイミングが来た時に、すぐに行動できるよう、心身ともに準備をしていただけたらと思います。
コロナウイルス関連で留学時期を変更することになった人は、今こそ日本で英語の基礎力をアップするチャンスかもしれません!
留学前にやっておいたらよかった…と後悔することNo.1である「英語の事前学習」を、この時間を活用して勉強して渡航することが可能です!(笑)
また、日本に少し長く留まることで、しっかり留学資金を貯めることができる人もいると思います。
私は何事も考え方次第で、ポジティブな側面を見つけられると信じています!
できるだけポシティブな側面を見つけ出して、今は終息宣言を待ちましょう。
みなさまの留学が、より充実したものになりますよう心から願っております。
最後までこちらのコラムを読んでいただき、ありがとうございました!