【フィリピン留学】フィリピンのマネージャーの仕事って?私がマネージャーになった経緯
こんにちは。コロンブス語学院の日本人マネージャーのMAHOです。
今回は看護師として働いていた私がどのようにしてフィリピン、ましてやマイナーな地域のイロイロでマネージャーをしているのか。
そして、マネージャーとしてコロンブス語学院でどのようなことをしているのかについてお話ししたいと思います。
私の両親からは、昔から迷ったらとりあえず楽しそうな方に行きなさいと教えられてきました。
その教え通り、自分の心に正直に進路を選んだことで、とっても充実した人生を送っていると心から言う事ができます。
私の経験がこれからの進路を思い悩んでいる方々にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
フィリピン留学を決めた経緯
もともと海外が好きで、その中でも特に韓国が好きです。数年前には、韓国に1年留学に行ってきました。
留学を通して様々な国の人々と知り合い刺激を受ける中で、今度は英語を学びに英語圏に行ってみたいと漠然と考えていました。
そんな時に韓国留学時代に知り合ったお兄さんからマネージャーの誘いを受けましたが、最初はフィリピンには1ミリも興味がなく、曖昧な返事で適当に流していました。(笑)
正直看護師という職業にやりがいを感じたことはほとんどなく、旅行や洋服、化粧品のために事務的に仕事をこなしていました。
そんな中、職場間での論争に巻き込まれ、さらにはプライベートでも色々な事がありました。自分自身自暴自棄になっていたタイミングで、再度お兄さんからコロンブス語学院のマネージャーの誘いを受けました。
そこで、身の回りの環境も変えたいと言う理由から、二つ返事で行く事に決めました。
しかし何故フィリピンを選んだのかと言うと、もう一つ理由があります。
私は今まで何かにつけ、得る事に必死で得る事によって自己欲求を満たしてきました。しかし、それは得ても得ても満たされることはありませでした。
フィリピンについて調べる中で、日本より明らかに便利ではない中でも、みんなが楽しく過ごしている現状を知りました。満たされた日本での便利な生活環境から離れ、本当の意味での幸せを感じたいと思ったのも誘いを受けた理由の一つです。
コロンブスのマネージャーの仕事って?
コロンブスのマネージャーの主な仕事は、以下の通りです。
コロンブスは小規模の学校で、日本人マネージャーは私一人なので、その分プレッシャーや責任のある仕事ですが、成果があったり褒めて頂いたりすると嬉しさも独り占めです。(笑)
① 日本人学生のケア
勉強に関する悩みだけでなく、生活面での悩みや不安などを聞き、改善が必要な点は他のマネージャー、講師、そして院長に共有し改善を測ります。
また私の場合は、講師からも講師自身の悩みや生徒の情報など聞くようにしており、それによってより多くの生徒の悩みを知る事ができるのではないかと考えています。
また、講師の悩みを聞く事で、お互いに理解できて信頼し合える関係となり、より本質的に生徒に向き合えるのではないかと思っています。そのため、講師とは学校のみならず、頻繁に連絡を取るようにしています。
② 空港へのピックアップ
新入生が入国する際、イロイロに到着する生徒さんを迎えるために、車に乗って空港まで迎えに行きます。どの時間でも対応できるようにしています。
③ マーケティング
留学エージェントを含む関係各所に対し、コロンブス語学院に生徒を紹介していただけるように、定期的にコンタクトを取っています。同時に、魅力的な情報や変更点があった際に随時報告しています。
また、申し込みや入学の際の必要な書類の作成を行っています。
④ SNSの更新
インスタグラム、ツイッターなどのSNSの更新を行います。
コロンブス学院の情報や魅力のみならず、フィリピンの情報や食事など、フィリピンやイロイロの魅力を伝えられるようにしています。
また、日本の教科書では習わないような、ネイティブが使う独特の表現の英語など、楽しく英語学習ができるような内容を考慮して更新しています。
マネージャーの仕事で大変なこと
私は今まで仕事という仕事は、看護師しかしたことがありませんでした。
さらに看護師でも1~2年しか働いたことがないので、先輩から言われるがまま業務をこなすばかりで、今まであまり自分で考えて仕事をするという経験をしたことがありませんでした。
コロンブスの日本人マネージャーは一人であり、細かな仕事の内容や仕事の質などは自分で考えるため、私には未知の領域でした。
マーケティングのお仕事では、メールで留学エージェントや各種教育機関とやり取りすることが殆どです。
今まで敬語の使い方や語彙力の無さについて、両親や先輩からたくさん指摘は受けてきたものの、あまり文章を書く機会はありませんでした。表情や態度、声のトーンで誤魔化してきましたが、文章ではそうは行きません。
少し違ったニュアンスや句読点の位置などでも、印象がまるっきり違ってきます。最初のうちは、尊敬語や謙譲語など再度勉強し直したり、ビジネス敬語を調べたりしてメールを作成したりしていました。やりとりの中で学ぶ言い回しの方が頭に入ってくるので、今では感覚で覚えるようにしています。
私がマネージャー業で大切にしていること
私はマネージャーとして、学生との関わりを一番大切にしています。
私自身、数年前に1年間韓国留学しており、その時が私の今までの人生の中で一番楽しかった日々でした。このかけがえのない韓国生活ができたのは、仲間のおかげです。
私の韓国留学で通っていた語学学校は大規模だったので、たくさんのクラスメイトと知り合い、遊んだりして学校生活以外も本当に充実した日々でした。
コロンブス語学院は小規模で学生数は少ないですが、マンツーマンのクラスが主であるため、講師とは仲良くなりやすく、授業だけでなく休日には一緒に外出して遊んだりしながら楽しい生活を続ける事ができます。
フィリピンの中でもイロイロは娯楽施設も少なく、学校生活外で楽しもうと思うと自分自身でアクティブに出ていく必要があります。
コロンブス語学院での英語学習で英語の実力が上がったということも大切です。同時に私は、イロイロで過ごすフィリピン留学が、人生で一番楽しい思い出になって欲しいと思っています。
私の韓国留学が今までの人生の中で一番楽しかった思い出となったように。
そのため、コロンブスに来る留学生には良い思い出作りをして欲しいので、定期的に外に連れ出すようにしています。
周りを巻き込んだり、頻繁に連れ出したりし過ぎて、上から注意を受けたこともありますが、素敵な思い出を提供できるのであれば、この部分は変えるつもりはありません。(笑)
マネージャーの仕事の魅力
マネージャーになって良かったと思うことの一つが、いろいろな出会いがあることです。海外留学には、年齢も理由も、留学した経緯も違う様々な人々が集まってきます。
看護師の時代はご老人と関わる機会が多く、どちらかというと昔のことをお話ししてくれたり、今までの経験から人生へのアドバイスをもらったりする事が多い印象でした。
一方、語学学校の生徒は夢の話をたくさんしてくれて、多くの刺激を貰います。自分が学生をケアしているつもりが、いつしか自分が学ばされていると思うことがたくさんあります。
そんな夢のある話を聞くことで、違った刺激があり、私自身の人生も豊になっていると感じます。
マネージャー業では孤独を感じることもあれば、結果が伴わない時に自分がきちんとマネージャーとして勤められているかなど、モヤモヤする事もあります。しかし、日本に帰国した生徒から夢に向かって活動をしていると連絡が来ると、今までやってきた事への充実感と今後の励みになっています。
正直私は昔から勉強も仕事ができるタイプではなく、今までも怒られ続けてきました。しかし、怒られても怒られても、「明るく、楽しく、サービス精神旺盛(親切)に!」という自分の中での姿勢は変えませんでした。
これまでに苦い経験もありましたが、自分のスタイルを貫いて良かったと、コロンブス語学院でのマネージャー業を通して、思わせてくれました。
コロンブスは講師、スタッフとも近いアットホームな学校です。また、先生以外の現地の方とも関われる環境も整っています。
現在、コロンブスは積極的に日本人生徒の受け入れをしています。フィリピン留学を考えている際は、ぜひコロンブス語学院も視野に入れてみてください。
そして、コロンブス語学院に入学した際には、私と一緒に素晴らしい思い出を作りましょう。