【フィリピン留学】現地で発生する虫対策!「ゴキブリ」や「蚊」などの対策方法を伝授!
フィリピンに来てから懸念される重要ポイントの一つとして虫の存在!
特にゴキブリは人間の天敵とも言える存在です!
でも、語学学校のドミトリーって結構キレイだけど「ゴキ出るんかな?もしかして出ない?!」というかすかな期待を抱きます。
結論、「ゴキは出るし、蚊も出る!」
と言うか、日本でも出るのにフィリピンで出現しない訳がないです。その出現率は確かにフィリピンの方が高い感じはありますが、殺虫剤も販売されていれば対策は現地に着いてからでも十分です。
日本から色々と殺虫確率の高いキラーアイテムを持参しなければ不安な方、特に女子は多いでしょう。
しかし、そんな余計なモノは不要です。フィリピンのスーパーマーケットで十分揃える事が可能なので、今回は諸々のキラーアイテムと現地での天敵をちょっとご紹介していきます。
そもそもスプレー式の殺虫剤を飛行機の中に持ち込めないし、現地購入であれば預け荷物に入れてスーツケースの中で爆発しないかな…という余計な心配も無用です。
できれば出会いたくない彼らですが、日本ではあまり意識していなかった虫たちの存在が海外に出ると意外なところで目に入ってきます。
とは言え、そんなドラクエの雑魚キャラのごとく、複数種類がバコバコ出てくるわけではありません。
よく出現するのは、「アリ、蚊、ゴキブリ、ハエ野郎とリザード」の5種類です。
最後のリザードというのだけ聞きなれないキャラクターですよね。この後ご説明しますが、まあとにかくフィリピンでマジ超絶ウザいのが他4種の雑魚キャラたち。
何れも大した攻撃力があるわけでは無いのですが、とにかく不意を衝くタイミングで現れ私たちの気分を究極に害します。シャワー上がりとかもう最悪。こっちは無防備。
それでは早速ご紹介します。あ、あと虫の紹介だからと言って、エグイ写真は添付しないので安心してください。
フィリピン出現する虫たちの特徴
以下では、フィリピン生活で遭遇する虫たち5種類を解説していきます。
レベル1: アリ
出現要因
甘いモノだけに集中して群がると思いがちだが、甘みを感じない清涼飲料水ペットボトルにも群がる。また、インスタントヌードルの破片にも鋭敏に反応を示すため、不用意にゴミ箱に捨てるのはオススメしない。
攻撃特性
部屋内に出没する極めて小さいアリンコたちは指で潰してグリグリっとしてしまえば木っ端みじんになりますが、ベッドに出現すると眠気を一発で阻害する地味な攻撃力を兼ね備える。
また、外で見かける3倍くらい大きい赤いアリには要注意。主に木の周辺に生息しておりスピードもちょっと速い。さらにコイツは強力な牙(歯です)を持っていて、ヒトにもその牙を向けることがある。
こいつに噛まれると直径3センチくらい赤く腫れ、全治2週間はかかるので特に注意が必要である。
レベル2: リザード
出現要因
特にこれといった要因は無く、日本でいうヤモリみたいな存在。屋内でよく見かけ、キエっキエっキエっと独特の声を発する。フィリピンの屋内には必ずと言っていいほど存在し、さらに一部屋に複数出現することもある。
攻撃特性
このリザードは人畜無害であり、私たちには攻撃してこないし毒も無いので安心して欲しい。さらに彼らは自分より小さい虫を食べるのでハエや羽アリ、蚊も食べてくれるのでもし部屋で見かけたらどうか生かしてあげて欲しい。(アリは食べない。)
基本的に大体10センチくらいなのでぱっと見カワイイのだが、場所によっては20センチ以上の可愛げないサイズも存在するが頼りがいはある。ヒトの目を避けるように素早く行動するので、そこまで気にすることは無い。
明らかに自分のベッドの真上にいる場合は、移動させた方が身のためではある。と言うのも、ドジなリザードもいるわけで稀に壁や天井から落っこちてくるヤツもいるので、もし寝ている最中に私たちの口に入ったりしてたら最悪なのは想像できるだろう…。
レベル3: ハエ
出現要因
語学学校のドミトリーは基本的に常に清掃されているので、ハエが出現するのは稀なことです。ただし、周囲に調理場やゴミ捨て場などがあると、高確率で出くわしてしまう。ゴミ箱に食べ物を捨てた程度では発生しにくい。
攻撃特性
尻尾で人体に刺してくることもなく、ただただ私たちを苛つかせるのが彼らの主な特徴。特に外食している時やカフェテリアでの食事中、ちょっと席を外した際にそれと無く自分の食べ物に着陸して菌を移すのが手口。
ハエが触った箇所は食べないことを強く勧めます!
フェイスブックやYouTubeで見る限り、彼らは人間を死に至らせる菌を持つこともあるのでマジでこれには注意していただきたい。我々が思っている以上に厄介な奴らです。
また、殺虫剤で瞬殺してしまえばいいのだが、誤って半殺し状態になった場合に最後の力で産卵する場面も見たので、くれぐれも情け無用で瞬殺するように。
レベル4: 蚊
出現要因
私たちがドアを開けた瞬間、それとなく死角から一緒に部屋に入ってきます。または、エアコンのそよ風に乗って侵入することも得意です。
なので、いくら私たちが侵入予防していても、風が通る小さなスペースさえあれば人間のテリトリーに容易に侵入してきます。
攻撃特性
特に黒い衣類と人体の体温を察知して接近し、周知の通り奴らの針で私たちの皮膚を突き刺し、痒みという不快な思いを創出する厄介極まりない雑魚キャラです。
日本の蚊は耳元にプーンという人類が最も嫌う音を発し就寝活動を一瞬にして阻害しますが、フィリピンの蚊は何故かその音がしません。
不快な音による安眠を阻害することは無いのですが、無音で私たちのカラダに着陸し血液を腹いっぱい吸い取ります。
鈍感な私たちは明け方にようやく目を覚ますと既に複数箇所に被害にあっていることもあり、多くの男性が好む女性の美脚を吸いまくるのも珍しいことではありません。その時ばかりは蚊という奴らが羨ましくも思えます…。
レベル5: ゴキブリ
出現要因
ドミトリーの部屋を開けっ放しにしておくと、前述した蚊やハエたちと共に部屋に侵入してくるので出入口はしっかりと閉めましょう。
日本で彼らが出現すると、私たちは反射的に必要以上に警戒します。何故なら、不意に飛んでくる可能性があるからです。飛行状態のゴキほど恐怖を与える身近な虫はいません。
しかしです!フィリピンのゴキと死ぬほど対峙してきた私でさえ、フィリピンゴキが飛んだシーンは一度しか見たことがないんです。
日本のゴキだけが飛行特性を持つのかまたは飛びたがりなのか、それともフィリピンゴキが第一形体のままなのかは科学的根拠を調べる気にもなりません。
とにかく、飛行確率は日本より恐らく低めなので安心してください。
攻撃特性
極めて敏捷性の高い動きでヒトに接近して私たちを不快な思いにさせ、眠らせない。また、繁殖能力と生命力も私たちの比ではなく、子供たちと一緒になって不快にさせます。
虫たちに遭遇した場合の攻略法
ここでは、フィリピンで良く発生する虫たち5種類に遭遇した場合の対策について解説していきます。
① VS アリ
とにかく糖類を微量でも含む食物や飲料の封の空いた物は、部屋外のゴミ箱に捨てるか冷蔵庫内に保管しておく事です。冷蔵庫内であれば密閉状態なので奴らが侵入、私たちの物を発見することはありません。
もし部屋内に出現したら、これ見よがしに殺虫剤で皆殺しにするか踏み潰してしまいましょう。木の周辺にいる大型の赤アリは、見つけた瞬間に素早く手で払いましょう。とにかく噛まれる前に距離を取ってください。
② VS リザード
リザードは私たちに危害を加えないので攻略する必要はありません。むしろ一定の距離を保ち共存するべきです。
③ VS ハエ
アリの時と同様に処分したい食物は、部屋外のゴミ箱に捨てましょう。また、外食時には奴らが無数にたかってくる場合がフィリピンでは日常(ローカルな食事処は特に)なので、たかる前に完食してしまうか手で払い防ぎ続けましょう。
そもそもハエが見受けられる食事処には行かないのがベストです。また、部屋内に侵入して来た場合は、殺虫剤を存分に食らわして差し上げてください。先にも忠告しましたが、産卵させる前に瞬殺です。
④ VS 蚊
これは特に女性向けにお伝えしたい。フィリピン留学中では蚊に刺される場所が多いのは否めないので、外出時には虫よけスプレーを必ず利用すること。
さらに、寝る時はロングパンツの利用を推奨します。これは皆さんの美脚を維持したい方は特にです。寝る時のホッパンはたまらなく大好きなのですが、女性からしたら虫刺されの跡が残るのは嫌ですよね。
であれば足元がすぼんでいる薄めのジャージを着用して寝た方がいいです。油断していると、留学中に気づいたらやたらと蚊に刺されて、足には奴らの吸い跡が数日間残ってしまうことにもなりかねないです。
⑤ VS ゴキブリ
奴らの攻略法はハエと同様です。自分の視界に奴らが入ってきた場合は、踏みつぶせるサイズであれば踏み潰せるようになりましょう。私はフィリピンに来て半年以内で、サイズ関係無く対応できるようになりました。
しかし、大概の女性は奴らより攻撃力が低いかと思われますので、そんな時はお手元にある殺虫剤を思う存分これ見よがしに吹きかけて抹殺しましょう。
日本では噴射中に飛行して対抗してくることが脳裏に浮かぶかもしれませんが、フィリピンでは飛行確率が低いのと殺虫効果が極めて高い殺虫剤なので、割かし安心して仕留められます。
現地で使える殺虫剤を紹介
上の写真はスーパーマーケットの一角ですが、ご覧の通り品揃えも在庫も豊富にあるので日本から持参は不要です。
ただ、一点だけ。虫よけスプレーは日本製がベスト!フィリピンで販売されているものは基本的にクリーム状なので塗ってからちょっとベトっとします。
一方、日本製は噴射してもサラっとするので、海外からも好評な一品なのです。
それ以外で日本から持って来ると重宝するアイテムは、「押すだけベープ」です。確かにあのベープはサイズも小さいので、手元にあれば持参するのもアリです。実際私も日本から2回持参して重宝しました。
ちなみに、「押すだけベープ」未経験の方にこの効果を伝えたいのですが、本当にごっつ効きます!きっと寝起きの時に気づくと思いますが、自分が寝てる間に勝手に蚊が夜な夜な死んでるんです!あの光景を見た時は、日本企業スゲーって感心しましたね!
類似品もフィリピンでは販売されているので、以下ご紹介します!
Baygon Liquid Repeller(写真左) & Mat(写真右)
直訳すると「蚊バスターズ液状君」と「蚊バスターズマット君」です。まさしく押すだけベープと同じ効果があり、液状タイプは30日間、マットタイプは5日間有効なので自分の留学期間に応じて購入したいです。
ただ一点気になるのが、どちらもコンセントに接続しなければならないのです。ドミトリー内に十分なコンセントが無い場合はちょっと厄介かもしれませんね。
Moski Shield
そのまま「蚊よけシール」ですね。これは日本にも同様の商品があるように体に貼っておけば蚊が寄って来ません!多分!まあ、フィリピンにも販売されているのでご案内です。
Baygon Multi Insect Killer(Maximum Killing Action)
直訳して「害虫バスターズ第一形体」です。ここから紹介するBaygonブランドはラベルの色が異なると、機能も違ってくるので自分の好みに合わせて購入してください。
この第一形体はネーミングにもあるように、殺虫機能は最高の一品であると謳っています。実際の効用としても、目の前のいかなる害虫を瞬殺する極めて殺傷能力の高いスプレーです。
気になる匂いですが、案外フローラルな香りなので撃退後も気になりません。
Baygon Protector Flying Insect Killer(Dual Action 2 In 1)
これは「害虫バスターズ第二形体」です。この第二形体は、飛行する害虫にはめっぽう強いのが特徴ですがゴキにも効果はあります。
気になる2 In 1というのは、「スプレーで殺虫も可能」プラス「床に噴射しておけば数日間害虫を寄せ付けない」という効果もあります。
数日間?何日間?と思いでしょうが、かたじけない、何日間有効か忘れました。一週間くらいじゃないですかね?とにかく、こちらも殺傷能力は第一形体同様です。
Baygon Protector Crawling Insect Killer(Triple Action 3 In 1)
「害虫バスターズ最終形体」。最終形体と言うくらいだから、さぞかし最強のスプレーなのだろうと思いでしょう。何と言っても3 In 1ですからね、3つの効果とは以下の通りです。
害虫が気になる方は冷蔵庫の下やクローゼットの下や隙間など気になる所に10秒間噴射して部屋を閉め切り15分間放置しておけば奴らの卵も抹殺できます。
私は最強の最終形体を購入し、幸いにもその晩にゴキが出現したのでバスターズを食らわしましたが、まさに2秒後にはポックリ逝ってました。
フィリピン殺虫剤の総括
これまでご紹介したように、極めて撃退効果の高い殺虫剤がフィリピンで購入できるのでスプレーは現地購入で十分です。日本から持参する必要性は全くありません。今回添付した大型タイプでも平均600円くらいです。
セブにあるようなホテル並みのキレイな学校施設では、出現率は低いかと思われますがゼロではありません。また、以前私はドミトリーの4階に住んでいましたが、そこでもアリは出現したので高フロアだろうが油断禁物です。
基本的に語学学校では、週1回もしくは月2回くらいの頻度で害虫駆除作業を実施して生徒に不快な思いをさせないように努めています。それでも出て来てしまうのは正直しょうがないことなのです…。
フィリピン留学を選んだなら、いくら施設がキレイでも多少の害虫が出現することも想定しておかなければなりません。
まあ、それだけ日本の暮らしはキレイだという事に気づかされます。
いくら留学エージェントとのカウンセリング時に施設がキレイという説明があったとしても、それはフィリピンレベルでのキレイであって日本の施設との比較ではないという事は認識しておくべきです。
比較する際の水準を日本ではなく、フィリピンに合わせて情報を集めると渡航後に自分のイメージと現実のギャップが小さくする事ができます。