「留学したい!」と思ったらどうしたら良い?ネットで調べているだけの方に行動の遷し方を紹介!
みなさん、こんにちは。
突然ですが、1度くらい留学をしてみたいと思った事はありませんか?
僕は長年留学をしてみたいと思っていました。
ですが、実際にどうしていいかわからずネットで留学の事を調べて、「いいなー。留学行きたいなー。」とずっと考えていた時期が続きました。
やはり、実際に思っているだけじゃなくて、何かしら行動を起こさない限り状況は変わらないものです。
今回は自分の実体験を踏まえて、留学に行きたいと思った時にどうすればいいのかをご紹介していきます。留学にはいろいろな方法がありますが、一番メジャーな2つの方法を詳しくご紹介していきます。
留学に行きたいけど、行動に移せていない方やどうしていいかわからないみなさん必見です。
留学エージェントに行って話を聞く
最も手っ取り早く留学情報を手に入れられるのが留学エージェントから話を聞く方法です。
僕の場合も留学エージェントを利用しました。留学やワーホリに行く人はほとんどの人が、留学エージェントを利用すると思います。
こんな感じで、留学エージェントについて詳しくわからない人もいるかと思いますので、簡単に説明をしておきます。
留学エージェントとは、留学の手続きを代わりにしてくれたり、留学中のサポートをサポートしてくれたりする会社の事です。
もっと分かりやすく言うなら、「旅行代理店の留学版」と説明したらクリアですかね?
留学エージェントは多数あって、利用する事によって留学の割引があったり、手続きの際のサポートが手厚かったり、帰国後の就職サポートに力を入れていたり、それぞれの留学エージェントに特徴があります。
初めての留学の方は、自分に合った留学エージェントを探す所から始めましょう。
多くの留学エージェントは、カウンセリングや説明会を行っています。いろんな所に足を運んでみて、自分に合った留学エージェントを利用する事をオススメします。
留学エージェントでの流れ
留学説明会では、最初に希望している人が集まり大まかな説明がされます。その後、個人のカウンセリングが始まります。いつから行きたいか、自分の行きたい国や予算、滞在期間を伝えました。
僕の場合、フィリピン留学を希望していました。そのため、日本人が少ない環境でやりたい、そしてセブは観光地で他と比べて物価が高いと聞いた事があったので「セブ以外がいいです。」とリクエストしました。
そうすると、エージェントの方から次のような質問がありました。
質問の意図を1つずつ解説していきますね。
① 経営母体により学校の状況が変わる
日本人が経営する学校は日本資本の学校と言われ、日本人生徒が多い傾向にあり、学校によっては日本人100%のところも少なくありません。しかし、殆どが日本人であることから、食事は日本食が出る学校が多く、比較的寮などが綺麗な傾向にあります。
学校によって違いはありますが、できるだけ身の回りの生活を日本と変わらないような環境で過ごしたい方は日本人の経営する学校に行かれると良いでしょう。
デメリットは日本人が中心なので、外国人の友達ができないことと、英語を話す機会が少なくなること。
次に韓国人が経営する学校は韓国資本の学校と言われますが、僕はこの韓国資本の学校を選択しました。韓国資本の学校では、韓国人生徒が多くなりますが、韓国人以外にも日本人や台湾人、ベトナム、中国など日本資本よりは明らかな多国籍状況になり、英語を使う機会が増えます。
ご飯は韓国人が多いため、韓国料理が出てくる学校が多いと思います。僕の通っていた学校も韓国料理がメインでした。味付けも日本食とは幾分異なるので、食事にこだわる人はストレスを感じる人もいます。
このような差があります。他にもフランス資本の学校を検討していたという友達もいましたが、フィリピンの学校の多くは日本資本か韓国資本の学校です。他に希望があれば、留学エージェントに伝えましょう。
② 都市部が良いか地方が良いか?
これはどのような学校を希望しているかですね。学校によって様々な校則があります。例えば、平日の外出禁止、門限時間の違い、毎週末のテストの有無などです。
これは学校によって違います。加えてコースなどで分けられている場合もありますね。
人によってモチベーションやどのように勉強したいかなど、違いがあるので詳しくは留学エージェントで詳しく聞いてみると良いでしょう。
③ 山と海どちらが好きか?
これは大まかな留学地域はどっちがいいかという事でした。これに関してはなんの質問か意図がわからずに困惑しました。結果どっちも同じくらい好きだと答えてしまいましたね。(笑)
単純に海に気軽にアクセスできるロケーションかどうかの確認ですね。山のエリアを選んだら、そう気軽には海には行けなくなるので。「フィリピン=海」と言うイメージを持っている人が、現地に行ってからがっかりしないための確認ですね!
人によっては、海が大好きな人もいれば、海にそこまで魅力を感じない人もいますし、自分がどう思うのかをストレートに伝えると良いでしょう。
④ トイレットペーパーを流せないことの確認
フィリピンはどこもトイレで一緒に紙を流す事ができず、トイレ横にゴミ箱が設置されています。日本とは環境が違うので、衛生面で困惑する人もいるでしょう。これが無理な人は、フィリピン留学は厳しいかと思います。
ただ、一部の学校ではトイレットペーパーを流せることをウリにしている学校もあります。
選択肢は超狭まりますが、それでもフィリピン留学にこだわりたい人は、そうした学校を選ぶのも手です。
留学する国や都市の決定プロセス
留学エージェントでは、上記のような質問や確認をされました。行きたい場所や学校が決まっている場合は、さらに踏み込んだ話になると思います。
こうしたすり合わせによって、自分に合った地域や学校候補を留学エージェントが提案してくれます。
僕の場合は、最初にバギオという地域の学校を紹介されました。
バギオという地域は、フィリピンの首都マニラの北の方にある地域ですね。バギオの語学学校の特徴としては、とても勉強に集中できる環境にある事です。
山の方にあるバギオはあまり遊べるような環境も無く、とても集中できる事が人気の地域です。また、山に滞在するので、海は気軽に行ける場所ではないと言うことにもなります。
が、僕が担当から聞いた移動方法がマニラ空港から6時間くらい山道をバスで移動すると聞きました。ちなみに、僕を担当してくれた留学カウンセラーの方は、バギオ留学経験者の方でした。
ですが僕は車酔いがひどく、どうしても車での長時間移動が無理だと思いました。それだけの理由でバギオを諦めました…。(笑)
ですが、現在は高速道路も整備され、もう少し早く着くよと語学学校の先生からは聞きました。また、マニラとバギオの中間地点のクラークには、日本から直行便も就航したため、クラーク~バギオまでであれば3時間程度でアクセスできます。
一昔前に比べるとアクセスは随分と便利になってきていますが、それでも2時間越えのドライブなので、いずれにせよ僕は断念していたでしょう。
そして、次に僕が留学することになるバコロドという地域を紹介してもらいました。
バコロドはあまり日本では有名ではなく、日本人留学生がかなり少ない土地です。車移動も殆どないこともあり、日本人留学生の少なさに惹かれて僕はバコロドに決めました。そして、バコロドでお勧めの学校を提案して貰いました。
僕の場合はその場で決めずに、一度持ち帰って提示された学校の口コミなどを自分で調べました。
実際リサーチして問題なさそうだったので、その後に留学エージェントに連絡をして、「バコロドのOKEAにお世話になる。」ことに決まりました。
フィリピン留学が決定してからの流れ
留学先と学校が決まってからは、自宅で留学準備です。基本的に留学エージェントとのやり取りは、メールやLINEで事足ります。そのため、毎回留学エージェントに足を運ぶ必要性はありません。
留学プランが確定すると具体的な手続きになりますので、留学費用を支払う必要があります。フィリピンの場合は留学費用として支払うお金のうち、学費と寮費、3食の食費が含まれた値段での場合がほとんどです。
留学費用を支払ったら、航空券と保険に加入する必要があります。フィリピン留学の場合、出発前のビザ手続きが必要ないため、留学前にかかる費用は主にこれくらいです。そして、最後に持っていく荷物を準備しましょう。
基本的に渡航先の国と都市、語学学校が決まると、留学エージェントが淡々と手続きをナビゲートしてくれるので、その指示に沿って手続きを進めるだけなので大変楽です。
そして、エージェントによっては渡航前に英会話レッスン(オンライン英会話レッスン)がついているところもあります。こういうのは是非利用しましょう。事前に勉強しておく事も準備の一つですよ!
ここまでが留学エージェント利用バージョンです。ほとんどの人が通るルートですね。僕もそうでした。留学手続きの開始時期ですが、航空券早めに購入した方が安くなることも多いので、3か月以上前の手続きを意識しましょう。
次は少数の人が選ぶ選択肢ですが、2つ目の方法として紹介しておきます。
語学学校と直接連絡を取る
語学学校が決まっている場合、直接学校と連絡を取り手続きを自分で進めることも可能です。
留学エージェントを利用する場合、手厚いサポートを受けると手数料を支払う場合があります。一方で、手数料無料をウリにしているところも多くあるので、サービス内容と手数料が掛かるのかを確認しましょう。
また時期によっては、キャンペーンを実施していることもあり、逆に自分で全て手続きするのに比べて費用が大幅に安くなる場合もあります。
一方、個人で手続きする場合は他を介さないので早く手続きができ、直前でも受け入れてもらえる場合があるメリットもあります。
ですが、デメリットも多いです。まず、手続きが全て英語になる可能性がかなり高いです。ビザ手続きのある場合は、完全英語での手続きになります。これは英語初心者の方だと無理かと思います。
その学校に日本人スタッフがいれば日本語でも可能ですが、すべての学校に日本人スタッフがいるとは限りません。特にアメリカやイギリスには、日本人スタッフのいない学校が多いです。
それに加えて、留学手続きを手伝ってくれる人もいません。手続きやビザでトラブルになったら、露頭に迷います…。留学手続きのプロセスでは、全て順当に事が運ぶわけではありません。
また一番大きいのは、授業内容で学校と揉めた場合やホームステイ先でトラブルになった場合です。全て自分の責任で対応しなければいけないことに加え、英語ができないと泣き寝入りになることも多々あります。
初めての海外留学や、英語力に自信のない方にとっては、なかなか大変な道だと思います。
ですので、僕の場合は自力の手続きはオススメできませんね。
特に初めての留学の場合は、絶対に留学エージェントを通すべきだと思います。ですが、実際には留学エージェントを通さない人もいます。
例えば、既に海外で生活している方。ワーキングホリデーなどで生活しており、語学学校に通いたくなった場合。既に海外生活のイロハを知っていることと、英語力にも自信がある方もいるでしょう。
実際、僕が通っていた語学学校OKEAにはバックパッカーの人がいて、その人は自分で学校に連絡をしたと言っていました。
その方は既に海外にいたため、留学エージェントを通そうとは思わなかったそうです。ですが、僕は留学エージェントを通した方がいいと思っている派です。
手続きに自信があったとしても、そして既に海外に住んでいたとしても、留学エージェントを通す価値はあると思います。
その理由は明白で、留学エージェントを通すことで安くなったり、オンライン英会話レッスンを無料で受講できたりと特典がありますし、トラブルに巻き込まれた時の保険にもなりますので、利用しない理由がありません。
留学を思い立ったら行動しよう!
今回は「僕が留学したいな…と思った時にどうすればいいのだろう?」と思った時の事を思い出してこの記事を書きました。
留学に行きたいけど、一歩踏み出せない方やどうしていいかわからない方はこの記事を参考にしてみてください。
留学エージェントに相談したからと言って、必ず留学をしなければならない訳ではありませんのでご安心を!話が合わなければ、次の留学エージェントに行けば良いだけです。
留学エージェントは自分の留学を後押ししてくれる存在であり、手助けしてくれる場所です。留学エージェントは、手っ取り早く正しい情報を詳しく教えてくれます。
インターネット上にはたくさんの情報がありますが、情報があり過ぎて価値ある情報にアクセスできていない可能性もあります。自分にとって有益な情報かどうか、信頼性の高い情報かどうかも自分では判断できません。
また、留学相談するだけで、自分のモチベーションを維持する事にも繋がります。ですので、まずは一歩踏み出す所から始めてみてください。
海外留学は、自分の人生を変えるチャンスですよ!