フィリピン留学って本当に英語力伸びるのか?4ヶ月間留学して英語力がどれくらい伸びたかを教えます!
みなさんこんにちは。最近はとても暖かくなってきましたね。ポカポカしていて、散歩にでも行きたいような陽気な日が続いていますね。
僕が留学していたフィリピンでは暖かいと言う概念はあまりなく、基本的には暑い日々でした。
フィリピン留学を検討している方は、「フィリピンに語学留学してどのくらい英語力が伸びるの?」と興味のあるところだと思います。
実際、僕がフィリピン留学を4ヶ月間経験して実際に英語力がどれくらい伸びたか、赤裸々に語っていこうと思います。
ちなみに、僕はフィリピンのバコロドと言う都市にある語学学校OKEAに通っていました。
これを参考に、留学の期間やコース、学校選びなどを留学の参考にしてみてください。
留学前の英語力
僕のフィリピン留学前の英語力は、ゼロと言っても等しいレベルでした。中学高校と英語の授業は諦めていて、英語の科目は捨てているくらいのレベルで英語が嫌いでした。
そんな僕でしたが、社会に出てから英語の必要性を感じることが増えてきました。
当然ですが、中高で苦手で嫌いだった英語を話せるワケがありません。ジェスチャーなどを交えて話せば何とかなるレベルで、翻訳アプリなどを駆使して会話をするにも限界がありました。
こんな状態からの脱却を目指して、自分の英語のレベルをあげるべく、留学を始める決意をしました。
ちなみに留学以外にも英語学習の手段はいろいろありますが、自分の性格上環境を変えないと勉強できないので留学を選びました。
実際に留学を経験して分かったことは、一番英語力が伸びるのは環境を変え、身の回りを全て英語環境にすることだと思っています。
留学スタート当初(留学開始~2週間)
僕が通ったバコロドの語学学校OKEAの廊下です。このような雰囲気の学校で、勉強がスタートしました。授業がスタートしてから、最初はかなり苦労しました。
ルームメイトやスクールメイト、先生たちとの会話がなかなか理解できず、かなり大変でした。
特に授業では何が何だか分からないので、先生が話す言葉にうなずくだけでした。
一言とか二言とか、そんなレベルでしか言葉を発することができずかなり困りました。
ですが、先生も学校で出会う人も、みんな僕が何を言っているのか理解しようとしてくれるので、何とか意思疎通はできました。ジェスチャーや翻訳アプリを駆使しながらでしたが、多分アプリがないと会話はかなり困難な状態でしたね。特に最初の1週間は大変でした…。
ちなみに、他の生徒は元々ある程度話せたりする人も多く、僕があまりにも話せないので初めて話す相手は僕との会話に困っている人も多かったですね…。(笑)
ですが、皆口を揃えて言ってくれたのが、「時間が経つと喋れるようになるよ!」と言う言葉でした。最初の1週間は喋れないもどかしさから、いろいろと悔しさが込み上げてくる1週間でした。
2週目に入ると、授業も少し慣れてきましたし生活も少し慣れてきたなぁと言う感じでした。友達もだんだんとできて、フィリピン生活が楽しくなってきた時期です。
そして、留学開始から2週間が過ぎた頃くらいから僕にとある変化が起こりました。
英語に少し慣れてきた時期(2週間~1ヶ月)
留学開始から2週間が経った頃、上写真にある仮面にも負けないくらい嬉しい変化が訪れました。それは、日本語の文を構成する事が難しくなってきたことです。
例えば、LINEの返信をする際に、日本語の文章を作っているワケですが、その文章が正しいのかどうか違和感があるのです。この現象は、自分の脳が英語脳になってきたことだと解釈しています。
英語と日本語では、文の構成の仕方が少し変わります。日本語はSOV(主語+目的語+動詞)ですが、英語だとSVO(主語+動詞+目的後)という風な違いがあるのです。
僕はフィリピン留学開始から、日本語を出来る限り使わないように心がけて、日頃から英語だけを使うようにしていました。
そのお陰だと思いますが、脳が英語脳に切り替わってきたのです。留学に行かれる方は、まずこの変化を目標に頑張ってほしいです。このような変化を感じることができれば、しっかり英語学習ができていると思います。
他言語の場合でも、文法が違えばこの現象は起こるのではないでしょうか?逆に文法が同じ国の場合は、このような現象は少ないかと思います。
あくまで文章構成に違和感がある感覚で、日本語を忘れるわけじゃありませんからね!
これに関しては、少し日本語でのやりとりを増やせばすぐに感覚が戻りますのでご心配なく。ちなみに、数か月程度の留学期間内で、日本語表現が下手になるといったこともありません。
この変化がきっかけで、自分にかなり自信がつきました。
そしてちょうど1ヶ月が経った頃、いろんな人に僕のレベルが上がったと言われるようになってきました。
フィリピン留学の中盤(1ヶ月~3ヶ月)
フィリピン留学で1ヶ月が経過すると、周りの友達も少しずつ変わってきます。
学校を卒業して学校から離れる生徒、新しく入学してくる生徒が現れ、雰囲気も少しずつ変わってきます。
そんな中、1ヶ月一緒に時間を過ごした友達たちから、こんな事を言われるようになりました。
これを言われると、どんなに嬉しい事か。留学に来て時間をかけて勉強して、こんなに嬉しい事はありませんでした。その時の気持ちは今でも覚えています。
ですが、新しい生徒が入ってくる事で、僕にはしんどい事もありました。
それは、明らかに僕より英語が話せる生徒がいることでした。
僕の方が1ヶ月も早くフィリピンに来て勉強しているのに、新しくきた生徒が自分よりも流暢に喋っているのを見ると、喋るのが怖くなってきました…。
僕の方が学校には長く滞在しているのに、その子たちと比べると自分の方が明らかに喋れない…。そのため、新しく来た友達たちと喋るのが本当に嫌な時期でした。
留学経験者ならこの気持ちが分かる方もいるかもしれません。ですが別にそんなのどうでもいいんです。自分は自分。他人は他人です。
その子は、単に自分よりも勉強してきているだけで、学習時間には個人差があるのは当然ですし、自分より話せる人がいるのは当たり前のことです。
自分の英語レベルが上がってきて浮かれている気持ちが、新入生が入ってくる度に何度も壊されていきます。人間ってそうやって成長していくんだなぁ…と思います。
これから留学を考える人は、僕と同じ経験をするかも知れませんが、あまり他人は気にせず自分の勉強に集中してくださいね。
そして、次は留学開始後3ヶ月くらいの時に起こった出来事です。
僕の通うOKEAでは月1回のペースで、マンスリーテストがあります。そのテストには、5つの項目があります。それぞれにA~Eの評価に加え、それぞれのアルファベットにプラスとマイナスがついた評価がされます。(AマイナスやDプラス、Bなどといったような評価)
この成績がなかなか上がらずに悩んでいたんですが、3ヶ月が過ぎた頃から成績がすごく伸びてきたのです!
それとTOEICの模擬試験もありました。僕はTOEICの勉強はしていなかったので、最後までそんなに大きな変化はなかったのですが、マンスリーテストが伸びたのはかなり嬉しかったです。
そして、OKEAではテストが終わった後に成績上位3人と、伸び率が高かった2人が掲示板に貼り出されます。そして、その5人は1ヶ月間、1クラス多く受ける事ができます。
僕は1度だけではありますが、伸び率が上がった生徒1番に選ばれました。
毎回選ばれるかドキドキしながら見ていたのですが、名前があったのを見た時にかなり嬉しかったのを今でも覚えています。
フィリピン留学の終盤(3ヶ月~)
この写真のように、3ヶ月が過ぎるといろんなところへ行ってフィリピンのいろいろなものに触れたくなり、外出することも多くなりました。
外出したりもしながら勉強に対するモチベーションだけは落とさないように、維持する事を頑張りました。
実際に外出して外で英語を使う事も一つの勉強です。リアルな生活で英語を使う事で、必要なフレーズを体で覚える事ができます。
これくらいの時期になると、実際に買い物をしていても大体相手が言っている事がわかるようになっていました。
僕の場合、留学期間は4ヶ月でしたので、3ヶ月が過ぎた頃からは楽しみながら英語に触れる工夫をしていきました。例えば、街中に出て行き、今日はお店を何店舗回って何人と話すといった感じで英語に触れるように心がけていました。
店員さんに物の位置を聞いたり、ご飯の注文をしたりするだけでも、その会話のやり取りの中から新しい表現の発見があって勉強になりました。
日常会話が問題ないくらいのレベルになった!
いかがだったでしょうか?今回は、僕の英語力の伸びを紹介していきました。
周りの人から、「喋れるようになったね!」と言われたように、自分の体感でも日常会話がある程度問題ないレベルになったという手応えがありました。
僕の場合は全く何もできない所から、日常会話くらいまではできるようになったという実感です。
留学には人それぞれ目的があると思います。会話をできるようになりたいと思う人や、TOEICやIELTSの点数を伸ばしたい人、字幕なしで映画も観られるようになりたい人など様々だと思います。
会話ができるようになりたい方は、一人で何かを食べに行く、物を買う、旅行をするなどすると必ず自分が喋らなければならない環境になります。基礎的な会話力を身に着けたら、次のステージでは積極的に外に出て、会話を実践することをオススメします。
日本ではなかなかできない、日本語を使わない生活を楽しんでください!それが英語力を伸ばす秘訣です。誘惑に弱いタイプの方は、日本人が少ない地域や学校を選びましょう!