【フィリピン留学】ドキドキの留学再開初日の様子@PINES
こんにちは!フィリピンのバギオから最新のフィリピン留学情報をお届けします。
フィリピン留学再開が正式にアナウンスされてから、(1)留学再開に関する最新情報、(2)現地のコロナ対策情報をこれまでにお届けしています。
筆者が在籍する「PINES」(パインス)では2022年4月より2年ぶりに留学が再開となりました。
「留学再開」といっても現地の情報というのは、なかなか充実していないのが現状です。今回は、留学再開初日の現地の様子・その初日を迎えるまでの準備に関する裏側からの情報をお届けしたいと思います。
フィリピン留学を考えている人は、現地のリアルな様子がわかる内容となっておりますので、是非本コラムを参考にされてください。
裏情報?新入生を迎えるまでの準備風景
「PINES」においては4月からの留学再開が決定したのが、年明けの2月あたりでした。実はたったの2ヶ月ほど前に決まったんですね。
「留学再開」といっても、すぐに始められるわけではなく、生徒が滞在するドミトリーの準備、授業を担当する講師陣の調整、カリキュラムや校則の整備など様々な準備が必要になります。
ちなみに、留学先選びに大事なポイントですが、パンデミック中にオンラインレッスンなど含め全く教育活動をしていない学校もありますし、先生が既に解雇されていたような学校は準備までに時間がある程度かかります。
パンデミック前と同じような教育環境が提供されるのかどうかは確認が必要なので、しっかりと学校の情報収集する必要があると思います。
PINESでは「IELTS TRAINER PRO」(アイトレ)などのオンラインレッスンを継続する中で、先生達がIELTSのスコアを取得するなど活発に活動していました。
語学学校の内側にいると、授業のことだけでなく、清掃スタッフさんやランドリースタッフさんなどの動きまで細かなところを色々と見ることができます。
留学再開1ヶ月前の3月に入ったあたりから、新入生を迎えるにあたっての必要な準備が目に見える形で増えてきました。
本コラムではそんな貴重な語学学校の裏側の光景を3つ紹介させていただきます。
(1) 生徒のドミトリー準備
「家は使わないとダメになる」というようなことを言います。
この2年の間、PINESは幸いオンラインレッスンや小規模ながらオフラインの授業も継続し、先生やスタッフを含め施設全体を使い続けていました。
ですので、建物の劣化というのはあまりないのですが、生徒が入寮するということで、改めて清掃や整備を行いました。
(2) カフェテリアの椅子とテーブル
カフェテリアの椅子やテーブルも塗りなおしました。
こういった細かな作業も外注ではなく、学校のスタッフさん達が1つ1つ行うのがPINESの1つの特徴かもしれません。
(3) 生徒用のウェルカムキッド
新入生は学校に到着したら、この緑のランドリーバックとその中に入ったスナック類などを受け取ることができます。
このウェルカムキッドですが、パンデミック前は2週間に1回、スタッフさんみんなで何十人もの新入生用を準備していたので、この緑のランドリーバックのセットを見るだけで懐かしい気持ちになりました。
また、それぞれの生徒へのルームキーや案内文も1人分ずつテープを貼ったりして準備します。
生徒さん側からはこういった準備の風景は目にすることがないので、新鮮な光景だと思います。実はこのように準備をして新入生をお迎えしているんです。
ドキドキの留学再開初日風景
さあ、そしていよいよ留学再開の時がきます。
大まかな新入生のスケジュールは以下のようなものです。
↓
レベルチェックテスト
↓
現地費用支払い
↓
オリエンテーション
↓
時間割発表
↓
授業開始
生徒用の写真撮影
生徒用のIDは現金をチャージして校内のミルクティーショップでドリンクを買うこともできます。
レベルチェックテスト
この入学時のレベルチェックテストは、PINESではパンデミック前からずっと行ってきています。
このテストにより、どのレベルから授業をスタートするかを決め、より自分にあったカリキュラムで学習することができます。
現地費用支払い
新入生は、ビザ費用など現地での支払いが必要な費用をアカウンティングオフィスにて支払います。授業で使用するテキストやランドリークーポンもこちらのオフィスで購入できます。
ちなみに、自分が留学した時もそうでしたし、生徒でも割と言う人が多いのが「思った以上に支払う金額が多い」です。ビザ費用の他にもSSP(Special Study Permit)など、現地で支払う必要のある費用は複数項目ありますので、事前にしっかりとチェックしておきましょう。
そして、校則の確認等のオリエンテーションがマネージャーよりなされ、授業の時間割が発表されてからはいよいよ授業スタートというような流れです。
気になる生徒数や国籍は?
これから留学を予定している人にとっては、留学再開に伴い、どれくらいの生徒が実際に留学しているのか?国籍のバランスはどうなのか?も気になるポイントですね。
留学再開直後の第1週目は、10名弱の新入生が入校しました。国籍は韓国やベトナム、中国、そして日本です。
留学が再開すると言えども、最初の週から来てくれる生徒がどれくらいいるのかな?という不安もスタッフの中にもありましたが、無事に来てくれて安心しました。
そして、次の週からは更に多くの新入生が来てくれる予定となっており、4月の終わりには50名ほどの生徒数になる予定です。
国籍は最初の週に来てくれた上記の国籍や既に在籍している国籍(韓国、ベトナム、中国、アラブ、日本)に加え、モンゴルや台湾などからも来る予定となっています。日本人の比率は4月の段階では、おおよそ2割前後の予定となっています。
なお、まだコロナ禍ではあり、PCR検査や空港手続き等の関係で留学時期を急遽変更せざるを得なくなったような生徒もいるようですので、これから留学される方は体調管理含め気をつけて留学の準備をされてください。
生徒だけではない、留学エージェントも続々訪問中!
さて、留学再開ということで、早速新入生を迎え入れることができましたが、生徒だけでなく、留学エージェントの方々も一気にアクティブになってきました。
留学再開前の3月下旬から4月頭にかけて、早速数社の留学エージェントさんがPINESを訪問してくださり、校内の動画や写真を撮影し、最新情報を確認してくださいました。
2年も経っており、語学学校ではパンデミック前の情報と変わっている部分もあるので、留学エージェントさんも実際に自分の目で現地の状況を確かめてから、生徒さんへお勧めできるかどうかをチェックします。
4月、5月には他にも多くの訪問予約が入ってきており、留学エージェントさんがこれほど忙しくなってきているということは、それくらいフィリピン留学の希望者が再び増加しているということだと思われます。
実際に複数のエージェントさんに尋ねたのですが、最近はパンデミック前と同じぐらい、あるいはそれ以上に多くの留学に関する問い合わせが入ってきているとのことです。
そして、わざわざ現地の語学学校まで訪問している理由は、正確な情報を得るためですね。
パンデミック前と現在では設備や講師の質、ネット上の情報などが変わっている可能性があります。
ですので、これから留学先を決める方は、現在のリアルな情報を確認しながら学校選びをされるのがいいと思います。
まとめ
如何でしたでしょうか?今回は「留学再開初日」のリアルな様子を現地からお届けしました。
「フィリピン留学」で検索をすると、出てくる学校の情報はほとんどが「パンデミック前」の情報です。
だからこそ、これからフィリピン留学を検討している人には、最新情報をチェックしてもらいたいと思い、今回の内容でコラムを書かせていただきました。
実際に留学するにあたり、学校の中だけでなく街の様子やコロナ対策なども気になるポイントだと思います。
そういった内容に関しても、これからもフィリピン・バギオの現地からお届けしますので、他のコラムも是非ご覧ください。
インスタなどでフィリピン留学に関するお問い合わせをいただくこともありますので、何か質問がある方は遠慮なくご連絡ください。それでは次回のコラムもお楽しみに。