【フィリピン入国】フィリピンの現状リポート!進化したクラーク編
お久しぶりです!EG ACADEMY日本人マネージャーのTAKAです!
5月下旬にバコロド経由してクラークに戻って来ましたが、5月末にフィリピンの入国規制が突然に緩和されました。突然というのがフィリピンあるあるです!いずれにしても留学業界したら大変有難い!
しかし、もう2週間くらい早く緩和してくれたら、私もEGの学生マネージャーたちも高額のPCR検査をしなくて済んだのに…。まあ先陣を切ってフィリピンに来られたからいいのですが、気になるのは各都市の現状ですよね。前回は、バコロドの概況は前回お届けしました。ではクラークエリアはどうなっているか?
結論、「コロナ禍で一気に街が進化していました!」
一気にというと語弊を生むかもしれませんが、SMクラークやコリアンタウンの一部地域は成長が顕著ですね!
4年ぶりに訪れたバコロドでした、が大きな街の成長は見当たらず良くも悪くも未だに地方都市みたいな雰囲気でしたので、クラークとの差を感じてしまいました。
それではコロナ後のクラーク周辺をご紹介していきます。
クラーク名物のコリアンタウン
フィリピンでは有名な韓国のカフェ「TOMN TOMS COFFEE」です。
中2階もある構造がなんともシャレています!
店内奥にはさらに半テラスみたいになっていて、ちょっとリゾートカフェみたいな雰囲気!リーズナブルなカフェでここまでやるのはスゴイ♪
クラークエリアと言えば、「フィリピン最大のコリアンタウンの存在」です!フィリピン留学のパイオニアである多くの韓国人たちがクラークに住んでいて、ビジネスを立ちあげています。
そのため、韓国本場の味やコスメが楽しめるのが大きな特徴!コロナ前も十分に大きかったのですが、現在では小資本の店舗は廃業。反対に資本力のある企業は拡大しており複数の新たな商業ビルディングが建設中です。
コリアンタウンの末端。バーガーキングを曲がるとクラークフリーポートゾーンという昔米軍が作った街のエリアに向かいます。
テナントの新陳代謝が見受けられます。
新たなビルディングの建設ラッシュが散見されます。
人気店の多くは存続していますが、やはりビジネスは弱肉強食ですね…。
ホントに建設ラッシュです!そして通行人数もコロナ前に完全に戻っています。
コリアンタウンの所感
・フィリピン人、在住している韓国人はコロナ前並み
・とは言え、韓国人観光客の戻りはまだ40パーセント以下といったところ
・コリアンタウン自体の面積が拡大している
・今後、観光客が戻ってくることを見越して既に動いている韓国人のバイタリティと積極性に脱帽です。
・やたらとシャレたカフェが多くなっている
こんなところですね。消費者からすると色んなお店が誕生していて毎週末行きたくなります!それでは、次にフィリピンの巨大ショッピングモールであるSMクラークに行ってみましょう。
エンタメ性が加わったSMクラーク
店内がどのように変化しているのか楽しみです!ちなみにコロナ直後のクラークは以下の記事で紹介した通りです。
入り口から既に客入りが多そうにみえますね、さらに「夏楽しもう!」って大きな看板!個人的にはフィリピン人は、季節問わずいつでも人生楽しんでいるように見えますけどね(苦笑)
やっぱり店内はめちゃくちゃ客入りあります!SMも完全にコロナ前並みにお客が戻っていますね!
入り口通ってから左右を見渡す限りこのような光景。基本みんなマスク着用していますが、それ以外はノーマル生活です。前回SMに来たのはコロナ直後で、その時はさすがに人もまばらでした。なんかこの客入りを目の当たりにしてかなり安心です。
まずは館内を一通り歩き回ってみましょう。先に2階から攻めていきます!
SMクラークの2階には映画館やゲームセンター、小型のカフェがありフィリピン人は大人子供問わずゲーセンが大好き!きっと客入りも元通りになっているはず!
やっぱり賑わってるー!日本ではこの混み具合考えられません。コインゲームで競馬とかはありませんが、格ゲーやバスケのシュートゲーム、コイン落としあたりが鉄板です。
日本の「辻利」が出店していました!大の抹茶好きな私からすると本当に嬉しい!これは試すわけにはいかん!早速オーダー!
何をオーダーしたか覚えてないのですが、とにかく水出しの抹茶スムージーです。
金額は150ペソで約300円弱でした。味は日本国内で食していた時と変わらない甘さの中に少し苦みの効いた味!
だからでしょうか私が滞在していた約1時間では、あまり人が入ってきていませんでした。食しながら気づいたのが一点あります。
それは、「QR決済がやたらと普及している」ことです。
2020年時点でも普及はしていたのですが、小型店舗でもセブンイレブンでも体感的に7割ほどのお店がQR決済を取り入れ、多くの消費者がQRで決済しています。
フィリピンでは「Gcash」と「Paymaya」というのが2台巨頭となっています。決済方法は日本と同じでどこのお店でもこの2つは大概利用可能です。
日本ではQR決済会社が多過ぎてどれを持っていたらいいのか、AU PAYは使えるけどメルペイは使えないなどなど複数アカウント所持していないと有用な決済ツールにはなりません。
QR決済するとポイント還元もされるので出来る限り一元化させたいです。
ちなみに私はGcashのみ所持していて、可能な限り利用していますね。特にポイントが還元されるとかじゃないのですが、単純に小銭を持ちたくないから。
フィリピンでは20ペソ以下が小銭になってきて、ホントによーく使うんですよ。
まあまあそれで財布も重くなるのでなんか日本にいるときから好きじゃなくて基本アカウントにお金をチャージしています。
2階から見渡すとホントに客入りが完全に戻っているのを実感します。さらに休憩スペースが充実していて、みんな涼しいSMの中で家族団らんの時を過ごしていますね、これがいつものフィリピンスタイルの週末なんです。
さらに進んで行くと一階に大きな噴水なんか出来ちゃってて、これには周りのみんながずっと眺めていました。2階の奥には新たな連絡通路が出来ていました!
ここを抜けると、向かい側には大きな駐車場とオフィスが立ち並んでいました。
オフィスの連絡通路には、こんな感じのアスレチックエリアが!もーSMクラーク進化し過ぎ!こんなんなっていたら家族は週末とりあえずSM行こかーってなりますよね。
ちょっと自慢の背筋を連続懸垂で見せびらかそうかと思いましたが、大人しく1階へ行きましょう。一階にはいきなり↓
丸亀製麺が近日オープンのお知らせが。(驚)どこの国でも麺類が大好きな私、今まではマニラにしか無かった丸亀を一泊かけて食べに行っていました。
これでもうわざわざマニラに行かなくて済むのは大変有難いです!
丸亀以外にも日本企業が続々と出店しています。
破天荒フェニックスでも有名な田中修司さんの「OWNDAYS」もありました。彼らは、「視力の悪い途上国の方々にも眼鏡を!」というコーポレートソーシャルレスポンスシビリティを掲げています。
個人的に、この想いはとても強く共感しているので好きな企業の一つです。
そして、どこの国でも安心して美味しい焼きたてのパンが食べられる「くもりベーカリー」。
え?くもりベーカリー???日本で見たこと聞いたことありますかね?私はありません。(汗)
こんなんやっちゃうのはきっとあの国ですね!けどそこまでしてビジネスを成功させてしまう中国の行動力とスピード感が毎回すごいな…と感嘆。
こっちではユニクロとダイソーを真似して交えたMINISOという雑貨屋がかなり人気です。UNIQLOは間違いない人気ですが、DAISOは出遅れがちです。正直、日本人の私からしてもMINISO商品を買いたくなります。
SMクラークに来るまで私は基本ジプニーというローカルの方々が使う小さなバスみたいな公共交通機関を使います。その車窓から街並みを凝視していましたが、SM内同様に小さな店舗が増えている感じを覚えました。
それでは最後に留学生活に重要な私が居るEG ACADEMY周辺を見て回ってみましょう!
新陳代謝が起きているダウンタウンとEG周辺環境
ちなみに、こちらがジプニーからの車窓です。(上写真)たまに排気ガスをモロに吸ってしまうのがいただけませんが、窓全開にして駆け抜ける涼しい風を感じられるのが好きですね!
そして、上記の写真からも伝わりますが、既にダウンタウンにも活気が戻ってきています。こちらも人はコロナ前レベルに出回っていますが、多くの方がきっちりマスク着用しています。
ジプニー以外にもトライシクルというサイドカーみたいな乗り物も庶民の足です。こちらも以前のように走り回っています!これまた風を感じるので好きな乗り物の一つです。
信号機も横断歩道も少なく、タイミングを見計らって足早に横切るのがフィリピンスタイルです。
慣れないうちはどのタイミングで渡ろうか戸惑いますが、車の波が止まるのを待っていたら死ぬまで渡れませんよ。
ダウンタウンも過ぎてEG周辺に戻ってきましたー!
EG周辺は徒歩3分圏内にスーパーマーケット、ファストフード、コンビニ、マッサージショップ、カフェ、交番があり住むにはとーっても便利な環境が売り!
そしてその環境はちょっと様変わりしていました。2年前からの変化としては、以下のような感じです。
EG周辺の環境
・行きつけの安い韓国資本のマッサージが廃業(悲)
・日本食レストラン2店も廃業
・セントラルモールという中型の商業施設も廃業(コスパいいカフェが入ってたんです)
・とは言え、ダンキンドーナッツが出店!これは嬉しい!
・EG隣の商業施設にはテナントがびっしり入った。
・その商業施設内には、人気になった韓国カフェ、韓国スパ、韓国レストラン、韓国雑貨店、ナイトバーと韓国カルチャーを存分に体験できる環境に!
・ファストフード店は相変わらずの人気っぷり!
上記の通り、EG周辺は弱い企業は淘汰され景気復活のタイミングを見計らっていたアフターコロナ勢が一気に出店してきています。
この淘汰と寡占という構図はコリアンタウンが顕著で、恐らくフィリピンだけではないはずです。フィリピンの語学学校も然りで、5月末時点ではセブとバギオの大型人気校のみが早々に留学再開し、そこに留学生が集中しているのが現状です。
他エリアの学校再開が認知されていないのも事実ですね。ちょっと最後に宣伝になってしまいますが、私が勤めるクラークにあるEG ACADEMYも6月6日よりソフトオープン(50%のキャパシティで再開)、7月にはグランドオープン(通常営業)されます!
しかも、この時期には日本人スタッフが不在の学校が大半の中で、EGは私含め3人体制で再開します!
今回の投稿から伝わるように、現地では思っている以上にノーマル生活が始まっていますし、フィリピン渡航条件も行きかえりのPCR不要(ワクチン2回摂取者のみ該当)、USD$35,000以上保証の海外保険も不要と緩和されてきています。
多くの方は半年後、一年後あたりと考えているかもしれませんが、私が思うには「思い立ったが吉日」。近い未来の将来さえわからない昨今です。行くなら今でしょ!それではまた!