【フィリピン留学】ワーホリ・IELTS対策に強い「JIC」を紹介!
こんにちは!フィリピンのバギオで語学学校スタッフをしているかわけんです。
2年ぶりに再会したフィリピン留学は問合せや留学生の数がますます増えており、改めてフィリピン留学の人気さを感じています。
筆者はPINESという学校に在籍しているのですが、「教育都市」と呼ばれるバギオには他にも様々な特色を持った学校があります。今回は、その中でもワーホリやIELTS対策に定評のある「JIC」を紹介したいと思います。
しかも、今回はJICの日本人スタッフのトモさんに学校の特色やネットには載っていないような秘密話(?)を聞くことができました。トモさんは2012年にバギオ留学して、それから約10年間バギオと繋がりがある「バギオマスター」です。
現在は日本を拠点にお仕事をされていますが、丁度バギオを訪問されていたのでJICやバギオについて直接お話を伺うことができました。
現地の学校スタッフ同士のインタビュー記事という貴重なかたちで、JICやバギオ留学の情報をお届けいたしますので、フィリピン留学を検討中の方は要チェックです!
バギオ歴約10年のトモさん
まず、トモさんはいつからJICで働かれているんですか?
2012年に学生としてJICに入り、2ヶ月英語を学びました。その後、学生スタッフを経て2013年から正規スタッフとして働き始めました。
2016年10月に一度退職して、日本に戻ったのですが、今回コロナ後の再開の折にまた縁あって再び働かせていただくこととなりました。
最初に生徒としてバギオ留学したのが2012年なので、約10年もバギオと繋がりがあるんですね!退職をして日本に戻ってからも、今もわざわざバギオを訪れるなどJICと関わっているのはどうしてですか?
単純にJICとバギオが好きだからだと思います。(笑)自分の人生が大きく変わった場所でもありますし、フィリピン、特にバギオは僕にとってとても住みやすい場所です。
自分が通った道なので留学生にも全力で力になりたいなっていう気持ちが心から湧きますし、1日が過ぎるのがとても早いので、この仕事も、JICも、バギオも好きなんだなって思います。
JIC・バギオ愛がすごいですね。(笑)
これはある意味、日本に帰らないと気づかなかったことでもありますね。僕は日本に戻った後に起業して失敗したり転職も何度かしたりして、上手く日本社会に馴染めないところがあって心が病んだこともあります。
日本が嫌いなわけではないし、素晴らしい国だと思いますが、僕にとってはJICでの仕事やフィリピンなど海外のリズムが合っているんだろうなって思います。
日本に帰って、そういったフィリピン愛のようなものに改めて気付いたんですね。
JICやフィリピン留学業界に関わって10年ほどになりますから、やはりより愛着も深いのだと思います。愛がなかったら、僕のような飽きっぽい人間はここまで続けられていないと思います。(笑)
家庭の事情などもあって僕は日本拠点でJICの日本の窓口として働かせてもらうことになるのですが、1年の3分の1ぐらいはバギオにいたいなと思っていますし、僕が日本を拠点にしていてもJICには現地担当の日本人スタッフもちゃんといますので安心して下さい。
JICの特徴は?
IELTS、ワーホリ対策、英会話に定評のあるJIC
日本を拠点にしながらも、JICの仕事を続けられているトモさんですが、JICの学習面での特徴を教えてもらっていいですか?
JICは、「IELTS」「ワーホリ対策」「英会話」の3つの分野においてとても人気が高い学校です。
特にIELTSは10年以上の教育歴を誇り、7,500名以上の卒業生を排出してきた実績を持ちます。プログラムは完全オリジナルで、JICのトップトレーナーであるブライアンが監修しています。
ブライアンはイギリス出身で、IELTS教育歴10年以上、自身も8.5ポイントを取得したまさにIELTのスペシャリストです。
優秀なトップトレーナーによってトレーニングされたIELTS講師陣が在籍されているんですね。
そうですね。JICにはブライアンによってトレーニングされた講師もたくさんおり、IELTSを教える講師は全員学内模試等でIELTS7.5以上を取得した実力者です。
実力ある講師とIELTS対策を理解したブライアン監修のプログラムが組み合わさリ、12週間で平均2.0ポイントのスコアアップという実績を出していきました。
その実績がIELTSの公式団体からも認められ、iDPに至ってはJICで公式テストを開催する権限を与えられています。
IELTSの公式団体からも認められているんですね。IELTSの他に、ワーホリ対策も人気のプログラムなんですか?
はい、ワーホリ対策もJICの人気プログラムのひとつです。ワーホリ対策では、レジュメ作成や面接対応のみならず、現地の生活で使えるサバイバル英語や接客時の対応など職場で役立つ実践英語も学べます。
初心者の方でも短期間で基礎英語を身に付けていただけるプログラムを用意しているので、まずは4~8週間で基礎英語を身に付け、次にワーホリ対策コースにステップアップしる4~8週間対策を行うというパッケージ受講をする方も多いですね。
IELTSやワーホリ対策以外のプログラムもあるんですか?
IELTSやワーホリ対策の他にもビジネス英語やTOEICにも対応しています。
また、目標は明確には決まっていないけどスピーキングを伸ばしたいという人もスピーキング強化に力を入れるパワースピーキングESLがありますので、ディスカッションやスピーチ、プレゼンなど日常会話だけでなく一段上のレベルまでスピーキング力を高めたい人にはとても人気です。
【環境面】JICならではの特徴は?
12週間以上の留学でも苦にならない快適な生活環境
留学生にとっては環境面も大切ですが、こちらに関する特徴を教えてもらえますか?
JICには12週間近く留学する中長期留学生が多いので、長い期間でも快適に勉強に集中できるように生活環境にも非常に力を入れています。
具体的にはどのように力を入れていますか?
学校内にカフェやスーパーマーケット、ジムなどがあり、外出しなくとも学校内で必要なものは全て揃う環境にしています。僕は個人的に生活圏で何でも揃うひとつの村のような「ヴィレッジ型のキャンパス」と呼んでいます。
お部屋も1人部屋、2人部屋、4人部屋と学生の予算やニーズに合う複数の選択肢を用意しています。
ワンルームタイプの1人部屋は自分の空間や時間を大事にしたい方に人気で、特に20代後半以上の方が選ばれる傾向にあります。
2人部屋はカップルやお友達でも利用も可能です。また、4人部屋には2階建てのロフトタイプと、ゲストハウスのようなスタジオタイプのお部屋があり、ロフトタイプは大人数で楽しく過ごしたいけど広々とした部屋がいいという方、スタジオタイプはコストを抑えて留学したいという若い学生に人気です。
好みに応じて部屋のタイプを選べるんですね。留学生にとっては食事も気になるところですが、食環境についてはどうですか?
JICは学校内で料理ができるというのも人気の一つ。4人部屋には簡易キッチンがあり、その他に共有キッチン部屋も用意されているのでJICに滞在する学生はいつでも好きなときに料理ができます。
Kマートというスーパーマーケットも校内にあるので、そこで食材を買って色んな国の友達と料理を作って食べるというのもJIC独特の良い文化だと思います。
また、最近できたばかりのおしゃれなカフェも校内にあるので、そちらで食事をオーダーして食べていただくこともできます。もちろん、学校からも平日3食、休日のブランチとしっかり食事は提供されるのでご安心ください。
JICには5年〜10年近く厨房に立つシェフが複数在籍しています。たくさんの留学生に料理を振る舞ってきたベテラン揃いなので味も安定していておいしいと評判です。
食堂やカフェでご飯が食べられたり、自分で作って食べられたりと選択肢が多いのも強みです。
【コスト面】JICは安い?
学習面と環境面が整っているのにコスパがいい
学習面ではIELTSやワーホリ対策、環境面では豊富な量の種類や充実の食事内容ということで、その分授業料等も高くなるのかなと気になりますが、そのあたりはどうですか?
他校にはないユニークなポイントが揃っているJICですが、学費は144,000円(4週間)からととてもコスパがいいんです。
円建てなのでドル高の影響も受けませんので、時期によってはドル建ての学校に4週間行くのと同じぐらいの費用で6週間から8週間の留学も可能でしょう。
このコスパの良さが人気でJICには日本、韓国、台湾、中国、ベトナム、モンゴル、中東など様々な国から中長期の留学生が学びにやってきます。
JICはどんな人にオススメ?
フィリピン留学を検討している人は学生、社会人など様々な人がいますが、特にどんな人にJICをお勧めしますか?
学習面では以下のニーズがある方におすすめです。
・ワーホリ前の準備留学がしたい方
・スピーキングを伸ばしたい方
生活面や環境面では、以下のニーズがある人におすすめです。
・おしゃれカフェなどリラックスして勉強に集中できる環境があるといい
・国籍が多様で色んな国の友だちができるオープンな環境で学びたい
上記に当てはまる項目があった人はJICに合う人だと思います。
実際に在籍している生徒さんはどんなタイプの生徒が多いですか?
JICはリラックスした環境ですが、IELTS対策などガチで英語の勉強をしに来ている人も多いので、勉強する時は一生懸命勉強、遊ぶ時は一生懸命遊ぶというメリハリのある生活をする人が集まっている印象がありますね。
生徒の国籍は?
他の国籍の生徒さんの割合やタイプはどんな感じですか?
国籍は時期によっても変わりますが、概ね日本人30%、韓国人30%、台湾人15%、ベトナム人10%、中国人10%、その他モンゴル、中東、タイなど合わせて5%といった具合でしょうか。
生徒のタイプは日本人と同じで遊ぶときは一生懸命遊ぶというメリハリのある生活をする人が集まっている印象があります。
日本人の割合が多いように感じるかもしれませんが、国籍がとても多様なので実際はそこまで多すぎる感じはないと思います。むしろ初心者にとっては少し日本人が多い方が安心して生活できます。
また、入学してからは誰と関わるかは生徒さん自身が選べるので積極的に外国人の友達を作って英語を使っていってほしいですね。
それができれば国籍比率はそこまで問題にならないと思います。
ぶっちゃけ改善しなきゃいけないところは?
学校のスタッフをしていると、ここは改善しなきゃいけないなぁと思うところもあると思いますが、どういった点で感じますか?
改善というかたちとは違うかもしれませんが、フィリピンの大学との関連性をもっと強めていけたらいいなとは思っていますね。
大学と共同で留学生の団体プログラムの受け入れや、フィリピンの大学に留学したい日本人学生をサポートできるような体制を整えて、新しいスタイルのアカデミックキャリアを築く助けになれたらなと思っています。
実際にすでにバギオのベンゲット州立大学やバギオ大学などとは提携関係にあり、共同のプログラムなども計画しているところです。
また、今日本の大学でもIELTS試験がひとつの基準として採用され始めているみたいなので高校生の日本人のIELTS合宿みたいなのもやりたいですね。
そうなると、バギオやJICの課題となるのはマニラからの距離や知名度の低さ、あとは海外旅行保険があれば無償で治療が受けられる病院がないことなどになります。
物理的な部分は変えようがありませんが、知名度や保険の適応などに関しては動ける部分もあると思うので、そういった部分は積極的に動いて変えていきたいですね。
留学生が知らないバギオの秘密
最後にバギオマスターのトモさんから留学生が知らないようなバギオの秘密を教えてください。
「バギオはフィリピン留学エリアの中でも講師の質が高い」という噂を聞いたことがある人もいるかもしれません。今回は、その秘密をお話しますね。
バギオは、フィリピンのルソン島北部の教育都市としても有名なんです。大学も多く、フィリピン大学バギオ校、セントルイス大学、バギオ大学、コーディリエラ大学、ベンゲット州立大学などフィリピンでトップ100位以内にランクインする大学もあります。
また、フィリピン中から超エリートが集まる士官学校(フィリピンミリタリーアカデミー)もバギオにあり、毎年卒業式や入学式には大統領も訪れるほどです。
バギオにある語学学校は、先ほど触れた有名な大学から優秀な講師を採用できるという恵まれた環境にあります。「バギオの先生は質が高い」という噂の裏側には、実はそんな秘密があるんですね。
もちろん語学学校それぞれがしっかり講師をトレーニングしているのもありますが、そもそもポテンシャルが高い人材を採用できるという点においてバギオはとても恵まれているのです。
南国にあるのに涼しく、とても治安がよく、遊びの誘惑も少ないまさに留学に最適なバギオですが、こればかりはいくら言葉で言っても来てみなければわからないところではあるので、もしこのインタビューを通してバギオやJICについて少しでも知ってもらえて、バギオもいいかもと思ってもらえる人が増えたらとても嬉しいです。あわよくば、ぜひバギオで、特にJICで、お会いしたいですね。(笑)
まとめ
今回はバギオ歴約10年にも及ぶJICのトモさんにJICやバギオのことについてお話を伺いました。HPや第三者のブログではあまり知ることのできないような「生の情報」を聞くことができたのではないでしょうか。
バギオには「日本人会」というのがあるのですが、トモさんは以前その日本人会の会長さんと一緒に暮らしていたことがあり、それが故に学校のことだけでなく、バギオの歴史についても多くの知識があります。
実はバギオの語学学校で働いている日本人やその他の国籍のスタッフさん達を含め、このように「バギオ」という街自体に愛着を持っている人たちがたくさん在籍しています。
「留学」というのは単に語学を学ぶだけでなく、その土地の文化や人々に触れることでもあります。
だからこそ、「学校選び」も大事ですが、加えて「場所選び」もとても重要になります。
この記事を読んで、バギオの魅力に気付いてくれた人が少しでもいれば幸いです。もちろんJICの魅力についてもですね!
インタビューに協力してくれたトモさんありがとうございました!