【フィリピン留学2022】実録、寝ることを許さない食中毒…
こんにちは!東南アジアどこでも食いつくすフードハンター&フィリピン歴6年目のEG ACADEMY日本人マネージャーTAKAです!
フードハンターな一面もある私、そして思い返せばフィリピンに5年間住んでいて重い風邪になったことがあるくらいで、食べ物系には全く事故がありませんでした。ただ、かなり安心して食生活を過ごしていた私も遂に食中毒に…。
これはもう完全に油断ですね。異様に大きいウナギや豚の血、鶏のつま先などをフィリピン人の前でエグイという気持ちを何とか表情に出さず食べてきて、とにかく好き勝手食べまくっていました。
執筆している今もまだちょっと頭がグラングランしているくらいで、まさに食中毒直後です。
日本にいた時に食中毒になった経験が無く比較できませんが、フィリピンの食中毒はホントにホントにヤバかった。
普通に考えて腹痛や下痢で日本から持参したストッパか正露丸で何とかしようと思いますよね。
しかし、結論「病院直行」です。
と言うか、食中毒になったらクスリでどうにかしようという気にもならないほどの症状になるので即病院です。
これは経験しないとどれほどきつい事なのかわからないので、今回の記事を参考にして留学先で外食の際は油断せずに注意喚起の意味も含め今回は綴ります。
洗車屋と隣接するけど旨いラーメン屋
今回のストーリーは、マニラまでゴルフ旅の帰りに起きた私的に世にも奇妙な物語です。
何故なら、初見のラーメン屋ではなく毎週末食べに来ている馴染の人気店で、いつものカウンター席で食べていたにも関わらず起きた惨事。
雨季なのに珍しく雨も降らず気持ちよくカワイイキャディさんと二人でゴルフを終えて、クラークに着いていつものようにチャーシュー抜き温玉ダブルのラーメンを食していました。
いつもは特に気に掛けていなかったのですが、このお店の真後ろは洗車屋があり同時刻にガシガシと洗車しているんです。この配置が日本ではまずあり得ません。しかし、この日はさらに私の席から3メートル横で車内マットの埃をバンバン落としていました。
さすがにこれにはムッとしましたが、「まあフィリピンだからしゃーないか」と。こうゆう無神経なところがフィリピンあるあるです。
ラーメンにも埃が大して被っていなかったようなので完食したわけです。
食後30分前後に異変が生じてくる
埃は多少かかったかもしれないけど、いつも通り美味しくいただけたので帰路に着きます。ラーメン屋からEGアカデミーまでは車で20分くらい。
この日はEG前の通りが大規模工事で6PMまで停電という事前知らせがあり、帰寮したのは9PM過ぎとなり、まだ電気は復旧していません。(計画通りに進まないのがフィリピンあるあるなので、いちいち怒らないようにしましょう。)
当校の生徒たちはプールに入ったり、屋外で微風に当たって涼を取ったりしていました。私は部屋内でマニラトリップの荷物を整理していると、お腹が何となく緩くなってくる感じが否めません。
「まさか…。いや、私に限ってそんな事はない。」特に気に留めないようにしていましたが、ちょっと危ないかも…となってきたので、取り敢えずトイレに。実は丁度一か月前に同じような症状で病院に行って処方された余りの薬があったので早期治癒を図り、この時点で整腸剤と胃酸の薬を投与。
留学生の多くは同タイミングでストッパや正露丸を投与しがちですが、大きな効果があったという報告は聞きません。腹痛経験の留学生曰く、水を飲んで排出を繰り返すのが一番早いという意見もあります。※個人差あります。
私は薬の効果を待ちますが、着実に腹部の痛みは増大し、軽い吐き気も始まってきます。ここで嘔吐してしまったら先ほど投与した唯一の希望のクスリまで出してしまうので、とにかく嘔吐は我慢です。
寝ることを許さない嘔吐と下痢
結局、薬の効果を感じることなく嘔吐した後、ここから一気に症状が悪化してきました。
腹痛は絶え間なく吐き気の頻度も多くなり、これは完全に一か月前の症状どころではなく、「クスリでどうこうなるもんではない!」と確信。
この時点で選択肢は2つに絞られます。
フィリピン経験者である私は、「夜間に緊急外来に行くと内科医が不在というリスク、長時間待つこともある。」という事を知っています。
病院にもよりますが、夜間でも多数の医師が院内にいるわけではないので緊急患者が多くなるととにかく長時間待ちます。最長で7時間後に帰寮した生徒がいたのも記憶に残っています。
この長時間かかったというのはフィリピン人と同じ対応だったからで、セブやマニラ近郊のジャパニーズヘルプデスクがある病院では事前に予約すると最優先で待つことなく診察可能です。
こんな容体では、2分さえトイレ無しで待つことは不可能です。全くクスリの効果は感じられず、吐き気、腹痛、さらには発熱も感じはじめました。
さすがにこれは結構やばいかも…と分かっていますが、とても一人で歩ける状態ではありませんし、病院のトイレで嘔吐とか絶対にしたくないです!
とにかくこの夜は冷蔵庫のありったけの水を飲んでは排出を繰り返しましたが、一向に体調が良くなることはありませんでした。
夜が明けて病院に直行!
やっと夜が明けたとは言え、ジャパヘルに朝5時からとか連絡するのはさすがに気が引けます。症状は着実に悪化してきていますが、ここは根性と気合で出勤するであろう8時まで待ちます。
ジャパヘルの連絡内容と用意するものは、以下の通りです。
1~3は日本語でメール送信するのみで、4~6はジャパヘル指定のメールアドレスに送信して完了。そこまで送るとジャパヘルさんが近隣の病院にコンタクト取ってくれます。予約が取れると、「何時にどこの病院の誰宛に行ってください。」と返答が来ます。
さて私の物語に戻ると、全身に冷や汗をかくほど苦しい状況ですが、8時ちょっと前に即連絡。
10分後には早速対応しますとの返答がありました。さすがジャパニーズレスポンスです!窮地の状況だとこのレスの速さはホントに助かります。
しかし、2時間経過しても何の連絡もありません。この間も変わらず嘔吐と下痢を繰り返しています。フィリピン人生イチ最悪状況下で、こんなに待つとは私はどうなっちまうんだろうか…とトイレの便器を抱えていた時に返答が!
「1PMからなら対応可能ですがいかがでしょう?」キター!
ここまで待ったならすんなり最優先で診察を受けられるので、あと2時間くらい耐えます!不運にも配車アプリでタクシーが捕まらず、トライシクルでオンタイムで病院に直行です!
「やっと着いたー!」と、下車したら知らない病院…。
相変わらずのフィリピンらしさですが、この瀕死の状況下では凡ミスはホントにいただけない。マジで簡便してほしいです。
やっとのことで指定の病院に到着し、倒れこみながらカウンターで受付を済ますのですが、こんな瀕死状態の患者はレアなので周りのフィリピン人からの視線を感じます。
早々に必要書類を記入し診察。日本人担当の顔なじみの医師がいて、「今日はどうしたんだい?」とカジュアルに問いかけてきますが、本日はそのノリに乗れる余裕が全くありません。
端的に症状といつからなのかを説明し、触診された結果が「食中毒だね~」の一言。
分かってはいましたが、遂に私もフィリピンで初の食中毒に。この時は胃と腸が完全に毒されている状態。瀕死の表情を悟ってか、前回処方された薬と同じでした。
「1回の投与するクスリを2個ずつ飲めばより早く回復するから、今回は2個ずつ飲むんだよ!」
そんな単純なことで回復速度がホントに上がるのか?!とかなり懐疑的な説明でしたが一刻も早く回復したいのでコンビニで2日間分の水分とゼリー飲料を買い込み、部屋に籠る準備をしてから即クスリ投与です。
幸いにも雨季のクラークエリアは、窓を開けていればエアコン使わなくても過ごせる温度の日もあります。ドクターのクスリ2倍投与策がそんな簡単に効くのか?と考えつつ、いつの間にか1時間経過しても吐き気は無くなってきていました。
同時に下痢の頻度も著しく減少し、体調悪化が停滞しているのを実感。こんな単純な策で良くなるものなんですね。そのまま指定された夕方と夜寝る前にクスリを摂取するまで着実に体調が回復してきています。ようやく安心して少しは寝られるようになり、熱も治まってきたのは食中毒発生から24時間が経過したところです。
健康が第一と痛感する回復期
病院の処方箋は汚い英語ですが、しっかり要点を掴めばOK!翌日は火曜日、今夏の団体案件もありオフィスワークは休みたくないので、まだ本調子ではないのですが取り敢えず出勤です。
この時気づいたのですが2倍クスリは2倍回復が早まりますが、その反面、軽く酔っぱらっているかのように頭がくらくらする感覚になります。最初は寝たきりだったからかと思いましたが、昼過ぎても常にクラクラしていて完全に2倍クスリの反動です。
とは言え、この留学事業の繁忙期に食中毒から1日でオフィスワークに戻れるまで回復させてくれたドクターにホント感謝です!
そのまま2倍クスリを丸1日投与し続け、1日中クラクラしながらも着実に治癒に向かいますが、食欲まではさすがに回復せず、2日間ずっとポカリのみで過ごした結果マイナス2KG減。先月はウイルスによる腹痛で2KG減でしたが、今回も2KG減…。個人的に8月は減量期としていたので、結果的には減量しましたが何とも言えませんね。
普段の食事は翌日昼から徐々に取れるまで回復しましたが、今でもあの屋台ラーメンは恨んでいます!もっと調理環境さえ整えていれば、こんな事態にはならなかったはず。
いずれにしても「まあ大丈夫だろう。」という過信から招いた結果でしたので、2か月以上の中長期留学する方も決して油断することなくフィリピンでは過ごしてください。フィリピンの食中毒はホンっとに半端じゃない。それではまた!