【滞在ストレスを極限まで減らす!】居住環境が良いフィリピンの学校4選!
フィリピン留学は、寮滞在スタイルで通学や自炊などの手間がなく、限られた時間を最大限有効に使えるのが大きな魅力です。
しかし、それは「学校に滞在している期間が長くなる=留学中は外出する機会や外出時間が少なくなる」という意味でもあります。もし長くいる場所(学校)で「この住居や学校の環境が嫌だな…。」と感じてしまうと、それは毎日我慢をしながらの辛い留学となってしまいます。
そこで、このコラムではそうした滞在中の「この住まい嫌だな…」と思う回数をできる限り減らし、滞在中のストレスを極限まで減らせるような学校をご紹介していきます!
日本人は世界トップレベルでキレイ好き!
私たち日本人は日本に住み慣れているので、なかなか実感することも少ないのですが…実は日本は「世界トップレベルで清潔な国」であり、「キレイ好きが特に多い国民」でもあります。
なぜかというと、世界トップレベルで清潔な国である日本に住んでいる私たちは…知らず知らずのうちにキレイさの感覚基準も高くなり、知らず知らずのうちにキレイ好きになっているためです(笑)
特に、個人的にはコロナウイルスでマスク着用やアルコール消毒などが当たり前になった世の中では、さらにそのキレイ好きの傾向が強く、顕著になっているように感じます。(みなさんも毎日除菌、殺菌、消臭という言葉をたくさん耳にしたり、目にしたりしていないでしょうか?)
また、世の中の傾向としてもインスタ映えのような「キレイな見栄え」がウケるような世の中になっています。
食事自体はもちろん、食事をする場所もどんどんとキレイになってきています。(最近ではちょっと古くさかったり、清潔感がちょっと足りなかったり…というお店もかなり減っているように感じませんか?)
日本人がなぜキレイ好きなのかというのはいろいろな理由や学説がありそうですが…世界レベルで見ると「日本がトップレベルでキレイな環境、キレイ好きが多い国」というのは間違いありません。
> 日本人はキレイ好き!?
・手を洗う習慣、厄をはらってキレイにするという感覚がある
・下水道などの下水システムが西洋よりも100年レベル早く発達していた
・カビや病原菌が発生しやすい(湿度が高い)環境で衛生面に気を遣ってきた
・除菌、殺菌、消臭という商品やサービスも多い
・他人に迷惑をかけない(公共のものなどはキレイに使って次の人へ)
・毎日お風呂に入る人も多い
・外履き、上履きが一般的(室内では靴を脱ぐ)
…などなど
フィリピン留学では滞在先で一番ギャップを感じやすい
世界トップレベルでキレイな日本の環境、そして知らず知らずのうちにキレイ好きになってしまっている私たち日本国民ですので、どうしても海外に行くと日本とのギャップを感じやすくなります。
日本とフィリピンはそもそも国が違うので日本とまったく同じ環境を整えるという事自体に無理があるのですが…フィリピンは発展途上国という事もあり、キレイさやインフラ(道路、水道、インターネット、電気など)は日本と比べてどうしても劣ります。
個人的な感覚では、「フィリピンでめちゃくちゃキレイなホテル」と「日本でちょっと古ぼけたビジネスホテルだな…(中の下くらい)」とがだいたい同じくらいに感じます。(笑)
つまり、日本で「このホテルめちゃくちゃキレイ!」と感じるようなホテルは残念ながらフィリピンには存在せず、「日本の”中の下”くらいのビジネスホテル」がフィリピンでは「”上レベル”のホテル」という感じです。
もしあなたが「私はどちらかというとキレイ好きな方だな」、「キレイな環境じゃないとちょっと毎日ストレスを感じそう…」と感じるタイプであれば、フィリピン留学での滞在先はできるだけキレイな環境を整えていくのが留学成功のコツです。
勉強に全力投球するために集中できる環境を整えよう!
留学でしっかりとした成果を出すためには、毎日コツコツ勉強する必要があります。
そのため、毎朝起きた時に「さぁ今日も一日やるぞ!」、「今日も頑張るぞ!」という気持ちになれるかどうかが実はすごく重要です。
あなたが朝起きて「うーん、やっぱり施設古いなぁ~」、「はぁ…部屋の居心地が悪いなぁ…」とため息が出る状態ではやっぱり気分が上がりませんよね?
また「ちょっと気分が上がらないなぁ~」というくらいなら良いのですが…滞在先での不満があまりに大きくなると「フィリピン滞在が何より辛い!」、「1日でも早く日本に帰りたい…」とモチベーションがダウンしてしまう可能性もあり得ます。
「毎日の滞在が辛い」、「早く日本に帰りたい」という状態だと、とても目の前の勉強どころではなくなってしまいますので、留学の成果も期待できません。
また世の中には、勉強が大好きでついつい何時間、何十時間でも勉強しちゃう!という変わり者もいるかもしれませんが…たいていの方は勉強する事自体にもストレスがあります。
勉強自体にもストレスがある中で、さらに住居などで他のストレスもどんどん加わったら勉強には当然身が入りません!
フィリピン留学の住環境やキレイさに対して不安がある人はもちろんですが、そうじゃない人であっても勉強以外のストレスを減らす(毎日しっかり寝られて、リラックスでき、快適に過ごせる住まい)を選ぶ事という事はフィリピン留学の学校選びでも重要な項目の1つなんですね。
自分の性格を踏まえて割高な1人部屋もしっかり考慮!
一般的にフィリピンでは2人部屋などの多人数部屋を利用する人が多いのですが、下記の条件に当てはまる人は必ず1人部屋を検討する事もオススメ致します。
もし上記のような人が、「2人部屋や4人部屋の方が安いから…」、「留学費用が限られていて節約したいから…」と多人数部屋でお申込した場合には、現地留学時のストレスや我慢がめちゃくちゃく多くなります。
「毎日部屋に戻るのが嫌だな…。毎日物音がしてなかなか寝付けない。夜中に物音で起きてしまって授業中寝不足…。」というのは本当にしんどいです…。
もしこうなると本当に毎日毎日、ストレスを感じながら、我慢しながらの生活となりますので…勉強に集中、全力投球ができず、留学で得られる成果も当然少なくなってしまうでしょう。
一方、下記のような方であれば、多人数部屋の利用で留学費用を節約することは良い方法と言えます。
自分の性格はご自身がきっと一番よく知っていると思いますので、「私は多人数部屋でも勉強に集中できそうか、快適に留学生活を送れそうか」というのをじっくり考えていきましょう。
また、「1人部屋じゃないとストレスになるから、私は勉強に全力投球するために1人部屋を選ぶ!」という人であっても、1人部屋を選ぶ事に対して罪悪感を持つのは止めましょう!
ぜひこんな風に前向きに捉えて、勉強に向き合って欲しいと思います!
フィリピンで特に住環境、施設レベルが高い学校4選!
ここの項目ではフィリピン滞在期間中のストレスが少なくなりそうな、施設レベルが高い学校を4つ早速ご紹介します。
もちろん、日本とフィリピンの施設レベルやキレイさ自体に差がありますので、「日本とまったく同じレベルでものすごくキレイ」というわけにはいきません。
それでもフィリピン留学での施設レベルやキレイさはトップレベルの学校となりますので、ストレスは少なく快適に生活しやすいはずです!
【CIA】
トップバッターは現在フィリピンでもおそらく一番映えるキャンパスであるCIAです。CIAはもともとセブ市内にある学校でしたが、2022年にこの新しいキャンパスに引っ越しをしました。
ちなみに、このキャンパスを作り始めたのは実は2017年で、当初は「2018年に完成予定」となっていましたが、フィリピンタイムでどんどん工事が遅れ…2019年にずれ、さらに2020年オープン予定となっていました。
しかし、2020年コロナで2年間学校が閉鎖となってしまい、その間は当然工事もストップ。そして、やっと2022年になってオープンとなったのがこちらのニューキャンパスとなっています。
フィリピンの施設の綺麗さについてはやはり築年数(リニューアルやリフォームが最近であるほどキレイ)が関係していますので、リニューアルやリフォームを終えた直後の学校がキレイで過ごしやすいです。
CIAは2003年設立の韓国資本の学校でフィリピン留学でも長く営業している実績校です。コース数も多く、韓国資本という事もあり日本人以外の留学生も一定数在籍しています。
また、学校はセミスパルタ(ものすごく厳しくはないが、ものすごく緩くはない)という方針で学校が運営されているため、English Only Policyや毎日行われる簡易テスト、外出ルール、自習の出欠確認など細かなルールがあります。
ただ、どれもものすごく厳しいルールではないため、「とにかく緩い環境で自由に外出や遊びもしたい!」という人でなければ、適度な環境で快適に勉強ができます。広い敷地で、きれいな施設でのびのび勉強したい方にはオススメの学校です。
【EV Academy】
次はEV Academyという学校です。こちらもCIAと同じくらいの時期(2004年設立)と比較的長く運営している韓国資本系の学校です。
実は、このEV Academyは設立当初フィリピン留学でも本当に1,2を争うほどの厳しいスパルタ学校でした。
それこそ本当に文字通り「朝から晩まで」のみっちりスケジュールで、学校側も「体力に自信がない人はオススメできません!」、「最大お申込週数は16週(4ヶ月)までです!」と公言しているくらいの厳しさでしたので、入学する人、できる人も限られていたんですね。
しかし、この現キャンパスへの引っ越しを機に、学校側が「セミスパルタとスパルタの好きな方を選べますよ」という柔軟なスタイルへと方針転換しました。
ちなみに、現在フィリピン留学において、スパルタ式は現在メジャーな留学スタイルではなくなっていますので、EVでもセミスパルタルールで入学している留学生の方が大半で、スパルタルールで入学している留学生は少数派となっています。そのため、「厳しそうな学校で不安…。」と心配になる必要はありません。(笑)
EV Academyは元々ホテルとして使う予定だった建物を学校として使っているため、作りがオシャレで外観はホテルのような印象です。もともと外出禁止のスパルタ式を推していたEVですので、「外出しなくても校内で快適に過ごせるように」という方針から校内の施設は充実しています(ジム、ビリヤード台、卓球台やヨガスペース、カフェなど)
ちなみに、食事もコロナ前はバイキングスタイルでしたが、現在はお皿に個別に盛り付けられるスタイルになっています。
それから変更費用(100ドル)は掛かってしまいますが、入学後にもスパルタ⇔セミスパルタでスタイル変更ができるので、「スパルタで頑張りたいけど頑張れるかちょっと不安…」という方でも安心して入学できるかと思います。
【MeRISE】
次はMeRISE(旧MBA)という学校です。以前の学校名(MBA)という名前の時から「社会人専門」というコンセプトで学校を運営しており、他校よりも特に授業の中身、滞在先に対して高い水準でサービスを提供できるように気をつけている学校となります。
やはり社会人として10年前後過ごすと、いろいろなサービスや商品を使う機会もありますので、そのサービスや商品の善し悪し、品質に対して目が肥えてきます。
フィリピン留学の中心利用者は20代前半や大学生などの比較的若い世代となっているのですが、MeRISEではそうした年齢層は少なく、大部分は30代半ばの留学生が中心となります。
そのため、MeRISEでは「そうした目の肥えた社会人の人でも授業や滞在先、食事について満足して貰えるように!」と…学校は社会人専門を掲げて学校運営をしています。
学校はビル型のためCIAやEVと比べると小さいですが、コンパクトにまとまっていて過ごしやすい環境です。(1階には日本食レストランがあり、勉強はカフェスペースのようなオープンスペースがワンフロアのみ、同ビル内にきれいな寮完備)
また、MeRISEで特徴的なのは、カリキュラムをフルオーダーで対応してくれたり、専属の英語学習コーチをオプションで付ける事などもできる点です。
やはり30代半ばの社会人だと、「退職して長期留学する」というケースは少なく、大抵は以下の理由から必要に迫られての短期集中留学が多くなります。
実際、そうした社会人留学生は、仕事をしながらの留学だったり、定期的に企業へレポートを送ったり、帰国時に周りや会社を納得させられる成果を絶対に持ち帰らないといけないというプレッシャーを抱えながらの留学となります…。(大変ですよね…^^;)
そうした結果を求める社会人の方は、「留学失敗」は決して許されませんので留学生ごとにフルオーダーでカリキュラムを組め、留学中に伸ばしたい英語スキルを重点的に勉強し、そして必要であれば学習のコーチングも受けられるという手厚いサポート体制が人気の秘密となっています。
【CWA(Curious World Academy)】
最後はCWAという学校です。もともとCWAはフィリピン人講師のオンライン英会話サービスだけを取り扱っていましたが、オンライン英会話レッスンの利用者から高い評価と実績に支えられて、2022年に実際の学校がフィリピンに設立されました。
2014年に建てられた建物をリフォームしており、現在はホテルとしても使われているため滞在先はホテル寮となっています。
通常、部屋の掃除やシーツの交換は週に2回程度が一般的なのですが、CWAは現役ホテルという事もあり毎日掃除や交換が可能で常に清潔な環境で滞在できます。
ちなみに、2020年からの2年間はコロナ渦でまともな海外渡航や留学ができず、オンライン英会話の需要が大きく伸びましたが、実はオンライン英会話で大きく業績をアップさせた業者は多くありません。
その理由としては、オンライン英会話業者が乱立した結果、粗悪な授業やサービスも増え、満足度が低くなり、リピート申込などもほとんどの業者で獲得できなかったためです。
しかし、CWAでは徹底的な学生目線で丁寧なカウンセリングやフォロー、画面越しであっても楽しくモチベーションを保ちながら勉強できる授業を提供し、教育のプロである日本の大学や高校などにも選ばれる高品質な授業がウリです。
CWAではオンライン英会話で培ったノウハウを使い、MeRISEのフルオーダーカリキュラムのように「事前面談+カスタマイズカリキュラム」を提供するオーダーメイド留学も可能で、留学前からも学習サポートを受けられるのが特徴です。
また、ビル型の学校ではありますが、敷地内(徒歩1分)にショッピングモールや飲食店もあるため便利で息苦しさなども感じない環境です。
オンライン英会話業界では学校の施設や外観などは一切評価の対象になりませんので、本当に授業の中身や成果だけで勝負しなければいけません。CWAはそうした厳しいオンライン英会話業界で生き残り、評判や信頼を得て学校を開設したという経緯がありますので、現役ホテルでの滞在環境に加えて特に満足度の高い授業内容を求める方にはオススメです。
各校の比較
今回ご紹介した4校をそれぞれ比較すると下記のようになります。
どの学校も特徴的で一長一短がありますので、残念ながら誰にでも合うパーフェクトな学校という場所はありません。一つ一つ見て行きながら、自分が求める環境かどうかをチェックしてみてください。
まず費用面ですが、「大人留学」をコンセプトとしていて日本の仕事も留学と並行してできるような快適な住環境や施設、便利な立地(家賃が高い市内の一等地)、授業内容やサポートなどあらゆる面で妥協がない、朝食以外は別料金のMeRISEは3校に比べてもやはり高めの価格設定となっています。
また、現在円安という事でCIAやEVのようなドルベースの学校はどうしても割高感が出てしまいますが、CWAは日本円表示のため割安感があります。
次に施設面については土地が安いマクタン島(市内部から離れた場所)で敷地も広く、CIAが新しく一番環境が整っています。
それから、利便性についてはCIAは市内中心部の立地ではないので、お店の豊富さや近さを考えると多少の不便さがあります。
一方で、市内中心部で徒歩圏内にお店がたくさんあるMeRISE、学校敷地内にショッピングセンターがあるCWAは特に利便性が高くなっています。
また、学校規模も小さく、オーダーメイド留学ができるMeRISEとCWAは柔軟性があり、細かな要望であっても学校側が個別に対応してくれやすい環境です。
それから、日本人以外の留学生もいる環境で学校内人数も多いCIAやEVは、留学生同士の交流は特にしやすい環境です。
一方で、MeRISEは社会人同士での交流はしやすいですが、年齢層が高めという事もあり「わいわい友達作り」という雰囲気はどうしても弱くなってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
やはりこだわった施設面の学校では、費用も少し高めにはなってしまいます。
しかし、それでも「1人部屋であれば勉強頑張れる!」と思えるのであれば、あなたの留学が成功に近づくための「必要経費」として考えてしまうのが良いと思います!
ただ、1点だけの注意点としては…1人部屋はどの学校も用意している数が少ないです。そのため、もし1人部屋を希望される場合には、早めのお申込が必要です!(遅くとも4ヶ月くらい前くらいにはお手続きをしていきましょう。)
3ヶ月や2ヶ月前などは、やはり多くの人が「さぁ準備やお申込をしよう!」というタイミングですので、そうしたタイミングでは…「既に1人部屋が満席でお手続きできない」という事も良くあります。
また今回ご紹介した4校の詳しい情報やコース、お見積もりなどをご希望の場合には、留学ドットコムの公式LINEからぜひお気軽にお友達登録とメッセージをお送りください。