【バギオ観光】クラークからフィリピンギャルと二人旅~前編~
日本の寒さが耐え切れなく、死ぬまで温暖な国でゴルフを楽しみながら生きたくてフィリピンで働いているEG ACADEMY日本人マネージャーTAKAです!
フィリピンの首都マニラがあるルソン島にはフィリピン留学地として「マニラ、クラーク、バギオ」の3カ所があります。
特にバギオは数年前からセブに次ぐフィリピン留学の人気エリア。山地なのになぜにそんなに人気なのか未だに謎ですが…。
バギオのイメージとしては、涼しくて安全なエリア程度しかありませんしフィリピン人では避暑地として認知されています。
個人的には涼しさではなく暖かさを求めにフィリピンに渡航しているので、バギオに行く意義が持てませんでした。
毎年留学のピークシーズン後には旅する私、そして側近のフィリピンガールがどうしてもバギオに行きたいという事で、取り敢えず二泊三日の旅をしてきました。暖かさを好む日本人がバギオに行くとどうなるでしょうか?
結論、「一泊二日の旅で十分なエリア」というのが私感です。
旅を終えた所感としては、以下のような感じ。
こんなところですが、今回は私の住むクラークからバギオへの見聞録になります。クラークに来たら取り敢えず一回はバギオに旅行するのもありかもしれませんね。
クラーク空港からバスで出発
クラークエリアに留学していたらクラーク空港まで行くにはタクシー利用になります。
今年の春に新クラーク空港が開港しましたが、グーグルマップでクラークエアポートと検索すると未だに古い空港が示されてしまいます。新空港は旧空港からさらに10分ほど車で走るので時間には余裕を持って行きましょう。
また、現地で利用するGrab Taxiのマップにも新空港は出てこないので、ローカルのBlue Taxiか学校がピックアップで利用しているタクシー会社に依頼するのをお勧めします。
ちなみにEG ACADEMYから二人乗りピックアップタクシーを利用すると片道700ペソ、三人以上だと750ペソになります。まあ安くはないですね。
ドライバーにはクラーク空港の“Arrival”に行くように指示して下車したら空港とは反対側にあるバスターミナルへ移動します。(上記画像を参考)
ちなみにクラーク空港からバギオ行きのバスは1日4本しか出ていないので要注意です!
マニラ発アンヘレスのDAU経由のバスもあります。(下写真がバス表)
こちらはアンヘレス到着時点で満席だと通過してしまうので結構リスクが伴います。私は時間が限定されている場合は、リスク回避するタイプなので素直にクラーク空港から出発しています。
話は戻り、クラーク空港からのバスはこのようにマニラ空港行きとバギオ行きが並んでいるので、行先を確実に確認してから乗車しましょう。
早速乗車です。車内の雰囲気はマニラ行きのバスと同じなので、日本の高速バスと同じ広さですね。
この日は当校が祝日になったため平日11AMのバスに乗りましたが、さすがにこの時点では乗車率5割程度。
クラーク空港に向かっている時のタクシードライバーが「バギオ行きのバスならSMクラークからでも出てるで。」と言われましたが、このバスはSMクラークを普通に通過したのでやはりフィリピン人のアドバイスはかなり疑っておいて損は無いと実感した瞬間でした。
気になる料金は片道450ペソです。
最近やっとこのチケットの読み方がわかってきました。車内は相変わらず寒いくらいの温度なので、一枚羽織るものが必須です!そもそもバギオ旅なので羽織るものはマストアイテムです!
クラーク空港からバギオまではこのバスで約6時間かかるので、たまにトイレ休憩を挟んでくれますが何時間おきとか定期ではないので余裕のあるうちにトイレにGOです!しかも私は車酔いし易いタイプなのでこの片道6時間というのは大いに不安。
停車する度に取り敢えず外の空気を吸いに出ていました。平地だと至って普通の休憩所ですが徐々に山道を登って行くと休憩所も何となく雰囲気が変わってきます。
さすがに山岳地帯になってくると空気の澄み具合に差を感じてきますね。それでもまだまだバギオらしい街は見えてきません。既に出発してから5時間半は経過しています。
この頃から私たち二人ともやや車酔い気味になってきています。それでも山地が初めての彼女は霧を初めて目にするので興奮気味に車窓を眺めます。
初めて霧を見ると興奮と同時にこのまま運転可能なのかという不安が駆られるようで終始落ち着きないまま登って行きます。
そんな客観的に見ている私もフィリピンにもこんなエリアが存在するんだ?!とずっと窓に噛り付いてみているとようやく、ようやく6時間半かけてバギオに到着しましたー!クラーク空港を11時に出発して到着したのが夕方5時半です。
想像つくように既に疲労の蓄積がやばいので、そそくさと宿泊先にチェックインして晩飯食べて寝たい!
バギオ到着―!と滞在先
この画像はSMバギオですが、バス停車場所から徒歩5分圏内にあります。食事処を探すのもすでに億劫なので夕食はSMで。ちなみにこちらがバス停留所なのですが、見上げればSMを見つけられるのがコンパクトシティのいいところです。
宿泊先までグーグルマップの指示通りに歩いて行くわけなんですが、数分歩いて気づいたのが「タクシーの異常な量」でした。
タクシーの外見は、マニラやバコロドでもよく見かける白いボディにナンバーが表記されてるタイプ。
この手のタクシーがびゃんびゃん走りまくっているんです。しかも早朝、深夜問わずでもかなりの数が走っていることから、相当に観光需要があるというのが伺えます。
バコロドで同タクシーは乗り慣れおり、基本ぼったくりはしてこないので安心感を抱いて観光出来そうです。
宿泊先なんですが、月に2回はどこかに旅しているのでわかってきたことがあります。
「フィリピンで一泊1,500ペソ以下のホテルは質が低い」という傾向。
これはマニラ、マカティ、バコロド、クラーク、イロイロと節約旅をしてきた私の行きついた結論です。
ホントに寝られればどうでもいいという方は1,000ペソ以下でも見つけられます。コロナ後に色んな宿泊先を体験しましたが、1,500ペソがボーダーラインであることを実感しています。
~1,500ペソ以下のホテルの特徴~
・ベッドの質が低い(ど田舎のラブホみたいなイメージ)
・水回りが汚い(修理が行き届いてない)
・すなわち歯みがきする気が萎える(この水道水大丈夫か…?)
・シャワーの水圧は基本弱い
・アメニティが無い、もしくはラブホによくある石鹸だけ
・とりあえず全体的に清潔感が無い(バスタオルがあってもボロ)
こんなところです。この数か月間に様々なホテルをトライし続けてきて、やっぱりある程度の清潔感は必要という結論に行きつきました。それで、今回のホテルがこちら。
El CIELITO INNというホテルでSMバギオから徒歩7分くらいだったと思います。朝食込みで中間レベルの部屋で一泊2,500ペソ。折角の遠出だし、自分一人ではないということでちょっといつもは選択しないランクを予約しました。
~宿泊先の評価~
・さすがに2,000ペソオーバーのホテルなので水回りやベッドは申し分ない品質。
・朝食はブッフェ形式、やたらと野菜が美味しくドレッシングの味も最高!大皿3杯食べました!さすがバギオ!
・コーヒーも安っぽい豆ではない(たぶん)
・ツインルームから変更依頼したら秒で対応してくれるフィリピンとは思えない迅速さ!
フィリピンでは基本同じホテルには泊まりませんが、ここにはもう一度泊まってみたいと思っているほどの朝食とスタッフの応対です!いやーほんとに朝食はサラダだけで腹一杯食べたくなるほど美味しい野菜でした!
これだけのサービスと設備なので、グーグルマップには文句なしの★5つでがっつり口コミしておきました。
長旅だったので一休みしたいところですが、バギオに一泊しかしないのでルームチェックしたら早々に晩飯と市内散策です。謎に行動力がパワーアップさせられるのが旅のスゴイところ。
夜のバギオを楽しむ
夜のバギオで歓楽街というのは聞いたことがありません、フィリピンでは珍しくそんな遊べる雰囲気のエリアを感じることはありませんでした。それよりバギオという街が山地なので景色が最高過ぎです!バギオにもナイトマーケットが21時からあるようなので、それまではSMバギオで夕食と記念写真。
ここ2か月でストリートフードを食した結果、2回も最強の病にかかった軽いトラウマから、路上のフードはしばらく食べられない私。折角の旅先なのでSMでの食事が安全第一です。皆さんもフィリピンの食中毒には本当に気を付けてください。
翌日の行動スケジュールを組むためにもバギオ発のバススケジュール確認も欠かせません。到着したバスターミナルまで行くと、どこでも陽気なフィリピンドライバーたちが集まっています。こうゆう光景はどこの町でも同じですね、だからフィリピン最高に楽しい!
バススケジュール表にはマニラのCUBAO、マニラ空港、クラーク空港行きの3路線があります。ちなみにCUBAOというのは…、説明が面倒なので以下の地図を見てください。ここに着きます。
彼女がマニラより南部に住んでいますし、往路も6時間かかることも想定しておりCUBAOに宿泊予定しているので、この時はCUBAO行きの一択。
画像からわかる通り、ノンストップでCUBAOに行くためクラーク泊という選択肢もありません。
フィリピンで大切なのが、ダブルチェックすること。ドライバーにも確認しましたが彼らも「ノンストップでマニラまで行くからよ!」これで間違いありませんね。彼らもこのように言いました、確実に。
これでおおよその明日の旅程はイメージできたので、メインのバギオナイトマーケットです!ここまでも徒歩15分ほどで行けるので、バギオの街を見て歩きながら向かいますがとにかく相変わらずのアップダウンの続く街。デブの膝には優しくありません。
ちなみにマーケットの場所は以下の地図の通りです。私の住むクラークのナイトマーケットを知っていたので、かなり期待していなかったのですが、規模だけはやたらデカい!
これまた期待値が膨らみまくりです!そして21時開始なのに、まだ多くの店舗が準備中というのがさすがフィリピンです!外周には古着や、とても購買意欲を搔き立てない雑貨小物が販売されています!見ているだけでちょうどいい!さすがです!
しかし、メインはやはりナイトマーケットの中心部の飲食エリアです。かなりの店舗数があり歩き回りみていると見事に同じ商品ばかり皆販売しています!さすがです!
この傾向はバコロドでもどこのエリア行っても同じなのですが、フィリピンでは何故かみんな同じ商品を同じ価格、もしくは10ペソほど安くして売りたがる。全然差別化になっていません!
けどこれが面白いです!そんなありきたりな商品たち、勿論わたしは買わず練り歩いていると、唯一1店舗だけ独自性のあるお店が!焼きもろこしー!
さすがにこれには大半の日本人も食いつきますね!わたしも路上フードはしばらく食わんめえというトラウマを忘れるくらい食欲がそそり早速実食です。
見かけはめちゃくちゃ旨そう!が、ひとかじりすると、あれ、味が無い。え?
味がありません。一瞬コロナに感染したのかと思うほど味を感じません。けど彼女も周りのフィリピン人も旨い旨いと食べまくってます。信じられません。
調理方法を見ているとトウモロコシを下味もすることなく、そのまんま焼いているだけ。日本なら焼く前、途中に醤油を付けますがその工程が無い。
すなわち日本人からすると無味ということ。3口食してからスタッフには「これはスゴイ旨いねー!」といって彼女に残り全部あげました。
もう食べません。この時、無性に日本の味が恋しくなったのは言うまでもありません。完全に不完全燃焼です…。それではまた!