【フィリピン留学2022】入学後にインストールしたいアプリ5選!
こんにちは!食中毒や変な病気、アラフォーだけどいくつものスキャンダルに見舞われながらも懲りずにリスクを取って、フィリピン生活5年目を迎えているクラーク在住EG ACADEMY日本人マネージャーTAKAです!
2022年春からフィリピン留学が再開し今秋までは予想通り日本人生徒の留学生は低調。ベトナム、台湾も同じで韓国人だけが積極的にコロナ前と変わらないくらいの数字で留学に来ています。順調な売り上げを作れているのはフィリピン留学の人気校トップ7くらいじゃないでしょうか。
しかし最近になって年末から2023年日本人の申し込みも増えてきています。やはり今年までは海外渡航は様子見で、今夏留学生の動向とフィードバックを見てから年明けあたりから留学行ってみようかなという方々。これもまた留学業界からしたら予想通りの展開です。
現在留学中、これから渡航もしくは予約しようかな…と検討段階の方でも事前に知っておくべき情報があります。
それが、「現地で使えるアプリの存在」です。
アプリは世界共通のものもあれば、共通だけどコンテンツが日本と違う、もしくはその国限定の人気アプリも存在しています。良い例がウーバーですね。日本だと食事配達のみの機能ですが世界では食事配達は勿論、基本はライドシェア(配車アプリ)です。
ライドシェア?となっている方は結構やばいです。日本では政府が解禁させていませんが、海外ではウーバーやグラブというアプリで一般車をタクシー代わりに乗れる、または他者と相乗りが出来ます。ただ、私が2020年日本に一時帰国した時、ウーバーがライドシェア出来ないと知り「マジで使えないアプリだなー!」と落胆したほど。このような日本と海外のギャップは少なくありません。
今回はフィリピンに来る可能性のある方々に、私が様々なリスクとトラブルの経験からオススメするアプリをご紹介します。
① Gcash
これはフィリピンで最も有名で広範囲に導入されている電子マネーです。今回紹介するお金絡みのアプリは全てIDの画像と自撮り画像で簡単に登録可能。
逆に簡単に登録できるから危険なのでは?という方は控えてください。セキュリティの強さは不明ですが、私が利用して3年間くらいは何もトラブルは起きていません。
ホーム画面はこんな感じです。
日本の楽天ペイ、AUペイなんかと全く同じで英語で表示されていますが簡単な単語なので英語初級者でも大体イメージはつきますが、もし自信が無かったらとりあえず辞書で調べましょう。こうゆう所で語彙が地味に広がっていきます。
ちなみに私の留学当初は“Available”、“Transfer”、“Bills”など画面に表示されている9割の単語わかりませんでした。
Gcashの主な特徴
① Gcash同士、または銀行宛に相互に送金が出来る
② お金絡みのアプリに送金が出来る絶対的ハブ電子マネー
③ お金は主にコンビニのATMからチャージする。海外では“チャージする”とは言わず、キャッシュインもしくはロードと言い「チャージ!チャージ!」とチャージという単語を連呼しても伝わりません。
④ 勿論QR決済が出来る。決済に関しては小型店舗でも対応できる店が増えていてQR決済店舗数は日本より断然多いです。むしろ日本が少なすぎです。
その他にも色々と機能はありますが留学生がよく利用するのは上記4点くらいですね。
送金画面がこちらです。
この画面でよく利用するのは、「Express send」と「Send with a clip」のどちらか。
Express sendは送金したい相手に単純にお金を送るだけで特に受取人も送金人もGcashからの通知が無く、いきなりアカウントに計上されているので自身で利用履歴を見ない限りわかりません。
逆にSend with a Clipは送金側がGcashの定型レターを選び、メッセージも添えて送ることが出来、受取人も送金人もGcashからの通達があります。
メッセージを入力したり定型レターを選んだりするのが面倒という方はExpress、受取人に使途も明記して受取通知も確認したい方はSend with a clipを使ったほうが何かと安心です。私はお金絡みに関しては確実に形に残し、金銭授受のミスは絶対に起こしたくないので毎回Send with a clipを利用しています。
また、絶対的ハブ電子マネーと言ったように後述するGrabアプリやLazadaアプリのアカウントにお金をチャージすることも出来ます。特に利用頻度の高いGrabにはクレカとGcashからしかチャージ出来ないのでGrabとGcashはセットでインストールすることを推奨します。
送金画面の左下にある「Transfer」をタップするとこのような画面になります。
さらに右下の「View all」をタップするとその他の送金可能アカウントがずらっと出て来ます。
この一覧からGrabやLazadaを選び画面の指示通りに進めばお金がチャージ出来ます。ちなみに仮想通貨に関心のある方はフィリピンにも仮想通貨ホットウォレットアプリがありGcashからペソをチャージして購入可能です。画面上部にある「coins.ph」というアプリをインストールしてください。ただし、ホットウォレットなのでくれぐれもお気を付けください。
② Grab
これは日本で言うところのウーバーですね。主に料理のデリバリーかタクシー利用の際によー―く使います。特にフィリピンのタクシーってぼったくりや事件という懸念があります。
このGrabを利用する者すべてにID登録が必須となっているので、お互いに身バレするので下手なことはできないのでアクシデントのリスクは非常に小さいです。
ホーム画面はこんな感じです。
見てわかる通り、Trike(トライシクル)とCar(個人タクシー)というのが交通手段、Foodは料理のデリバリー、まあ他はあまり使うことはないでしょう。また、画面左下にはチャージしている残額もわかるので少なくなったら早めに先述したGcashからチャージしておくことを強く推奨します。
Grabの主な特徴
①ドライバーのIDを確認した上で配車依頼が可能
② 地域によってはGrab Carのみ利用可能、また乗り合いタクシーも地域による
③ 配車依頼は目的地まで入力すると到着予想時刻、金額も具体的に表示される
④ チャージ額が少ない場合、現金支払いに変更も可能
⑤ 料理デリバリーはウーバーと同様
専ら使うのがやはり配車サービスですね。TrikeかCarをタップして目的地も入力するとこのような画面になります。
このようにトライシクル、車の場合でそれぞれの費用と到着時刻が一目でわかるのがとても安心です。支払い方法は現金かGrabペイとなり、フィリピンでは小さい金額の売買がやたら多いわりに小銭が無いことが頻発するので少額を支払う際は電子マネー利用が便利です。
決済後も下の画像の通り、ドライバーが誰で出発地点から到着地点、いくら支払ったか、時間まで正確に履歴が残るので金銭トラブルが起こるリスクは最小限に留められます。
留学中に起こりがちなのが「タクシーにスマホを忘れる」パターン。
決済直後には登録したフリーメール宛に領収書が届き上記内容が記されているので、スマホをGrabタクシー内に忘れた場合はサポートセンターに問い合わせれば何とかドライバーとコンタクト取ることが可能です。
これが一般のタクシーだったらそもそも同じタクシーを見つけるのは極めて困難、不可能に使いですしドライバーが発見して中古で販売されるのがオチです。このようなアクシデントは数名見たことがあるのでGrabが一番です。
③ gigalife
これはフィリピンの2大キャリアであるSmartのアプリで、お金のチャージからどんなプランを購入するか、どれだけのデータが残っているのかも確認できるアプリ。見方は違いますが日本でいうahamoやpovoアプリと同じですね。
上の画像がホーム画面となっており、以下が確認出来ます。
流れとしてはまず自分のSIMに課金します。上記画像の“Load”の+をポチって、希望金額を選択し、“Payment Method”をタップすると支払い方法が出て来ます。
ここで再びGcashの出番です。もうGcash無しではフィリピン生活を快適に円滑に過ごすことは難しいくらいのレベルです。Gcashで決済完了したらホーム画面に戻ります。
画面下部の8項目からはプランを選ぶことが出来ますが、主に左下の“EVERY DAY”から選択。タップするとこの画面になります。
各ジャンルをざっくり説明するとこんな感じです。
個人的には何でも通用するPowerプランがおススメです。Powerをポチます。
Powerの中からさらに何日間でどれほどの容量プランかを選ぶだけですぐに利用開始です。
データ消費量は人にもよりますが、留学期間中は大概学校寮のWi-Fiでほぼ解決できます。Wi-Fiが弱い日もフィリピンでは普通に起こるのでその際には躊躇いなくデータ利用して快適なフィリピン留学を過ごすことが出来ます。
私の場合は安全第一主義なので一か月24GBのプランを購入していますが、毎月末には7割くらい余ります。
いつ何時停電になるかわかりませんし、少ないデータで残量気にしながら生きるより何も気にせず生きたいですし、一か月間でたったの1,200円程度なので買っちまいます。
④ Lazada
フィリピンにもオンラインショッピングサイトは充実していて主にこのLazadaとShoppeeの2台巨頭となっています。私は特に理由はありませんがLazadaしか使っていないので今回ご紹介。
ホーム画面はこんな感じです。
使い方はAmazonや楽天と全く同じですね、トップで欲しいアイテムを英語で入力して検索するのみ。
Lazadaの主な特徴
① とりあえず商品ラインナップが充実
② 尋常じゃない安さなので勿論まがい物が大半
③ とは言え、輸送サービスは意外と早くこまめに通達がくる
④ 支払い方法は絶対代引き!
商品検索する際に目を疑うほどの激安の殿堂越え価格なのでまがい物が来るということを前提に捉えてください。間違ってもここから日本に転売行為はやめましょう。
モノはいかがわしいのですが、とにかく「今地元の倉庫から発送されました」、「もうすぐ到着するから現金を耳揃えて用意しておいてください」という通達がこまめに来ます。
フィリピンとは思えないほどの細かさですが、進捗がわかるので結構このシステムは助かるものです。Lazadaに特化した記事を以前に執筆したものがありますので、併せてご確認ください。
⑤ CLiQQ
これは日本では例えようのないアプリです!Gcashを説明した際に「お金は主にコンビニのATMからチャージする。」とさらっと言いましたが、フィリピンでは停電が月1~2くらいの頻度で起こります。またはATMの通信トラブルなんてことも普通に起こります。
この2つのトラブルが起きた際にGcashには勿論チャージは不可能。なんでこんなタイミングで!って事が私は何回か経験したのでこのCLiQQというアプリは使用頻度こそ少ないですがキープしています。
ホーム画面はこんな感じです。
主に使うのは“Buy Load”と“Add E-Money”の2つ。ここまでコラムを読んでいただくと何となく何が出来るのかがわかると思います。
CLiQQの主な特徴
① コンビニのATMが通信トラブルで使用不可の代用として使える
② Gigalifeと同様にスマホのプランも購入可能
③ さらにフィリピン通信3大キャリアにも対応
④ ほぼ全ての電子マネーを網羅しているのでチャージするのに便利
⑤ コンビニのATMで待たなくてOK!
留学中は地域によって異なりますがGlobeかSmartを利用すると思います。自分のSIMを選択して画面通りに進んでいけば下のような画面になります。
ここから自分の生活スタイルに合うプランを選ぶだけ。まあGigalifeインストールしていればこの作業は不要ですね。
こちらの方が重要ですね。画面にある通り様々な電子マネー先に課金が出来ます。なぜか仮想通貨アプリのcoins.phが3番目にありますね。そそります!
電子マネー入金方法も画面の指示通りに進んでいけば簡単に入金できます。ただ、コンビニ入金すると大概10ペソ弱の手数料が取られます。
フィリピン歴5年目の私は今回紹介したアプリをよく使っているので、フィリピン留学生活中にも結構役立ちます。4週間以上滞在する場合はこれらのアプリをインストールすることをお勧めします!
フィリピンだからと言って侮ってはいけません。案外、日本の方が遅れているものなんです。特に通信関係!この便利さを知り日本脱出したくなる方も出てきていますし、タイミングと場所でフィリピンにいる日本人というだけで希少価値が上がるのは今です。それではまた!