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カテゴリー:ワーキングホリデー

【フィリピン留学2022】あなたは英語話せないままワーホリ行くつもりですか?

公開:2022/12/11 著者:佐藤 高史 247 Views

円安が続いて海外で働くほうがお金を稼げるというニュースを最近よく見ますよね。この記事を執筆している11月21日時点でもまだ141円台を推移しておりまだまだしばらくは140円前後を維持しそうです。

YouTubeやテレビで取り上げられているのは、寿司職人がアメリカに行ったら年収が10倍になったとか、ワーホリで普通に働いていても毎月30万円貯金が出来ます!という話。

確かにこれは現実として受け入れ、この円安の恩恵を受けるかどうか迷っていたらとりあえず今すぐGO!というちょっとした焦燥感にも駆られるが人情です。けど、一先ず落ち着いて考えてみてください。

 

こんな著しい円安が続く前、コロナ前のワーホリ準備している方々は多少なりとも英語が話せています。

英語力ゼロ、もしくは雑魚レベルで海外に飛び込んだら犬かきしか知らないのに海に飛び込むのと同じもの。その後にもがき続けるのは目に見えています。

そこで留学エージェントさんや語学学校スタッフが推奨する留学方法がコレ。

 

 

「ワーホリ前にフィリピンでネイティブに慣れる」です。

 

これは留学エージェントさんや、私も実際に問い合わせを受けるのですがワーホリの途中で「全く英語が成長しないのでヤバい」という現実に気づきワーホリを中断してフィリピン留学に来る方々の存在。地方都市2カ所で働いている私が散見するくらいなので、セブやバギオの学校にはもっといるんでしょうね。

英語力が雑魚いとそれほど危機感を抱くようです。仮に渡航したとしても日本人経営のレストランなどで公用語は日本語となり英語はほぼ使いませんという話もよく聞きます。これじゃあホントに出稼ぎ労働者ですね。東南アジアの人々と境遇は同じ。

フィリピン留学の学校の中にはネイティブ講師在籍の学校も勿論ありメッカのセブでも存在しますが、やはりネイティブが多い訳ではないので割高になります。

 

ネイティブ講師のクラスがスタンダードに組み込まれているのがクラークエリアの学校です。

ネイティブ講師とフィリピン講師の違い

 

1コマ当たりの単価

語学学校のマネージャーという立場ですが正直に申しますと、フィリピン講師マンツーマン1コマの料金に対しネイティブ講師マンツーマンの料金は約4倍違います。

実際にオフィス内でたまたまネイティブ講師の給与明細を見てしまったのですが、さすがに先進国ワーカーなので貰っている額も時給計算したら私とあまり変わりませんでした!

EG ACADEMYでは入学後も現地で追加料金を支払えば、追加でネイティブやフィリピン講師のクラスを追加したり変更したりアレンジが効きますので、いきなりみっちり1日8時間コースを選ぶより余裕を持ったコマ数のコースを申し込んでからでも全然問題ありません。

 

気になる発音

 

フィリピン人は学校教育で英語を第二言語として学んできており、またコールセンターや語学学校の講師は外国人相手に英語を話すので英語スキルが高くないと採用されません。留学検討者で無知な方は「フィリピン人の英語は訛っているから意味ない」と話がでますが、むしろそのような方と話すほうが意味無い。

激しく訛っているフィリピン人講師はそもそも採用されませんし、基本キレイな発音で聞き取りやすい。逆に言えばそこがデメリットとも言える点なのでワーホリ控え組はネイティブ講師の発音に触れることができるのがクラークエリアの特徴。

11月21日時点でEG ACADEMYにはカナディアン1名、オーストラリアン1名、アメリカン5名の合計7名のネイティブ講師が在籍しておりこれはクラークエリアで最多となります。

 

 

7名もいるのでネイティブコースを選択すれば彼ら全員のクラスを受講することも出来ますし、ネイティブでも様々な講師の発音を聞くことができ大きな経験と自信に繋がりますね。

私が留学生だった頃、4カ月間ネイティブマンツーマンクラスが含まれたコースを受講していました。この講師が高齢のアメリカンでモゴモゴ喋っていて4か月目でも聞き取れるのはほんの3~4割程度。

かたやEGのネイティブ講師たちと話すと、確かにスピードも速ければ流れるような単語の繋がる音でフィリピン人講師との違いを感じます。

 

どちらが正しい英語という問題ではなく、アメリカンの英語、ブリティッシュの英語、ジャパニーズの英語、ベトナミーズの英語というように根本は同じですがそれぞれ英語の音が異なるだけですね。

この違いを知った上で、様々なネイティブ英語を聞き取るトレーニングをすることが重要ですね。

語学学校の講師として採用されているのでネイティブもフィリピン人も生徒へのケアも十分行っていますし、教え方も一定水準は保証されています。

 

ネイティブ講師のカリキュラム

 

まず先にお伝えしておきたいのが、EG ACADEMYのカリキュラムではゴルフとジュニアコースを除けば全てのコースにネイティブ講師のクラスがスタンダードで組み込まれています。これこそがクラークエリアにある語学学校の大きな特徴です。

その中でもネイティブクラスに特化したカリキュラムがこの2つ。

 

・ESL Native Plus
・ESL Native Complete

 

ESL Native Plusの特徴

 

フィリピンマンツーマン: 2コマ
ネイティブマンツーマン: 2コマ
ネイティブグループ: 2コマ
フィリピングループ: 2コマ
無料選択グループ: 1コマ
===================================
合計: 9コマ(1コマ50分)

 

カリキュラムはフィリピン講師とネイティブ講師によってバランス良く実施されます。フィリピン講師からインプットした内容をネイティブクラスでアウトプットされ相乗効果が期待できます。

また、教科書には書かれている慣用句もネイティブの所感から実際に使える言葉なのかも教われるところもネイティブならではの特権。これを日本人に例えるなら国語の教科書や日本語の教科書で古語や慣用句を教わったとしても私たちネイティブ日本人が会話中に古語を使うことはほぼゼロですし、慣用句も使う頻度はかなり少ないですよね。

全クラスの中でも半分がフィリピン講師、半分がネイティブ講師なので英語ビギナーがワーホリ行く前に学びつつもネイティブの英語に慣れるには好適なコースとなっています。

 

 

ESL Native Completeの特徴

 

ネイティブマンツーマン: 4コマ
ネイティブグループ: 3コマ
無料選択グループ: 1コマ
===================================
合計: 8コマ

 

このコースは全クラスがネイティブ講師によって実施されていて、短期間でネイティブの英語に慣れる必要がある方、または二か国留学やワーホリを計画する英語中級以上の方におすすめコースになっています。 また、マンツーマンとグループクラスではIELTSスピーキングのクラスも選択可能。

全ネイティブクラスという事から完全にフィリピン留学後に具体的な目標を掲げている方に好適で、特にIELTSスコアやネイティブたちと円滑に会話が出来るようするためのコースですね。

 

 

ネイティブではなく、IELTSに特化しているIELTSスコア保証コースもスコアラーの担当ネイティブ講師がマンツーマンでIELTSスピーキング、グループではロールプレイングやネイティブアクセントといったようにワーホリ準備向けの内容となっています。

スコア保証コースを受講している生徒の生活を数人見てきましたが、結構スパルタなのでホントに追い込みたい、絶対に目標スコア到達してやるという気概を持つ方には合いますね。私はちょっと無理だなーっと感じていました。

 

ネイティブクラスを受講した自分

 

ここではちょっとワーホリを控えたモデルケースを見てみましょう、まあいわゆるペルソナですね。

 

・現在29歳の女性、彼氏無し
・コロナ中にとりあえず安定収入が見込める正規社員の職に転職しているが特別熱量が高い訳でもない。
・現状に特に不満はないが海外出稼ぎ日本人のニュースを見てちょっと心が揺らいでいる。
・コロナ前からの貯金と前職の退職金で合計1,700千円はある。
・以前からワーホリには興味があり円安のタイミングで行ってみたいが大学入試で英語をしっかり勉強したくらいであまり語学力に自信がないのでフィリピン留学のネイティブ講師とフィリピン講師が組み込まれているコースで勉強してからワーホリを計画、とりあえず概算を出してみる。

 

① EG ACADEMYのESL Native Plus(フィリピンマンツーマン2コマ、フィリピングループ2コマ、ネイティブマンツーマン2コマ、ネイティブグループ2コマ)
授業料約800千円
② 航空券代(成田→マニラ片道)
約70千円
③ 3か月分の現地生活費
約150千円
合計: 1,020千円

 

 

仮にフィリピン留学してもまだ手元に700千円近く残るし、ワーホリ行けば日本で働いていたときより貯蓄できると想定すると先行自己投資と考えれば悪くはない。

早速フィリピン留学が始まるとまず一日8コマの英語クラスは久々に勉強する社会人にとっては中々応える。フィリピン講師の授業で英語の基礎を学びなおし、ネイティブ講師の英語はちょっと速いかもと感じるが何とかやっていけるレベル。

一か月経過すると留学生活に体が順応し8コマのクラスもこなせるようになってくるのが大半。平日は基本外出せず週末のみ外食していると毎月の出費は約3~4万円以内。

 

 

2か月過ぎとなると学生時代にインプットしていた英語と留学中に学んだ内容がリンクしアウトプットが徐々にスムーズになってくるのを実感。ネイティブ講師の英語にも慣れてきて残り1か月未満のうちにワーホリ計画をより具体的に固めて行く。

この時に自分の計画をネイティブ講師にも相談しながら、授業中にワーホリのロールプレイングも取り入れていくようにする。

卒業間近ではワーホリ先も具体的に決まり、12週間フィリピン講師によって基礎をしっかり固められ、ネイティブ講師の授業にも慣れ現地でも大きな不安は無く会話が出来そうという自信も付いてきている。あとは自分の行動次第。

 

 

正直12週間も毎日ネイティブ講師たちのクラスを受けているだけでもネイティブスピーカーと英語で話すことに対して抵抗は無くなりますし、むしろ「結構話せるじゃん!」というくらいの小さな自信さえ芽生えてきます。これが4週間未満という超短期だと時間とお金を浪費して終わりになります。

このモデルは実際にはちょっとクラス数が多く感じるかもしれないので大変かもしれませんが、最初の4週間はESLなどで様子をみてから残りの8週間はネイティブクラスの比率が高くなるコースで申し込むというのもありです。

事実、一日8コマというのは結構疲れるもので在学中の方も1日8コマは4週間でギリかもというコメントもありますので、私としても8コマのクラスを4週以上連続で申し込むのはちょっと慎重になったほうがいいとお伝えしたいです。

 

留学費用いくらかかる?

 

日本からマニラまでの航空券代と現地生活費の大まかな金額は前述した通り。あと気になるのがネイティブクラスが組み込まれているコースの料金ですね。

…と言っても、EG ACADEMYの全コースにネイティブグループクラスがスタンダードで組み込まれているので今回はネイティブマンツーマンクラスが入っているコースの料金を見てみましょう。

 

① ESL Native Plus

フィリピンマンツーマン2コマ
ネイティブマンツーマン2コマ
フィリピングループ2コマ
ネイティブグループ2コマ
任意選択グループ1コマ

 

 

② ESL Native Complete

ネイティブマンツーマン4コマ
ネイティブグループ3コマ
任意選択グループ1コマ

 

 

③ IELTS + Native

フィリピンマンツーマン4コマ
ネイティブマンツーマン1コマ
フィリピングループ1コマ
ネイティブグループ1コマ
任意選択グループ1コマ

 

 

④ TOEIC, TOEFL, BUSINESS+Native

フィリピンマンツーマン4コマ
ネイティブマンツーマン1コマ
フィリピングループ1コマ
ネイティブグループ1コマ
任意選択グループ1コマ

 

 

これらの金額には授業料と寮費(平日3回、週末2回の食事、洗濯、清掃)が含まれているので家事をしない分、勉強に時間を集中させることが出来ます。 ※学校によって洗濯は生徒自身で行う、週末の食事提供無しというところもあります。

このようにフルサービスを享受できるのもフィリピン留学のメリットですね。

それではまた!

 

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