【マニラ空港ターミナル3】簡単に施設内を説明します!
こんにちは、新入生のピックアップでマニラ空港に行く度、毎回きっちり集合できるか結構心配性なEG ACADEMY日本人マネージャーのTAKAです。
学校スタッフや留学エージェントさんと話している時に、「学校スタッフがわざわざ迎えに行くの?!」という反応をしばしば伺います。
はい、EG ACADEMYでは25時過ぎや平日のフライトではない限り、もしくは新入生が大量ではない限り基本学校スタッフが迎えに参ります。
フィリピン留学を終えて帰国の途に就く際、学校スタッフからなるべく早めに空港に着いておいた方がいいと勧められるパターンが多いです。
当校生徒でも搭乗時間やチェックイン時間まで「2時間前に着くことができた」という声を耳にします。ギリギリで焦るより、これくらい早く着いたほうが絶対に安心です!交通事情も決して良くないフィリピンですし、飛行機に乗れなかったら最悪ですからね…。
しかし、こんなに早く着いたし折角だからマニラ空港内で時間を潰すという考えに誰しもがなりますが、一方で案外誰も空港内の情報は持っていません。日本とは違ってフィリピンの空港情報はかなり少なく、あったとしても情報が薄いものが多いです。では、どうやったら時間を無駄にすることなくマニラ空港で過ごせるか?
結論、「この記事を読破してください!」
この記事のためにわざわざターミナル3内をやたらとウロウロほっつき歩きまくりました。ただ、留学生の内の約70%がターミナル3を出入国時に利用しているので、今回1、3、4ターミナルは省きます。そもそも3以外は空港内が小さく、時間を潰してエンジョイ出来るエリアは限られています。
羽田や成田空港内には案内図が点在されていて一目で何がどこにあるのか明確ですが、マニラ空港では日本にあるような案内図は無いのでイチイチ歩いて探さなくてはならなくこうゆうところでフィリピンの非効率さを感じてしまいます。
いずれにしてもざっくり目を通していただき、帰国時、もしくは誰かを見送りに行くときにかなり参考になるので頭の片隅に記憶しながら読んでみてください。
チェックインと充電できる3階
ターミナル3には基本タクシーで向かいます。ドライバーには“Departure(出発)”としっかり伝えないと“Arrival(出発)”の1階に向かってしまうこともあるので気を付けましょう。1階からでも出国カウンターに行けなくもないのですが、慣れていないと混乱を招くことになります。
Departureはターミナル3の3階に入り口はあり、入り口ではチケットの提示を要求されるので手元に用意しておきましょう。
ちなみに、見送る方はチケットが無いから入れないことはありません。チケット持っていない方は3階の進行方向一番奥のGATE6からのみ入れます。
ゲートを通過してターミナル内に入ったら出国者はチェックインが開始されていたら、取り急ぎチェックインは済ませて預ける荷物は全て預けておいた方がいいです。
可能ならばウェブチェックインで済ませて、空港内ではとにかく時短を意識して行動できるように事前に出きることはやっておくと心の余裕になります。
チケット持っていないとここから先には侵入出来ません。
3階は特にエンジョイできるエリアはありませんが、入り口を背にして右奥に充電できるエリアがあるので心配な方はこちらでチャージしておきましょう。
空港内のWi-Fiですが私が入国した時の2022年6月時とはWi-Fi名が変わっていました。現在では、“GoWiFi”というのがパスワード不要で容易に繋がります。
その他のWi-Fiも飛んでいますが、いちいちパスワード入力しなければ利用できないのでかなり面倒。日本の空港と同様に結局使いづらいWi-Fiです。
Wi-Fiさえ繋げておけば緊急なことが起きてもとりあえず安心なので、フィリピンのプロモやデータが切れている方は繋げておくことをお勧めします。
チェックインさえ済めば、チケット保有者も不保持の方も各フロアで一緒に過ごすことができますので、それではまずは多くの外国人が集う1階から見ていきましょう。
CAと出会える2階、メインは4階
こんなしょうもないけど案外心のどこかで期待してしまう自分がいるスポットを知っているのは恐らくフィリピンで私だけでしょう。常にハンター的意識を働かせているので気づきました。
上記の「ROYCE TEA」はシンプルで一見特に何も特別感のないミルクティー屋ですが、ほんとに特別何もありません。
単なるミルクティーショップです。が、ピックアップの際に2時間ほど3回ここで待機していたのですが、やたらとCAが来店する頻度が高いんです!
3回とも同じような状況だったので、たまたまとは言いません!確実にCAの集まるROYCE TEA!まだフィリピンに滞在期間のある方で下心のある方は、是非ここを訪れていただきたいです!ワンチャンあるかもしれません。
どうでもいい話はさておき、休憩できるメインエリアは4階にあります。適当にエスカレーターを見つけて4階に向かうとフードコートと土産屋が見えてきます。
成田や羽田のような大きさではなく、決して迷うような広さではないので安心してください。
マックを見つけると、取り敢えず安堵するのは私だけでしょうか。フィリピン経験者なら知っていると思いますが、フィリピンマックは品揃えが日本比較で少なく、バーガーもやや小さめです。
ウェンディーズは最近日本でどうなんでしょうかね?随分と都内に行ってないのでわかりませんが、その目の前には「MINISO」もあるのでここでもフィリピン土産を購入可能です。
しかし、個人的にはフィリピン土産はやはりこれら2つかなと思っています。
セブには行ってないけど、“セブのドライマンゴー”です。
そして、甘い物を作らせるには天才的なフィリピン人が大好きな“FERREROチョコ”ですね。
取り敢えずこの2アイテムは外さないので、土産で迷いまくってしまったらおススメの2品です!もし長時間待つ、もしくは翌朝の早朝フライトで一晩過ごすようであれば、このフロアには沢山のベンチがあります。
結構いろんな外国人やフィリピン人がここで寝ていたりしていますし、周辺にミニストップとセブンイレブンがあるので一晩こちらで過ごすことも可能なエリアです。
このエリアの真逆方向に歩くと、フードエリアがあります。先ほど見せたマックを正面して左手に向かうとこんなエリアが見えてきます。
ここを過ぎて左手に曲がると、様々なレストランの看板が集合しています。これだけのお店が集まっていると自然と期待しちゃいますね!
それでは進んでみたいと思います。
はい閉まっています…。結構な店舗数が閉まっているというか、まだ開店できる状態ではありません。こんな状態は半年以上前から記憶にあります。さすがです!期待してはいけません。
…とは言え、全くお店がないわけではありません。一応ケンタッキーとラーメン凪は開店していて、それなりに来客数もあります。
2020年の光景とほぼ変化も進化も退化ありません。2年前に見たときはラーメン凪がとても新鮮でしたが、今ではフィリピンの各地で出店していて日系ラーメン店では最も有名なラーメン屋となっています。そのラーメン凪を通り過ぎて裏側を見てみます。
やっぱりまだ開店さえしていません。こうゆう“もうすぐ開店するよ!”という看板とか雰囲気を醸し出すフィリピンのお店はかなり多いので、空港内外問わず特に気にしないことです。
こんな感じの4階なので、2時間以上滞在する場合は4階を利用することをお勧めいたします。
私はピックアップの時はもっぱら2回のCAが集うミルクティーカフェ、ホントに出国する時は4階で時間を費やしています。それでは最後に1階に行ってみましょう。
入国者が集うバス停のある1階
1階はマニラ空港着した入国者とお迎えする人々で賑わっていますね。
フィリピン人の空港でお迎えしてくれる姿は戦後の兵隊が凱旋してきたようなお出迎えをしているので、帰国者入国者からするととっても嬉しい瞬間なんだと毎回眺めています。
そんな一階の中央には画像に出ているBDOがあります。ちなみにEG ACADEMYのターミナル3での集合場所はここになります。このBDOを背にして右方向に進むと、セブンイレブンやまたもやウェンディーズがあります。
日本ではウェンディーズってあまり店舗数が少ないかと思いますが、個人的にはポテトがやや太く食べ応えがあるので結構好きです。マック、バーキンの次に好きかも。BDOから左方向に進むと直ぐにフィリピンの代名詞“ジョリビー”が目に入ってきます。
こちらサイドはジョリビーをはじめクリスピードーナッツ、チョウキンがあるので店舗の総合力からすると断然ウェンディーズよりこっち側で過ごしたくなります。しかも出入国者は大概荷物が多いですよね、そんなことも承知なジョリビースタッフは、荷物の多さを把握すると積極的に食事トレーを席まで運んでくれます。
フィリピンでスイーツ店を開業したほどスイーツが好きなスイーツ男子の私、フィリピンのダンキンとミスドはなぜか日本の味と品揃えが極端に落ちます。デザインからして高校の学祭で作ったのか?!と思うくらい結構ヤバいです。まあ選択肢が無いので週3食べていますが…。
しかし、クリスピークリームは味も品揃えも日本と同じ!たぶん!
以前利用した時、明らかにミスドとダンキンとは品質の差を感じましたし、コーヒーの味も全然旨い。
なんやかんやで1階も迷うほど広くないので、適度にエンジョイしながら時間を過ごすことが出来ます。
最終的に知人友人を見送った後、学校ピックアップを依頼しなかった場合ターミナル3からクラーク行きの高速バスがあります。
ちなみにピックアップ費用をケチって自腹でタクシー移動を希望する生徒もいましたが、生憎フィリピンのタクシーはマニラからクラークという片道2時間かかる長距離運転は乗車拒否されます。
恐らくですが、最長でも乗せてくれるのは40分くらいじゃないでしょうか。
フィリピンドライバーはあまりにも帰路に時間が掛かることを嫌うので、マニラからクラークまでのタクシーはまず120%乗れませんので重々ご注意ください。
空港から出口を出て目の前の横断歩道を渡らず、右方向に直進して“BAY13”まで行きます。
BAY13まで来ると目の前に“NAIA-CLARK”と記載されている小さなチケット売り場があり、そこにクラーク行のバスが止まります。バスのデザインは上の画像の通りです。でバスの運行スケジュールは大事なのでここで共有しておきます。
こちらが時刻表なんですが、ココはフィリピンです。
この時私が乗車したのは10AMのバスです。時刻表には10AMのバスなんか存在していません!念のため、そこら辺で暇を持て余しているスタッフに聞くと、「次は10AM出発やで」の一言。
そして見事に10AMに出発しました。マジであるようでないような時刻表…。このような時間通りに出発しない、時刻表には無い時間帯にバスが来る、出発するというのはかなりの確率で私も遭遇しています。
事実、他地点から同様のバスでいつもは3PM発のバスがあったのに、いきなり同時刻のバスが来なくて4PMになるようなことも日常茶飯事です。
改めてフィリピンという国では時間と気持ちに余裕を持って生きないとあっという間にストレスでハゲてしまいます。
最後にターミナル3からSMクラークまでは片道380ペソでした。
長距離移動を伴うフィリピンの旅ではバス移動がメインになりますが、このような時間変更が頻発するので気持ちは大らかに!そして、余裕を持った旅をスケジューリングして楽しみましょう。
それではまた!
→近日、日本を出発されるや空港の送迎サービスを利用する方はぜひこちらのコラムもご参考ください。