留学したいけどお金がない人必見!留学費用を劇的に削減する5つの方法
現在、日本を含めて全世界で物価が上昇していますので、それに合わせ留学費用も値上がりが進んでいます。
そうした中、このコラムでは少しでもあなたの留学費用を節約し、留学を実現できるようにプロが教える節約術を5つご紹介します!
早速、見て行きましょう!
1)学校に通う期間を短くする
留学でなにより一番お金が掛かるのがやはり授業料(学費)です。そのため、この学費部分を節約できるかどうかで、留学のトータル費用が大きく変わって来ます。
もちろん国や学校によっても多少差がありますが、1週間あたりの授業料はだいたい300(アメリカドル、ユーロ、カナダドル、ニュージーランドドルなど)くらいが一つの大まかな目安となります。
これを日本円に換算すると3万円~4万円/週という金額ですので、もし4週間(1ヶ月)学校に通おうと思ったら、12万円~16万円という授業料になります。
仮に10ヶ月となると120万円~160万円という金額ですね!
こうして見ると学校の授業料というのは留学費用において、かなり大きなウェイトを占めているというのが分かるはずです。
また、もしかしたら「学校に通う期間を短くするんじゃなくて、安い学校を選べば良いんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかも知れませんね。
しかし、安易に安い学校を選ぶのはオススメ致しません。なぜなら授業料が安い学校には、必ず「安いなりの理由」があるためです。
特に、全世界で物価が高騰している今だからこそ…実力があり、経験豊かな英語教師であればあるほど「自分の実力やキャリアに見合った給料をしっかり出してくれる学校で絶対働きたい!」と思っています。
もちろん中には「良い学校がたまたま安くなっている!」という事もありますが…「とりあえず安い学校に通いさえすれば、留学費用を上手に節約できるはず」というほど学校選びは単純で甘くはありません!
そのため、ここでは「みなさんの英語力をしっかり上げてくれる良い学校に通う」という事を大前提としつつ、まずは期間を短くする事を考えていきましょう。
就学期間を短くする際の注意点
留学費用を大きく節約するために、学校に通う期間はできるだけ短くしたい。
そうなった時に、絶対に考えなければいけない大事なポイントが1つあります!それは、みなさんが海外で語学学校へ通う理由です。
そもそも、みなさんが海外で語学学校に通うのは「英語力を身につけたいから」ですよね。そして、身につけた英語力で…
といったやりたい事、目標がたくさんあるはずです。
では、留学費用をたくさん節約したいからといって、単純に就学期間を極端に短くするのは果たしてOKでしょうか?その答えは…NOです。
なぜなら、下記のように学校に通う期間によって身につく英語力が変わってくるからです。
皆さんもきっと「留学費用を節約する事」自体が目的ではなく、「身に付けた英語力を使って、海外で楽しく充実した留学生活を送りたい」というのが本来の目的のはずです。
留学費用の節約ももちろん重要ですが…もし節約ばかりを考えていたら本末転倒になってしまいます。
つまり費用と英語力のバランスも取りつつ、費用の節約をしなければいけません。
就学期間を短くする方法は?
いたずらに長く学校に通うと費用がかさんでしまう。しかし、短すぎると逆に自分が欲しい英語力が身につかない…。
なかなか難しい問題ですよね。では、どうしたら良いでしょうか?
ここでは就学期間を上手に短くするためのポイントを3つご紹介します!
ポイント1)留学前から勉強する
これはごくごく単純な話しなのですが、もし「スタート地点がもし他の人よりも前にあれば、それだけゴールに近くなる」という理屈です。
例えば、小学校へ入学するような時は、入学時の学力(スタート地点)は全員ほぼ一緒です。
もちろん中には賢い小学1年生もいると思いますが…たいていは足し算、引き算をほぼ全員が知らない状態で、「よーいドン!」という感じで全員同じスタートラインから勉強を始めます。
つまり、全員が足並みを揃えてゼロから勉強するので、足し算や引き算などの習得時期もだいたいみんなが同じようなタイミングとなります。
一方、語学学校の場合はどうでしょうか?
留学をする時の英語力(スタート地点)は、小学校の入学時とは事なり、下記のように明らかな個人差があります。
仮に、目指すゴールを「日常英会話の習得(100m先)」とするならば、「Aさんは0m地点からスタート」、「Bさんは30mからスタート」、「Cさんは50mからスタート」という感じです。
そして「10m前に進むために語学学校に1ヶ月通わないといけない」となったら、それぞれに必要な就学期間数は下記のようになります。
つまり、語学学校の就学期間で効果的な節約をするためには、留学開始前から「少しでも前に進んでおく=1mでも多く前に進んでおく」というのが重要です。
入学前に少しでも前に進んでおくことで「学校に通う期間を短くできる=留学費用を節約できる」という事に繋がるんですね。
ポイント2)スキマ時間で勉強する
留学前には、日本で学校や仕事などをされている方がほとんどだと思いますので、「毎日なんだかんだで忙しい!」、「気づいたらもうこんな時間!」という方が多いと思います。
それに「留学前に勉強した方が良い。なんてのは分かっているけど…なかなかできないんだよね~」という方も多いと思いますし、周りを見渡すと英語の勉強よりもずっと楽しい事や魅力的な誘惑が数多くあるはずです(笑)
でも、そうした方に知って頂きたいのがこの2つの心構えです!
(心構えその1)1ミリ、1秒でも良いからとにかく前に進む!
留学する前の勉強が、あなたの留学費用を着実に節約させてくれます。もしあなたが ” 本気で ” 留学費用を節約したい!と思っているのであれば、「出発前から頑張って勉強して費用を節約する」という選択肢しかありません!頑張ってやりましょう!
一方で「出発前からの勉強なんか日本でしたくない!」という人は、勉強の代わりに頑張って貯金をしましょう!
人よりも語学学校に長く通えるようにお金を準備していけば、たとえスタート地点が他の人よりも後ろでも、欲しい英語力をきちんと身に付ける事ができます。
そもそも語学習得には時間が掛かりますし、あなたの代わりに誰かが勉強してくれるわけではありませんので、もしあなたが本気で費用を節約したいのであれば、出発前の勉強に関してだけは…とにかくあなたが自分自身で頑張るしかないのです。
ものすごく柔軟でスポンジのようにあらゆる情報を吸収する赤ちゃんでさえ、たった数ヶ月だけで言語を習得する事はできません。つまり、語学学校にちょっと通うだけで英語が急にペラペラになるという甘い現実は残念ながらないのです。
そして、高校生レベルから日常生活で困らない英語力を身につけるには「800時間~1200時間」の学習時間が必要です。以下は、学習時間に関する参考コラムなので、コチラも一緒にご覧ください。
仮に1日5時間(週5日)の語学学校に1ヶ月通ったとしても、1ヶ月で100時間です。
つまり、800時間もの学習時間を学校だけでこなそうと思ったら、単純に8ヶ月の就学が必要になります。
しかし、例えば留学出発前に「1日1時間の学習を半年間」続けていた場合にはどうでしょうか?
もし語学学校の約2ヶ月分を日本でこなすことができれば、学校に通う期間も2ヶ月分(200時間分)減らす事ができ、それだけスタート地点を前に進めることができるんですね。
(心構えその2)勉強はスキマ時間だけで良い!と諦める
そうは言っても…ほとんどの方が「日常生活(学校やお仕事)をこなしながら、まとまった時間を確保して勉強するのは厳しいよ~」というのが正直な所だと思います(笑)
そのため、日本での勉強は「まとまった時間で勉強するのはもう無理!不可能!」ときれいサッパリ諦めるくらいの気持ちで進めましょう。
そうした心構えの方がより勉強をしやすくなりますし、結果として長く続ける事ができます。
最初の勉強は本当にこれくらいでも十分です。やらないよりは断然良いですし、少しでもやれば前に進むからです。
今は「1日1時間机に座って、英語の参考書を開いて頑張る!」という方法を取らなくても勉強できる時代ですので、毎日の生活の中でなんとかしてスキマ時間を見つけてコツコツ時間を増やしていくという勉強スタイルがオススメです。
以下のコラムも参考になるはずです。
ポイント3)できるだけ効率的な留学スタイルを選ぶ
3つ目の方法は、できるだけ効率的に学校に通う(コスパの良い留学スタイルを選ぶ)という点です。
例えば「3ヶ月間の語学学校に通う」という場合でも、通う学校や留学スタイルによって効果や成果は大きく異なってきます。
語学習得には近道がありませんので「必要な勉強時間(高校生レベルから日常英会話レベルになるために必要な800時間~1,200時間)をどうやってこなすのか」がここでの焦点となります。
残念ながら語学習得には「この〇〇をすればたった1日で英語がラクラク身につきます!」というような裏技や特別な方法はありません!仮にもしそうした特効薬のようなものが仮に存在していたとしましょう…。
今はSNS、インターネットの時代ですので、もしそんなものがあれば…それこそあっと言う間に広がって、日本の英会話教室、学習塾、海外の語学学校が全部倒産してしまうはずです!(笑)
そうした事になっていないという事は、英語学習、英語習得には特効薬はないという事になりますよね?
そして、あなたがもしできるだけコスパ良く留学をしたいと考えた場合には、フィリピン留学が一番効果的でオススメです。
フィリピン留学は欧米よりも費用が割安で「1日の授業時間が約2倍」、「授業スタイルもマンツーマン」という形になるので、より短い時間で費用を押さえつつ効率的に英語を学ぶ事ができるからです。
欧米留学の語学学校は1日4時間、5時間が一般的ですので、基本的にゆったりスケジュールでの勉強となりますが、フィリピン留学であれば1日8時間、10時間の勉強が可能です。一覧表にまとめると下記のようになります。
もし、フィリピン留学の相場や「星3つの短期集中フィリピン留学」も検討したい方は、こちらの記事もぜひご参考ください。
一番はじめに紹介しているこの1番目の節約方法(学校に通う期間を短くする)が、特に重要です。
そのため、少々長くなってしまいましたが…簡単にまとめると下記のようになります。
2)アルバイトする期間を長くする
留学費用節約の2つ目のポイントは「海外でのアルバイト時間を1時間でも長くする」です。これは渡航先、留学先でアルバイトをすれば収入が発生して生活費や学費の足しにできますので、かかったトータルの留学費用から差し引きができるためです。
しかし、アルバイトが出来る国、働けるビザには種類がありますので、もし「アルバイトができない国、ビザ」を選んでしまった場合には、「アルバイトの時間は0時間=現地での収入は0円」となります。
そのため、留学の費用節約を第一に考慮するのであればアルバイトができる国、ビザを選択しましょう!
まず、アルバイト条件が良いのはオーストラリアになります。オーストラリアではワーキングホリデービザもありますし、学生ビザでもアルバイトが可能です。さらにワーキングホリデービザもセカンド、サードと条件を満たす事で最大3年間オーストラリアに滞在する事も可能です。
2023年4月時点で時給も$21.38(約2,000円)と高額ですので、1ヶ月で30万円以上稼ぐ事も決して難しくありません。
また、オーストラリアでは現在人手不足という事で、100%仕事保証の有給インターンシッププログラムなどもあるため、費用を節約したい方には特にオススメの国となっています。
そして、オーストラリアに次いでアルバイト条件が良いのがカナダになります。カナダにもワーキングホリデービザがありますし、Co-opという専門学校での学生ビザを利用する事でアルバイトも可能です。
時給もオーストラリアほどではありませんが、2023年4月時点で$16.65(約1,600円)と高額です。
また、カナダでもホテル業界などは特に人手不足という事もあり、カナダ観光地で働ける有給インターンシッププログラムなどを利用すれば、毎月20万弱の貯金ができるという留学スタイルもあります。
次のニュージーランドは、オーストラリアと同じようにワーキングホリデービザがあり、学生ビザでもアルバイトができる国になります。
また、時給も$22.70(時給1,900円)と高めですが、ニュージーランドの人口は500万とオーストラリアの人口2600万、カナダの人口3700万と比べるとかなり少ないため、アルバイトの求人数や仕事の探しやすさとしてはオーストラリアやカナダに軍配が上がります。
もちろんニュージーランドの自然豊かな環境を強く希望される方には人気ですが、アルバイトの状況、条件だけを比べるとオーストラリアやカナダには今一歩及ばないような状態となります。
そして、イギリスは働けるビザがワーキングホリデービザ(YMS)だけになるのですが、イギリスのワーキングホリデービザは発給数が1年で1500だけ。
また応募できる時期も1年でかなり限られているため、運要素がかなり強く、渡航したくてもできない人も多いのが現状です。
ただ、イギリスのワーキングホリデービザは2年間滞在ができるので、もし運良くビザが当選した場合には候補に入れてみるのも良いでしょう。
そして、マルタは時給がかなり安く(最低月給が905ユーロ=約13万円)、現地でバリバリ稼げるという状況ではないです。
フィリピンについても学校のスタッフとして就職しながら働くという特殊な状況になるため、あまり一般的ではありません。
最後にアメリカについては、基本的に私たち日本人が働くのは困難なビザ状況になっていますので、アメリカもアルバイト状況を踏まえるとオススメができない国になります。
そして、海外でアルバイトをするためには、各国のアルバイト状況も重要ですが、当然最低限の英語力は必要となります。
そのためもし「学校には通わない!でも海外のアルバイト時間を最大限増やす」というスタイルが取れるのであれば、留学費用は最大限節約できるでしょう。
しかし、もし自分の英語力が低いとアルバイト探しに時間や手間が掛かってしまいますし、給与条件も悪くなるため、ここでもしっかりバランスを取るのが重要となってきます。
ちなみに、アルバイトについては時給だけに目が行きがちですが、時給以外の部分も少し考慮できるとさらなる節約につなげることも可能です。
例えば、アルバイト先が飲食店の場合には、まかないが提供されるため食費部分がかなり節約できますし、有給インターンシップのような都市部から離れた場所での就労だと格安の寮なども利用できるケースも多いためです。
3)お得なキャンペーンや割引を利用する
節約方法の3つ目は「留学で一番お金が掛かる学校申込をできるだけ安く済ます(上手にお申し込みする)」という方法です。
語学学校をお得に申し込みする際に、必ず知っておくべきは下記の2つです。
1)値上げ前に申込をする
留学生にはあまり知られていませんが、実は各国の語学学校はほぼ毎年値上げをしています!
最近は物価高によって学校側が急遽(不定期に)値上げすることもありますが、たいていは時期が決まっています。
そのタイミングというのが「12月→1月(新年に変わる時)」です。具体的にはこんな感じですね。
つまり、みなさんが申込するタイミングが「前年」なのか「新年」なのかで支払う授業料が変わるという事になります。
しかし、こうした値上げのタイミングでは学校側でもサービス(おまけ)をしてくれて、「もし今年中(年内)に申し込みしてくれたら、実際の入学がたとえ来年でも前年の費用で良いよ!」という対応をしてくれるケースが非常に多いです。
具体的にはこんな同じですね。
↓
2.実際の入学日は2024年1月だけど、授業料は安い前年のものが適用
例えば、カナダの語学学校(ILAC)の場合には2022年から2023年で週あたり20ドルの値上げでしたので、もし2023年留学予定であっても2022年に申込しておくことで960ドル(約95,000円)もの節約になるのです!
もし留学予定が2023年の4月だった場合…
という状況です。
もし留学するタイミングが決まっているのであれば、必ず年内にお申込やお手続きをしていきましょう!
2)キャンペーンを利用する
次は学校側で不定期に出されているキャンペーン(割引)を上手に利用するという方法です。語学学校には基本的に毎週入学者と卒業者がいて、学校内の留学生(お客さん)は常に増えたり減ったりしています。
そのため、学校側が「今、全体的に留学生(お客さん)が少ないからもっと来て欲しいな~」、「ちょうど南米の留学生が一気に入学して来たから、他の国籍の留学生(日本人)にもっと来て欲しいな~」という状況やタイミングがあるんですね。
そうした時に、学校側が「もっと留学生(お客さん)に来て欲しいから、今だけお得なキャンペーンを出します!」と割引を提供してくれる事があるのです。このキャンペーン内容は学校によって様々なので、一概にご紹介する事はできないのですが、大まかに下記のような特徴があります。
まず「不定期の提供」という部分ですが、学校側も「むやみやたらに授業料をドンドン割引をしたい!」とは思っていません。そのため、こうした割引が出るのは上記のように学校側の状況が特殊な場合のみです。
つまり、既に学内に留学生が十分いて入学希望者も既に大勢いたり、国籍バランスにも問題なければ学校側はキャンペーンは出さないんですね。
そして、学校側も未来の入学状況や国籍バランスは予想がつきませんので、こうしたキャンペーンは必ず不定期(突然)の告知や提供となります。
ちなみに、プロである私たち留学エージェントもその学校でキャンペーンが出るのか出ないのかはまったく分かりません!
そのため、私たちの方でもお得なお申込をしたい人には「希望の学校がキャンペーンを出すまで待つのではなくて、今出ているキャンペーンを利用しましょう」とアドバイスしています。
キャンペーンが出るまで待っていても、キャンペーンが最終的に出るかどうかは誰にも分からないためです。
2つ目の特徴は申込期限があるという点です。学校側も「キャンペーン(割引)はできるだけ短い期間にしたい」、「短期間で一気にお申込が欲しい」と思っていますので、こうしたキャンペーンには必ずお申込期限が設定されています。
1ヶ月だけのものもあれば、2ヶ月や3ヶ月という結構長めのものもあります。つまり、学校側も「もしこのお申込期限内でお申込ができない人は、キャンペーン(割引)料金じゃなくて、通常料金で申し込みしてね!」という対応になっているという事です。
そのため、もし学校が指定する期限を1日でも過ぎたら当然キャンペーンの利用はできなくなってしまいますので注意が必要です。
最後は、申込内容に条件があるという点です。
学校側も「できる限り長く通ってくれる留学生にたくさん来て欲しい!」と思っていますので、短期留学者に対してはキャンペーンを実施していないケースも多々あります。キャンペーン対象となっているのは、長期留学者に対してより手厚い割引が設定されているケースがほとんどとなっています。
そのため、自分の希望する就学期間やコースがキャンペーン条件に合っているかもしっかりチェックをしていきましょう!
4)早めに準備する
4つ目の節約方法は「早めに準備をする」という点です。留学は旅行のように「思い立ったらすぐに手配して出発!」という事ができず、どうしても準備に長い時間が掛かります。
国やビザによっては3ヶ月や4ヶ月の準備期間が掛かる事も珍しくありません。基本的に留学ですと最低3、4ヶ月くらい前からのお申込や準備が一番多いのですが…「絶対に節約をしたい!」という人は、少なくとも「6ヶ月以上前からの準備」をしていきましょう!
なぜなら…早め(6ヶ月以上前の準備)をした人だけが、下記のような特別な節約ができるからです。
まず1つ目ですが、基本的に航空券は出発日が近ければ近いほど値段が高くなります。
例えば「現時点から2ヶ月後」と「現時点から5ヶ月後」の「東京⇔バンクーバー間のチケット」を比べると、なんと55,000円〜110,000円もの差が出ます。
もちろん航空会社や出発する空港などによっても値段の変動はありますが、一般的に安いチケット(席)から順番に埋まっていきますので、出発日が近いほど高いチケット(席)しか残っていないんですね。
ちなみに、ここで「じゃあ、航空券だけ安いうちに先に取っておけば良いんじゃないの?」と思われる人もいるかもしれません。
しかし、航空券の予約は「ビザと学校の手配が確実に終わってから」が鉄則です!なぜなら、ビザは「いつ発給されるのか誰も分からないため」です。
予約していたチケットの渡航日までにビザが間に合わない可能性もありますし、最悪ビザが下りない可能性もゼロではありません。
もし万が一渡航日までにビザが下りなかった場合には、予約しておいた格安航空券の日程変更や返金もできないため、せっかく買った10万以上のチケットが無駄になってしまいます。
「留学費用を節約するどころか、10万円以上のお金が無駄になってしまった…。」そんな事は考えたくもないですよね?また、ビザ申請でのトラブルについてもあらかじめ知っておくと安心してビザ申請ができますので、以下記事も参考にしてみてください。
また、入学するタイミングによっては「すみません!既にご希望の入学日では留学生が満席になっているため、その日からの入学はできません」と学校から入学を断られる可能性もあります。
もし先にチケットを予約しておいて、学校側に「その日では入学できません」と断られてしまったら…同じようにせっかく予約したチケットが無駄になってしまいますよね。
そして、2つ目の節約術ですが、これは留学準備を早めに行う事で「複数の留学エージェントで見積ができる」という点です。
ビザや学校など、留学のお手続きにはどうしても数ヶ月の時間が掛かります。
もしあなたが希望の出発日がかなり迫っている状態で、留学エージェントからこんな風に言われたらどうしますか?
「その希望日に出発するのであれば、今日にでもお申込や手配をしないと間に合いませんよ!」
留学のプロである留学エージェントのカウンセラーからこうしたアドバイスを受けたら、めちゃくちゃ焦ってしまいますよね?
もしかしたら「やばい!もう他の留学エージェントを見ている場合じゃない。今すぐにでもお申し込みしなきゃ!」と感じてしまうかもしれません。
もし「今すぐにでもここで決めなきゃ!」と焦ってしまうと、高いエージェントでお申込してしまう確率がグッと高くなります。
実は、同じ留学内容でもお申し込みするエージェントで10万円以上値段が変わることも決して珍しくないためです。
もしあなたが留学費用を本気で節約したいのであれば、必ず複数の留学エージェントに見積を取りましょう!
早めに準備をすることで、複数の留学エージェントとしっかり話をし、複数の見積をもらう時間、余裕ができるのです。
留学エージェントの見積方法もコラムで解説していますので、以下の記事も参考にしてください。
ちなみに、留学エージェントのカウンセラーから「本当に間に合わないから、今日にでも申込しないと絶対ダメだよ!」と言われた場合には、「親切心からのアドバイス」と「営業トークとしてのアドバイス」の2つがあるため注意が必要です。
しかし、そうしたアドバイスを受けた時に、その留学カウンセラーが果たして「親切心でアドバイスしている」のか「セールストークとしてアドバイスしている」のかを見抜くのは一般消費者ではなかなか難しいです。
しかし、それを実は簡単に見抜く方法があります!
それは「出発までの時間がたっぷりある状態で相談する」という方法です。
もしまだ留学するタイミングは半年以上先の事なのに「今すぐ申し込みしないと間に合いませんよ!」というアドバイスがあったら…それは明らかにおかしいですし、怪しいですよね?そうした場合には「これはセールストークだな…」と簡単に判断ができます。(笑)
一方で、もし出発希望日が迫っている状態(2,3ヶ月前)だと、この方法は使えません。(国やビザなどによっては2,3ヶ月以上時間が掛かる事も普通にあるためです)
早め早めに動き、準備を進める事で、結果として6万円~10万円といった航空券費用も節約できますし、高い留学エージェントを避ける事で数万円~10万円もの留学費用を節約する事ができるんですね。
5)プロからアドバイスをもらう
最後の節約方法はプロからしっかりアドバイスをもらうという点です。
今ではSNSなどで留学体験者からの節約情報やコツを見つける事はだいぶ簡単になっていますが、見過ごされがちなのは「そうした節約情報が、あなたの留学でも当てはまるのか?あなたの留学でも効果的で役に立つ節約方法なのかどうか?」という点です。
留学体験者からのアドバイスはあくまで「その人1人だけの体験談、情報」に過ぎません。
つまり「自分の場合はこうだったよ」という情報なので、あなたの留学プランでも果たしてきちんと使えるのか、役に立つのかというのは留学体験者も分かりませんし、あなた自身も分からないはずです。
一方で、留学エージェント、留学カウンセラーからのアドバイスは体験談ではなく、数多くの留学生をアドバイス、サポートしてきた経験からの情報提供になります。
良い留学カウンセラーであれば、あなたの留学プランや目的、予算などもきちんと把握するところから話がスタートするものです。
その上で、「こうしたプランであれば節約しながら留学目的を達成できそうですよ!」とアドバイスがありますので、留学体験者と異なり確実に役に立つ節約情報がゲットできるのです。
つまり、プロである留学カウンセラーからであれば、今回このコラムで紹介した1~4(学校に通う期間を短くする・アルバイトする期間を長くする・お得なキャンペーンや割引を利用する・早めに準備する)という節約情報が、きちんとあなたの留学プランにカスタマイズされて受け取れるということです。
特に、自分の希望に合った学校やそうした学校からのキャンペーン有無について自分で調べるのは非常に困難ですので、その部分だけでも留学エージェントに相談するメリットがあるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
節約できる留学費用はもちろんケースバイケースですが…例えばもし学校を2ヶ月短く(-20万)、キャンペーンでお得にお申込(-20万)、チケットもお得に購入(-5万)、お得なエージェント利用(-10万円)とかが実現出来れば、それだけで55万円もの節約になります!
さらに、現地アルバイトでもしっかり稼げたら、トータル費用でさらに大きな費用節約に繋がりますね!
このコラムの最後にみなさんにしっかりと覚えておいていただきたいのは、「留学準備をギリギリにスタートして良いことは一つもない!」という事です。
そのため、もし「留学費用を絶対に上手に節約したい!」と思う方は、ぜひ早め早めの準備をしていきましょう!また、「そろそろ準備しようと思ってはいるんだけど…なかなか重い腰が上がらないなぁ~」という人こそ、まずはプロである留学カウンセラーに相談やアドバイスを受けてみる形をオススメ致します。
なかなか準備が進まない、どこから手を付けたら良いか分からないという人を留学カウンセラーはたくさん見てきていますので、今後どうやって準備を進めたら良いかというアドバイスやあなただけのスケジュールも立ててくれるはずです。
その上で、もしやりとりする中で留学カウンセラーが信頼できる人だとわかり、見積金額も納得できるものであれば、そうしたプロのアドバイスを受けながら、ぜひあなたの節約留学を実現していきましょう!