【社会人必見】オーストラリア、バギオ留学経験者がIELTSを語ります!
フィリピン彼女と帰国直前にも関わらず3度大ケンカして仏の顔は2度しかないのに4度も出して、最近ようやくちょっと大人な懐を持てるようになってきた40歳のEG ACADEMY日本人マネージャーTAKAです。
基本私は仏の顔は2度まで、3度目には誰であろうとぶち殺します。でもまあとりあえず日本の超ブラックワーク3か月を無事に終えて帰国してきたのでとにかく安堵しました。
で、今回はオーストラリアで就業することを目標にEGではIELTSスコアアップを目的に留学しに来たアラサー留学男子にインタビューです。留学1週目に彼の経歴を聞くとオーストラリアとバギオの留学経験者ということで、さらにはクラーク留学後にオーストラリアで就業することを前提として渡航と伺いました。
これはもう多くの留学生や留学検討している迷える子羊ちゃんたちに是非とも情報共有していただきたい!と懇願した結果です。かなり貴重かつ重要な情報だったのでオーストラリアでワーホリ、留学、就業を予定している方は読む価値ありです!
今回も私の言葉は「TK」とし、生徒さんの返答は「NAOKI」とします。それでは早速行ってみましょう!
あ、ちなみにこの方は以下の記事にも登場しているので行動力もあるのが伺えますね。
留学の目的&EG ACADEMYを選んだ理由
TK「どもこんちわ!IELTS+Nativeコース(フィリピン講師マンツーマン×4コマ+フィリピン講師グループ×1コマ+ネイティブ講師マンツーマン×1コマ+ネイティブ講師グループ×1コマ)を4週間、寮は1人部屋でしたね。早速ですがフィリピン留学の目的を聞かせてください。」
NAOKI「今回の留学後にオーストラリアでワークビザ取得するのにIELTS5.0以上必要なのでIELTSのスコアアップが一つの目的と、前回の留学を終えて日本で2年間過ごして英語を話すことから離れてしまったので、そのリハビリも兼ねて今回クラークに留学しました。」
TK「留学エージェントさんから色々なエリアと学校を紹介されたと思うのですが、クラークエリアのEG ACADEMYを選んだ理由は何でしょうか?」
NAOKI「私の中でいくつか留学先の条件がありました。まず1つがIELTSを専門的に教えられる講師を有する学校かつ環境であること。2つ目が1人部屋であること。リモートワークできる環境が必須だったので、申し込みのタイミングがやや遅かったのですが1人部屋でネット環境も安定していることが必須条件でした。」
TK「ほーう、それでは日本からの仕事を丸っと持ってきて勉強しながら同時に仕事もこなしていた留学生活だったんですか?」
NAOKI「勉強に集中したかったので日本でこなしていたほどの仕事量は持ってきてはいませんが、放課後に捌ける程度の仕事をこなして勉強とのバランスも考えながら放課後や週末は過ごしていました。」
TK「仕事をするときにネットに繋がることが必須だと思うのですが、その際にはドミトリーのWi-Fi使っていましたか?それともスマホのデザリングで対応していました?」
NAOKI「EGさんを検討している段階でエージェントさんからドミトリーのWi-Fi状況も伺っていました。基本的にはドミトリーのWi-Fiを使ってほぼ問題なかったのですが、やはりどうしてもフィリピンにいるので時間帯によっては繋がりにくいこともあったのは事実です。」
NAOKI「フィリピンのネット環境は不安定だと予め聞いていてこのような事態は想定内でしたので、繋がりにくい際はスマホのデザリングを使って上手く対応していました。やはりエージェントさんから事前に情報提供していただいていたので想定内のリスクは個人で対応出来ていましたが、ほとんどドミトリーのWi-Fiで問題なかったですね。」
TK「はい来ました。これは日本人学校スタッフとしても強調しておきたい部分で、フィリピン留学の各学校ではWi-Fi完備と案内されているのですが、日本並みにどこでもいつでもバッチリ繋がるという訳ではありません。」
TK「フィリピンのインターネット環境は不安定であるのが実情。常にバリバリ繋がるという事は考えにくい、停電も起こりますし。一応念のため保険として、各自現地SIMカードを購入してデザリングを使える状態でいるのが安心です。」
放課後や週末の過ごし方
TK「放課後や週末はどのように過ごしていましたか?これは結構個人差が出るので色んな留学生の時間の使い方が気になります。」
NAOKI「平日の放課後は2時間くらい日本から持ってきた仕事をこなして、その後は自習ですね。平日から外食したり、飲みに行ったりする方もいらっしゃいますが私の場合は徒歩圏内のスーパーで簡単な買い物したりコンビニ行くくらいでした。」
TK「ほーう、中々真面目な留学生していますね!週末はどうでした?」
NAOKI「私は4週間で短期間の留学だったので遠出はしませんでした。その代わりに金曜日や土曜のどちらかは日本人や韓国人の友人と近場のショッピングモールやコリアンタウン、歓楽街で飲んだり外食したりしていました。」
TK「その外出する頻度、丁度いいですよね。平日毎晩とか高頻度で飲みに行ったりする生徒も見ますが、正直マネージャー目線でも君らは何しに来たん?って思いますよ。だからと言ってガチガチに勉強漬けだとストレス溜まっちゃうので、週末くらいは息抜きするくらいでいいと思います。子供じゃないしセルフマネジメント出来て当然です。」
TK「恐らくこれくらいの外出外食頻度がマジョリティなのですが、クラークでこのように過ごすと大体いくらほどお金使いました?ざっくり4週間の消費額教えてください。」
NAOKI「日本食レストランもあったりするので平均値が中々出しにくいのですが4人で行くと1人当たり約500ペソ(約1,200円)くらいですかね。高いお店言っても1人1,000ペソ(約2,400円)は行きませんでした。」
TK「インタビューした日(4月19日)でのレートだと10,000円が4,200ペソだったので、週1ペースで外食したら4週間で15,000円前後あればまあ余裕を持って過ごせますね。この情報、超大事です!」
オーストラリア留学とフィリピン留学のクラスの違い
TK「NAOKIさんはオーストラリア留学2年間の経験とバギオ留学の経験がありますが、まずはオーストラリアとフィリピン留学の違いについて概容を教えてください。」
オーストラリア
ネイティブ講師だが1クラス10~20人のグループクラス。全てネイティブ講師のためネイティブ英語に慣れるし、使う単語も感覚的に教われる。レベル分けされたグループクラスでもそのグループの中でレベルの上下があるので初心者はそのクラスでさえ着いていけない場合がある。質問もしづらい環境。
フィリピン
フィリピン人講師によるマンツーマンクラスが主体で1~2コマのグループクラス。マンツーマンだと自分の希望に合わせてクラス内容もカスタマイズが容易で希望が通りやすい。
NAOKI「英語力に自信の無い初心者はいきなりグループクラスのオーストラリアに行くより、先にフィリピン留学で英語の基礎をしっかり固め、弱点を強化してからオーストラリアに行くという選択肢のほうが効果的だと感じます。」
NAOKI「日本人って英語の知識はしっかりインプットしているのですが、アウトプットが苦手。しかし他国生徒を見ると文法はめちゃくちゃだけど、とにかく話しまくるので同じレベルのグループでも第一印象で、他国生徒はみんな英語めちゃ話せるって劣等感にも似たような感情を抱きます。」
NAOKI「英語力ゼロでいきなりオーストラリア留学したので思っていた以上にとても苦労しましたし、時間をロスしたという経験があります。日本にいるとどうしてもスピーキング力を伸ばすのは困難なので、いきなりオーストラリア留学したのは本当に苦労しました。」
クラーク留学とバギオ留学の違い
TK「次はフィリピン留学の中でもトップ2の人気エリアバギオとトップ3のクラークエリアの違いをお伺いさせてください。」
バギオ
・上着が必要なほど涼しくフィリピンと感じさせないほど過ごしやすい
・スパルタ校が存在し、強制自習が4時間あった
・毎日20問くらいの単語テストあり
・学生が多いイメージを抱いた
クラーク
・フィリピンらしく暑さを感じるエリア(セブより涼しい)
・スパルタ制度は無く自由度が高く、スケジュール管理は自分次第
・社会人が多いイメージ
NAOKI「2カ所とも治安については安全なエリアだと感じました。街並みはどちらも韓国料理や日本食料理店もありますし、大型ショッピングセンターもあるので気候以外は大きく違わないですね。」
TK「なるほど、それでは自分の留学目的次第でどちらか選択したほうが良さそうですね。とにかく勉強時間を長く、強制的に自分を拘束したい方はバギオ。フレキシブルに勉強と仕事、その他の時間を自分でスケジュール管理したい方はクラーク。そんなイメージですね。」
IELTSクラスはどのような内容でしたか?
TK「今回IELTS+Nativeコースでしたね。私は実際にこのコースを受けたことがある訳ではないのですが授業中はどのような事を教わりましたか?」
NAOKI「1日7コマだったのですが、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、IELTS単語を各1コマずつと2コマのグループクラスはESL受講しました。前半の2週間はテストの解き方は出題傾向、試験中のタイムマネジメントなんかも具体的に教わりました。」
NAOKI「留学後半では過去問をとにかく繰り返し解いて、フィードバックを聞いて何故間違えたのかを指摘してもらい弱点強化とスピードアップ。スピーキングではどのように話したらスコアアップに繋がりやすいのか。様々な文法を意識し、効果的なボキャブラリーを教えてもらい、過去問を繰り返しこなすことで試験慣れしていきました。」
TK「めちゃ具体的な内容で助かります!まずはスピードを上げていき、スピードに慣れてきたら正答率を上げていくというようなフローですね。」
ベトナムスタッフからNAOKIさんへ質問
いきなりですが、この取材にはベトナムスタッフが帯同していたのでNAOKIさんへいくつか質問してもらいました。こうゆう事前準備も何も無い状態でお互いに英語で話せるレスポンスが重要です。
Chloe「当校やクラークの学校はNative講師のクラスが売りなのですが、所感をお聞かせください。」
NAOKI「そうですね、特に印象的だったのがオーストラリア講師のBob。彼は英語講師としての経験値がとても高い上にIELTS試験管としての経験もあるので非常に説得力のある有意義な授業時間でした。」
Chloe「そうですね、彼はEG講師歴も長いですし説得力があるという点において共感です。フィリピン講師たちはいかがでした?」
NAOKI「フィリピン講師陣たちも勿論とてもハイクオリティなクラスを提供してくれました。フィリピン講師たちの発音について懸念を抱く方も多くいますが、実際はとてもキレイは発音で聞き取りやすい。また、講師トレーニングも定期的かつ長時間実施されているので頼りになる講師陣でした。」
Chloe「NAOKIさんの中で一目おく講師はいますか?」
NAOKI「間違いなくCarlo先生です。彼はとても紳士的な所作ですし博識でとにかく幅広く深い知識を持っているので何を質問しても何でも理解しやすく返答してくれました。また語彙力の多さには驚かされましたね。」
これから海外で働く留学する方々へ
TK「まだまだこれからも日本を脱出して海外で稼ぎに行く方も増えていく傾向にあります。留学や出稼ぎ検討中の日本人の方々へ贈る言葉をお願いします。」
NAOKI「まずワーホリするにしても留学するにしても、絶対的に英語力は超重要。取り敢えず現場に飛び込めば上達するものではありません。事実、私がそのような甘い考えで飛び込んだ結果、かなり苦労しました。」
NAOKI「勿論ジャパレスの皿洗いや清掃スタッフ、ファームでの収穫作業といった英語を使わなくても給料のいい仕事はあります。しかしそれでもやはりコミュニケーションを取るには非常に苦労するのは目に見えているので、日本で出来る基礎英語くらいは勉強していくと1年間のワーホリがより充実することになりますよ。やっぱりスタートダッシュが全然違います!」
NAOKI「ワーホリに行けば追い込まれるので絶対的にスピーキングは伸びるのですが、それは基礎が出来ていての話。基礎もわかっていない状態だとそもそも話しかける、話にノル事さえ不可です。中学レベルの英語は必ず勉強していきましょう。とにかく日本より1.5~2倍は稼げます!」
TK「いやー、もうホントに沢山の経験を共有してくれて有難うございます。やっぱり世の中まずお金が無いと何も出来ません。まずはお金を手にすると自分の選択肢が増えますからね。」
それではまた!