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【バギオ留学】PINES新コース「ハイブリッド・スピーキング」を現地スタッフが紹介

公開:2023/06/16 著者:河端 健司 200 Views

こんにちは。 フィリピン・バギオのかわけんです。フィリピン留学を検討している際に、どうしよう?と迷うのは学校選びだけではありません。

「コース」もそうです。「ESLコースにしようかな?」「IELTSも勉強した方がいいのかな?」

はじめての留学となると、なかなか留学中の学習イメージがつかず、どのコースをどれくらいの期間取るのがいいのかを決めるのに一苦労です。

 

「本格的にIELTSを勉強したいわけではないけど、ちょっと勉強しておきたい」

 

IELTS需要の高まりもあり、そのような要望も増えてきています。

そこで、PINES(パインス)では「ハイブリッド・スピーキングコース」というESLコースと、IELTSコースの両方の授業を受けることのできるコースが新設されました。

今回は、「IELTS」と「ハイブリッド・スピーキングコース」に関して紹介をしますので、フィリピン留学のコース選びに迷っている方は是非ご一読ください。

フィリピン留学の一般的なコース

はじめに、フィリピンの語学学校の一般的なコースについて2つ紹介します。

1つ目は、ほとんどの学校が持つコースに「ESLコース」というものがあります。ESLは「English as a Second Language」の略で、第2言語としての英語を意味します。

このESLコースでは、Speaking、Writing、Reading、Listeningの4技能をバランスよく学習することができます。

 

いわゆる「一般英語」と呼ばれるような日常英会話や文法、発音などを全般的に学ぶことができ、英語初心者の方のほとんどはまずはこのコースから始めます。

学校やコースにもよりますが、ある程度は学習内容を講師と相談しながら調整することもできるので、カフェで接客の仕事がしたいのであれば、それを意識した学習内容にアレンジすることもできます。

一方、ESLコースのデメリットを挙げるとするならば、明確な数値目標の設定がしにくいところです。例えば、「英検2級取得!」「IELTS OA5.5!」というような数値目標があると、それに向けての学習に取り組みやすいですが、ESLコースだとそれが難しいです。

 

つまり、ESLコースで学習する場合は、自分で目標設定をしておくことが大事になります。

 

2つ目は、試験対策コースです。TOEIC、TOEFL、IELTSなどといった試験対策にフォーカスするコースです。このコースのメリットは、先ほどのESLコースのデメリットとは逆で、数値目標の設定が明確であることです。

「TOEIC800」などのように明確な数値目標があり、それに向かって学習を進めることができます。順調にスコアが伸びれば、留学前と留学後でこんなにスコアが上がったと数字で留学中の努力を証明することができます。

一方のデメリットとしては、試験対策ばかりの勉強になるという点です。資格の種類にもよりますが、例えばTOEICのReadingとListeningの対策のみだと、試験の性質上英語で会話をする機会がほとんどありません。

 

授業ではずっと筆記試験の問題を解いているという状態になり、英語でもっと先生と会話をしたいという場合は、アウトプットの機会の物足りなさを感じるかもしれません。

以上の2つのコースが一般的なコースとなり、他にはビジネス英会話コースやワーキングホリデーを予定している人向けのコースなど、ある分野に特化したコースがあります。

留学においてコース選びは重要なので、現状の英語レベルと目標を照らし合わしながら、自分に適したコース選びをしましょう。

 

よくある悩み:IELTSは勉強しておくべき?

先ほど説明した「ESLコース」で学習をする留学生からのよくある相談の一つに「IELTSは勉強しておいた方がいいか?」というものがあります。

この相談をしてくれる人のほとんどは、フィリピン留学の後にカナダやオーストラリア、イギリスなどの英語圏の国へ留学やワーキングホリデーで渡航する人たちです。

「IELTS」というものを知らなくても、どこかで「海外の大学に入るにはIELTSが必要」とか「移住するにはIELTSが必要」といった情報を耳にしていて、IELTSという資格の勉強をした方がいいのだろうか?と疑問に思い質問をしてくれます。

 

→ 英語圏の国では進学や移住等の場面でIELTSが必要になることがあります。

 

既に海外進学等でIELTSのスコアが絶対に必要という人であれば悩む必要はありませんが、ワーキングホリデーで渡航する場合は英語のスコア自体は不要です。

しかしながら、その後のワークビザ(就労ビザ)や永住権取得を視野に入れているのであれば必要になってくるので考えどころです。

留学プランや英語レベルによって、留学中にIELTSのコースを取るべきかどうかは変わってきますが、考え方として参考例をあげます。

 

例1: 英語レベルがある程度高いケース

英検2級以上ぐらいの英語力がある方は、IELTSの学習をするというのが一つの選択肢になります。IELTSは試験そのもののレベルが高く、IELTSのOverall4.0~5.0レベルは、英検2級と同等レベルとされています。

IELTSのスコアでOA4.0未満の英語力の場合は、IELTSの学習よりも一般的な英語スキルをまずは磨いた方がいいとされます。(PINESではそのように推奨)

なので、逆に言えばIELTSのスコアが必要だけど、まだ英語初心者という方は、まずは一般英語のコースで基礎をつけてからIELTSの学習をすることが一般的には推奨されます。

 

また、英語レベルがある程度高い方を対象としている理由は、一定のレベル以上になると、一般英語のコースでは成長を感じることができないという人がいるからです。前項でESLコースのデメリットとして、明確な数値目標の設定がしにくいところを挙げたように、ESLコースは目標設定の面でも多少の難しさがあります。

私がフィリピン留学をした時は、英語初心者のレベルから始めたこともあり、日々の成長を感じることができたのですが、留学当初からある程度喋れた人は逆に成長を感じられないと言っていました。

学校の授業の中で学ぶ一般英語はある程度限られている面もあるので、そういった行き詰まりを感じた時は、英語の4技能をアカデミックな観点から学習できるIELTSの学習をすることも一つの効果的な学習となるでしょう。

 

・例2: 留学期間が長いケース

次は、留学期間が長いということです。例えば、6ヶ月の留学を予定しているのであれば、途中からコースを一般英語からIELTSに変えるのもいいでしょう。

というのが、人によりけりではありますが、一般英語のコースを長期間受講していると途中からだんだん飽きてくるというケースがあります。

一般英語とIELTSのコースでは学ぶ内容が大きく異なるので、留学の途中で学習に変化をつけるという点においても、途中のコース変更は効果的な学習となるかもしれません。ESLコースを3ヶ月、IELTSコースを3ヶ月などのように組み合わせるのも効果的な学習となります。

 

そもそもIELTSって?

 

ここまで読んで、「そもそもIELTSって何?」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんので、IELTSについて簡単に説明させていただきます。

IELTSは「International English Language Testing System」の略で、英語圏の国を中心に就学や移住の際に求められることが多い英語の資格です。スコアは0.5刻みになっており、満点は9.0です。

海外の教育機関でIELTSを入学要件としているところは、一般的にはOA5.5~7.0を必要スコアとしているところが多いです。

 

「モジュール(試験の種類)」はアカデミックとジェネラルの2種類あり、PINESでは8~9割の生徒がアカデミックモジュールを学習しており、2022年の公式試験の受験割合においてもアカデミックモジュールの受験者は約80%となっています。

ジェネラルモジュールでのスコアが求められていない限り、どちらのモジュールで勉強しようか迷っている場合は、アカデミックモジュールでの学習で問題ないかと思われます。

科目は、4技能(Speaking、Writing、Listening、Reading)あるので日本人生徒で苦手な人が多いSpeakingやWritingも学習することができます。

 

試験形態は2種類あり、コンピュータベースと紙ベースです。コンピュータベースのメリットは試験結果の開示が早い、タイピングが得意な人はWritingのエッセイを素早く書けるなどあり、PINESでは近年はコンピュータベースで受験する人が増加しています。

IELTS受験者数は世界的にも増加しており、2018年には全世界で350万人もの人が受験をしています。

ちなみに、PINESのチャピスキャンパスは試験対策専門のキャンパスとして、IELTSやTOEICのコースがあり、今現在約9割の生徒はIELTSコースを選択しています。日本人の他にも、韓国、中国、ベトナムなど様々な国籍の生徒がそれぞれの目標に向かってIELTSの対策をしています。

 

IELTSが必要になるパターン

そんなIELTSですが、どのようなパターンでIELTSのスコアが必要になるのでしょうか。一般的なパターンを2つ見てみましょう。

パターン1: 海外の大学へ進学

イギリス、カナダ、オーストラリアなどの大学(院)へ進学する際の入学要件としてIELTSのスコアが求められることが多いです。

PINESでIELTSの学習をしている生徒の多くも、このパターンであり、留学をするために皆さん必死に勉強をしています。

 

パターン2: 海外移住

カナダ、ニュージーランドなどの永住権を申請する際にもIELTSのスコアが求められることがあります。移住の場合はほとんどの場合で「ジェネラルモジュール」のスコアが必要となります。

ワーキングホリデーを経験して、その国への移住を希望する人もおり、PINESにはワーホリ後にIELTSを学習するために留学に来る方もいらっしゃいます。

また、IELTS TRAINER PRO(PINES講師によるオンラインIELTSレッスン)は、オンライン完結型なので、現在海外に居住していて永住権申請のためにIELTSの学習をしているという方も多くいらっしゃいます。

 

【参考サイト】
・IELTS TRAINER PRO

 

以上の2つの理由がIELTSスコアを必要とする一般的なパターンとなります。その他には、スキルアップや就職、国内大学への帰国子女入試の受験などもあります。

現時点では、ワーキングホリデーや語学留学しか計画しておらず、IELTSのスコアが必要でないという方も、その後海外の大学進学や移住の可能性があるのであれば、IELTSの学習も視野に入れておくといいでしょう。

 

「ハイブリッド・スピーキングコース」とは?

 

IELTS需要の高まりもあり、PINESでは新しいコースが2023年よりリリースされました。

その名も「ハイブリッド・スピーキングコース」で、コースの特徴は、ESLコースとIELTSコースが融合されたカリキュラムです。

クラスの内訳は、ESLコースのマンツーマンレッスンが1日4コマ(Speaking、Reading、Writing)+IELTSスピーキングのマンツーマンが2コマの合計1日6コマのマンツーマンレッスンとなっています。

 

コースレベルは、入学後に受験するモックテストの結果により、IELTS4.5・5.5・6.0・6.5+と細かく分かれているので、現状レベルにあわせた学習を行うことができます。

コースのカリキュラムは8週間で組み立てられており、IELTSのSpeakingモックテストを初日・4週目・6週目・8週目に受験することができるので、受けっぱなしではなく、随時自分のIELTSレベルを確認しながら勉強を進めることが可能です。

※クラスの内訳等は変更することがありますので、最新情報をチェックしてください。

 

本コースはこんな人にオススメ!

この「ハイブリッド・スピーキングコース」はどんな人にオススメされるでしょうか。以下のような方はコースの受講を考えてみるといいかもしれません。

 

一般英語を学びながらもIELTSの学習をやってみたい人

まずは一般英語スキルを伸ばしたい、そして同時にIELTSの授業も受けてみたいという人には向いているでしょう。

 

将来IELTSを勉強するかもしれないので少しやっておきたい人

今はまだIELTSのスコアは必要ないけれど、将来的には留学や移住も考えているからIELTSが必要になるかもしれない。だから、今のうちにちょっとIELTSの勉強をやってみたいという人も要チェックです。

 

スピーキング力を伸ばしたい人

IELTSのスコアが必要というわけではないけれど、スピーキング力を伸ばしたいという方も本コースは要チェックです。というのも、ある程度のレベルになると、数値目標や評価基準のようなものがないと、どのように学習すればいいか難しくなってしまうことがあります。

IELTSのSpeakingは流暢さ・語彙・文法・発音の4つの評価項目により、パフォーマンスが評価されるので、スピーキングを構成する複数のスキルの底上げ、論理的なプレゼン力が身につきます。

日常英会話だけでは伸び悩みを感じているような人にも、このコースはオススメです。

 

なお、以下の人は逆に本コースはあわないと思われます。

 

IELTSの学習に集中したい人

IELTSのスコアが絶対に必要で、その学習に集中したい人はシンプルにIELTSコースの受講が推奨されます。

ただ、現状の英語レベルを鑑みて、いきなりIELTSコースを取るのはまだ早いというような状況であれば、本コースで一般英語を学びながらIELTSのスピーキングを学習して、それからIELTSコースに進むというのも一つの方法になるでしょう。

 

まとめ

今回は、「IELTS」と「ハイブリッド・スピーキングコース」に関して紹介をさせていただきました。

IELTS TRAINER PRO(オンライン特化型のIELTSコース)で生徒さんのカウンセリングをしていると、高校生や大学生、社会人の方など幅広い年齢層の人がIELTSの学習をしています。

また、受講者の方は必ずしも日本から受講しているというわけではなく、北米やヨーロッパ、アフリカなど本当に世界各地からIELTSのレッスンを受けています。

 

 

受講者の方々のお話を聞いていると、IELTSの需要が増していることがよくわかります。だからこそ、フィリピンやその他の国の語学学校でもIELTSコースに力を入れている学校は少なくありません。

自分がフィリピン留学した時は、恥ずかしながらIELTSという資格をよく知りませんでした。

フィリピンやカナダの語学学校で勉強していた時に、たくさんの生徒がIELTSを勉強しているのを目にして、海外では英検やTOEICといった日本で馴染みのある英語資格でなく、IELTSがメジャーであることを知りました。

 

資格によっては、「資格のための勉強」になってしまうようなものもありますが、IELTSは単に資格のための勉強にとどまらず、スコアが上がるにつれて英語力そのものも向上します。

留学では、どのコースをどれくらいの期間取るかで、学習成果が変わってくるので、自分自身の現在の状況と目標に照らし合わせながら決める必要があります。

今回の留学コラムが留学中のコースで迷われている方の役に立てましたら幸いです。他にもフィリピン留学に関するテーマを中心にコラムを書いていますので、是非ご一読ください。

 

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