【フィリピン生活】フィリピンで婚約しました!
私のコラムでは、プロローグで本題とはあまり関係のない私TAKAのプライベートを綴っております。まあ私とフィリピン彼女との関係性やプロセスですね。
今回のコラムでは100%完全プライベートトークになりますが、日本人がフィリピン人に婚約するプロセスを公開する記事は他に見たことが無いのでプロポーズ当日の様子をご紹介します。
なので、フィリピン留学情報とは全く関係無い訳ではありませんが、アナタもフィリピン留学したらこんな将来が待っている可能性はゼロではありません。
…って言うてもお金持ってそうな日本人や韓国人は、途上国のヒトにお金目当てで狙われることは今でもあります。特に50歳以上のおじさん。
かーなーり相手を精査して慎重に人選しないと本当にお金だけ持って行かれて貧困日本人になりかねませんし、実際にそのようなオジサンたちが存在しています。
ではどうやって私TAKAはこのフィリピン彼女を見つけたのか?!
結論、「FACEBOOKで見つけた。」
日本では有り得ない検索方法ですよね。けど海外ではSNSで繋がり結婚することなんかざらにあります。昨今の日本では婚活アプリで結婚するカップルが急上昇しているようですが似たような感覚です。
海外でSNSで繋がって本当に危険じゃないのか?色々と懸念事項は浮かび上がりますが慎重に人選していけば危険は回避出来ます。
フィリピンにいる55年間、色恋事には相当お金使いましたが今回はプロポーズまでのプロセスをご紹介いたします。
FACEBOOKでイイ感じのヒトを見つけるには!?
まずどのようにして裾野を拡大するかが問題ですね。
とにかく色んな異性と繋がり、そこから継続的なコミュニケーションを取る、メッセージで気が合いそうなら直接会ってみるという展開に。
この展開を効率的にするにはこうやりました↓
③~⑤を繰り返して反応がイイ子を徐々に絞り込んで複数人と直接会う。直接会ってからはとにかく人柄や育ち、友人関係を知ることでリスク回避。
とてもシンプルですがこれを繰り返すだけで結果は残せますので是非トライです!
ちなみに、初対面の時に「いきなりマンツーマンは恥ずかしいので友人も連れて行っていいですか?」という子は超高確率でピュアです。
想定外の婚約指輪探し
プロポーズすると言っても、私たちの場合は付き合い始めた日が出会った日ですし、恐らく一般的に考えても一年の付き合いで結婚を決断するのは早いと思われるかもしれませんが私には一般論は関係ありません。
あくまで自分の意思で判断するのみ。
とは言えフィリピンで婚約指輪を購入するのも安くはありません。行きつけのSMモール内ではPANDRAというのが有名なジュエリーショップで、婚約指輪を見せてもらうと平均価格が2万円前後。
え??婚約指輪ってこんなにクソ安かったっけ?フィリピンだから??
よく言うのが婚約指輪は月収の3か月分と日本では言われますが、昨今では20~40万円がボリュームゾーンのようです。
フィリピン人の平均月収は2~4万円です。全然数カ月分じゃない!外国人彼氏からもらう婚約指輪がこの価格というのはさすがに可哀そうなのでPANDRAはスルー。ちなみにサイズを伝えて提案された指輪は5種類。
フィリピンでは在庫過多もしくは極端に在庫が無い、品切れしまくり店舗が多いので次の店舗に行くと価格は倍以上でちょっと安心しましたが、サイズを言うと1品しかありません。
さすがに一択からは選べないのでここもスルー。いやいや、一択は無いでしょ。
で、次と次の店舗では平均価格は10万円~ここも安心。
しかし彼女は「ゴールドかホワイトゴールド」を欲しがっていたので、この条件でサイズを絞り込むとどうしても一店舗あたりの選択肢が5点ほど。
婚約指輪ってこんなにもSKU(※在庫管理上の最小の品目数を数える単位)少ないんですかね?フィリピンだから??
それでもプロポーズする日にちは数日後に決めているので時間に余裕はありません。提案された中から悩むのですが、どうしてもコレだ!という一品に出会えず、これならアリかな?という印象でした。
イマイチな印象で購入する気があまり進まずこの日は終えて、プロポーズする二日前に足を延ばして他のモールに行きます。
そのモールはクラーク一帯では最大級なのでさすがにジュエリーショップの数も複数店舗あり、とにかく気になる店舗でサイズと条件を伝えてはどこもやっぱり多くて4品もしくは一択という状況は変わりません。
ちょっと焦りながらもようやく自分の中でこれだ!という感覚が舞い降りて来た瞬間!条件、サイズ、予算、デザイン全てにおいて申し分ない!なにより私の第六感が確実に反応していたのがこちら!
見れば見るほどこれしかない!という思いで即現金払い。金額はというと日本のボリュームゾーンより若干安価です。プロポーズ日では家族全員にゴチしなければならないし、結婚式やハネムーン、引っ越しと年末までにめちゃめちゃな出費が予想されるので見栄を張る余裕はありません。
高速ジプニーを使って遠出した甲斐があります。理想の婚約指輪も無事に購入できたし、あとは当日を迎えるのみです。
やはり愛する人にギフトを送るのに金額は関係ありませんが、この時はさすがに胸が高まりまくりで、高速ジプニードライバーに「事故るな、事故るなよー」と黒魔術をかけて家路に着きました。
プロポーズの会場入り
さあ、とうとうプロポーズの日がやってきました。実はこの日、彼女の23歳の誕生日なんです。
そこで、誕生日プレゼントには婚約指輪と私のファミリーネームを贈るという最大プライスレスなギフトで喜ばせたいという企画。
アフタヌーンまで彼女は家族の用事を済ませているので、私だけ先に入店して予約した席を確保しに行きます。会場はというとフィリピンで誕生日と言えばここ!
「バイキングス」です!このバイキングスは3人以上で来店し、内に一人でも誕生日の方がいると対象者は無料になるというプロモを毎日開催しています。
画像から見てもわかるとおり平日の大人料金はP988(約2,500円)、週末になると大人はP1,088(約2,800円)なので日本人からしてもちょっと高く感じますし、フィリピン人からしたら約三日分の給料に相当します。
1時間遅れて彼女ファミリー到着
バイキングスは人気店のため、平日でも予約が必要です。勿論、今回は誕生日なので2週間前に予約済。
入店して早速レセプションスタッフに今回のプロポーズ企画を話すと、早速支配人にレセプションが「あの日本人が今夜プロポーズするみたいなんすけど、どうします?」
支配人「イイねイイねー!おもしろそうじゃんか!ちとそのYouに話させてよ!」と相談している様子。
そして私の口から直接支配人にざっくり説明。
TK「ちょっと今夜、ココで一発決めるつもりなんすよ。YouTubeと日本人向けにブログ作成するためにも親っさんの助けが必要なんだが、取り敢えず俺の代わりに動画撮ってくれないすか?あとケーキもお願いお願いー!」
支配人「イイねー!超おもしろいよ!たまんねぇよ!そうゆうの超好き!何でもしてやっからよ。取り敢えず俺の指示に従ってお前は登場してくれれば、あとはウチのメンバーたちが最高に盛り上げてやっからよ!そんで彼女たちは何時に到着予定なんや?」
こんな感じのノリで快く引き受けていただきマジ感謝です。私が到着してから約30分後に家族が来る予定と告げ店内を見渡すと、平日の18時ですが既に満席状態。さすがバイキングスです!家族一同を待ちながら店内の調理を見に行きましょう。
バイキングスの利用は約2年ぶりですが、いつ来ても全ての食事が最高に旨そうでたまりません!
フィリピン料理は勿論のこと、日本、韓国、ベトナム、スペイン、中華料理と多国籍の食事が提供されとにかく制限時間まで食べ放題なのが最高過ぎます。
個人的に飽きるまで食べるのがこの刺身とステーキです。
醤油はちょっと薄目ですが刺身は刺身、やはり美味!そして、目の前で焼いてカットしてくれるステーキは不味いは絶対に美味間違いなし!彼女の家庭はフィリピンの一般家庭で、このような料理は食べた経験がないことは知っているので喜んでくれる反応が目に浮かびます。
バイキングスにはダンススケジュールがあるからくれぐれも遅れないようにと事前に厳重注意しておいたにも関わらず約1時間遅れて主賓と家族一同が到着。
30分くらいの遅れは想定内で短気な私でもイラつかないようになってきていますが、それ以上の遅れが生じるとさすがに今でもかなりイラついてきます。
この日も渋滞だったからという言い訳で、しかも空腹状態なのでイラつきが余計に拍車をかけます。
が、こんな風に子供たちが飛びついてきたらそんなイライラも一瞬で吹き飛ぶもんなんですねヤバいなー、このままじゃ何でも買ってあげちゃう筋肉ダディになりそう。
盛り上がるプロポーズの瞬間
私もご家族みんなめちゃくちゃ空腹状態でこのバイキングスに臨んでいるので、とにかく自分の食事を取りに早歩きで周りまくります。私も元を取りたいがために、高そうな寿司と肉ばかり選択して食べまくります。
終始みんな無言でガツガツ食して喋っているのは娘2人のみ。バイキングスのダンス時間は1時間前に過ぎていますが、それでも支配人とフロアスタッフたちは私たちのプロポーズを楽しみに待っていてくれています。
私たちの胃袋も落ち着いたところで支配人が私を呼び出します。
支配人「You、準備はそろそろいいかね?こっちでイイ感じの曲はセッティングしおいたから、あとは俺の指示通り登場してくれればオールOK!」
TK「先輩さすがっすね、マジ頼りになります。そんじゃ、うちはカウンターで待ってるんで、上手いことお願いしやす。」
てことでまずは彼女のバースデーケーキが運ばれて私たちのテーブル周辺が一気に盛り上がります。この周りの知らない人たちも盛り上がってくれるのがフィリピンの良い所!
ケーキの火を消そうとする彼女に支配人が、、、
支配人「はいはい、ちょっとお待ちお嬢ちゃん。まだYouには別のプレゼントがあんねん。」
と言い放つと、店内の曲がエドシーランのPerfectに変わりバイキングススタッフ全員の盛り上がりが最高潮に!
その直後支配人が、、、
支配人「Youカモン!」でアタシが緊張と興奮がマックス状態で近づきます。同時に店内のお客たちもなんだなんだとスマホを片手に集まってきています。
TK「家族全員と一緒のディナーとケーキは、私からMICA(彼女の名前)へのバースデープレゼント。誕生日おめでとう!けどもう2つ俺から君に贈るギフトがあるんだよ。」
TK「それは俺のファミリーネーム(苗字)とこの婚約指輪なんだ。」
TK「Will You Marry Me??(俺たち結婚しないか?)」
TK「SAY YES!!(YESって言えーーー!)」
場の最高潮のさらに最高潮に達して彼女の返答は、、、
MICA「YES!」
TK「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
では、熱が冷めないうちに早速左手の薬指にはめ込みましょう!
この時は二人とも緊張と興奮で手が震えていたのを覚えています。「この瞬間が自分にもとうとう来たんだなー」と実感しながらこれにて婚約!
彼女の父ちゃん母ちゃん、二人の娘、爺ちゃん祖母ちゃんもみんなみんな喜んでくれています。
ホントは一か月前の一年記念日に彼女はプロポーズを期待していたのはわかっていたのですが、婚約は家族も関係してくるので彼女の誕生日に家族が揃う逃げ場のない環境下で決めようと私が企んでいたのです。
以前からゴールドでダイヤモンドの指輪をリクエストしていたので、その希望通りのものをプレゼントしてもらったこと。
そして、フィリピン女性にとっては、外国人彼氏はお金を持っていてフィリピン彼女は簡単に取り換えられるから…」という懸念を常に抱いているようです。だからフィリピン女性は、男側は複数のオプション女性をキープしているかのように思われていると、私は考察しています。
その不安が取り除かれて安心したかのように大変喜んでくれて、こっちとしてもめちゃくちゃ嬉しいですね。
これが私のフィリピンでのプロポ―ズでした。
この直後から彼女の父ちゃんから結婚式はいつ頃やる予定なんや?という問いで、これから年末年始にかけて結婚式と日本トリップ、新居探しとさらに忙しくなりそうです。
それではまた!