【マニラ観光】フィリピンのアメ横で格安土産探し!
10月に日本の両親に顔合わせするために日本トリップを計画して彼女のビザ申請したら「ビザの申請は却下されましたのでまた6カ月後に再申請してください。理由は知らんけど。」と突っぱねられて久々に公共の前で超サイヤ人3の姿を見せてしまったEG ACADEMYのTAKAです。
そんな事も言いながら、皆さんは絶対にフィリピン人相手にはキレてはいけません。警察沙汰になる、最悪ブラックリストに載って入国不可になりかねません。
久々に超サイヤ人3の姿を地球人に疲労して彼女になだめられてから、フィリピンの卸問屋エリア(バクララン: Baclaran)に連れて行ってもらいました。行ってみると何となく日本のどこかの雰囲気に似ている…。どこやったかいなー。
まさか、ここは!!「上野アメ横に雰囲気めっちゃ似てる!」
と言っても、フィリピン版のアメ横なので上野のアメ横より数倍ゴミゴミしています。何か空気も凄くアジアを感じます。留学中にローカルなショッピングモールに行ったこと、もしくは行くことがあると思います。そこにはありとあらゆる偽物コピー商品がずらりと陳列されています。
その商品たちの卸元が今回紹介するエリアなのですが、フィリピンの人混みはただでさえ留学生が訪れることを推奨していませんので、ココに行く時は必ず旅慣れた人かフィリピン講師帯同が安心です。
恐らくどの留学生も訪れたことがないであろうフィリピンアメ横は変化球な土産や、これから留学生活を楽しむアイテムが格安で手に入るのでご紹介いたします。ちなみにマニラの治安とクラークからの行き方については、以下の記事をご覧ください。
バクラランまでの行き方
フィリピンのアメ横バクラランはマニラ空港近くに位置しています。クラークとバクラランの地関係はザックリこんな感じ。
より詳しい行き方や乗り物の乗り方は上記のコラムを参考にしてください。マニラに行く時は、いつも通りSMクラークから出ている高速バスを使ってトリノマ(Trinoma)まで行きます。
所要時間は約90分。ただ、バスの時刻表は突然変更が生じることがありますので重々気を付けてください。ちなみに、以下が2023年8月時点で使われているバスの時刻表です。
左がトリノマ行きで、右がマニラ空港行きなので、バスを使ってマニラ空港まで戻る方は参考にしてください。ここだけの話、バス利用するとEGからマニラ空港まで合計600ペソ前後ですが、現地タクシー利用すると3,500ペソかかります。
そしてトリノマに着いたら電車に乗り継いでバクラランに向かいます。ネット検索すると「マニラの電車は危険!使うな!」と煽る言葉を散見します。
しかしながら、ほぼ毎週末利用している私からするとクラークにいる時のように持ち物に気を付けていれば(カバンは常に自分の視野内にキープ!)何ら問題ありません。
トリノマからバクラランはこんな感じに約30分南下していきます。もうほぼマニラ空港の横ですね。海外のどんな乗り物に乗っていても好奇心が掻き立てられるのは私だけでしょうか。結構この電車移動もフィリピンを感じられるので個人的には好きですね。
とにかく格安の偽物まがい物!
はい、てことでバクラランに到着!眼下にはフィリピンのアメ横らしい風景がいきなり広がります。こんなにモノが溢れかえるエリアは他にはありませんね。360度こんな感じの景色。
改札を出て、早速目に入ってきたものを紹介します。
① VAPE
最近では多くの方々が利用してイイ匂いをまき散らしてくれていますね。けど私は口元の爆発事故をYoutubeで見ているので絶対に手は出しません。
2チャンネル創設者のヒロユキでさえ「VAPEは未だに人体に及ぼす影響が解明されていないので私は利用しません。」という意見。
・バクララン価格: 500ペソ
あれ、あんまり安くない、てか変わらないじゃん。日本でも1,000円弱で販売されているのでフィリピンで購入しても全く変わらない嬉しくない値段です。
② ハイブランドバッグ(勿論まがい物)
フィリピンに滞在している時は最悪盗まれてもイイ物や傷ついてもいいと思える物を身に着けておくようにしましょう。
いざ無くしたり、忘れたりと本当に盗難にあった時の精神的ダメージは軽減できます。
・バクララン価格: 900ペソ(物による)
はい来ました。クラークのローカルショッピングモールでも同様のアイテムが販売されており、大体2,000ペソするのですがバクラランだと半額です!
この価格こそがフィリピンのアメ横価格!留学中に使い捨てするくらいの感覚でいいんです。
日本から持参したアナタの見栄えの象徴であるカバンをフィリピンで使うといつ汚れるかわからないので、このような本当のまがい物を購入して使い捨てをお勧めします。
③ スーツケース(耐久性不明)
販売者に耐荷重を聞くと、一応画像のものは15~20キロまで大丈夫やで!とのこと。
・バクララン価格: 1,200ペソ(物による)
さあバクララン価格のアイテムが連発です。一見すると全く普通のスーツケースで耐荷重も十分でめちゃくちゃお買い得な一品そうですが、ジップや鍵、キャリー部分がいつどのようにして破損するか想定できません。とは言え、これが何となく一番お買い得そうですね。
④ 海パン
フィリピンにいると高確率でプールか海に入ることとなるので、スウィムスーツと異性を魅了するセクシーなカラダは必須アイテム。日本から持参してもいいのですが、現地調達でも十分。(異性も現地調達で十分です。)
・バクララン価格: 100ペソ(物による)
画像をよく見ると、値札にはしっかりと849ペソと表示されています。
そこで、「これいくらまで安くしてくれるん?」と聞くと即答で「しゃーないなアンチャンには負けたわ、100ペソでええよ!」
えーー!値下げしまくり!もはや値札の意味がありません!生地関係の仕事に就いていた私が縫製をチェックしましたが、特に悪くもなく良くも無くというレベル。これもカバン同様に現地で使い捨てる感覚で十分です。
しかもデザインが豊富過ぎる!H&Mの海パンもありますよ!
⑤ スニーカー
これが個人的に最もおススメできるまがい物の一品です。販売者に聞くと、まがい物のスニーカーにもグレードがあり、見た目は本物そっくりなまがい物と、明らかなまがい物が販売されています。
・バクララン価格: 500ペソ(物による)
クラークのローカルモールでも見たことのあるスタンスミスが実際に2,000ペソという記憶があり、ここではたったの500ペソ!即買いました。
その他にもありとあらゆるスニーカーがありますが、どれも500ペソ近くで無駄に沢山買いたくなってしまうほど。中長期の留学する方は履物を持参するか考えるでしょう、私も考えましたが結論、持参する必要は全くありません。
今回は5品紹介しましたが、街を歩けば歩くほど、とにかくたくさんのまがい物が販売されているので、偽物を気にしない私のような日本人からすると楽しめます。
実はバクラランに来た本当の理由は、彼女のウェディングドレスを購入。レンタルしたかったのですが、フィリピンではウェディングドレスは買うものと考えられているので、渋々購入することに。予算がかなり心配です。
…で発見してからの試着。
試着しちゃったら、もう買う気になっちゃいますよね、人間だもの。日本でウェディングドレスを買うと平均価格は300千円になるそうです。フィリピンでも100千円くらいを覚悟して値段を聞くと…。
「しゃーないな、今回は7,500ペソ(約2万円)に負けたるわ!」
え!?…え!?7,500ペソ!?驚愕の安さです。価格は気にせず彼女が気に入っている様子だったので、これも即買い。私の懐と心も安心したところで、品定めはここらで終了です。
ストリートフードを食す!
この日は生憎の悪天候で午前中に数時間のスコールが発生したため、インフラの整っていないフィリピンの各エリアは簡単に冠水します。観光地のセブも冠水しますが、マニラの一等地とアメリカ空軍が作ったクラークエリアはインフラが他エリアより整っているため冠水しにくいエリアです。
これは私もクラークに移動してから感動したのですが、この冠水しないインフラってフィリピンに住んでいると本当に助かります。単なる川水や雨水が溢れる日本ならジャバジャバと歩けます。
しかし、フィリピンの場合は下水からも溢れてきます。本気で汚いため現地のヒトたちは裸足になって歩きますが、日本人はこの行動は絶対に避けましょう。小さな傷から感染する確率が非常に高いのでマジで気を付けてください。
この日もバクラランを歩き回りながら、雨が止むことなく気づけば町は冠水状態に。このような時はケチらず乗り物を使って安全第一に移動しましょう。これはエリア問わずです。
ちなみに、最近のフィリピンでは電動トライシクルが増えているので、中々快適に移動できるので是非試してみてください。
アジア旅の好きな私は度々ストリートフードを食すので、この日も食べたことのないローカルフルーツに挑戦です。
一見すると伊予柑や大きいゆずみたいです。とりあえずオーダーすると皮を向いて渡されたのがこちら。
梨やリンゴみたいで旨そうです。どうやって食べるのか彼女に聞くとこうだよと。
丸かじり。
からの、「塩を付けて食べるともっとおいしくなるよ」と言われたのとビジュアル的にも明らかに旨そうです。で思い切ってかじってみると…。
おえ!激しょっぱい&酸っぱい、そしてマズい。
とりあえず飲み込みましたが2口目は拒否。フィリピン人と日本人の味覚には差があるようです。まあこうゆう違いを体感するのも悪くないので、是非皆さんも機会があれば色んなフィリピンストリートフードに試してみてください。
以前にグリーンマンゴー×塩×醤油というのも試しましたが、これはマンゴーなのに味は塩辛という謎の味変が発生してこれも二度と口にしたくない一品です。
徒歩圏内に日本大使館
蛇足になりますが、今回紹介したバクラランというアメ横の隣に日本大使館があります。留学期間中にパスポートの紛失や日本の運転免許証の更新など、日本でやらなければならない重要事項を大使館で対応してくれます。
けど、具体的にはどのような事を対応してくれるのか?
こんな事が起きたら大使館へGO!
・財布が盗まれた、紛失したときに警察への届け出方法を教えてくれる
・パスポートの新規発給
・日本人ご用達の病院や日本語が通じる病院の紹介
・現地警察に連絡したいけど、自分で連絡取れない場合に代わりに連絡してくれる
主にこんなところですね。ただ、フィリピン滞在中に大けがをして海外保険に入っていなかった場合、病院との交渉や立替はできないようです。
特にパスポートの紛失と日本の運転免許証の更新というのは期限が過ぎると厄介なので、くれぐれも渡航前に期限日を確認しておきましょう。
ちなみに私は今回フィリピンで公式に自動車を運転したく、フィリピンの運転免許証を取得するために訪れました。私の後輩は留学前に国際運転免許証を発行して持参したため、フィリピンでレンタカーして友人たちとドライブしていました。
しかし、他には「現地警察が国際免許証の存在を認識しておらず無免許運転とみなされ罰金を課された」という声も聞いたことがあるので、私が運転するときは必ずフィリピンの運転免許証を手に入れてからと心に決めています。
こんな事は日本ではあり得ませんが、フィリピンでは十分にあり得ます。日本の普通や常識が世界では非常識、またはその逆な場合もあり、概念が異なることがあります。
また、フィリピンの運転免許証を所持していると現地人のゴルフ料金でプレーできるということが先日発覚したので、生涯の割引カードを発券する気持ちで発行するというのが本音。
ただ、フィリピン人の運転は自己中心的で乱暴なので、短気なドライバーはタクシー利用を強くお勧めいたします。
けど、やっぱり運転出来て異性を乗っけるのがモテるというのはどこの国でも共通なので、日本でも海外でも運転してモテる自分になるか、変化しないかは、アナタ次第。それではまた!