【マニラ観光】発見!美食の街、マニラのチャイナタウン!
毎週末結婚式の準備をするため片道4時間かけてマニラ南部まで通っているけど、何故かこのプロセスも楽しんでいる私たち。そんな中、青天の霹靂。同僚の韓国GMが36歳という若さで急逝しました。
この一報を受けた時は25時だったので完全に夢だと思いましたが、翌朝起きても知らせのLINEが残っていて、遺体の写真もあり、ただただショックでした。しかも彼はフィリピン彼女と旅行中にケンカしていて急遽別々のホテルに泊まることとなり、彼は心臓発作で急逝。彼女もケンカしていたので連絡しなかったため発見が遅れ、仲直りもできず永遠の別れに。
そのフィリピン彼女は一生後悔するでしょうね。もし一緒の部屋に泊まっていたら救えた可能性はあったはずです。この知らせを私の彼女にも話し自分たちも省みることとし、ケンカしたまま日をまたぐことは絶対にしないと誓いました。
そんな衝撃的なことが起きた翌日でも、私たちは結婚式の準備を進めなければならないためマニラのローカルエリアに行くのですが、このエリアで話では聞いたことのある「チャイナタウン」を発見!
そして実食!そして感動!マニラ周辺にトリップ、もしくはクラークエリアに留学している方は試す価値ありまくりなので今回ご紹介します。
けど、「マニラでローカルなエリアってやばいんじゃない??」とか「そもそもストリートフード食べて大丈夫なの?」と懸念を抱くと思います。
…が、結論「警戒して危険なエリアに立ち入らなければOK!2回食べたけど腹は大丈夫!なにより美味!」です。
気づけば私が死ぬかと思ったほど苦しい思いをした食中毒事件(以下の記事参照)から一年ちょっと経過しました。
完全に自分自身ストリートフードの警戒心が薄れていたこともあり、チャイナタウンで食欲に従うまま完食しましたが全く大丈夫だしホントに旨い!
一般庶民は訪れたことがないであろう港の街の味に酷似していて、マジで感動しました。
クラークからチャイナタウンの行き方
1. クラークからはいつものSMクラークから出ているP2Pバスで「TRINOMA」行きに乗車。毎度のことですが片道P240でTRINOMAまでは約90~120分ほど。
2. TRINOMAで下車、ここからGrabタクシーを使うと30分弱。徒歩で「Roosevelt Station」まで行きLRTという電車を使うか選択します。ちなみにRoosevelt Stationから最寄り駅まではこんな位置関係。
4. LRTを使う場合、上記の駅で乗車し「Doroteo Jose」で下車。
駅から眺める景色が既にローカル感がビンビン出ていますね。
5. 駅の出口目の前にはこのような電動乗り合いトライシクルがたむろしているので是非乗ってみましょう!少なくともクラークエリアには無いのでとても新鮮です!気をつけてほしいのが行先は「DIVISORIA」です。
このような行先を提示しているトライシクルに乗りましょう。このトライシクルから眺める車窓といっても窓はありませんが、景色と排気ガス交じりの風を感じるのが個人的に嫌いじゃありません。どうしても道中は混みがち。
そして、進むにつれて徐々にアジアのカオス感も強くなってきますね。
この左右の昭和以前に建築されたんじゃないかと思えるくらい古いビルがチャイナタウンの一部です。後ほどこのあたりもご紹介します。
そしてこの「168SHOPPING MALL」が目印なので見えてきたらそこら辺で「パラポー!」と言って下車してください。
正直、フィリピン人が帯同無しの場合は、上記ショッピングモールで下車してからGoogle Mapで「ChinaTown Walk」をポチしてGoogleの指示通りに進むのみです。
トライシクルから下車してちょっとチャイナタウン周辺をぶらり散歩しながら向かってみましょう。下車するといきなりこのようなカオスの端となるわけですが、突っ込んでいきます!信号は基本無いので勢いとタイミングで渡ります。
すると目の前には如何にもアジアらしい光景が。
見ているだけで十分楽しめますし、フルーツなら食べても問題ありません。(だと思う)
正直この時私たちは結婚式の土産品と招待状を探していたのですが、日本人からするとまさかこんなアメ横みたいなところで探すとは思ってもいません。けど何気にキレイでカワイイ品々があるものです。
そして、アメ横なのか浅草なのかはよう分からんけど、それっぽい店舗もあります。
この道中はとにかく人混みが半端じゃないので、最大限荷物には気を付けてください。
まあ東南アジアってこうゆうもんですね。さあ色んなアジアな刺激を受けながら歩いていると大体15分ほどでメインのChinaTown Walkに到着です。
このビルとビルの間のストリートがチャイナタウンウォーク!思っていた以上にこぢんまりとしていますが、味は後悔させません。
チャイナタウンの3食紹介!
早速ですが、私たちもこのチャイナタウンにぶっ飛ぶ旨さの飯が目的なのでいきなり食べます!
【SIO CHA】
一品あたり大体P250、英語表記と画像があるのが素晴らしいです。フィリピンレストランの多くは、文字だけで意味も分からなければどんな料理なのかもイメージ出来ない店舗がホンっトに多い!この時点でTAKAミシュラン評価アゲです。
店内の雰囲気
やはり屋台は目の前で調理してくれるのがいいですよねー。食欲を最高に掻き立ててくれます。ただ、中華料理ですが、中華鍋で油と火がゴウゴウさせるようなことはしていません。どちらかというとしっぽりと飄々(ひょうひょう)と調理しています。
実食メニュー
これはWONTON NOODLE SOUPで、価格はP200ですね。
そして、SINGAPORE LASKAで価格はP250になります。(シンガポールラスカだったかは定かではありません…)
所感
・ワンタンヌードルはあっさりしてやや細ちぢれ麺。
・このちぢれ麺がスープを含んでめちゃ旨い!
・シンガポールラスカは白濁スープでタイカレーの辛さを無くした感じ。
・ライスヌードル使用のストレート麺。
・シーフードとライスヌードル、ココナッツミルクスープのコンビネーションがやばい!旨い!
・いきなりですが、旨すぎてスープも全部飲み干しました。
【FUDAO】
先ほどのSIO CHAと比較すると、半額くらいになるので手軽に食べられます。メニューは少ないのですが画像を見る限りハズレは無さそうです。とにかくP100スタートなので失敗しても全然痛くないですね。
店内の雰囲気
実際の食材にラップして展示するのは東南アジアのストリートではよく見ます。まあ旨そうだからいいんですが、オーダーしてからもなんかこう活き活きしてないというか、活気を感じさせない店員。
まあ、日本人だからそう感じてしまうのかもしれませんね。個人的にはストリートフードならノレンめくった瞬間に「らっしゃいましー!」が最高!まあ日本以外だとあり得ないのかも。
実食メニュー
これはMeatball Dumpling Sate Noodles Soupで、価格はP150。(だったと思う)
所感
・アジアらしい複雑なスパイスが入り混じったがよくわからない旨さのスープ。
・ややちぢれ麺でよくわからん旨さのスープにスゴイ合う!
・ミートボールは普通のミートボール。
・一口サイズの餃子はスープを吸っていて絶妙な旨さ!
・これでP150でいいの!?って思うくらい最高のコスパヌードル!
・最低でもP200は出すよ!と言いたくなるほどのレベル!
【店名不明】
これといったメニューボードは無く、店員にグリルしている品々を指さして「これはいくら?んじゃこれは?」みたいな感じでとーっても非効率。
店内の雰囲気
ここだけはグリルしている商品をみていると何故か「はいはい、お兄ちゃんお姉ちゃん何食べたい!?なんでも焼いちゃうよ焼いちゃうよー!」みたいな激ノリの店内。先の2店舗とのギャップがスゴイ!屋台ならばこうでなくっちゃイカン。
実食メニュー
今回はダイナマイト(左下)と野菜入りのゲソ焼き(右上)それぞれの価格不明ですが高くないはず。
所感
・ダイナマイトはフィリピンのストリートならどこでも食べられるので特別感はないが、どこで食べても基本辛い。が、死ぬほどのレベルではないので、授業のネタの一つとして食してみてください。
・ゲソ焼きですが、やっぱりフィリピンの魚介類は最強。
・ゲソのみでも十分美味だが、野菜が入ると尚一層旨さに拍車がかかる。
・醤油をかけて味変、からのご飯も一緒に食すとマジでご飯が進みまくりです。
この他にも様々な屋台がありますが、横浜や長崎中華街のような巨大さは無く、全長でも150Mくらいでとってもシンプルな中華街。
ですが、今回食したようにどこの店舗も美味でしたので十分過ぎるほど私たちの食欲を満たしてくれます。
麺類を食べてから、フィリピンならではのフルーツを食べるのもあり!マンゴーが旨いのは勿論ですが、このピンクのゴツゴツしてるやつ。
これはドラゴンフルーツと言いますが、ここ3カ月間、ハマりまくりな私です。真っ二つにカットして中身はピンクキウイみたいな感じでスプーンで食べるだけ。
これはどこのマーケットでも買えますし、1キロ約150ペソで買えるのでみんなとシェアして食べてみるのもありです。私なら1キロくらい一人で独占して食べたくなるほど激ウマです。
屋内カフェもあるよ!
どうしても東南アジアのストリートフードは苦手という方も安心です。このチャイナタウンウォークには中規模のモールが隣接していて、安心の丸亀製麺も。
UCCカフェもあります。
やはりフィリピンの日中に屋外で食すというのは中々暑いものなので、食後はきっとモール内で避暑したくなると思います。他では見たことの無い中華料理店や台湾ミルクティー店もあるので安心ですね。
モール内の雰囲気もそれなりで、チャイナタウンぽくなっていて連絡通路もしっかり装飾されています。
とは言え、館内で1時間過ごせればいいほうなのでおススメな一日の過ごし方は以下の通り。
サンプルスケジュール
ランチをチャイナタウンウォークで堪能
↓
タクシー(約20分)でサンチャゴ要塞とイントラムロスに移動そして観光
↓
まだ時間があればMRTを使って「さかさま博物館」もしくは「MALL of ASIA」に移動
↓
TRINOMAに戻る
このスケジュールだと、1日フルに楽しめます。
今回紹介したChinaTown Walkもフィリピン講師からすると混雑するエリアだからあまりおすすめされませんが、いつも通りカバンなど視野内に確保していれば比較的安全に観光できます。また、移動手段は常にGrabを利用すると尚一層安全性が高いです。
単独渡航、団体問わず、観光中に声をかけて近づいてくるフィリピン人には絶対に付いて行ってはいけません。実際に睡眠詐欺に合った日本人生徒もいます。彼は海外旅行に慣れていたのですが、それでも被害に遭ってしまうくらいなので絶対に付いて行ってはダメ。
当校としても敷地外で起きたトラブルは一切関与しないとしていますので、事故が起きても個人で対応してもらいます。
ちょっと矛盾しますが、旅の神様と言われる沢木耕太郎は旅する私たちにこう言います。
「恐れるな、しかし気を付けて。」
様々な国を渡航して経験している方の重く深い言葉です。
それではまた!