お金をかけずにフィリピン彼女と楽しむ年末マレーシア旅 ~前編~
12月1日の結婚式準備もようやく落ち着き、後はオーダーした物を11月中にピックアップして当日を迎えるところまで行きつきました。
が、以前フィリピン彼女の日本ビザが大使館に発行拒否されたため、フィリピン彼女のパスポートに他国の旅行実績を一つでも付けて4月こそは確実に日本ビザを獲得するプロセスの一つとして急遽マレーシア旅することに。
一方で、11月となると日本にいてもフィリピンにいても年越しをどこで過ごそうかと考え始める時期です。留学検討中の方、もしくは既に留学中の方は11月中には年末スケジュールを決めておくべきです。
今回はつい最近まで捨てチケットとして選ばれていたコタキナバルという街、ここは何と片道2,000ペソ(約5,000円)で行けるんです!だから捨てチケットでよく選ばれていたました。
フィリピン留学するには、入国から30日以内に第三国へ出国するチケットを出国時に所持していないとチェックイン不可でした。2023年10月からは期間問わずフィリピンからの出国チケットを所持していればOKになりました。
ちなみに今回2人で3泊4日、がっつり食べて楽しんだ合計金額が「95,830円」でした。実際にコタキナバルに旅した生徒を見たことありませんし、どうせだからこの機会にフィリピン彼女と渡航してきました。
その感想が、、、「本当にチケット捨てちゃうのは勿体ない!」です。
1人なら5万円以下ですよ!そもそもコタキナバルとはマレーシアなのですが、マレーシアと言えば首都のクアラルンプールがイメージ先行しますね。
しかし、このコタキナバルは人気観光地という訳ではないので街に観光客がごったがえしてる訳ではないし、ビーチも混雑してないのでビーチと東南アジアの街をめちゃくちゃゆっくり楽しむことが出来ます。
なにせ実証済ですから。まあ、とにかくどんな街でどんな事で楽しめるのか見てくださいよ!
マニラ発→コタキナバル空港の取説
今回は一般ルート選択のためマニラ発の以下を利用しました。
マニラ16:15 → コタキナバル18:30
私は日本にいる時からアジアを中心に年に一か国は渡航していたので慣れているのですが、フィリピン人からすると海外旅行するのは結構レアケースでリッチな家族じゃないと無理。
日本のパスポートだと多くの国へビザ無しで行けますが、途上国のパスポートは信用度が低いためビザが必要です。
しかし、マレーシアはフィリピンパスポートでもビザ無しで行けますが、出国時にイミグレーションスタッフがフィリピン彼女に細かな質問攻め。
などなど、フィリピン人の信頼性の低さから出国時にはがっつり10分ほどの質疑があり、ようやく通過。
私はつくづく日本人で良かったなーって、彼女は日本国籍が相当羨ましい様子でした。
そんな事もありましたが、たったの2時間でコタキナバルに到着です。
初めて自由な海外旅行に来て高揚感を抱いている彼女の表情を見ているだけで私としては既に嬉しいものです。
事前にYouTubeで下調べしていたので、早速空港にて市内までの交通費を両替(空港両替所はレートがかなり悪い)とマレーシアSIMの購入です。
コンパクトな空港なので両替所は画像の左にある白い看板の一軒のみ。
SIMカードは両替所の両サイドに2店ありますが、画像にある黄色い看板のdigiという店舗の方が若干安かったです。料金がこちら。
3泊4日なので7DAYS15GBで十分、20RM(リンギットマレーシア)は640円。私のスマホでデザリング可能なので、2人で1つのみSIMは購入。
マレーシアでもGrabアプリは有効(決済方法は現金のみ)なので早速空港からホテルまでGrabタクシー。空港タクシーもありますが、どうしてもマニラ空港タクシーの印象が悪いのでタクシー利用する時はいつでもどこでもGrabです。
そして、マレーシアではGrab利用が多いためタクシーも簡単に見つけられます。乗降場はここ。
空港出口から左方向へ100mほどあるきますが、ここじゃないとあーだこーだ言われます。空港から市内までも大体15分くらい、10RM(約320円)なので、ホントに安心して移動できます。
今回2泊したホテルがシャングリラホテル。え?シャングリラ?
フィリピンだと高級ホテルなのですが、コタキナバルだと謎にリーズナブルで1泊5,000円ほどで、室内はこんな感じ。
実はフィリピン生活慣れしていたせいで、マレーシアコンセントの形状確認を完全に失念していました!完全にやらかしたーっ!と思いきや、さすがリーズナブルシャングリラです。無料レンタルの変換機を貸してくれました。
フィリピンでは日本と同じコンセントのタイプで問題ありませんが、フィリピンから他国に旅する時はくれぐれもコンセントの形状に気を付けてください。
安心するのはちょっと早い。最低限のお金しか両替してないので最寄りのショッピングモールまで両替しなければなりません。閉店時間は20時、この時点で19時50分。最寄りのモールセンターポイントサバまで。
徒歩9分!久々にダッシュです!グーグルマップを片手に走り何とか閉店前にモールまで到着して「両替所どこどこどこどこや?!?!」で聞きまくり発見!
ホントに閉店間際の中、今回の現地予算2人分20,000ペソ(約53,500円)で、空港でちょっと両替済なので、厳密にはこれ以下の金額を両替。
何とか現地の現金も手に入れることが出来たので、早速マレーシア飯にトライです!
夜のコタキナバル飯
20時過ぎで多くのレストランが既に閉店していたので、取り敢えずどこでもいいから徒歩圏内でそれなりに食べられればいいや…というくらいの気持ちで上画像のローカルレストランに入店。ホテルから10分も歩いていません。
私が大学生時代から旅したら基本はキレイなレストランには入らず、とにかくローカルレストランでローカル飯を食すことに徹してきています。今回も同様に早速メニューチェックすると…。
あれ、マレーシアのローカルって中華料理メイン?!そして10RMが約300円なので平均価格が350円弱ってところです。
見かけもまあまあ旨そうなので一先ず安心ですが、軽く食べてコンビニで早くローカルビール飲みたい気分なのでとりあえず2人でチャーハンと塩やきそばらしきマレーシア飯をオーダー。んで来たのがこれ。
予想外に、いやそれ以上にめちゃくちゃ旨そうです!どっちも炭水化物ですがそんなのお構いなし!実際に食べてもビジュアルを裏切らない想定外の美味!
普段からフィリピンの外食に慣れてしまっていて、「外食=脂っこい」という固定概念が沈着している自分がいます。しかしマレーシアのローカル飯はいわゆる日本にある中華料理店みたいな味なので日本人からすると、とーっても安心して食べられます。
この時点で既に20年後くらいにはマレーシアに移住したいという気持ちが芽生え始めました。それくらいにインパクトある美味さです。
格安ビーチに出発!
コタキナバルでのビーチアクティビティは、上記画像の「Jesselton Point」というフェリーターミナルで予約&出発一択です。ホテルからここまでタクシーで10分、5RMなのでほんとに便利です。
タクシーから降車すると右手にピンク色の建物があります。
入り口周辺に怪しい客引きが数人いますが、中に入ると12社ほどのアクティビティエージェントがあり、どこ使っても全く同じ料金なので客引きは怪しくありません。ビーチでの料金表はこんな感じ。
~チケットホールでの注意事項~
・客引きが持参している上記料金表はあくまで参考価格
・実際には4~5割引してくれる
・なのでかなり格安でアクティビティが楽しめます
・アイランドホッピングはどこも似たような島なので多くても2島で十分
・ビーチアクティビティは「Manukan Island」のみ可能
・シュノーケリングセットはレンタル必須
それでも各社の料金を比較していると確かにどこも同じ料金。価格競争が発生していないし、サービスも全く同じ。完全に民主主義な市場になっています。
あと、客引きのおっちゃんたちにはフィリピンのミンダナオ島から出稼ぎに来ている方が多く、「フィリピンから来たよ!」と言うとやたらと嬉しがってくれます。更なる割引してくれないけど。
そうゆう事なので、フィリピン彼女がここぞとばかりにタガログ語で商談してくれます。
1島目のManukan Islandへはボートで全員行くのですが、乗船する時にライフジャケットが必須。通常はレンタル10RMしますが…。
「フィリピン繋がりだから無料にしてあげるよ!」と、どや顔で言い放たれますが事前のYouTubeでそもそも無料貸し出ししてくれると知っていたので全く嬉しくありません。
今回のオーダーは以下の通り。(以下で十分です!)
・2島アイランドホッピング×2: 90RM
・パラセーリング×2: 130RM
30分毎にモーターボートが出ているので、チケット売り場周辺の売店でスナックやビールを買い出し早速乗船です。
20分くらい風に吹かれているともう到着。
さすがにアジアンビーチは眺めと雰囲気が最高過ぎます!やはり観光スポットとしては人気度は低めなのでビーチもキレイだし、ゆっくり佇むことができるのでビールと一緒に最高のバケーションを実感です。
チケットホール周辺の売店で購入しても大して金額は変わらないのでどこでビール、スナック購入しても大丈夫です。
ほろ酔い気分になってきたところで、いきなりメインイベントのパラセーリング!トップ画像のように準備して、勢いで360度カメラの追加オーダーもして飛びます!
個人的にはバナナボートって思っている以上につまらないので、ビーチではパラセーリングとフライフィッシュという2有料アクティビティがコスパ良いです。
飛んでしまったら、この島は用済み。お昼の12時に次の「Mamutik Island」に移動です。
彼女が大変喜んでくれているようで、ホントに本望です!そしてやっぱりこの島も突き抜けるようなキレイさ。
この島ではとにかくゆったりと過ごすのでシュノーケリングに加え、昼飯を食べてからはイキルための写真を撮りまくりです。お腹が空いたのでこの島でもレストランはここ1択。
やっぱり混雑していないのが最高過ぎます。しかも1択のレストランなのにメニューも豊富で価格もお手頃。
私たちはビーフカレーと酢豚をオーダー。
この時に酢豚は英語で「Sweet & sour Chicken Rice」という表現だと学びました。こうゆうところから英単語を学ぶのって地味に大事なんですよ。
ホントにゆったりと過ごすだけで、あとは珍しく大トカゲがいるくらいですね。
1mある爬虫類がそこら辺に数匹いると、さすがに嚙まれないか警戒します。どうやらこの大トカゲがこの島の名物なようです。
ビーチアクティビティはこれくらいで十分です。朝8時半頃にフェリーターミナル出発して、戻ってきたのが大体15時なので半日以上は楽しめます。これ以上島めぐりすると確実に飽きます。
ぶっ飛ぶ旨さの夜市
コタキナバルは空港から市内までタクシーで15分くらいだったし、ホテルから夜市まで徒歩20分なので今回は腹を空かすためにも歩きました。
~夜の街を歩いた所感~
・中心街に宿泊すれば全て徒歩20分圏内におさまる
・自動車は右ハンドル左車線で違和感なし
・街にゴミが落ちてない(フィリピンは基本汚い)
・ストリートチルドレンを1回も見なかった
・スコールが起きても大きな水たまりが発生していない
フィリピンと同じ東南アジアの国とは思えないくらいにキレイでインフラが整備されている街なんだと気づかされ、日本人が移住した国№1というのもいきなりですが今回の旅を通して納得しました。
そんな事を考えながら20分、夜市の「API API NIGHT FOOD MARKET」に到着。この時点で7PM頃でしたが入り口周辺から既に現地人と観光客が殺到。とは言え、程よく人が流れているのでこれまた安心のコタキナバル。全長400mくらいの夜市です。
フィリピンの夜市も知っているので、期待半分以下で進むといきなりヤギ肉のBBQ。
歩いて間もなく珍しいマレーシア飯があったので、自然と期待が膨らんでしまいます。けど、ヤギは臭いから苦手です。フィリピンにも全く同じタイプのドリンクバー。これが旨いんですよね!
フィリピンよりフレーバーが多い!何かそうゆうところでマレーシア人とフィリピン人の差を感じてしまいます。フィリピン人はホントにみんな丸パクリ。マレーシアは多様性を出しまくりです。
東南アジアはフルーツが安い旨い!こんなタイプの屋台も!
シンプルにカットされて冷やされているフルーツなのですが、不思議と屋台に出されるとやたら旨そうです。日本の祭りでも、こうゆうテキヤがあっても全然イケてます!ここでは好きなフルーツをピックアップすると食べやすくカットしてくれます。
マレーシアの街はキレイなせいか、みんな地べたに座り込んでいます。
キレイさってマジで重要。そして、私たちも郷に従って早速座り込みながらカットフルーツを実食。
フィリピンではフルーツに塩や醤油をつけて食すのがスタンダードのようですが、マレーシアでは「味噌とゴマ」みたいのを付けて食べるようです。その味はというと…。
完全に味覚が理解不能です。どんな舌神経を持っているのでしょう。味噌ごまを付けて彼女はバクバク食べています。
折角の新鮮フルーツが変なゴマ味噌のお陰で台無しになったので、口直しの旨いモン探しです。珍しいローカルスナック発見。
けど、なんか旨そうじゃないのでパス。もうちょっと歩いていると「いらっしゃいましー」の声が。
おやおや、ぶっ飛ぶくらいカワイイ女の子ちゃんじゃあーりませんか!飯よりこの子が欲しい!なんて口が裂けても彼女の隣で言えません。
いやーでもマレーシアの民族衣装っていいですね。こんなかわゆい子が売っているのがこれ。
「アサリのバター焼き」やばいですね。間違いなく旨いはずです。看板娘がかわい過ぎるし即購入。けど、重要な味はというと…「うんめーーーー!」。
彼女の反応はというと…。
「マサラーップ!(うまいやーん)」
やたらとカワイイ貝売りの少女の隣には魚介BBQが。
中華鍋でゴオゴオやられたら食欲がそそられまくりです。しかも鉄板の上はこんな状態。
とにかく食い倒れに来ている私たちなので、早速こちらでは「ゲソ焼き」オーダー、そして実食。
やはり期待を裏切らないゲソ焼き。こちらも勿論、美味!これを機に彼女はゲソ焼きにハマッタようでした。これを読んでいる読者の食欲にとどめを刺す魚介BBQ3連続です!
3枚目はタコの足焼きですが、店員の愛想が最悪でしたが味は最高です。やはり販売者の愛嬌って大事です。看板娘がプリティーだと無条件で購買に繋がります。人間だもの。
ここまでまあまあ食べて来ていますが、最後の〆に名前忘れてしまいましたが、「きしめんの焼きそばみたいなヤツ」を食べました。
見た目は大分茶色で味が濃そうでしたが、実際に食べると結構あっさりした味付けで飽きの来ないとても食べやすいきし麺焼きそばみたいです。
昨晩と今晩のマレーシア飯を経験して、どれもこれも食べやすいし、本当に美味すぎです。マレーシア料理人は天才なのかと思うほど。着実にマレーシア移住を検討始める私。
やはり在住するエリアの食って大事ですね。フィリピンもちょっと脂っこいだけで旨いので私は好きです、特にフィリピンの家庭料理は旨い!
マレーシアはイスラム教の国で後半はイスラム教の国ならではの観光スポットとコスパ最高のクルージングをお届けします!それではまた!