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【セブ留学】まるでリゾートホテル?「CIA」を訪問!

公開:2023/12/10 著者:河端 健司 123 Views

こんにちは。 フィリピン・バギオのかわけんです。

数年前に私がフィリピン留学をした際は、部屋やバスルームの綺麗さや食事のクオリティなど、「フィリピンだから仕方ないか…」というある程度の諦めが必要でした。

しかし、近年はまるでホテルのように綺麗で充実した設備を持つ語学学校が増えてきました。その代表的な学校が「CIA」(シーアイエー)ではないでしょうか。

 

2022年にセブのマクタン島に完成したばかりの校舎は、まるでリゾートホテルです。

今回、ありがたいことに、友人のマネージャーが学校を案内してくれましたので、「まるでリゾートホテル?「CIA」を訪問!」というテーマで、現地から学校の様子をお届けします。

フィリピン留学を検討されている方は、是非参考にしてみてくださいね。

 

※本コラムで記載する写真や情報は2023年11月現在のものです。

2003年開校の名門セミスパルタ校

 

CIA(シーアイエー)は「Cebu International Academy」の略称で、2003年に開校した歴史ある名門セミスパルタ校です。

毎日の単語テストや綺麗な校舎などいくつもの特徴がありますが、今回学校を実際に訪問してみて感じたのは「国籍バランスの良さ」です。

多くの学校では、国ごとのマーケティングの兼ね合いもあり、日本人が多すぎるなど、国籍の偏りが生じることがよくあります。

 

しかし、CIAは校内を歩いていて、「色んな国籍の生徒がいるなあ」とすぐに感じることができました。マネージャーにそのことについて聞いたところ、国籍のバランスはかなり厳しく管理しているようです。

日本や韓国、台湾などフィリピンの多くの語学学校に在籍している国籍に加え、中東やロシアなどの生徒も多く在籍しているのが特徴です。500名ほどの大規模校ですので、国籍をバランスよく保つのは容易なことではないのでしょうが、各国のマーケティングなどを上手に回しているのでしょう。

CIAでは厳しいEOP(English Only Policy)制度が敷かれていますが、日本人以外の多国籍な友人を作りやすい環境があると感じました。

 

また、「セミスパルタ校」と言われていますが、先述のEOPルールや毎日の単語テスト、週末を含めた門限など厳しいルールもしっかりと設けられており、メリハリをつけた留学生活を送ることができる環境です。

フィリピンの語学学校では設備投資を積極的にする学校が増えてきていますが、CIAを訪問して「遂にこんなレベルまで来たか…」と思うほど外観・内観ともに綺麗で、かつ使い勝手もよく考えられており、細部までデザインにこだわりを感じました。

ちなみに、CIAでは留学エージェントさんが訪問された際にエントランス近辺でフィリピン人スタッフによるウェルカムパフォーマンスがされているようで、自分もちょうどそれを見ることができましたが、フィリピン人らしい明るく素敵なものでした。

 

 

CIAの所在地

2003年に開校したCIAですが、2022年にセブ・マクタン島の新しいキャンパスへリニューアルオープンをしました。

 

・住所: CIA Building, Vistamar Avenue, Dapdap Road, Lapu-Lapu City, 6015 Cebu

 

学校の所在地はセブ・マクタン国際空港から車で約30分、大型複合施設の「Mactan Newtown」まで約5分という利便性の高い場所です。そして、留学生にとってありがたいのは、学校からMactan Newtown近辺までのシャトルバスを学校が手配している点です。

私は普段バギオに住んでおり、気候の涼しいバギオは30分ほど歩いても平気ですが、セブはかなり暑いですし、治安のことを考えても外を一人で歩くのはちょっとハードルが高いです。

シャトルバスは学校から商業施設までの直行なので安全面も安心できますし、お金も節約もすることができます。しかも、1日に数本だけではなく、授業終わりの夕方18時頃から門限近くまでの時間まで30分に1本ほどの頻度で運行しているのもありがたいです。(土日も運行しているようです。)

 

リゾートホテルのような学校施設

CIAには、充実した試験対策コースなどアカデミックな面での特徴ももちろんありますが、まず目を引くのは何と言ってもリゾートホテルのような学校施設です。

 

 

写真だから綺麗に見えるのではなく、むしろ実際に行くと写真以上の綺麗さと迫力でした。

学校は厳重なセキュリティ対策が施されているので、門の外からは学校の中をほとんど覗くことができません。

 

 

門を一度潜ると、突如としてホテルのような大きな建物や青々としたプール、リゾート感漂う緑やベンチを目にすることができます。

 

 

2階の廊下を歩いていると、もうリゾートホテルじゃんって突っ込みたくなるようなリラックスゾーンもありました。

 

 

ドミトリーは1人、2人、3人、4人部屋がありますが、どの部屋タイプもとても清潔感があります。

加えて、コンセントがデスクやベッドの枕元など色々な場所に備え付けられていたり、テキストブックや小物を置くことができる棚が充実していたりと、細かなところまで生徒が使いやすいようにデザインされています。

語学学校選びにおいて、施設の綺麗さや充実さを重要視している人にとっては、かなりポイントが高い学校であると感じました。

 

シンプルかつ整理されたマンツーマン教室

さて、授業で使用するマンツーマン教室についても見てみましょう。

デザインはこのようにシンプルです。

 

 

1つの特徴としては頭上の方に棚が設置されており、先生はそこに教科書を置くことができます。

 

 

聞くところによると、先生によっては机周りに教科書や文房具を置いて、教室を散らかしてしまうので、このように棚を設置して、教室を綺麗に保てるようにしたそうです。

こういった小さな工夫も大事ですね。

また、グループレッスンにおいても一工夫がありました。

 

 

生徒は教室へ入る際にIDを入り口横に立てかけます。それをチェッカーのスタッフが確認して、授業の出欠を取るのです。生徒数が500人近くもいる大規模校ですが、このように出欠をとることで、より効率的に出欠・授業管理を行うことができます。(先生が出欠を取る時間も省略できますしね)

なお、余談ですが、グループレッスンの人数はバギオのPINES(パインス)のように4人の学校もあれば、CIAなどのように約8名あるいはそれ以上の規模の学校もあります。

4人と8以上の規模では授業内での発言機会や授業の進め方も異なってくるので、カリキュラムだけでなくグループレッスンについても気になる方は、学校選びをする際に調べておきましょう。

 

先生にも質問できる自習室

留学中に英語を上達させるためには、「授業外」の時間も重要です。

私がフィリピン留学をしていた時は、1日の自主学習時間は5時間前後だったと思います。

自主学習を長時間行うには、本人のやる気の他に集中できる学習スペースも大事になってきます。CIAには勉強に集中できる図書室が設置されています。

 

 

こちらの図書室に立ち寄った際は、部屋の中はシーンとしていて、生徒は勉強に集中していました。

また、自習ができるだけでなく、学習面を配慮した1つの工夫がここにもありました。

それは、図書室に講師が常駐しているのです。

 

 

生徒は自由に常駐している講師へ勉強の質問や相談をすることができます。

1日中先生の授業が詰まっていたり、空きコマも別の仕事をしていたりすると、先生に勉強の質問をする時間が限られてしまうということが留学生活では案外あります。

ですので、このように自習スペースに講師が常駐してくれると、いつでも気軽に勉強の質問ができるので、とてもありがたいシステムだと感じました。

 

ホテルビュッフェのようなカフェテリア

留学中は食事が合わずに痩せたという人がいれば、食事が美味しくて太ったという人の両パターンがあります。

さて、CIAでは太ってしまう人が多いのではないでしょうか。そう感じるような豊富な食事メニューです。

訪問した際は食事の準備時間でしたが、ホテルビュッフェのように毎回主菜や副菜、フルーツ、スナック、フレッシュジュースまで多彩なメニューを揃えているようです。

 

 

朝食には手作りパンを多数提供していたり、ムスリムの生徒へ対応した食事を用意していたりと、メニューの充実度が高いです。

今回は遠慮して食事の時間と被らないように学校を訪問させていただいたのですが、食べさせてもらえばよかったと後悔しました。(笑)

カフェテリアは生徒数が多いというのもあり、かなり広々としていて、大型ショッピングモールに入っているレストランのようです。

 

 

留学中は意識的にジムに行って運動するなどしないと、1日中机に向かって勉強をしているだけだと、いつの間にか太っちゃうなんてこともありますので、食べ過ぎには注意しましょうね。

 

カラオケまで?充実の娯楽設備

自習に集中できる図書室があり、ホテルビュッフェのようなカフェテリアがあり、もう既に満足していいと思いますが、まだまだ魅力的な設備がありました。

娯楽スペースです。

 

 

学内には卓球やビリヤードが設置されたスペースがあり、自由に利用することができます。

さらに驚くべきは、カラオケです。

 

 

なんと学内にカラオケスペース(1室)があるのです。

利用時間は1時間で、生徒の間でかなり人気のようです。

同じフロアには、ジムやヨガスペースもあり、外の景色を眺めながら筋トレやエクササイズを行うことができます。

 

 

週末は外出しなくても、学内で楽しめてしまうぐらいの充実した設備ですね。

身体を動かすことは脳のリフレッシュにもなりますし、卓球やビリヤードを外国人の友達と一緒にプレイすることで、遊びながら実践的に英語を使うこともできます。

国籍の異なる友人作りのためにもこういった設備を利用してみるのも良いです。

 

しっかり管理されたオフィススペース

今回の学校訪問で感じたのは、綺麗な学校設備だけでなく、学校で働く先生やスタッフのオフィススペースもしっかりと管理されているという点です。

1階のエントランスのすぐ近くに生徒が各種申請や手続き等で利用する窓口があります。

 

 

通常、語学学校では窓口のスタッフにダイレクトで声をかけるようになっているところがほとんどですが、CIAは市役所のように発券された番号に従って窓口を訪れる仕組みになっています。

 

 

また、窓口は基本的にフィリピン人スタッフが対応することになっているので、生徒は英語で問い合わせをしなければならず、こういうところでも教育的配慮がなされています。

他には、先生たちの待機室もあります。

 

 

この部屋は授業のない先生が集まるようになっていて、空きコマを利用して授業の準備やトレーニング係の先生との面談等がなされます。

先生の授業外の時間もこのように管理するのは、授業のクオリティを向上させるためにもとてもいい取り組みですね。

また、アカデミックチーム用のオフィスもあります。

 

 

こういった先生やスタッフのオフィス関連は、一見留学生とは直接的な関連がないようにも思えますが、生徒の留学生活を充実させるためにも、学校が組織全体としてまとまる必要があるので、このようにしっかりと管理されているのは素晴らしいと感じました。

 

IELTS公式試験会場

CIAはIELTSの公式試験会場(idp)としても登録されています。

 

 

上の写真の「B」「C」「D」と書かれた部屋はスピーキングテスト用の教室となります。

筆記試験(リスニング、リーディング、ライティング)用の教室は下の写真のように広々としています。

 

 

IELTSの公式試験はCIAの生徒以外にも一般の人も受験するのですが、学校の門とは別の入り口から会場へ入るように設計されており、学校のセキュリティはここでも徹底されています。

IELTSの公式試験会場である学校に在籍しているからといって、本試験で優遇されることはありませんが、毎日過ごしている学校内で受験できることは移動時間の節約や緊張を軽減できる点でメリットがあるといえます。

 

オリジナルグッズも買える売店

飲み物やスナックが販売している売店も学校内に設置されています。

 

 

売店の中で簡単な調理をした軽食を食べることもできます。

また、CIAのオリジナルグッズも販売されており、マグカップやTシャツなどを留学の思い出に購入することができます。

 

 

白のTシャツは卒業時の寄せ書き用としても人気のようです。

こちらの売店のすぐ横には、学校の隣の外部のレストランが繋がっており、校内からも料理を注文することができます。

 

 

カフェ、ナース室、ランドリー等

最後に、カフェなどのその他の施設も見てみましょう。

まずはカフェです。

 

 

1階のエントランスからすぐ近くの場所にあります。

事務室の目の前にあるので、順番待ちをしている間にこちらのカフェスペースで待つことも可能です。

 

 

次にナース室です。

 

 

1階の奥の方にお部屋があります。

留学中にナース室を一度も訪れないというのがベストではあるでしょうが、何かあった際はこちらを訪問しましょう。

そのナース室の前あたりにランドリーがあります。

 

 

ランドリーは今現在無料となっているようです。

こちらも留学中は欠かせない毎週お世話になる場所ですね。

2階のクラスルーム付近には掲示スペースもありました。

 

 

先述したシャトルバスのスケジュールやレッスンに関連したものなどが掲示されています。

学校の入口近くにはホテルのようなレセプションが設置されており、ここは24時間体制でスタッフさんが常駐しているようです。

 

 

ナースがいない時間帯の緊急対応など、困ったことがあればこちらのレセプションを訪ねることができます。

最後に、エントランスにはセキュリティが常駐しており、外部からの人が入れないように厳重に管理されています。

 

 

生徒の安全を保つためにも、生徒が外出する際の手続きも厳しく管理しているようでした。

悪い意味での緩さというのがなく、セキュリティがしっかりと監視しているという印象を持ちました。

 

まとめ

今回は「まるでリゾートホテル?「CIA」を訪問!」というテーマで現地情報をお届けしました。

学校施設の充実度が写真からも伝わったのではないかと思います。

2022年に移転したばかりで、「新しい」というのは当然なのですが、それだけでなく快適に留学生活を送るための細部へのデザイン設計があらゆる場所でなされていました。

 

個人的には、勉強と娯楽の両方をバランスよく両立できる環境だと感じました。また、学校内でのイベントも定期的に行っているようで、以前にはマグロの解体ショーをして、さばいたマグロを生徒に振る舞うなんてイベントもあったようです。

余談ですが、セブに滞在している間に、CIAの卒業生である日本人の方と知り合ったのですが、在籍時は中東や他の国籍の友人にお金持ちのような人が多く、その人たちと一緒に遊びに行き、同じ感覚でお金を使っていたらすぐにお金がなくなったと言っていました。(笑)

CIAには1人部屋のスイートやプレミアムといった部屋もあり、リッチな生徒もいるようでした。

 

自分とは違った価値観やライフスタイルを持つ人と出会うことができるのも留学の一つの醍醐味ですね。

私が留学した際は、個人的にあまりアクティビティやイベントに興味がなく、勉強に集中できる環境の学校を選びました。

そのように勉強だけに集中したい人、勉強しながらイベントやアクティビティも楽しみたい人など、留学のスタイルは人それぞれですね。

 

セブには、CIA含め設備や学校イベントが充実した語学学校が多くありますので、そういった留学先を探されている方は是非ご参考にされてください。

今回のコラムがフィリピン留学を検討している方のお役に立てると幸いです。

他のコラムでも主にフィリピン留学に関連した内容を執筆しているので、そちらの方も是非ご一読ください。

 

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