【セブ留学】おすすめのバー5選
こんにちは。 フィリピン・バギオのかわけんです。
語学学習において一つの神話(?)があります。それは「みんなで飲みに行ったら英語が上達した!」です。
お酒を飲んで饒舌になると、不思議と英語で話すことに対してためらいがなくなり、教室にいるときよりも流暢に喋ることができます。
だからたくさん飲んだ方がいいというわけではもちろんないのですが、留学中にバーへ行って英語を使いつつ、みんなでお酒を飲むと楽しい思い出を作ることができるでしょう。
そこで今回は、「【セブ留学】おすすめのバー5選」というテーマでセブのバーをご紹介します。
フィリピン留学を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
※本コラムの写真や情報は2023年11月現在のものです。
お酒と英語の関係
お酒が苦手な人が無理して飲む必要は全くありませんが、留学中に飲みに行くことには主に2つのメリットがあると考えています。
① 英語力の向上
「お酒を飲んだら英語が伸びるの?」と思うかもしれませんが、より正確に言えば「ためらい」や「恥ずかしさ」がなくなるということです。
普段、授業の中では「間違ったらどうしよう…」となかなか発言ができなくても、お酒が入ると多くの人はためらいなく積極的に言葉を発することができます。
私自身、留学している時に週末に国籍の違う友人達と飲みに行くと、学校の中にいる時以上にたくさん会話をすることができていました。また、学校の時よりも「大きな声で話す」せることも無意識にできるので、英語のスピーキング力を向上させる一つの要因になっていました。
② 友達を増やせる
留学経験のある人の多くが同意見であると思いますが、飲みに行くとシンプルに色んな人と仲良くなれるんです。
普段の学校生活ではランチの時間に、いきなり話したことない人のテーブルに行き、仲良くなるというのはちょっとハードルが高いですが(それができている人もいますが)、飲みの場だとそういうのも可能になります。
留学中は予定していたメンバーだけで外出するよりも、友達がルームメイトを連れてくるケースもあり、「友達の友達」が参加して人数が多くなることがよくあります。
また、留学生に人気のお店に行けば、偶然友達に会って合流!なんてこともよくあります。
こうした交流を繰り返していくと、あっという間に友達を増えていきます。
なお、大勢で飲みに出かけているメンバーの中にお酒を飲まない人も普通にいたりしますので、お酒が苦手でもみんなでワイワイするのは好きという人も参加してみるといいです。
このように「英語力の向上」と「友達を増やす」の2つの点において、飲みに行くことにはポジティブな面があります。
日本人だけで行くのが絶対ダメというわけではありませんが、「語学習得」という観点で考えると、違う国籍の人を交えて行動した方がいいでしょう。
バーで気を付けるべきこと
フィリピンのバーは英語で注文ができたり、フィリピンビールを飲むことができたりと、日本とは異なる貴重な経験ができます。しかし、自分が今いる場所は「海外である」ことを忘れてはいけません。
気をぬくと、財布やスマホが盗られるということもありえなくはないので、気を付けた方がいい点をお伝えします。
・スマホや財布を置いたままトイレに行かない
日本では所持品をテーブルに置いたままトイレに行くということが普通に行われますが、それは避けた方がいいです。いくらグループで飲んでいるからといっても、何が起こるかはわかりません。
留学生がスマホや財布をなくす場所として多いのが、クラブやバーです。トイレに行く時に加えて、お店から出るときも注意が必要です。
うっかり忘れてお店から出てしまったなんていう人もいますので要注意です。
・記憶がなくなるまで飲まない
飲みすぎて記憶をなくしてもあまり大ごとにならない日本は素晴らしいですが、海外では気を付ける必要があります。私の住むバギオは治安がいいということもあり、私の周りでは飲みすぎて何かに巻き込まれるようなことはほとんど聞きませんが、ケンカの話などは聞くこともあります。
また、在住者の話も含めて一般的にはマニラやセブはエリアによって危ない場所があり、実際に残念な事件が過去に起きたケースもあります。
いくら安全と言われる場所においても、酔っ払って物をなくす可能性がありますし、異性に何かをされることもあるかもしれません。留学中は羽目を外しがちですが、「ほどほどに」を心がけましょう。
・他の人を見下さない
ほとんどの人は大丈夫と思いますが、フィリピンのスタッフさんや他のお客さんを見下すような態度は絶対にやめましょう。
たまに国籍の違う人へ対して失礼な態度を取る人がいますが、そんなことはしてはいけません。
そういう行為がトラブルに繋がる可能性もありますし、常に他者へのリスペクトは忘れずにしましょう。
・請求額とお釣りを確認する
いわゆる「ぼったくり」も気を付けなればいけませんが、それとは別に単純な「計算ミス」にも気を付けなければいけません。
バーに限らず日中に買い物をしていて、全く悪意がなく、ただただシンプルに会計に計算ミスがあるということがたまに起こります。
単純に計算ミスであるというのがわかるのは、「お釣りが実際の金額よりも多い」ということもあるからです。
実際の金額よりも少ないことばかりであれば、「わざとかな?」と考えますが、多いこともあるということは普通に計算ミスをしているのでしょう。
バーで飲んでいて、注文してからドリンクが運ばれるまで時間がかかったから催促をしたら、そのオーダーがダブルカウントされているなども起こりえますので、レシートを確認するようにしましょう。
以上の点については、日々気をつけるようにしましょう。
日本でも地域によって治安に多少の差があるように、「フィリピン」においてもマニラやセブ、バギオなどエリアによって治安には差があります。
一般的には、バギオは治安が良く、あまり大きなトラブルは耳にしませんがそれでもナイトマーケットやクラブでスマホを盗られたなどの話は聞くことがあります。
マニラやセブは場所によっては、十分に気を付けた方がいい場所もあるので、「海外である」ということを忘れずに行動しましょう。
セブの5つのバーを紹介
本記事で紹介する5つのバーについてです。今回セブに滞在した期間に実際に訪問したお店になります。
これら5つはセブで働いている友人が紹介または連れて行ってくれたバーで、現地在住の方や留学生にも人気のお店です。
実際に5つのお店すべてで、飲みに行った時に日本人のお客さんとも遭遇しました。
場所は、セブシティが2つ、マクタン島が3つとなります。
マクタン島のお店は、「セブブルーオーシャン」や「CIA」といった人気の語学学校の近くでもあり、留学生もよく訪れるお店となります。
主観的な視点でお店の特徴や良さを紹介させていただきます。
おすすめ① 日本人オーナーの「Ripple」
まず1店舗目は「Ripple」です。こちらは日本人オーナーが経営する隠れ家的なオシャレなバーです。
セブには賑やかなバーや居酒屋系のお店が多く、ゆっくり1人で飲めるバーはなかなかありませんが、こちらの「Ripple」ではゆっくりと飲むことができます。
お席はグループのお客さんが利用できるソファー席や、おひとり様用のカウンター席があります。私は一人でカウンター席にて飲んでいたのですが、とても落ち着いた雰囲気でゆっくりと飲むことができました。
カウンターには数名のおひとり様のお客さんがおり、同じくゆっくりとお酒を楽しんでいました。隣に座った日本人の方はセブで働かれている人で、お仕事の話などをして仲良くなることができました。
グループのお客さんの方にも日本人の方がいましたので、留学生の人はセブに住んでいる人と繋がりたいのであれば、話をするチャンスがあるでしょう。
飲んでいた時にオーナーの方が声をかけてくださったのですが、とても親切な方でセブでもお知り合いが多いようでした。店員さんはフィリピン人なので、英語を使って会話することもできます。一人でしっぽりと飲みたいという方は是非訪れてみてください。
おすすめ② ドイツビールの「Das Bierfass Cebu」
続いて2つ目は「Das Bierfass Cebu」です。こちらはドイツビールのバーで、特徴は何と言ってもビールの種類が豊富な点です。
フィリピンは普通のお店だと、ほとんどが「サンミゲル」というフィリピンビールで、あまりビールのレパートリーが豊富ではありません。
しかし、「Das Bierfass Cebu」にはヨーロッパのビールなどたくさんのビールが取り揃えられています。
一人飲みが好きな私にとってありがたいのは、カウンター席が充実している点です。長いバーカウンターがあり、カウンター席に座ると目の前にはテレビモニターが設置されています。
サッカーやクリケットの映像が流れており、スポーツを観ながらビールを楽しむことができます。カウンター席以外にもテーブル席も充実しているので、グループの利用も可能です。私が行った時には、日本人や中東・ヨーロッパのお客さんがいらしており、国際色豊かな客層となっていました。
ちなみに、「Das Bierfass Cebu」と1つ目に紹介した「Ripple」は歩いてすぐの近い場所に位置しているので、はしごすることもできます。
おすすめ③ フィリピンビールの「San Miguel Plaza」
3つ目は「San Miguel Plaza」です。「San Miguel」(サンミゲル)というのは、フィリピンで圧倒的なシェアを誇るフィリピンビールのことです。
お店の名前からして、サンミゲルを飲むことができそうなお店です。こちらのお店の特徴は、サンミゲルのドラフトビールを飲むことができる点です。
と言うのも、日本では生ビールが主流ですがフィリピンでは瓶ビールが主流であり、ドラフトビールを飲むことができるお店はある程度限られます。そのドラフトビールをグラスで飲む以外にも、「タワー」で注文することもできます。
大きいものだと、3リットルのサイズがあり、グループで飲みに行った時にはみんなでこのビッグサイズのビールを一緒に飲むこともできます。
パスタやピザ、シーフードなどのフードメニューも充実しています。友人がオススメしてくれた貝のお料理はとても美味しかったです
お店はマクタン島のリゾートエリアに位置しており、留学生だけでなく、観光客のお客さんも多いです。中でも韓国人のお客さんがとても多かったです。
おすすめ④ スパニッシュ料理も揃える「A MESA TAPAS」
4つ目は「A MESA TAPAS」です。写真からもわかるように、とてもオシャレなお店です。
「A MESA TAPAS」はスペイン料理のお店で、生ハムやアヒージョなどワインに合うようなフードメニューが豊富です。
軽いおつまみの生ハムやチーズ、オリーブ等の盛り合わせをいただきましたが美味しかったです。
ドリンクはワインやカクテルが豊富です。マンゴーを使ったダイキリを頂きましたが、こちらも美味しく頂きました。
グループのお客さん用のテーブル席の他、カウンターもあり、おひとり様やカップルでの利用にオススメです。
バーカウンターにはお酒のボトルやグラスが綺麗に並べられています。
こちらの「A MESA TAPAS」は3つ目に紹介した「San Miguel Plaza」のすぐ近くの場所にあり、同じく観光客のお客さんが多いようです。
語学学校では、「セブブルーオーシャン」から徒歩5分ほどの距離で、留学生も利用しているお店です。
おすすめ⑤ カフェ利用可&日本人オーナーの「Euphoria」
最後の5つ目は「Euphoria」です。こちらはカフェバーで、お昼はカフェ利用ができ、夜はバーとして利用することができるお店です。
特徴の一つは日本人オーナーが経営しているということに加え、日本人のシェフが働いているという点です。
日本人シェフを中心に料理にもこだわりを持っていて、看板メニューのハンバーグやパンケーキは日本人のお客さんからも人気となっています。
お酒の種類も豊富で、日本ウイスキーを使ったハイボールやチューハイも飲むことができます。カクテルメニューも豊富で写真のようなオシャレなカクテルも出してくれます。
カウンター席もあるので、一人でふらっと飲みに行きたいという人にとってもありがたいです。私が行った時は、フィリピンの大学に留学している日本人大学生のグループやセブの語学学校で働いている日本人のお客さんなど、多くの日本人も見かけました。
ちなみに、日本人オーナーの方はフィリピンの貧困層の子ども支援に関するNPO活動もされており、そういった活動に興味のある人は貴重なお話も聞くことができると思います。
マクタン島の「CIA」や「セブブルーオーシャン」の近くに位置するオシャレなカフェバー「Euphoria」も要チェックです。
他にもまだまだあるセブのバー
本コラムで紹介しているバーは5つのみですが、セブにはシティエリア、マクタン島エリアなどそれぞれのエリアに多くのバーがあります。
屋外でライブミュージックを聴きながらお酒を楽しめるような場所もあります。
留学中はせっかくなので、ローカルな場所へ行くのもオススメです。
ローカルな家や商店が並ぶ道端にあるお店で、フィリピン版の焼き鳥をつまみながらビールを飲むというのも「フィリピン」を味わえます。
留学生が集まる場所へ行きたければ留学生から情報を集め、ローカルなところへ行きたければフィリピンの先生やスタッフさんに聞くと有益な情報を得ることができるでしょう。
まとめ
今回は、「【セブ留学】おすすめのバー5選」というテーマでセブのバーを紹介しました。
留学先として人気のセブは、同時に観光リゾート地としても人気のエリアです。よって、留学生向けのみでなく、観光客向けのバーやレストランも多くあります。
マクタン島エリアはすぐ近くにビーチがあるので、雰囲気的にも最高な場所でした。
留学の主な目的は語学学習ですが、同時に留学中にしか味わうことのできない楽しい思い出も作ると留学全体が充実したものとなります。
勉強する時は一生懸命勉強して、遊ぶ時は思いっきり息抜きをするという「メリハリ」が大事です。
セブはそういう点においては、ビーチやバーなどちょっと誘惑が多い気もしますが(笑)、「留学の目的」を常に頭の中に入れて、毎日行動するようにしましょう。
本コラムで紹介させていただいた5つのバーの他にも多くのお店がセブにはありますので、セブ留学に行かれる方は様々な場所を訪れてみてくださいね。
今回のコラムがフィリピン留学を検討している方のお役に立てることがあれば幸いです。
他のコラムでも主にフィリピン留学に関連した内容を執筆しているので、そちらの方も是非ご一読ください。