フィリピン留学後にオーストラリアやカナダへ2ヵ国留学をされる多くの方がワーキングホリデーで渡航するため、現地でアルバイトをされる方がほとんどです。アルバイトの種類には大きく分けて2種類あります。1つは日本食レストランなどの日系アルバイト、もう1つは現地のカフェやレストランなどで働く現地オーナーの店舗で働く現地系アルバイトです。2つの違いは以下のとおりです。
◆日系アルバイト
・日本人や韓国人等が経営している日本食レストランなど。
・従業員はワーキングホリデーで来ている日本人、韓国人、台湾人などのアジア人。
・時給は平均10~12ドル。
◆現地系アルバイト
・現地の方が経営しているカフェやレストランなど。
・従業員は、英語を流暢に話せる人たち。
・時給は15ドル以上
上記からも分かるように、どちらで働くかによって時給に明らかに違いがあります。現地系でアルバイトをすることは、現地の方々と肩を並べて仕事ができるため帰国後の就職活動の際にもアピール材料として使うだけでなく、資金的にも同じ時間で大きな稼ぎの違いが出てきます。現地系アルバイトをするためには、「英語力」が大きく関係してきます。英語力があればあるほど、時給も上がりますし、英語力を必要とする現地系のアルバイトを見つけられる可能性が高くなるため選択肢の幅も広がります。英語力と時給は必ず比例してくるため、まずはしっかりと語学学校で英語力アップを目指しましょう。
現地系アルバイトをするには、どれくらいの英語力が必要なのでしょうか。海外で仕事ができ、ネイティブスピーカーとスムーズに会話ができるレベルはTOEIC800点以上が目安となります。TOEIC800点を取得するために必要な学習時間は1,500~2,000時間、必要な留学期間に換算すると毎日10時間勉強して約6ヵ月必要になります。効率的に留学期間を過ごすためには、可能な限り日本出発前にコツコツ勉強しておくことお大事な要素です。英語力に関しては、コチラで詳しくご紹介していますので参考にしてください。
欧米留学でこれだけの時間を確保していると、アルバイトをしながらの場合は1年近くの時間が必要になります。そのため、フィリピンで6ヵ月間ほど集中学習してから欧米圏にワーキングホリデーをするプランを組むことで、2ヵ国目の生活で不自由なく過ごせる可能性が高くなります。