海外旅行保険には必ず加入してください。
日本で加入している健康保険は、もちろん海外では適用されません。そのため、海外旅行保険に加入していない状態で病気になった場合、多額の医療費が請求されます。フィリピン滞在中に体調を崩されたり、怪我をされたりという方も中にはいらっしゃいます。海外旅行保険に加入して入れば、ほとんどの場合がキャッシュレスで治療が受けられますが、加入していない場合は全額自己負担となります。また、医療だけではなく、物を壊してしまった、盗難にあってしまったという場合にも費用を補償してくれるのが海外旅行保険です。
「クレジットカード付帯の保険でも大丈夫ですか?」という質問をよく頂きますが、お勧めはしておりません。1枚のクレジットカードの海外旅行保険の有効期限は、90日間までとなっています。そのため、90日以上の留学をされる方は、その後は無保険状態となってしまいます。また、クレジットカード付帯の海外旅行保険で補償される保険金が低いというケースもありますため、カードがあるから安心とは言えません。カード付帯保険が渡航し、補償期限が切れてしまい、病気の際に病院に行かないでいたら、伝染病(デング熱など)に掛かっていて命を落としてしまうといったケースもあり、慣れない海外生活で不調を感じたらすぐに病院に行けるようにしておくことが重要です。
海外は慣れない環境の中で生活を続けるため、予期せぬ出来事や自分では防ぎようのない出来事が起こりうる可能性は十分にあります。「たぶん大丈夫」と高をくくるのではなく、備えあれば憂いなしというように、万が一を想定して必ず加入してください。