フィリピン留学の年齢層は、10代~30代半ばくらいが大半を占めていますが、近年では親子留学中のお子様やご年配の方もフィリピン留学をされています。フィリピン留学は、費用や日本からの距離、全寮制で生活が安心といった点から挑戦し易く、幅広い年齢層の方から人気のある留学先となっています。
学生の年齢層は、学校によってそれぞれ異なります。若い学生が集まる傾向にある学校もあれば、30代以上の社会人の方が多く集まる学校もあります。学校の雰囲気は、その学校に集まってくる学生のタイプによって作られるため、自分に合った雰囲気の学校選びをしましょう。特に若い20代前半の学生が多い学校に30代前後の落ち着いた世代の方が入学されると、生活環境に違和感を抱くケースが、過去にお客様から寄せられた意見として御座います。
国籍バランスに関しては、気にされる方がよくいらっしゃいますが、フィリピン留学において国籍はあまり関係ないと考えて頂いて大丈夫です。生徒同士でのコミュニケーションが基本となる欧米留学では、日本人が少ない学校を選ばれた方が英語を話す練習になります。
しかし、フィリピン留学では、「マンツーマン授業が多い=講師と英語を話す時間が多い」ことから、授業だけで十分に英語を話す時間が確保できます。学校によっては講師と生徒の距離が近くフレンドリーな学校もあり、そのような学校では休日に講師と遊びに出かけることもよくある光景です。フィリピン留学では、あまり学生の国籍は関係なく、いかに講師とのコミュニケーションを大切にできるかという点が英語力向上のカギとなると言えます。英語を話す環境に身を置くために日本人が少ない学校を選ぶということが、必ずしも英語の上達に繋がるというわけではありません。
むしろフィリピン留学では、「日本人が少ない=日本人に対してのケアが行き届いていない」というケースも考えられます。日本人に人気がある学校は、一般的に食事やサポートが充実している学校が多い傾向にありますので、安心して留学して頂けるかと思います。学校を選ぶポイントとしては、授業内容だけに留まらず、生活環境や校内の雰囲気も自分のイメージに近い学校を選ぶ意識を持って頂きたいと思います。