タケシ さんからのクチコミ
30歳のフィリピン留学体験記
日本資本であり、セミスパルタ校だったから。
また、私の場合留学直前に(約1ヶ月ほど前)に学校選びを始めたので、私の希望する入学日に受け入れが可能な学校を3校ほどピックアップしていただいた中にC2校がラインナップされていたため、本校を選びました。
▼全体的な雰囲気や感想を教えてください
学校の全体的な雰囲気は総じて良かったと思います。学生と先生の関係もよく、授業後に一緒に食事に出かけたり、週末に旅行に行ったりと授業外でも英語を使ったコミュニケーションをとる機会を持つことができました。私の場合は半年間滞在していたので、その時々で生徒の雰囲気は様々でした。7月8月の夏休みシーズンは多くの高校生や大学生などが短期留学に来ており若くて賑やかな雰囲気でした。9月以降の入学生は社会人経験者が中心となり落ち着いた雰囲気でした。また、企業から研修の一環で入学しておられる方もおられました。半年間の留学で幅広い年代の方々とコミュニケーションをとることができて非常に良かったと思います。
▼授業内容や講師についてどうでしたか?
24週間の滞在のうち最初の14週間は一般英語コース(ESLcourse)を受講しておりました。講師の質についてはピンからキリまでといった感じでした。講師をリクエストできる制度があったため、自ずと人気講師の取り合いといった状態になっており、入学当初はどの先生が人気のある講師かどうかもわからないし、わかったところでリクエストをしても空き枠がなく受講できないと言う状況でした。
後半の10週間はTOEICコースに変更しました。TOEICコースに変更した際先生が総替わりとなりました。TOEICコースを担当できる先生は経験が長く優秀な先生だけになっていたようで、コース変更後の先生達はとても優秀で厳しく熱意を持って教えてくれる方ばかりでした。TOEICの対策を英語を使った授業で行う利点は、なぜその選択肢を選んだかと言う理由を英語で説明してゆくことだと私は感じております。実際のTOEICの試験では、本文中の表現が選択肢中では言い換えられた表現となっていることが多く、英語で選択肢を選んだ説明をすることが多くの言い換えの表現を学ぶ機会になりスコアアップにつながったと思います。
TOEICコースでは毎週土曜日にTOEICの模擬試験を受けることとなっており、それが週ごとのスコアの変化を把握したり、時間配分を体得するのに役に立ったと思っております。
私はESLコースを12週間終えた時点で初めてTOEICを受験したのですが、その際のスコアは540点でした。しかしその2ヶ月後には740点となり最終的に810点まで上がりました。
▼生活環境はどうでしたか?
生活環境には満足しております。色々と発展途上国特有の環境的なデメリットはありましたが、私自身気にせず割り切れる性格でしたので特に問題ありませんでした。(インターネットが驚くほど弱い、寮の裏から家畜の鳴き声が聞こえてくる、空気が汚い等気にしだすとキリがないのですが)
学校のロケーションはセブ市の北の端っこだったので中心部に出てゆくのに小一時間かかるため基本的には平日はあまり外出せず勉強をしており、週末に中心部や離島へ旅行へ行ったりとメリハリをつけて生活することができたと思います。
食事については日本資本の学校なので基本的には日本食メインとなっているのですが、食材の調達が現地で行われているため完全な日本食という感じではありません。味付けが日本っぽいといったところだと思います。量は決して多くないと思いますが。私はダイエットにつながると割り切って特に気にしていませんでした。また外に出れば安くて美味しいものもたくさんあるので特に気になりませんでした。
▼後輩留学生へのメッセージ
周りに流されず自分の目標に向かって頑張ることが大切だと思います。
様々なバックグラウンドの学生がいる中で、英語学習に重点を置いている人もいればリゾート感覚に重点を置いている人もおります。そうした中で自分の目標に対する姿勢がブレないように自制してゆけば有意義な留学生活になると思います。