留学ドットコム 語学学校レポート
スクールオンザビーチ!ユニークな立地でお子様からお年寄りまで学べる学校
学校概要
Uniqueは1989年に設立し、オークランド市内中心地からバスで50分のところにあるブランズベイに位置する老舗語学学校です。成人向け英語コース提供の他、ティーン専門コースも扱い幅広い年齢の方がご利用されます。また、当校はカテゴリー1に属する学校ですので、学生ビザの方は週20時間までアルバイトできるため、長期留学者にも喜ばれる学校となっております。ニュージーランドの学生ビザでは政府認定カテゴリー1に属した学校へ14週間以上フルタイム通学の方のみアルバイトが可能であり、カテゴリー1ではない学校に通った場合はアルバイトができません。また、放課後の15~17時までは自習室に講師がいるので、その時間帯に宿題や予習復習を行い分からない部分があれば、その場で質問することができ問題解消できます。そしてUniqueはIELTS公認試験会場にもなっているため、毎週月水曜日には模擬テストも開催しております。(IELTSコースの生徒対象)
今回弊社東京オフィスにお越し頂いたのは、Uniqueの日本人スタッフのヘールエリさんです。よく生徒から「Uniqueは先生がとってもフレンドリーで講師・生徒間の距離が近い!」と嬉しい感想を頂くそうです。「先生と生徒の距離が近い」という表現はよく聞くフレーズですが、これは1人の生徒が言っているわけではなく多くの生徒が同様に感じているということで、お話の中からアットホームさが伝わってくると共に先生達の写真を見てもその雰囲気は感じ取れます。郊外にある学校にも関わらず人気がある理由としては、口コミの力が大きいと考えます。私がカウンセリングをしたお客様でも「友達がUniqueという学校に行っていて、とても良い学校だと聞いたのでここに行きたいです」と仰っていた方もいらっしゃいました。アットホームでフレンドリーな学校を希望される方には、最適な環境を提供する学校だと言えるのではないでしょうか。
現地スタッフのサポート力が最大の特徴!
UNIQUEの人気の理由ですが、まず1つに現地スタッフのきめ細かい手厚いサポート力が挙げられます。今回お話しを伺った日本人スタッフのヘールエリさん(写真右)は、お母さん的存在で困ったことがあれば気軽にいつでも相談できますし、私達エージェントに対しても毎回到着されたばかりの生徒の状況やお写真、コメントをメールで送って頂き安心感があります。エリさんは1人1人の生徒を大事にし、また学校生活をエンジョイしている生徒の写真を提供してくださり、ニュージーランドやUniqueの良さを私達エージェントにも視覚的に分かりやすく伝えてくださっています。今回お話しを伺っていても、とにかくニュージーランドや学校が好きなのだなという印象を強く感じました。
エリさんは最初ワーキングホリデーで2000年にニュージーランドに来てから現在まで15年間の現地生活を送っており、他校ではありますが語学学校で勉強した経験もありますし現地ツアーガイドの経験もあります。元留学生としての的確なアドバイスを頂けるので、海外留学がはじめての方にとっては大変心強い存在です。そしてティーン担当の男性スタッフダレンさんは元UNIQUEの講師で、過去には京都で3年間働いていた経験もあるので日本語が分かります。私も何度かダレンさんにお会いしたことがありますが、とても優しいフレンドリーな印象の方です。またエリさんに「校長先生はどんな方ですか?」と伺ったところ、過去に日本で生活していた経験があるニュージーランド人の親日家夫婦であり、当校はファミリービジネスで運営しているということです。校長先生は生徒のリクエストにもなるべく応えようとしてくれる姿勢で、最近では「ネパールへの募金をしたい!」と生徒が声を上げたら早速動いてくれ募金活動を実現することができました。このように、決まりきったアクティビティやカリキュラムを提供するだけでなく、生徒からの生の声に耳を傾けて柔軟に学校運営を行っているところも人気の秘訣なのだと思います。
都市部にはない自然と共生する学校立地
多くの学校がオークランド市内中心地に位置しておりますが、Uniqueは市内中心から北にバスで50分程行った避暑地のようなブランズベイと呼ばれるところにあり、より落ち着いた場所で学びたいという方にはベストな学校となっております。ある生徒はハワイみたいだと表現される方もおり、学校からビーチまでは徒歩僅か30秒で、ビーチで青空のもと授業を行ったり、ランチを海辺で取ったりすることもできます。季節問わずビーチが目の前に見えるという環境はとても癒されますし、何より開放感を感じられます。年に1回程野生のイルカも来るブランズベイはガイドブック「地球の歩き方」にも記載がないマイナーな土地ではありますが、実は知る人ぞ知る穴場な街なのです。学校から徒歩圏内に商店街、カフェ、ショップ、バーなどあり生活するには困ることがありません。またバスで10分ほど行けば大型ショッピングモールがありますので、買い物を楽しむことはもちろん、映画館もあり現地生活に飽きることもありません。
学校前のビーチ風景
学校周辺の商店街風景
徒歩圏内で通えるホームステイを用意
Uniqueのホームステイは、1日2食ではなく3食付き、ステイ先の多くが学校から徒歩圏内というのが特徴です。通常他校や弊社アレンジの場合は、通学には学校からバス電車利用し1時間位の通学時間を想定しておかねばなりません。都心部でなく郊外エリアの住宅街に学校が位置するからこそ、徒歩圏内で全てが完結する環境が実現可能だと言えます。また13歳以下のジュニアの場合は、ホストファミリーが車で送迎してくれることが多いので安心です。注意する点としては、ホームステイ先は多くが徒歩圏内ですが、年末年始や特別な時期、ピーク時期にはバスを利用しないと通学が難しい場所になることもありますので予めご了承くださいとのこと。学校への通学は毎日のことですので、都市部の語学学校に通っていると毎日の通学時間が煩わしく感じることもありますが、Uniqueはホームステイの多くが徒歩圏内であり、勉強に集中できる環境であることも人気の秘訣と言えるでしょう。
お仕事サポーターが現地での仕事探しをサポート!
Uniqueには、もう1人重要なスタッフジェーンが在籍しております。彼女はイギリス出身で1994年からニュージーランドに滞在し、2004年から学校のスタッフとして働いています。ジェーンは学校で英語力を習得し次のステップとしてアルバイト探しをする生徒には欠かせない存在で、現場ではとても頼りにされております。生徒自身のやりたいことに応じて幅広くなるべくリクエストに近い形で動いてくれるのですが、例えば環境系ボランティアをしたい、こんな企業、レストラン、ショップで働きたい、ファームをしたいなどまずは相談してみてください。どのように探せば良いのか、どのように面接に挑めば良いのか、しっかりアドバイスをしてくれます。生徒自身で相手先にアプローチをかけるよりもジェーンを窓口に面接応募をかけた方が、お仕事をゲットできる確率が高くなるとエリさんは言います。なお学校は就労を保証し斡旋するのではなく、あくまでアシストや紹介をするのみとなるのでご留意ください。学校のホームページでは、自動履歴書作成ページも提供しており、アルバイト探しのサポート体制はどの学校よりも力が入っていると感じます。
私がUniqueをお勧めする理由の1つは、レポートの前半でも述べておりますがスタッフの対応の良さであります。実際学校に行かれた生徒様からは、スタッフや学校全体に至るまでネガティブな感想は頂いたことはありませんし、中々写真付きで在学中の生徒の様子まで報告してくれる学校は他にありません。また幅の広い年齢層の受け入れ実績と、コースの多彩さも惹かれます。今回エリさんとお話をしていて、「こうしたらいいのでは?」という私の意見やリクエストも熱心に聞いてくれ、より良い学校作りを目指されている気持ちが伝わってきました。これからも今までと同じように自信を持って皆さまにUniqueをお勧めできると再認識しました。
(余談1)最新現地情報 – お仕事をする方はご注意を
ニュージーランドではアルバイトを開始する前に必ず「IRDナンバー」という番号を発行しないといけませんが、その番号の取得方法が2015年10月から変わりました。以前は用紙に必要事項を記入し機関に提出するのみでしたが、今後は提出書類が増え日本から準備が必要なものとして、マイナンバーもしくは源泉徴収のコピー(英文)をお持ち頂く必要があります。なお、弊社のお客様には、こちらの件は必ずご案内しております。IRDナンバー取得の為の必要書類を揃えたらInland Revenueという呼ばれる機関へ書類を郵送します。
また話は変わって最近のお仕事事情ですが、イチゴのファームが人気でピッキングパッキングのお仕事があります。レストランも相変わらず仕事先としては多いのですが、アジア系レストランであっても英語力を求められるということでした。日本食レストランもお客様の殆どはローカルの人達が利用されるため、英語でのコミュニケーションスキルは必須です。そしてオーストラリアやカナダではメジャーとなっているホテル有給インターンについては、ニュージーランドではまだ浸透しておらず、なかなか留学生がホテルで就労することは難しいそうです。過去ホテルでの就労経験とネイティブに負けない英語力があればお仕事取得の可能性は上がりますが、そこまでの英語力を持っている留学生は多くありません。より幅広い仕事を探すためには、語学学校で英語力を上級レベルまでもっていく必要があることを念頭に置いておきましょう。
(余談2)最新現地情報 – ニュージーランドの国旗が変わる!?
現在ニュージーランドでは、国旗を変えようと国民投票が行われていることは皆さまご存知でしょうか。新しい国旗案を現状の国旗から変えるかどうかの最終投票が2016年3月に行われます。新国旗案はつい最近の2015年12月15日に既に決定しておりますが果たして来年、新国旗として採用はされるのでしょうか。現行の国旗が採用されれば、この投票は無駄になってしまうのでしょうか。
エリさん曰はく、新国旗案はマオリ族(ニュージーランドの先住民)を連想させるデザインとなっており、一連の国旗を変えようというこのイベントは、マオリ族を敬うという意味合をもつのではないだろうかという意見でした。ニュージーランドでは、マオリ族とその他の人々とがお互いに尊重しあっていることから、このようなイベントも意味があるものだということです。