留学ドットコム 語学学校レポート
アクティビティーが多くニュージーランド生活を満喫できる学校
学校概要
ユニーク・ニュージーランド(以下、ユニーク)は、オークランドのダウンタウンからバスで50分ほど離れたブラウンズ・ベイにキャンパスがあります。ブラウンズ・ベイはニュージーランドのベットタウンとなっており、緑に囲まれた静かな環境です。また学校キャンパスから徒歩でビーチに行くこともでき、学校の名称にも「Unique New Zealand – the school on the beach」と記載しているくらい、当校はビーチに由縁がある学校です。学校キャンパス周辺には、小規模ながらも飲食店やカフェ、スーパーマーケットがあるので、生活にも不便がありません。また街自体は小さく、生活している住民が限られているため、買い物をしていてもユニークの学生は可愛がってもらえると聞きました。ユニークの学生が街でアルバイトを探す際も、顔見知りの店員やオーナーが多いため、ダウンタウンで仕事を探すよりも、意外と簡単に仕事が見つかるそうです。英語が不慣れな場合でもブラウンズ・ベイには日本食レストランが4軒ほどあるので、友達からの紹介などからアルバイトを開始する学生が多くなります。
同校は、1989年に創立され27年以上の歴史を持つ由緒ある学校です。学生定員は約250名となり、常に学生を家族のように迎えることをポリシーとし、アットホームで雰囲気の良い学校となっています。平均的な学生の国籍は日本人20%、タイ26%、中東15%、南米10%、その他ヨーロッパ、ロシア、中国、台湾、などになります。同校の特徴として、女性の学生数が比較的多く、大人の方でも気兼ねなく通学が可能です。夏時期は特に人気が高く、入学制限をする場合もあるそうです。学校キャンパスは2つありキャンパス1がメインキャンパスとなり、校内には受付、学生ラウンジ、自習室、共有パソコンがあり、主にジュニア向けとなります。キャンパス1から徒歩2分の場所にあるキャンパス2は、成人学生向けの授業ルームがあります。キャンパス施設は卒業した学生にも開放しているので、ユニークファミリーといつでも会うことができます。
無料の放課後クラスとアクティビティー
ユニークではレギュラー授業の他、放課後に自由に参加できる無料クラスを開講しています。月・水曜日の15時25分からは「IELTS模擬試験」を行っており、IELTSコースを受講している学生はもちろん、一般英語コースの学生も自由に試験を受けることができます。試験に慣れておくことは、コンスタントにスコアを伸ばすためには重要な要素となりますし、英語の読み、書き、リスニング強化にも繋がります。同校はIELTSの公式試験会場にも認定されているため、普段勉強している施設で本試験を受けられるのも大きなメリットです。火曜日は「会話・発音クラス」となります。水曜日は「ニュージーランドについて学ぶ時間」となり、文化や定番フード、スポーツ、音楽、などに関してリラックスしながら学習を進めることができます。そのほか「Study Centre」では学生の自習をサポートしており、夕方の3時~5時の間は専任講師にわからない部分の質問をすることができます。学校主催のアクティビティーにはサッカーやテニス、タッチラグビー、などがあります。人気があるアクティビティーは数か月に1回開催される、ワイン&ビールテイスティング、です。また週末には学生同士でビーチBBQや交流会が開かれ、毎日新鮮で楽しい時間を過ごすことができます。
アルバイトやボランティア探しもサポート充実
同校では昔からアルバイトをしながら通学する学生や、ワーキングホリデービザを使って卒業後はしっかりとアルバイトをしたい、と考える学生が多く集まる学校です。そのことから就職アドバイスができるスタッフを配置し、学生要望に応じたアルバイト情報の提供や履歴書の添削、面接対策などを行っています。また、今回一番驚いたのは日本人学生を対象にしたメールグループ(※LINEアプリを使用したもの)を作り、そこでアルバイトはもちろんシェアハウスやサークル等の情報交換をしていることでした。例えば、、、「現在私が働いているカフェでスタッフを募集しています。ユニークの学生を気に入っているオーナーなので、仕事を探している方は連絡ください!」、「日本帰国が決まりました。サーフボードを安く売ります。」などの情報が交換されています。グループに登録している日本人は、全員ユニークの在学生または卒業生となり、大切な情報収集の場になっています。ニュージーランドでは友人の紹介や先輩の仕事を新しい学生が引き継ぐなど、知り合いからの紹介が多くあり、就職率も良くなります。またボランティア活動は、今まで「オークランドマラソンサポート」や「ネパール地震の募金活動」、「清掃活動」、などを行っており、学生は自由に参加や企画をすることができます。
ベテラン日本人スタッフの完全サポート
今回お話を聞いた日本人スタッフのERIさん(写真右)はとても明るく話しやすい方でした。ERIさんは、2000年に初めてワーキングホリデービザを使用しニュージーランドに入国され、現在は一児の母となり暮らしています。ERIさん自身がワーキングホリデー滞在中に現地アルバイト、高等学校での事務、ツアーガイド、などさまざまな経験をしているため、現地生活の相談はもちろんアルバイト探しなどの幅広いアドバイスをしてくれるため大変安心です。留学生だったからこそわかる、学生の求める学習内容やアルバイト、苦悩、などをくみ取り、相談に来る学生をサポートしているとのことです。
ユニークでは日本人留学生に日本で行っていた受験英語を忘れ、アクティビティーに参加して話す英語を学んでいくことを勧めています。まずは、会話をすることを楽しむこと、テキストでは学ぶことのできない英語を聞くこと、ニュージーランドの文化に触れることをおススメしています。今回、ERIさんからも学校アクティビティーの写真を多く見せてもらいましたが、他国の学生に囲まれとても楽しそうなものばかりでした。ブラウンズ・ベイの穏やかで、ビーチに近い環境でニュージーランドを楽しむにはとても良い学校だと感じました。