留学ドットコム 語学学校レポート
本気で英語をを身につけたい方向けの英語漬けの環境
学校概要
A+校はマニラから長距離バスで約7時間、標高1500メートルの教育都市、バギオにあるスパルタ校です。ビル型のキャンパス周辺は住宅街で、静かで落ち着いた雰囲気ながらカフェやレストラン、キオスクのような小さなコンビニやマッサージショップなど、生活や息抜きに必要なものが揃っています。ホテルを改装した校内では先生と生徒さんとの距離が近く、非常にアットホームな雰囲気ながら、自由時間にはラウンジでしっかりとお勉強している生徒さんが多かったのが印象的でした。週末のアクティビティでは先生とハイキングに出かけたり、近隣の大学で学生同士サッカーをしたり、パブリックマーケットへ買い物に出かけたりするなど、留学生同士だけでなくバギオに住んでいるフィリピン人との交流をもつことを英語のアウトプットの場として重視しています。また毎週金曜日のランチタイムにはカフェテリアで表彰式が行われ、スタッフや学生から選ばれるベストティーチャー、最も英語力の伸び率が高かった生徒さん両方に賞状とカップラーメン1箱分が授与されるなど、楽しみながら切磋琢磨していける環境が整っています。
当校の開講コースは一般(セミスパルタ)コースと登竜門(スパルタ)のコースがあり、一般コースにマンツーマン1時間分の料金追加でそれ以上のコマ数の授業を受けられることから、登竜門コースが最も人気です。コースはタームで変えることができるため、スパルタコースを受講していたけれど、「パワースピーキングでもっと会話力を重点的に上げたい!」といった場合にも柔軟に対応が可能です。このため、短期留学だけでなく長期留学中に自分の目的が変わっていった場合であっても、先生と相談しながら授業を組み立てることができます。
授賞式風景
学校すぐ側のキオスク
英語環境に身を置きたい!~日本人の数を制限~
A+では生徒さんの英語環境を重視し、日本人生徒の国籍が15パーセント以下になるよう入学人数の制限をかけています。そのため日本人のなるべく少ない学校に行きたい、日本語を使わないような環境に身を置きたい、といったご希望がある方に特にお勧めです。研修スタッフの訪問時(2016年5月12日)、日本人学生数はなんと4人でした。この環境が自然とEOP(母国語禁止)の状況を作りあげるため、より英語漬けに近い生活を送ることができます。実際に学校でお会いした日本人の生徒さんも、休み時間には様々な国からの留学生と和気あいあいとした空気の中、おしゃべりを楽しんでいました。また、日本人が少ない学校では韓国人向けの辛い食事が多くなりがちですが、A+校では辛い食事の際には日本人生徒専用の食事を用意するなど対応もしっかりとされているため、お話をお聞きした生徒さんが食事内容に全く不満はないと仰っていたのが印象的でした。
食事の一例
食堂からの景色
授業数が多く、たくさん勉強したい方に最適な環境
A+では、通常の平日授業に加えて土曜日にも無料クラスを受けることができるシステムがあります。まず土曜日の午前中にヘッドティーチャーによるグループ授業を受けてもらうと、その翌週土曜にマンツーマンのレッスンを2時間受講する権利が与えられます。この制度を毎週利用することで、「滞在中は英語漬けで勉強していたい」、「短期留学だから平日だけじゃなく土曜日も授業を受けたい」といった希望も叶えることができます。また、早朝と夜ご飯の前にフリークラスの開講もあるため、「最初からバリバリ勉強したい!」という方や、逆に「最初のうちは慣れるまでコース授業のみだったけど余裕が出てきたからフリークラスも受けてみようかな」など、ご自分のスタイルに合った勉強時間を確保することができます。
英語に触れるのが初めての初心者向けコース開講
A+の最大の特徴の1つとして、超初心者向けコースがあります。これは入学時のレベルチェックテストで11段階あるレベルの、下から3つまでのレベル(Pre Beginner, Low Beginner, Beginner 1)の生徒に対し、学校側が無料でグループ授業をマンツーマン授業1コマに変更するというもので、Beginner 2以上のレベルになるまでは継続して受講が可能です。実際に入学当初Low Beginnerレベルからスタートした日本人の生徒さんにお話をお伺いしたところ、マンツーの多さと初級者への指導に優れている先生の講義によって、着実に英語を身につけることができる点をA+の特徴として挙げていました。また実際に見学した際の学校の様子では、学校担当者だけでなく生徒間でも新入生を気にかけている姿が見受けられ、まだ上手にコミュニケーションが取れない初級者や、絶対数が少ない日本人にとっても過ごしやすそうな雰囲気だと感じました。
お話をお伺いした日本人学生
学校スタッフの宮田さん