留学ドットコム 語学学校レポート
コースのみに特化した専門性の高い授業
学校概要
CNS2バギオ校は、8年前にフィリピンで初めてのIELTSコースを専門として開校されたスパルタの学校です。CNS2のキャンパスは、マニラ空港から車で約6時間の所にあるバギオという都市にあります。バギオのセントラルモールのすぐ隣のビル型校で、最大受け入れ可能人数が50名の韓国資本の小規模校です。当校はIELTS対策に特化し、実績と経験豊富な講師陣を抱えており、コースの受講後にアメリカなどの欧米圏の大学を目指す勉強に対して意識の高い学生が集まる傾向があります。学生の年齢層は20~40代の方が中心で、韓国人比率の方が多いため、日本人の国籍比率が気になる方、アメリカ等の欧米圏で就職を希望の方、イギリス及びオーストラリアで大学・大学院への進学を視野に入れている方に最適の学校です。またキャンパスの周辺は徒歩すぐにセントラルモールがあり、生活用品等が手に入りやすく、またレストランやコンビニエンスストアもキャンパスのビル内1Fにあるため、ロケーションや利便性も良い学校です。
IELTSに特化した専門性の高い授業内容
CNS2の最大の特徴は、定員数が50人という小規模だからこそ可能な学生1人1人に合わせたカリキュラムを用意できる学校です。これまでの学生の学習データを収集し、各学生に適した資料を作成し、またそれを駆使することにより独自の学習カリキュラムで講師が授業を提供します。世界認定英語試験の中でも、IELTSは4つのセクションに分かれているため、それらを満遍なく伸ばすことは難しいと評されていますが、学生1人1人に合った学習カリキュラムで短期間でもIELTSのスコアアップを可能にしています。CNS2はコース別にIELTSの目標スコアを設定しており、自身の目標・レベルに合わせた授業が受講できます。また、全コースで毎週行われる「Weekly Test」ではIELTSの試験と同等もしくはそれ以上の難易度のあるテストを実施しています。学生の成績推移を週毎に数値化してどれだけ伸びているのかを明確にし、試験の感覚も養えるため本番で実力が発揮できるようにカリキュラムを組んでいます。
IELTS試験の面接対策では、その様子をビデオで録画し内容を後で見ることができ、良かった点や弱点等のアドバイスを講師がしてくれるのも他校にはない点です。CNS2校の質の高い授業内容を実現させているのが、優秀な講師陣です。CNS2校の講師はIELTSの試験を通して選抜し、採用後には約6カ月のトレーニングを実施しています。トレーニング後も数カ月に一度IELTSの模擬試験を受けることを義務化しており、そのスコアも校内で公開しています。こうした試験を定期的に実施することで、講師の質を高め、学生により良い授業を提供しています。
マンツーマン授業風景
グループ授業風景
学生の勉強に対する意識の高さ
CNS2校に通っている学生のほとんどが、IELTSの目標スコアを取得後の目的がはっきりとしています。フィリピン留学後にアメリカ等の英語圏で看護師等の就職希望者、オーストラリアやニュージーランドへの移民予定者、イギリス及びオーストラリア等への大学進学希望者等が多く集まります。学生は各々の夢を叶えるためにCNS2校に来ているため、学校全体が勉強する雰囲気です。放課後や休日も学生が学校の図書館や教室を使い、時間を惜しんで勉強している学生が多い印象です。学生が勉強に集中できるようなサポートも手厚く、ライブラリーには1人1席が用意されており、また夜遅くまで開放されているため、学生は好きなだけ勉強することができます。当校は小規模校なため、学生と講師の距離も近く、アットホームな雰囲気で気軽に分からない箇所等を教えて貰うことができるなど、学生がしっかりと勉強できるような環境・環境を整えています。このような環境と学校全体の雰囲気があるため、学生は各々の目的のために日々勉強に励むことができます。
自習室の風景
自習室での学習風景
とことんIELTSに集中できるキャンパス
CNS2校はスパルタ校であるため、基本的に平日の外出は禁止されており、義務の自習時間が設けられています。勉強ばかりの生活では体が訛ってしまうため、身体も動かしてリフレッシュできるようにキャンパス内にジム器具を用意したお部屋もあり、学生に対する配慮もきちんと行っています。マンツーマン授業は個室を用意しているため、周りの音を気にすることなく授業に臨むことができます。洗濯・掃除についてはCNS2校のスタッフが週3回定期的に行うため、部屋も清潔に保たれます。食事も朝・昼・夜食と提供され、学生が身の回りのことをする必要がないため、1日の内勉強に充てることのできる時間が必然的に多く取れます。
我々の訪問当時、CNS2校では計35名の学生が学習されていました。小規模校ならではの講師との距離感も近く、アットホームの雰囲気がある学校でした。国籍比率は韓国の学生が多く、日本人の比率を気にされる方で、IELTSに特化して勉強したい方には良いのではないでしょうか。訪問時にはほとんどの学生の方がライブラリー等で自習されていて、学校の雰囲気は真剣に勉強に打ち込むといった感じでした。訪問時は韓国人スタッフのみでしたが、11月までには日本人スタッフが在籍される予定とのことで、より日本人に対するケアも充実しサポート体制も期待できるでしょう。
ジム内の風景
グループクラスの風景