留学ドットコム 語学学校レポート
バギオで家族のようなアットホームな生活ができる語学学校
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訪問日:2016-10-04
学校概要
The Global English Training Society(GETS)は高山地帯に位置しているバギオにあり、年間平均気温は21度から25度くらいと、フィリピン特有の南国気候であるマニラやセブと比べるととても快適に過ごせます。そんな快適な場所に位置するGETSは、アパートのような外観で生徒はまるでバギオで自分の第二の家族ができたような感覚になります。扉を開けると教室につながるリビングがあり、生徒と先生で仲良く話しているのが印象的です。GETSは日本資本の語学学校で、生徒はみなさん日本人で訪問時の生徒数は2名でした。毎月平均して5~7名くらいの生徒さんがいらっしゃるそうです。生徒の留学目的も様々で、欧米諸国にワーキングホリデーに行く準備や卒業後旅行に行かれる方、英語の映画を字幕なしで見たいなどの目的を持った方がいらっしゃいます。
自然にできるEnglish Only Policy(EOP)
GETSに来られる学生はすべて日本人ですが、学生をサポートする日本人スタッフはいません。ですので、生活面や学習面で相談したい時は、先生に英語で相談するしかありません。しかし、誰でも初めは英語で説明するのは不安ですので、先輩学生が新入生に色々教えてあげるといった形で生徒同士助け合って生活をしています。また、先生たちは「誰かがEnglish Only Policy(EOP:母国語使用禁止ルール)を破ったら、他の人も破ってしまう」と生徒たちに教えそのルールの大切さを教えています。そのおかげで授業が終わったり、暇な時間があったりすると常に学生や先生は、部屋ではなくリビングに集まり英語が飛び交っています。GETSでのコミュニケーションツールは、英語だけで生活する形となりますので、自然に英語を話す環境が作られます。実際に訪問時に会った学生も、先生と仲良く英語で話しているのが印象的でした。
小規模校ならでは!にぎやかで家族のような講師たち
現在GETSには4名の先生と学校に住み込みをしている先生が1名(Reginaさん:写真左)います。4名の先生の中には、アメリカのカルフォルニア出身のネイティブの先生がいらっしゃり、アメリカ英語を肌で感じることができます。また、フィリピン出身の先生たちもとても英語の発音がよく驚きました。先生たちは日本人にしか教えていないので、日本人にどう教えたらいいのか、生徒からよく出る質問もわかっています。また、フィリピン人の先生たちは、「フィリピン人は英語を学んできたから、英語を学んでいる人の気持ちや疑問がわかる」とおっしゃっていました。このように生徒に近い距離感で寄り添い、生徒の立場の気持ちを考えて英語を教えているのがよく感じました。
学校訪問中に先生たちと話していて驚いたことは、先生が卒業していった全員の名前や特徴など覚えていたことで、当時どれだけ生徒と先生の仲が良かったのかわかりました。授業内容も大事ですが、それ以上に先生たちが生徒に伝えていること、行っていることはとても重要だと感じました。例えば、英語を話すうえで大事な自分自身に自信を持たせること、生徒の口を開かせて生徒自ら英語を話させること、どんなに辛くても「人生はそんなに短くもなく長くもないよ」と今の自分に向き合えるような言葉をかけてあげたりしているそうです。フィリピンという異国の地で、親身に寄り添っていろんなことを教えてくれる先生が、すぐそばにいるのは心強いですね。
授業以外の過ごし方も充実
土日は特別に学校がアクティビティーを設定しているわけではありませんが、先生が生徒を町に連れて行ってリラックスしたりしています。外食に行ったり、先生の友達に会わせたり、ヨガやジョギングしに行ったり、小旅行しに行ったりとその時々で様々です。小旅行の写真を見してもらいましたが、生徒先生全員で旅行していてとても仲がいい印象が伝わりました。時々Reginaさんの家族が来て、一緒に夜ご飯を食べたりもするようで、ホームステイみたいな感じも味わうことができます。息抜きにテレビゲームも可能
いつもにぎわう食堂
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