留学ドットコム 語学学校レポート
バギオでナンバーワンの安価で質の高い学校を目指す学校
学校概要
MONOLはマニラから長距離バスで約7時間、フィリピン随一の教育都市バギオにおいて最新の設備と復習特化型カリキュラムを備えたビル型の学校です。2003年創立の古参学校でありながら、2015年11月には快適さと個人空間を重視したリノベーションが完了し、スパルタカリキュラム下でも過ごしやすい施設づくりに取り組んでいます。コースは一般英語の他、多くの学生が卒業時にスコア6.0到達実績のあるIELTSコースの人気があります。そんなMONOLは、フィリピンで最も部屋人数が多い6人部屋の用意があることで、格安でありながら学習内容も譲れない、といった方向性を目指している学校です。6人部屋の他にも特徴的なお部屋として【3+1人部屋】があり、これは学生3名に対しフィリピン人講師1名が同室で生活をするというプランで、“ルームメイトが先生”という緊張感を保ちながら文字通り24時間英語漬けの毎日を送ることができるルームプランです。またMONOL校で使用されるすべての教材はMONOL教材部門が独自に作り上げたもので、当校で学習される際には「読む・聞く・話す・書く」の4技能を連携して学べるような工夫がされているため、すべてのスキルをバランスよく上げていくことが可能です。
マンツーマン+復習重視型のカリキュラム
MONOL最大の特徴は、他の学校にはない復習重視型のカリキュラムです。フィリピン留学といえばマンツーマンのコマ数の多さがウリですが、MONOLではあえてマンツーマンの授業時間を最大4時間までに抑え、復習に重点を置いたカリキュラムとテキスト構成で自習時間を増やすことで、インプット・アウトプットを繰り返しながら英語力の定着を促進しています。スポーツのように何度も練習することでしっかりと基礎から英語を身に付けていくカリキュラムのため、英語学習初心者の方や今までマンツーマンのレッスンをたくさん受けていたのに復習の時間が足りなくて苦戦した方、自分のペースで勉強したい方には特にお勧めとのことです。また、オリジナルの教科書を使用している強みとして、例えばリスニングの受講中に目にしたことのある単語をライティングの学習内容にも見つけることができるなど、文法やイディオムだけでなく単語レベルでもそれぞれが連携して反復練習を行うことができる点も習熟度を高める特徴のひとつだと思います。この復習重視カリキュラムはMONOL校すべてのコースの特徴となりますため、一般英語だけでなく例えばIELTSコースでも繰り返し間違う問題など、弱点を重点的に克服する際にも役立つでしょう。
お部屋内の収納と学習机
校内の掲示板
MONOLの寮内は大部屋でもゆったりと過ごせるよう広めのスペースが確保されており、特に2人部屋はセミダブルのベッドが2台入ってもかなりのゆとりがある空間設計です。また、当校は施設内で様々なエクササイズを行うための運動施設が充実しています。ダーツ、卓球台、バスケットコートやフィリピン人トレーナーのいるジムだけでなく、ヨガ、ゴルフのレッスンをインストラクターから受けることができるため、勉強の息抜きにちょっと体を動かしたいけど、「あまり疲れると勉強できない…」といった生徒さんの不安も解消できる点が魅力です。その他には男女別のサウナも用意されており、フィリピン国内では比較的肌寒いバギオでも体を温めながら心地よくリフレッシュできるでしょう。見学させて頂いた際には、たくさんの生徒さんが夜遅くまで各施設を利用し、心地よい汗を流していました。また、衛生管理にも気を配っており、食器から調理に使用する器具までを浄水で洗うことで食事への不安を軽減させるだけでなく、毎食10種類前後の生野菜を提供している点も当校の人気の秘密です。私が訪問時に頂いた夕食と朝食時には、レタスやトマトだけでなくヤングコーンなどもあり、サラダバーのように食事を楽しむ事ができました。(右写真参照)このように、MONOLでは、運動と食事の両面からもしっかりと学習環境のサポートが受けられるという点が非常に印象的でした。
ビリヤード台
卓球台
ヨガ風景
最多人数!一番人気は格安6人部屋!
「安かろう!良かろう!」をウリとするMONOLでは、格安の留学を実現しており資金が限られている若い世代の学生にとって、6人部屋が最も人気があるそうです。毎月増室をしても予約がすぐに埋まってしまう6人部屋は、バンクベッドでありながら他のルームメイトが気にならない特製のベッド(MONOL校内家具部門が手作りだそうです)を使用することで、大部屋特有のプライバシーに関する不満が出ないような工夫がされています。また、6人部屋に限らず各部屋単位での国籍コントロールをすることで、同じ国籍の生徒さんだけが同室内に偏らないよう配慮がされ、自然と英語のみの環境に近づける生活を送ることができます。訪問時には男性6人部屋を拝見しましたが、みなさん自分のお勉強や生活ペースを守りながらも終始国籍に関わらずコミュニケーションをとり、自習室ではなくお部屋の机でそれぞれお勉強されていました。
日本人スタッフの西岡さん
学生マネージャーさん
フィリピン語学学校の中でも老舗のMONOLは、生徒のニーズを読み取り、より効果的な学習とその実現を支える環境にとても配慮しています。ご担当者様はより満足度の高いお食事を提供するために施設内での野菜の栽培を試みている他、学生さんにとってより便利な施設となるよう日々心を砕いている様子が伺えました。また、スタッフの方と学生さんの距離の近さも特筆すべき点の一つかと思います。私の訪問時には、校内案内をして頂いた際には日本人の学生さんはもちろん、国籍問わず本当に多くの生徒さんがスタッフの方を見つけて駆け寄り、親しくお話をされている様子を見て、スタッフの方々が普段からとても親身に学生さんを気遣っている様子が伝わってきました。