留学ドットコム 語学学校レポート
質の高い学生が集まる、伝統あるバギオの上級者向けキャンパス
学校概要
バギオにあるPINESは、上級者向けチャピスキャンパスと初中級者向けクイサンキャンパスという2つのキャンパスを持つ2001年に設立した韓国系の語学学校です。バギオはフィリピンでも屈指の学園都市として知られ、20校を超える大学が切磋琢磨し存在している土地です。そのため、当校に在籍する講師達はこの地で厳選された高学歴かつ品格ある人物であり、学校に足を踏み入れると彼らの普段から規律の取れた生活の様子をすぐに見つけることができます。長年の指導経験を生かした授業展開には安定感があり、当キャンパスに在籍するハイレベルな英語学習者でもしっかりと対応することができます。初中級者向けのキャンパスよりも厳しい規則を設けている当キャンパスでは、学校スタッフが日々徹底して学生管理を行っています。
高い学生の質
初中級者向けのクイサンキャンパスにはレベル1~5の学生が在籍し、チャピスキャンパスにはそれ以上(TOEICスコア550点以上を目安)のレベルの学生が入校テストをパスして入ることができます。チャピスキャンパスではIELTSをはじめとする英語試験対策に主に力を入れており、2015年10月からはIELTS点数保証コースも開講予定です。滞在中はEOP(English Only Policy = 母国語禁止制度)も課せられ、緊張感漂うキャンパスの中で学生たちは日々勉強に励んでいます。我々が訪問した際も朝から食堂で真剣に英語を勉強している学生の姿を見かけました。
EOPが徹底されている食堂
過ごしやすい生活環境
チャピスキャンパスは初心者向けのクイサンキャンパスから車で15分ほどのところにある、ビルを丸々1棟使った校舎です。ビル型の校舎というと一般的に窮屈なイメージを持ちがちですが、学校ビルのあるビレッジ内は危険が少なく散歩をしたり、カフェに行って息抜きをしたりすることができます。当キャンパスはルールで20分という外出可能時間が決められています。徒歩約3分のところにある学校近くのカフェは20分の間に行って戻ってくることができますし、購入できるフードやフラペチーノは学生からも人気です。クイサンキャンパス内にもジムがありますが、当キャンパスのジムでは破格の月500ペソでトレーナーの指導まで受けることができます。キャンパスは山の上にありますが、ロビーの電話でデリバリーの注文ができたり、タクシーで繁華街へ出かけることができたりと生活に不便さも感じられません。
学生たちに人気のカフェ
学校前はのどかな風景が広がる
ルールの徹底
上級者向けのチャピスキャンパスでは、EOPがスタッフと講師の監督の下厳しく守られています。1回目違反時のペナルティは名前の張り出しのみ、2回目で100ペソの罰金または土曜日2時間の義務自習、3回目の違反で退学処分と常に高い意識をもって英語学習するための真剣な取り組みが学校を挙げて行われています。その他にも平日外出の際は、IDカードをセキュリティに預け20分以内に戻ることや、パーフェクトアテンダンス(皆勤賞)の学生には景品を用意するなど当キャンパス在籍期間の間にどこまでも集中して勉強できるような環境を学校全体でしっかりと作り上げています。
今回学校を訪問した際、学校スタッフや講師の方々がしっかりと学生の管理を行っているのがとても印象的でした。スタッフの皆さんは正規か学生かに関わらず高い意識をもって学生のサポートをしているようで、訪問時に対応してくれた日本人スタッフの方は、どなたも丁寧にこちらの質問に答えてくださいました。学校全体で真剣に勉強に取り組める環境づくりをしているのが伝わり、本気で英語を習得したい人に最適な学校だと思いました。