留学ドットコム 語学学校レポート
留学生が求める環境がすべて揃う、英語初心者にも優しいカレッジ
学校概要
Georgian Collegeはトロントから1時間ほど離れた街、バリー(Barrie)にあります。バリーは、カナダで最も犯罪発生率が低い安全な街として知られています。そしてGeorgian Collegeはその名の通り、語学学校ではなくカレッジ(大学)になります。入学基準を満たしていましたら、そのまま大学生として入学することも可能ですが、語学コースも設けておりますので、短期留学~長期留学までニーズに合わせて留学できます。今回お話を伺ったのは、当校の卒業生でもあるKentaさん(右写真参照)です。ホスピタリティを専攻され、現在は卒業後の3年間の就労ビザで学校のマネージャーとして学生のサポートをされていらっしゃいます。以前は弊社のような留学エージェントでも働いていたことがあるそうで、とてもしっかりされていますが、フレンドリーな雰囲気も合わせ持つ“皆のお兄さん”のような方です。そんなKentaさんに、通常の語学学校とは一味違うカレッジへ留学する魅力を教えて頂きました。
日本人学生比率は1%以下という完全英語環境!
Georgian Collegeの学生数は1万2千人程度になりますが、留学生はおよそ10%、その中でも日本からの留学生は1%以下になっています。そのため、「留学に行ったのに周りが日本人だらけで日本語を話してしまう…」というような心配はありません。また街に出ても、バンクーバーやトロントと比べて、アジア人などエスニック人口の少ない環境です。留学生もカレッジ内の施設は利用可能ですし、クラブ活動やイベントにももちろん参加できます。学生寮のルームメイトは現地の大学生ということがほとんどです。このように、留学中にはカナダ人との交流チャンスがたくさんあり、まさに24時間ずっと英語環境に身を置くことができるのです。(※ただし、学生寮は最低8カ月間のお申込みが必要)
クラスルーム風景
ライブラリー風景
アクティビティ風景
カナダ人学生と一緒に大学の授業が受けられる
語学コースはEAPと呼ばれており、レベルは8つに分かれています。1~4レベルでは日常英会話を身に付けるための一般英語を学びます。5~6レベルでは1セメスター(7週間)内で、選択科目(専門科目で応用英語)を1つ受講することができます。7~8レベルでは、選択科目もしくは大学の一般教養科目を履修することができます。一般教養科目では、カナダ人学生に交じって授業を受けることができ、単位も認定されます。但し、指定の開始日と期間に合わせてコースを開始しなければなりません。(詳しくは弊社スタッフにご連絡下さい。)
これは、大学の語学コースならではの制度です。語学学習だけではなく、英語で専門的なことを勉強するのは大変ですが、その分単位が取得できた時の喜びは大きいですし、自信にもつながることでしょう。私自身も、交換留学の際は大学の講義を受けていましたが、日本の授業スタイルとは異なる参加型の授業で、ついていくのは大変でしたが、新鮮で英語上達のきっかけとなりました。
高い就職率を誇るCo-opプログラム
Georgian Collegeはオンタリオ州で最も早くCo-opプログラムを提供し始めたカレッジのひとつであり、カナダ最大級のプログラムの豊富さを誇ります。Co-op(コープ)とはインターンシップのことで、専門科目を勉強した後、そのプログラムに沿った業界・職種にインターンに参加することができます。そして、卒業後にはその職務経験を生かして、即戦力として就職できる人材を育成するというものです。当校は、Co-opプログラム卒業生の就職実績がオンタリオ州で最高レベルです。2014年度は州平均が84%なのに対して、当校卒業生は88.3%でした。過去10年以上、90%を超えることもある高水準を保っています。また、インターン期間中はお給料も出ますので、1セメスター分程度の費用を稼ぐことができるのも大変魅力的です。2年間のディプロマプログラムの基本的なスケジュールは、下記のようになります。
▼インターンシッププログラムを組み込んだスケジュール
セメスター1 |
セメスター2 |
インターン |
セメスター3 |
インターン |
セメスター4 |
当校には、Co-op担当のコンサルタントがおり、それぞれ役割が異なる3人のコンサルタントが学生の仕事探しのサポートをします。ビザについても資格のあるスタッフが相談に乗ってくれますので、安心です。
Kentaさん曰く、バリーはトロントと比較すると素朴な街なので、エンターテインメントは正直あまりありませんが、住んでみると特に不便さは感じない、慣れてくれば心地よいところ、ということです。バスも電車もありますので、週末にはトロントまで気軽に行ける距離です。留学生にとっては大きな問題である、生活コストもトロントよりも20%程度安くなりますので、長期留学やワーホリの方には特におすすめです。また、一味違った留学生活を望んでいる方にはぴったりの留学地と言えるでしょう。