留学ドットコム 語学学校レポート
学生からワーキングホリデーまで幅広い生徒に適したコースを提供する大規模校
学校概要
Shafston International Collegeは、ブリスベンとゴールドコーストにキャンパスを構える大規模の語学学校です。1996年にブリスベン校が開校し、その欧米圏に珍しい広大な敷地を持ったまるで大学のキャンパスのような施設と、質の高い教育メソッドで人気校となり、2009年にはゴールドコースト校を開校しました。ブリスベン校は最大1,000名もの生徒を受け入れ可能な大規模校で、広大な敷地には寮や講義棟、カフェやバックヤードがあり、さらに職員専用の建物には世界重要文化財に指定されているシャフストンハウスを使用しています。はじめてのお勉強で渡航されるジュニアの学生からキャリアチェンジを目的に入学される社会人の方まで、幅広く受け入れていることも当校の大きな特徴のひとつです。
QLD州で唯一のケンブリッジ・IELTSテストセンター認定校
当校はクイーンズランド州で唯一のケンブリッジ及びIELTSの資格試験の公認試験会場であり、最新の出題傾向を元に作られるカリキュラムや教育の質に定評があります。特に多くのヨーロッパや南米からの学生が12週間の集中講義のコースを目的に入学しており、クラスの国籍比率を気にする日本人学生にも大変人気のコースだそうです。特にケンブリッジ対策に関しては、初級レベルのPETから定番のFCEやCAEはもちろんのこと、超上級レベルのCPEやビジネス英語資格のBECまで、オーストラリア全土の語学学校でも随一の幅広いコースを提供しています。話を伺っていて、SHAFSTONはケンブリッジ試験対策には特に力を入れていると感じました。
集中学習に最適なアカデミックイヤープログラム
当校には、中~長期の学生向けにアカデミックイヤープログラムというパッケージコースを用意しています。これは学生ビザを持つ生徒を対象としたプログラムで、25週間・36週間・48週間の3種類あり自分の学習の進捗状況や目的に応じて、一般英語からTOEIC対策、ビジネス英語からケンブリッジ・IELTS対策まで幅広いコースを自由に組み替えて勉強することができます。当プログラムにおける学生ビザの学生にとっての最大のメリットは、期間中に最大8週間までのホリデーを自由に取得できることです。このホリデーの期間も含めたビザ取得ができるため、観光やリフレッシュの時間も取りながら、適度に息抜きを入れながら学習に励むことができます。この勉強とホリデーのバランスこそが、学習に最大効率をもたらすと考えているとのことでした。
ワーキングホリデーの学生も安心の仕事準備プログラム
当校には仕事をしたい生徒、主にワーキングホリデーメイカーを対象としたジョブレディー(仕事準備)プログラムがあり、こちらを受講した学生の約85%が4週間以内に仕事を得る成果を挙げています。当プログラムの内容は計4日の集中講義形式となっており、初日は全体説明の講義、2日目はRSAコースの取得、3日目はコーヒーメイキング、4日目は接客トレーニングとなります。プログラムを通してあらゆる分野を経験し、仕事探しに繋げることをコンセプトとしています。RSAとコーヒーメイキングは単体で受講することも可能です。このコースは非常に人気のコースのため、受講者同士の情報交換の場としてもうまく機能しています。
今回は、Shafstonブリスベン校の日本人スタッフの山田さんからお話を伺いました。現在日本人比率は比較的平均して同じ数字を保っており、ケンブリッジやIELTSのコースの評判を聞きつけたヨーロッパの生徒、中でも特にスイス人の生徒が増えてきているそうです。元から多い南米の生徒、特にブラジル人の生徒の比率が多いことも相まって、国際色豊かな環境を保っているとのことでした。ケンブリッジ及びIELTSに目を向ける日本人が増えれば比率も変化していくことが予想されますが、これからも多様な国籍から支持を得る学校作りを目指す方針だと仰っていました。