留学ドットコム 語学学校レポート
セブエリアで勉強に集中したい方向けの真面目な学校
学校概要
C2 English Academyは、セブ空港から車で30分ほどの距離に位置するタランバンという地区にある学校です。大きいショッピングモールのSMモールやアヤラモールまでは、タクシーを利用すると20~30分ほどでアクセスすることができます。セブの中心部にある学校はビル型のキャンパスが多いのに比べ、タランバンなどのセブ中心部から少し離れた距離にある学校は、広い敷地でキャンパス型(リゾートキャンパス型)が多い傾向があります。C2は真ん中にプールがあり、食堂や学生寮、教室がある棟に囲まれているようなキャンパス型の学校になります。どの棟に行くにも真ん中にあるプール付近を通るので、校内で他の学生と顔を見合す機会が多くなり、校内の学生同士で仲良くなりやすいかなと思いました。私の訪問時にもプールの近くに置いてある椅子やカフェテリアで生徒同士が仲良く座って話している姿が印象的でした。セブ中心部に比べとても落ち着いている雰囲気がある地域ですが、学校周辺にはレストランやスーパーマーケットなどがあるため、普段の留学生活には困らない環境です。セキュリティースタッフがタクシーの手配もしてくれますし、土日は簡単にセブ中心部にお出かけすることができます。
より勉強できるマンツーマン授業と幅広いコース設定が特徴
C2は、フィリピン最大のマンツーマンクラスを受講することができ、他校では1日平均4~5コマのところ、C2では1日10コマの受講が可能です。10コマ毎日マンツーマンクラスだけを受けるのは大変ですが、短期留学の方は短い期間で濃い授業を受けることができ、他校よりも大幅に実力アップにつながります。Super ESLコースは、マンツーマンクラスが8コマですが土曜日も通常に授業があるため、1日10コマのコース同様に短期で集中したい方におすすめです。また、毎週土曜日にも3コマの授業を提供しており、こちらは自由参加になるので全体の生徒の半数くらいの方が受講するそうです。この土曜日の無料授業では、Speaking、Vocabulary、Pronunciationなどの内容の授業が提供されています。 C2に在籍している生徒はまじめで勉強したい人が多いので、以前スタッフさんは「アクティビティーをするなら授業をしたい」と生徒から言われたこともあるそうです。また、現在ナイジェリア人のネイティブの先生も1人いるので、フィリピン人の先生とは違った雰囲気の中授業を受けることができます。食事の際にはEnglish Only テーブルが2つくらい用意されており、そのテーブルでは英語だけで会話をする機会が発生します。積極的に先生が生徒をこのテーブルに誘ってくるので、先生と授業とは違う内容の会話をすることができるのもいいですね。
EOPテーブル風景
マンツーマンクラス風景
毎日の単語テストで基礎力をアップ
日本人は単語力がないと言われていますが、私も実際留学中に他の国の生徒と勉強をしていて、自分の単語力の乏しさを感じたことがあります。C2では意識しないとできない単語の勉強、テストを習慣づけることができます。毎日夜に単語テストがあり、毎日50単語を覚えなければいけません。次の日は昨日覚えた単語も含めたテストになり、その次の日は前の2日間の単語も加えたテストになります。毎日の単語を覚えつつ復習もしながら勉強をしなければならないので大変ですが、このおかげで確実に毎日コツコツ単語力をアップすることができます。また、毎日の単語テストも大変ですが、月に1回違う内容でも単語テストもあります。毎日覚える単語を授業などで活用できたら、より一層その単語をインプットでき実力が付いていくと思います。他校では単語の暗記に関して、学校側が口出ししてくることは殆どないため自主的に意識を持って勉強しなければなりません。一方、C2では学校全体として、単語の暗記を義務付けていることもあり、しっかりと1日1日勉強していれば、時間の経過と共にボキャブラリーが増え、コミュニケーション力の幅も広がるように計算されています。
自習室風景
教室のある廊下風景
このようにたくさんの授業時間と単語テストのおかげで、生徒は勉強に集中することができるのが印象的でした。また、C2は日本人経営なので、生徒のサポート力が高いのも特徴的です。日本人マネジャーが3人と日本人インターン生も4名ほどいらっしゃるので、常に生徒のケアをすることができます。生徒とスタッフの距離ができないように、常に心掛けてサポートをしてくれるのが心強いと思います。