留学ドットコム 語学学校レポート
生活水準を下げず、快適な住環境で思いっきり勉強に励む
学校概要
CAEA(Cebu American English Academy:カエア)は、セブ中心部の「Hotel Asia」という日本人経営のホテル内にある学校です。フィリピンではタクシードライバーに学校名を伝えても、住所を見せても良く分からことが良くありますが、CAEAに行く際は「ホテルエイシア」と伝えれば必ず分かってもらえます。
ホテル1階には、「はんにゃ」という日本食レストランが入っており、その隣がエントランスとなっています。同じ建物内に教室も宿泊するお部屋もあるので移動する手間がなく、24時間のセキュリティーがありますので安全です。また、学校が入っているビルはすべて自社ビル(間借りでない)になっており、スタッフもオーナーもホテル内に住んでいるため、何かあった場合でも安心です。もし、お部屋に何か問題が発生しましたら、すぐにスタッフから修理工に連絡し、早急に対応してくれます。ホテルのフロアを間借りしている学校は、トラブルがあるとスタッフからオーナーに連絡、オーナーから修理工の会社に連絡、修理工を派遣して貰うステップが必要となり、時間がかかってしまうことが多くなります。ですが、CAEAは自社ビルであることから、そのような時間も省くことができるのです。
選べる学習プログラム
CAEAは小規模の学校ではありますが、コースは一般英語コースでも、マンツーマン6コマ+グループ2コマと、マンツーマンのみ6コマという2種類があります。またその他、ビジネス英語コースや家族留学コース、付き添い留学コース、珍しいコースとしましては、医療プロフェッショナル英語コースを用意しています。
コースの時間数は皆同じですが、授業内容は個人によって様々です。旅行英会話を中心に勉強されている方もいれば、TOEIC対策をメインにされている方もいらっしゃいます。人気のコースは1日8レッスンとマンツーマンのみ6レッスンとのことです。月に、2~3名ほど医療プロフェッショナルのコースを受講される方もいらっしゃいます。このコースは、医師や看護師の方で、国際的な医療現場で働きたいと考えている方に大変おすすめです。米国への移民の試験(ボードイグザム)も模擬テストを通じて勉強することができます。
CAEAの講師は、厳しい採用基準を突破した優秀な方ばかりですが、万が一、先生と合わない、教科書を変更したい、コースを変更したいなどの希望がありましたら柔軟に対応をしています。学生の時間とお金を無駄にさせないことが学校のポリシーとなっています。
1:1教室は十分なスペースがあり、圧迫感がありません。
快適な住環境を用意
CAEAの学生は、社会人が大半を占めており、平均年齢は20代後半から30代前半で全体的に落ち着いた雰囲気があります。またシニアの学生が多く留学していることも、当校の特徴といえます。CAEAの学生の多くは「生活環境ではストレスを感じたくない」という考えから当校を選んでいるため、お部屋の設備は日本と同程度の水準を提供しています。客室には1人部屋と2人部屋があり、グレードによって費用が異なりますが、一番リーズナブルなスタンダードタイプでも写真(下記画像参照)の通り大変綺麗でした。
フィリピンではトイレにトイレットペーパーを流せないケースが多いのですが、当校では紙が流せるのはもちろん、ウォシュレットも完備しています。(但し、日本のようなクォリティのウォッシュレットではありませんので、ウォッシュレットを希望される方はお問い合わせください。)他校では各自購入しなくてはいけないトイレットペーパーやタオルなども、CAEAではホテルでもあるため、すべて学校側で準備しています。また、バスタブもありますので、湯船に浸かりながら1日の疲れを取ることができ、テレビはケーブルテレビで50以上のチャンネルがありNHKも視聴可能と、日本人にとって気になるポイントを抑えたサービスを提供しています。
種類豊富な日本食レストラン
フィリピンで日本人学生がよく不満を漏らす項目のひとつが「食事」です。舌の肥えた日本人には、フィリピンの食べ物は物足りなく感じるでしょう。ですが、CAEAではレストラン完備のホテルであるため、ホテル1階の「はんにゃ」では、大抵の日本食が食べられる環境下にあります。これまで多数の学校を訪問し、各学校で食事も頂いてきましたが、その中でもトップクラスといえるのではないかと思います。豊富にあるメニューの中からその時食べたいものを選択できるので、飽きることがありません。朝食と昼食は250ペソまでのメニューであれば追加料金なく注文することができます。
「はんにゃ」は日本食レストランではあるのですが、メニューにはサンドイッチやハンバーガーなどもあります。下記の写真は、私が実際に食べたチキンカツバーガーです。なぜがバンズの上にキュウリがのっており、とても斬新なビジュアルになっています。味は日本のものと全く引けを取らないくらい美味しく大変満足でした。こうした日本人向けの手厚いサービスを提供していることから、費用はフィリピン留学の相場よりは割高です。しかし、学校の設備、サービス、授業の質を考慮しますと、そこまで高いという感じはせず、むしろ円建て支払いのため、円安の現時点では少し安いのではないかと思います。
勉強に集中するためにも住環境はしっかりしていてほしい、というお考えの方は是非CAEAをご検討下さい。