留学ドットコム 語学学校レポート
母国語使用禁止の環境と日本人の少ない環境で学習できる学校
学校概要
CGは、セブ空港から車で約40分の場所にある韓国資本の解放的なキャンパスで運営している語学学校です。同校があるタイサリ地域は、セブ市街地から少し離れた場所にあるため落ち着いた環境となります。学校から車で5分の場所にショッピングモールやマッサージショップ、美容室、などがあるので生活に不便はありません。またタイサリ地域は現在再開発がされており、大型のショッピングモール(SMシーサイドモール)がオープンすることになっており、大変注目されている地域です。
2015年10月現在の学生人数は約120名となり、学生内訳は80%が韓国人学生、残りが日本人学生となります。韓国人学生と日本人学生は仲が良く、週末には一緒に海や近くの島などに遊びに行かれているそうです。またキャンパス内は母国語禁止となるため、日本人同士であっても英語を使用するので、しっかりと英語環境で生活ができるとのことでした。同校の生活ルールはセミスパルタ式となり、月曜日から木曜日は外出禁止となっていることに加え、毎日20問の単語テストが実施され、規定点数が取得できない場合は金曜日外出禁止などのペナルティーがあります。
充実した日本人へのサポート体制
今回お話しを聞いた日本人マネージャーの原愛美さん(写真右)は、CG校のスタッフになって4年目となるベテランスタッフです。ご自身も以前にフィリピン留学をされた経験があるため、学生の立場に立ったサポートを心掛けているとのことです。英語初級者の場合、講師や学習内容の変更希望があってもなかなか英語で伝えることが難しいですが、CGでは日本人スタッフに相談すれば変更の手続きをしてくれます。また毎週火曜日にはセブドクター(セブの有名医院)の往診があり、健康管理も定期的に行われるため安心です。また、仮に病気の症状がひどい場合は、日本人スタッフが病院に付き添うなど行き届いたサポートを行っているそうです。
学生の要望に合わせたカリキュラム
CG校では授業時間数の異なる2種類の一般英語コースがあり、同コースではマンツーマン講師の変更を毎週することできます。マンツーマン授業は学生と講師の相性がダイレクトに英語能力向上や満足度に繋がるため、できる限り要望に対応できるようにしています。また1対4のグループ授業は、学ぶ内容を16種類から選ぶことができます。選択内容はグローバルビジネス英語やライティング、スピーチ英語、ネイティブ講師が担当する授業、など学生の目的や興味分野に合わせて受講可能なのが魅力です。現在人気がある内容はCNN、サバイバル英語、ディベート、などだそうです。試験対策英語は現在TOEICのみですが、2016年にはIELTSコースも開講予定とのことです。試験対策英語を担当する講師は、CGの中でも選び抜かれた優秀な人材となり定評があります。毎月最終の金曜日には、全学生を対象にした総合英語試験が行われます。総合英語試験は、すべての科目(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)が対象となり、科目毎の点数が分かるため、各学生のウィークポイントを学生が確認でき、新タームに備えることができます。
毎日のエッセイでライティングスキルのアップ
CG校ではエッセイノートを学生全員に支給し、毎日エッセイの提出をルールにしています。エッセイのお題は学生掲示板に3~4つ張り出され、学生は書きたい内容をチョイスします。今までのお題例として「なぜ人は自ら危険なスポーツやアクティビティに挑戦するのか、理由を書きなさい。」、「宗教は人間にとって良い影響か、悪い影響なのか?」、「身体を健康に保つにはどうすればいいですか?」など、身近なテーマが出題されるそうです。また、英語力が上級レベルの方には、日本語でも回答が難しいお題が出されるとのこと。学生はB4サイズのノートに10行以上でエッセイを作成し、夜10時にエッセイノートは回収され、翌日のマンツーマン授業で文法や単語、文章校正などを講師に指導されます。入学当初の学生は慣れない英語文章作成に苦戦し1行書くにも時間がかかるそうですが、毎日の積み重ねにより文章能力は格段と向上していくそうです。
CGでは通常授業プラス単語テスト、エッセイ提出が義務図けられていることから、セブ留学でしっかり英語を習得したい学生にお勧めです。エッセイで鍛えることのできるライティングは英文法の復習、単語の理解などスピーキングに大切な要素も補うことができます。紫を基調としたポップで広々としたキャンパスで充実した勉強ができ、週末にはセブのアクティビティも楽しめる学校です。