留学ドットコム 語学学校レポート
しっかりと勉強ができる、広いキャンパスのスパルタ式学校
学校概要
English Fella Language School, Campus2(第2キャンパス)はセブ市内中心部からタクシーで約20分のタランバン地区にある語学学校です。English Fellaは2006年に独自の建物を建設してオープンし、当キャンパスは敷地が広く定員220人という大人数でものびのびと生活できるよう工夫が凝らされています。ジムやプールなど校内設備が充実しており、平日外出不可のスパルタ規則が厳守されていてもストレスのたまりにくい環境です。バラエティ豊かなコース設定は、スピーキングの授業時間が豊富なPICコースや試験対策と一般英語の両方を勉強できるコースなどあらゆる学生のニーズに対応可能です。さらに当キャンパスでは、希望制の土曜授業も行うため集中学習したい方には最適です。なお、休日には外出できるため、学生たちはセブ市内まで出かけたり、フィリピンならではのアクティビティを楽しんだりしています。
校内の大きなプール
自由に利用できるジム
セブを代表する老舗学校
この学校は今年で設立から9周年を迎え、セブにある語学学校の中では歴史の長い学校として知られており、長年安定した学校運営を行っています。周辺の治安も良く安全面が確保できていることから、学生は安心して暮らことができます。校内にはナースが常駐し、学生の急な体調変化にも対応可能です。新入生のための安全オリエンテーションや非常時に備えた防災訓練などを行っているということからも、初心者に優しい学校という印象を受けます。学生の雰囲気は平日にしっかりと勉強、休日はリフレッシュとオンオフの切り替えがはっきりしているようです。授業に遅れた場合は、担当講師が部屋まで確認しにくるほど出席率について厳しく、自己管理しながらしっかりと勉強できるのか不安という学生でも、高いモチベーションを維持しやすくなっています。24時間利用可能なライブラリーでは、休日や夜間にも自習する学生の姿を見ることができます。
1人1席設けられたライブラリー
日本人学生向けにJ-スパルタ規定を採用
平日外出不可、義務自習は21時半までと日本人にとってはかなり厳しく感じるスパルタ規定ですが、このキャンパスでは日本人向けのスパルタ規定『J-スパルタ』という方式も設けています。普通のスパルタ規定とは違い水曜日と金曜日は17時から22時まで外出が可能で、日曜の門限も22時と少し遅めの時間設定になっています。義務自習の時間も月・火・木のみで強制的に勉強できる環境はありますが、ある程度自由に使える時間がキープされています。自己管理がしっかりできる方であれば、自由度の高い第1キャンパスもオススメです。
勉強面の充実度が高い
当キャンパスには13のコースがあり、学生個々の目標達成に適した学習計画を立てることが可能です。講師や教材が合わなかった時は、学校が週に1回の頻度でアンケートを行い適宜対応しています。この学校の講師の質の高さには定評があり、講師の中には他校から引き抜きの声がかかるほどの人材もいます。面接・実力判断テスト・模擬授業など厳しい採用過程を経て選び抜かれた講師達は、さらに4週間の徹底的なトレーニングを受け学生に指導をはじめます。短期採用の講師はおらず全員が正職員として働いているため、講師の中で実力に大きな差が出ることもありません。
また学校スタッフは、特に英語学習に不慣れな初心者の対応に気を配っています。例えば、英語を勉強しはじめで予習復習にかなりの時間がかかる人には、グループ授業を自習時間に変更してみるよう提案をするといったように個人に合わせた対応を心掛けています。そのためこのキャンパスでは英語をゼロから学習しはじめる初心者であっても、12週間程でかなり英語を話せるレベルになるケースが多いそうです。
日本人マネージャーの高橋さん
今回の視察では、第1キャンパスと第2キャンパスの両方を見学しました。第2キャンパスは広々としていて施設も充実しているので、学生にとって過ごしやすい環境のように感じました。学校を案内して下さった日本人マネージャーの高橋さんは「当校の講師同士のトレーニングは厳しくてびっくりしますよ。」とおっしゃっていました。常に講師の質を高める努力を欠かさないようにし、学生に満足度の高い授業を提供している学校という印象を持ちました。